バルジョル



  • ティルベリのゲルウァシウス『皇帝の閑暇』に、この街にあったクルミの大木の話がある。
   この大木は他の木が葉を茂らせ実をつける頃になっても冬枯れの姿をしたままであるが、
   バプテスマのヨハネの祝日(6月24日)が近づくと、歓喜してにわかに葉と果実をつけ、
   その数と上質さとでは他のクルミの木はとうていかなわないという。



      参考文献
『西洋中世奇譚集成 皇帝の閑暇』ティルベリのゲルウァシウス



最終更新:2016年11月01日 03:41