角の生えた蛇

  • ティルベリのゲルウァシウス『皇帝の閑暇』
   →シドンの国(現レバノンサイダ)の国境域付近にセラストと呼ばれる雄羊の角を持った蛇がおり、
    角で人間を殺傷したりする。この地域にはコショウが豊富に育っており、ヘビはその守り手であるという。
    人々は胡椒の収穫の際に木々に火をつけ蛇を追い散らす、そのためにコショウは黒くなるのだとか。


      参考文献
『西洋中世奇譚集成 皇帝の閑暇』ティルベリのゲルウァシウス



最終更新:2016年11月12日 05:58