1771年

明和八年


   重大事件




   政権




   外交

  オランダ商館長へ、ロシアの松前付近への襲撃準備を手紙で伝える。
  (この侵攻計画は真実でなく、幕府も黙殺したが、世上に漏れて知識人に衝撃を与えた由)



   生誕




   死去

  • 高松藩主松平頼恭、江戸藩邸で死去。60歳。



   宗教界





   学術

  • 大坂の書林菅生堂にて、『天工開物』和刻版刊行。原本は木村蒹葭堂が所持していたもの。

  • 杉田玄白、江戸日本橋の長崎屋にてオランダ通詞と接触、『ターヘル・アナトミア』を初めて実見。

  • 三月四日、千住小塚原にて、杉田玄白らが刑死した女囚の腑分け(解剖)を実見。
   前野良沢中川淳庵らも参加。良沢の持ち込んだ『ターヘル・アナトミア』と比較して、図版の正確さを検証。

  • この翌日より、前野良沢の屋敷にて『ターヘル・アナトミア』の翻訳作業が開始される。




   文学・芸術





   市井




   地方




   伝説など(史実かどうか疑わしいもの)




   その他
最終更新:2014年06月11日 00:09