- その行くところ、兵乱・疾疫・火災・飢饉が生ずると恐れられた。
- 『梁塵秘抄口伝集』に、『聖徳太子伝暦』を引いて曰く、
用明天皇の頃、声の良い歌の上手で土師の連という者がおり、
ある夜屋内で歌を歌っていると屋根の上で和して歌う者あり、
驚いて外へ出ると逃げ、住吉の浦の海水に入って消えてしまった。
これは熒惑星の化現した姿である、と。
(ただし今日見られる『聖徳太子伝暦』では
敏達天皇代とする)
参考文献
『日本
陰陽道史総説』村山修一
『新編日本古典文学全集 神楽歌・
催馬楽・梁塵秘抄・閑吟集』
最終更新:2015年06月22日 04:10