両部神道

  • 平安末期に、僧侶らの間で形成された神道。

  • 伊勢神宮を中心に、内外両宮をそれぞれ胎蔵界、金剛界に充てる。

  • 両部神道の秘伝書として、『中臣祓訓解』、『宝志和尚伝』(別名『天照大神儀軌』)、
   『三角柏伝記』がある。

  • 伊勢神道の成立の成立に大きな影響を与えた。


  • 三重県度会郡南島町大字河内に所在する吉津の仙宮院を拠点とした。

(『日本神道史』岡田壮司)


最終更新:2012年02月04日 16:50