三大S・トリガー(デュエル・マスターズ)

登録日:2012/06/10 Sun 03:07:26
更新日:2024/04/13 Sat 23:06:16
所要時間:約 14 分で読めます






S・トリガー……それは、デュエマの最も熱い逆転要素である。



三大S・トリガーとは、TCGデュエル・マスターズの記念すべき第1弾に登場した3枚のS・トリガー呪文の俗称である。
全てがコスト6、レアリティがレアという共通点がある。
S・トリガーの原点とも言うべきカードであり、その採用率は高く、速攻でもない限り必ずと言って良いほど入っているだろう。
数多くの呪文やS・トリガーの、そのコストやスペックといったデザインの基準にもなっており、今尚それは変わらない。
アニメや漫画でもここぞというタイミングで登場し、その活躍っぷりが印象に残っている人も多いと思われる。


一覧

ではその3枚のS・トリガーが如何なる物か見てみよう。

■ホーリー・スパーク


溢れ出す光が、全てを白く、天国のように塗りつぶした。

ホーリー・スパーク R 光文明 (6)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手のクリーチャーのすべてをタップする。

通称、ホリスパ。
相手のクリーチャーを全てタップして行動を封じてしまう。
三大S・トリガーの中でも特に防御力が高く、同系のブロッカーを無効化できる一方で、クリーチャーを全く除去できない事からして光文明らしい呪文と言える。


■デーモン・ハンド


オマエにとっては悪魔の手、オレにとっては逆転の女神。

デーモン・ハンド R 闇文明 (6)
呪文
S・トリガー
相手のクリーチャーを1体破壊する。

古から恐れられている、悪魔の手。通称、デモハン。
相手のクリーチャー1体を問答無用で墓地送りにする。
良く誤解されがちだが、《デーモン・ハンド》はイラストの奥の方からニョキニョキ出ている手の事。
イラスト中央の牛は、《デーモン・ハンド》によって地の底に引きずり込まれようとしている犠牲者である。
因みにこの牛、《スパイラル・ゲート》の被害にも遭っていたりする。南無三。


■ナチュラル・トラップ


絡まり伸びるツタがやっと動きを止めると、そこには新たな丘ができていた。

ナチュラル・トラップ R 自然文明 (6)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。

通称、ナチュトラ。
自然文明版《デーモン・ハンド》とも言える呪文。
相手のマナが増えるが、墓地からの回収よりマナからの回収の方が困難なので、そういった意味ではデモハン以上の破壊力。
因みに通常版はクリーチャーがツタに拘束されてマナにされる様子が描かれているが。松本大先生のイラストはドラゴン龍がウ〇コトラップに引っ掛かる様子が描かれている。




皆さんもデッキを作る時にS・トリガーが欲しがったら、三大S・トリガーに手を差し伸べてはいかがだろうか。
基本的なカードとして構築済みデッキにそれなりの回数の再録がされているのも嬉しい。特にデーモン・ハンドの再録回数は群を抜いて多いので、手に入れる事は存外用意の筈。
















と言いたいのだが、DM-01から10年が経ち、クリーチャー達のパワーインフレ化が進んでる中、呪文達も進化していて上位種や亜種がいるのが現実である。
ただ、数があまりにも多いので、その一部を紹介する。


■ホーリー・スパークの上位種・亜種


より強き光が、世界を染め上げる。

スーパー・スパーク R 光文明 (5)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手のクリーチャーのすべてをタップする。

ホリスパの効果丸写しでコストが1減っている。
当然、こちらの方が使いやすい…が、これですらデッキへの採用率は極めて低い。


勢いに乗る古の軍勢に、白騎士達の新たなる切り札が降り注ぐ!

白騎士スパーク R 光文明 (6)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手のクリーチャーのすべてをタップする。
このターンの終わりに、バトルゾーンにある自分の、名前に《白騎士》とあるクリーチャーをすべてアンタップする。

完全な白騎士サポートの呪文。
二つ目の能力は、S・トリガーとして使うのなら腐りやすい能力だが、攻勢に出るなら強力な力。白騎士デッキを作るなら是非手に入れたい。


タマ!ライフ……じゃなかった、シールド・トリガー発動!全タップだよ! ---小湊るう子

DNA・スパーク R 光文明 (6)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手のクリーチャーのすべてをタップする。
自分のシールドが2枚以下であれば、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加えてもよい。

ホリスパとコストや効果も同じ……と思いきや、唱えた時に自分のシールドが2枚以下だと任意でシールドが1枚増やせるので、より防御力が高い。
そして、スパスパ相手なら《黒騎士ザールフェルドⅡ世 》で唱える場合やガチンコ・ジャッジなど、コストの数値そのものを参照にする場合は優位に立てたが、これ相手にホリスパが叶う要素は全くない。


大行進・スパーク R 光文明 (6)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手のクリーチャーのすべてをタップする。
このターン、自分のガーディアンが相手プレイヤーを攻撃できない効果はすべて無効になる。(ただし、召喚酔いは無効にならない。また、この効果でクリーチャーを攻撃することはできない)

こちらはガーディアンサポートができる。
ガーディアンを大量展開した後にブロッカーをすり抜けながらダイレクトアタックまで持って行くことが出来る。
二つの能力は完全にかみ合っており、大量展開を狙うガーディアンの特性にも適していると言えよう。ガーディアンの種族デッキを組むならば投入を検討したい1枚。
《「無情」の極 シャングリラ》を使ったデッキにアクセントとして使ってみてはどうだろうか。


我が閃光の前に立てるものはなし。 ---閃光の精霊龍 ヴァルハラ・マスター

マスター・スパーク R 光文明 (6)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手のクリーチャーのすべてをタップする。
カードを1枚引く。

ホリスパに1ドロー能力が搭載された。
1ドローと非常に腐りづらい能力を持っており、S・トリガーで引いた場合逆転のカードを引き当てる可能性も高まる。
……某同人ゲームのキャラの必殺技は関係無い。


反撃のサイレント・スパーク R 光/水文明 (6)
呪文
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
S・トリガー
次のうちいずれかひとつを選ぶ。
►相手のクリーチャーすべてをタップする。
►カードを2枚まで引く。

相手のクリーチャーをすべてタップするか、カードを2枚までドローできるS・トリガー。
これに関しては必ずしも完全上位互換とは言い難いが、やはり使うなら断然こちらだろう。
スパーク呪文は状況によっては無意味なタイミングでトリガーしてしまったり(相手の最後の攻撃によってトリガーして不発に終わるなど)、腐りやすさが玉に瑕であったが、このカードはその難点を完全に解消しているのである。
どちらかと言えば、同じ配色でモード選択が異なる《ドレミ団の光魂Go!》とデッキスロットを争う事になる。


閃光の守護者ホーリー R 光文明 (9)
クリーチャー:ガーディアン 3500
S・トリガー
ブロッカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。

革命編での三大S・トリガークリーチャー化第2弾。
……最早何も言うまい。完全に規格外のスペック。ってかブロッカー持ってるのに何でアタックできるんだよ。
ただし、クリーチャー化したことにより一部の相手では対処できない場面が生じるので、採用率は他のスパーク呪文とは一長一短である。



■デーモン・ハンドの上位種・亜種


門が開いた。中に入っていく者、そして出てくる者。

地獄門デス・ゲート R  闇文明 (6)
呪文
S・トリガー
相手のタップされていないクリーチャーを1体破壊する。そのクリーチャーよりコストが小さい、進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。

アンタップされているクリーチャーしか破壊出来ないが、破壊したクリーチャーより小さいコストのクリーチャーをリアニメイト出来る。
ただ、デモハンをS・トリガーで使うとなればまずアンタップされているクリーチャーを狙うはずなので、実はほぼ同条件なのである。
基本的に小型クリーチャーが多いデッキに採用されていたが、最近では大型クリーチャーも出始めたのでデモハンの立場もそろそろ危うくなってきている。


デーモンの手に封じられし凶殺皇がついに姿をあらわした。

凶殺皇 デス・ハンズ R 闇文明 (7)
クリーチャー:ダークロード 2000
S・トリガー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。

革命編での三大S・トリガークリーチャー化第1弾。
クリーチャーである為次の自分のターンの打点が増え、コスト7である為ガチンコ・ジャッジの弾にもなる。
また性質上、《ヴォルグ・サンダー》のダメージも抑えられる。


罪罰執行(シンバツシッコウ) ジョ(グラ)ンマ 闇文明 (8)
オレガ・オーラ:マフィ・ギャング/デリートロン +0000
S・トリガー(このオーラをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ使ってもよい)
無月の大罪3(このオーラを使うコストを3少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体破壊する)
これをクリーチャーに付けた時、相手のクリーチャーを1体破壊する。

超天篇で登場したデス・ハンズのオレガ・オーラ版といったカード。
オーラであるためクリーチャーメタ、呪文メタをすり抜ける事ができる。しかし《U・S・A・BRELLA》のような手札以外からの踏み倒しメタには引っ掛かるので一長一短。
とはいえ捲れたGRクリーチャーによってはデスハンズ以上のスペックになり、無月の大罪によって使い捨てになる代わりにコスト5で手打ちもできなくはない軽さに。


じゅくしていないゾンビバナナ VR 闇文明 (9)
クリーチャー:リビング・デッド/不死樹王国/スペシャルズ 4000
S・トリガー
レインボーナス:バトルゾーンに自分の多色クリーチャーがあれば、このクリーチャーの召喚コストを4少なくする。
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。

十王篇で登場したデス・ハンズの亜種。
リビング・デッドはダークロードに比べ種族的には劣るが、レインボーナスでこちらもコスト5に軽減できる。



■ナチュラル・トラップの上位種・亜種


喧嘩両成敗!!

リーフストーム・トラップ R 自然文明 (4)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体選び、自分のマナゾーンに置く。その後、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。

《霊騎ラグマール》が呪文となったようなカード。
自分のクリーチャーをマナゾーンに置かなければならないが、コストがだいぶ下がった。このデメリットはマナブーストと考えればプラスである。
また『その後』とあるので、自分のクリーチャーが全くいない時でもナチュトラと同じ働きをしてくれる。


この戦いの経験、それこそが君の成長の父となる。

父なる大地 C 自然文明 (3)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。その後、相手のマナゾーンから進化ではないクリーチャーを1体選び、相手はこれをバトルゾーンに出す。

相手クリーチャー限定の母なる大地
一応、マナ送りにするのは任意なので、擬似的なランデスにもなる。
……はずだったが、革命編にて再録された際にエラッタでマナゾーンに送る効果が強制となってしまったのでランデスが行えなくなってしまった。
一応マグナム系統のクリーチャー等を使えば擬似的なランデスを行えるものの、強みの一つが失われてしまったのは痛手と言えるか。


敵は大地に、そして仲間は拙者の手元にくるんじゃい。 ---鼓笛獣 五郎丸

グローバル・ナビゲーション R 自然文明 (5)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手の、タップされていないクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。

アンタップされているクリーチャーしかマナ送りに出来なくなったが、マナ回収能力が付いた。
相手ターン中にシノビを回収できれば守りが強くなる。まさに自然版デスゲ。


古の罠が、巨人の力を得て復活する。

罠の超人(トラップ・ジャイアント) R 自然文明 (9)
クリーチャー:ジャイアント 5000
S・トリガー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置いてもよい。

革命編での三大S・トリガークリーチャー化第3弾。
デモハンとナチュトラは同コストなのに対し、こちらは同じ確定除去持ちクリーチャーのデス・ハンズに比べて2コスト重い。
少々手打ちし辛いが、パワーが5000になって除去効果も任意になっている。また、その重いコストを生かして《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》《真実の大神秘 星飯》のソウルシフト元として使うのも良いだろう。
そもそも自然はマナソースが豊富なため、重いコストはあまり苦にはならないはず。
そしてこのカードの登場によって《激辛の超人》の使用率が減るのは言うまでもない。(ハンターデッキなら別だが)


■上位種の複合版


《「破壊の赤!スクラッパーレッド!」「知識の青!ブレインブルー!」「魅惑の緑!トラップグリーン!」「閃光の黄色!スパークイエロー!」「強欲の紫!ハンドパープル!」「ブレイクあるところに我らあり!シールド戦隊、トリガージャー!!」》
光/水/闇/火/自然文明 (7) 呪文 S・トリガー
次のうち2つ選ぶ。
►相手のクリーチャーを、パワーの合計が5000以下になるように好きな数選び、破壊する。
►カードを3枚まで引く。
►相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
►相手のクリーチャーをすべてタップする。
►相手のクリーチャーを1体破壊する。

名前なげぇよ!!!!!と言いたくなるのはわかるが、五文明のS・トリガーを一纏めにしたトンデモカード。
なぜか水文明から《サイバー・ブレイン》が選ばれているが、デーモンハンドとナチュラルトラップがあればクリーチャーの除去は十分だろう。


AAA R 水/闇/自然文明 (6)
呪文
S・トリガー
相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札、マナゾーン、墓地のいずれかに置く。
自分の山札の上から1枚目を見て、手札、マナゾーン、墓地のいずれかに置く。

王来篇で登場。クリーチャー除去+ドローorマナブーストor墓地肥やしというかなり器用なカード。
特に除去部分はスパイラル・ゲートかデーモン・ハンドかナチュラル・トラップを選んで打つ事ができ、三大S・トリガーの内2つが含まれている。
三色なのもマナ基盤となれて良い。




…とまぁ、10年も経てば年功序列の時代は終わってこんなカードが出るのである。
それでもホリスパ以外は《天使と悪魔の墳墓》対策に1枚ずつ投入される事もあり、出番が無くなったわけではなかった。

また、自分のターン中にノーコストで出る敵クリーチャーを置換効果で墓地に送るという凶悪極まりないクリーチャーである《単騎連射(ショートショット)マグナム》が登場したが、
上記で出たホーリーやデスハンズはクリーチャーな為、もれなくマグナムの被害に遭ってしまう。
だが、三大S・トリガー呪文ならば一切影響を受けずにマグナム等を始末できるので、評価が徐々に見直されつつあった。


■三大S・トリガー呪文のツインパクト化

上記の通り、これまでに様々なリメイク呪文やクリーチャーが登場したが、コストを参照するガチンコ・ジャッジやアルカ・キッドの様に名称指定を行うカードがある以上、三大S・トリガー呪文にもまだ役割は存在していた。

ところが、長い年月を経た双極編にてクリーチャーと呪文が1枚のカードに収まった『ツインパクトカード』の登場により、一部プレイヤーに心配されるようになる。
もし、三大S・トリガー呪文を内蔵したクリーチャーが登場したら…その不安は見事に的中する事になる。


叡智の光に包まれて、悪しき者は眠りにつく。

龍装の調べ 初不(ういず) SR 光文明 (6)
クリーチャー:ドラゴンギルド/メタリカ 7500
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時あるいは自分が名前に《スパーク》とある呪文を唱えた時、相手のクリーチャーは次の相手のターンのはじめにアンタップしない。
ホーリー・スパーク SR 光文明 (6)
呪文
S・トリガー
相手のクリーチャーをすべてタップする。


「お前も悪魔人形にしてやろうか!」

マッド・デーモン閣下 VR 闇文明 (5)
クリーチャー:マフィ・ギャング/デーモン・コマンド 5000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、あるいは自分が名前に《ハンド》とある呪文を唱えた時、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻してもよい。
デーモン・ハンド VR 闇文明 (6)
呪文
S・トリガー
相手のクリーチャーを1体破壊する。


「このトラップ1個、1000万円でんでん!」

ナ・チュラルゴ・デンジャー SR 自然文明 (7)
クリーチャー:グランセクト/ジャイアント 12000
マッハファイター
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時あるいは自分が名前に《トラップ》とある呪文を唱えた時、自然のコスト6以下のクリーチャーを1体、自分の手札またはマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
T・ブレイカー
ナチュラル・トラップ SR 自然文明 (6)
呪文
S・トリガー
相手のクリーチャーを1体、持ち主のマナゾーンに置く。

双極編でメイン種族を務めるメタリカマフィ・ギャンググランセクトに加えて、サブ種族もドラゴンギルドデーモン・コマンドジャイアントと有名所が押さえられている。
また、それぞれ『スパーク』、『ハンド』、『トラップ』の単語に反応して効果が発動するので、今までの呪文は勿論、今後収録される呪文にも十分対応する事ができる。

クリーチャーである事や《レアリティ・レジスタンス》に引っ掛かる事を除けばほぼ完全上位互換となる為、今後三大S・トリガー呪文は彼らにその役割を譲ることになるだろう。


余談

《ホーリー・スパーク》には専用サポートカードである《神霊の精霊アルカ・キッド》が登場している。

神聖なる精霊に、聖霊王の力は宿る。 ---『アルカディアス・バイブル』 第1章 第3節

神聖の精霊アルカ・キッド P 光文明 (5)
クリーチャー:エンジェル・コマンド 5000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引く。
自分が《ホーリー・スパーク》を唱えた時、名前に《聖霊王》とある進化クリーチャーを1体、コストを支払わずに自分の手札から召喚してもよい。

まさにホリスパの為に生まれたクリーチャー。
S・トリガーで足止めをしつつ同時に《聖霊王アルファディオス》や《白騎士の聖霊王HEAVEN(ヘヴン)》といった超強力な聖霊王をタダ出しできる。勿論自分のターン中に直接撃っても十分強力。
このクリーチャーを投入するならば、どんなに上位互換のカードが出ようとも間違いなく《ホーリー・スパーク》が優先されるだろう。
自身のcipで1ドローできるので聖霊王を呼ぶ手助けになり、役割を終えた後は踏み倒す際の進化元にもなれると、正に至れり尽くせりのクリーチャーである。
踏み倒す対象が聖霊王なので将来性も高い。
注意点としては聖霊王なので《聖王ガガ・アルカディアス》や進化エンジェル・コマンド・ドラゴンには対応できないことか。


後に登場した火文明の《地獄スクラッパー》と、水文明の《アクア・サーファー》を仲間に入れて、各文明における基本S・トリガーと呼ばれるようになる。
しかし、前者は完全上位互換の《スーパー炎獄スクラッパー》やクリーチャー版の破壊者(スクラッパー)シュトルム》の登場。
後者は「最強のS・トリガー」と《終末の時計 ザ・クロック》の存在により、同じような道を辿っているのが現状である。



追記、修正は三大S・トリガー全てをフル投入する方がお願いします。

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最終更新:2024年04月13日 23:06