アニヲタWiki(仮)
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ワンパンマン

登録日：2014/02/01 Sat 22:58:03
更新日：2024/03/17 Sun 09:56:39
所要時間：約 15 分で読めます



ONE PUNCH-MAN




『ワンパンマン』とは、ONEによるweb漫画作品である。



●目次

【概要】

元々はweb漫画投稿サイト・新都社で掲載されていた作品で、ONEがパソコン用の漫画原稿制作ソフトComicStudioの練習のために執筆したものだった。
しかし予想以上の反響により連載が始まり、現在でもONEのホームページで更新が継続されている。

その後、『アイシールド21』の作画担当・村田雄介がONEに共同制作を持ちかけ、web漫画雑誌・となりのヤングジャンプでリメイク版（以下村田版）の連載が始まった。

原作の作画は独特な味があり、村田版は村田氏の画力によって凄まじい迫力になっていてどちらも一見の価値あり。
展開自体も微妙に異なっており*1、村田版オリジナル長編である武術大会編以降はほぼ完全にパラレルになっている。
なお、村田版は過去の話の大幅な加筆修正、いわば一からの書き直しが多く、死亡した登場人物が生存したりバトルの内容が全く別物になったりしている。この為、後の話も辻褄合わせの為に一から書き直される事になる。
修正前の話は番外編で閲覧可能。

元々web漫画界では一線を画す人気を博していた本作であるが、村田版の連載開始と共により国内外で人気が爆発。
2015年10月から12月、2019年4月から7月にかけてTVアニメ版が放送され、2020年2月には何を血迷ったか格闘ゲームが発売された。
さらに、2020年4月にはなんとハリウッドでの実写映画化が企画されている事が発表された。確かに向こうの映画界は強いハゲが多いけど……。


【登場人物】

◎主要人物

CV.古川慎
本作の主人公。身長175cm。
ヒーローネーム『ハゲマント』。現A級ヒーロー。
趣味でヒーローを始めた男。
3年に及ぶ頭髪全てが抜け落ちるほどのトレーニングの末、常軌を逸した強さを手に入れた。
その強さはどんな怪人だろうとワンパンで粉砕するほどであり、人類の危機を幾度となく救っている。
が、ヒーロー協会の存在を知らず、ヒーロー名簿に登録していなかった影響でその知名度はゼロに等しい。
そしてあまりにも強すぎるためその力を殆どの人間が理解できず、インチキ呼ばわりされている。
公式がニコニコ静画と共同で行ったアニメ化決定記念の人気投票では、
主人公であることも相まってか2位のフブキとは僅差ながらも見事1位を獲得。
しかも、有毛のサイタマも努力が報われ、10位にランクイン。まさかのダブルトップ10となった。

格闘ゲームには明らかに出しちゃいけない強さの人だが、ゲーム版にもプレイアブルキャラとしてちゃんと登場している。


CV.石川界人
ヒーローネーム『鬼サイボーグ』。現S級ヒーロー。
暴走サイボーグによって故郷を破壊され、自身も命の危機に瀕していたところ、
クセーノ博士によって改造手術を受けたサイボーグ。
仇を追って各地で怪人を掃討する活動をしていたがモスキート娘に敗れ、
自爆寸前に陥ったところをサイタマに救われる。
その圧倒的な強さに憧れてサイタマに無理矢理弟子入りした。
その後、サイタマと共にヒーロー協会に所属し、体力試験と学力試験の双方で満点を叩き出し、S級ヒーローとしてデビューを果たした。
人気投票ではソニックには遠く及ばず4位となったが、それでも他のヒーローよりは断然人気である。

CV.梶裕貴
通称『音速のソニック』。
誰ですか？その頭痛が痛いみたいな名前の人物は？
忍者の里出身で、暗殺から用心棒まで何でも請け負う、自称「最強の忍者」。
S級に匹敵する実力を持ち、圧倒的なスピードを誇るが、
たまたま出くわしたサイタマに動きをすべて見切られた上、
自身のスピードが仇となって寸止めした拳に股間を強打してしまった。
それ以降は復讐するためにサイタマを付け狙うが、チョップ一発で監獄に放り込まれ、
自慢の分身もマジ反復横跳びによってそれ以上の数に分身されるなどほとんどただのかませ犬になっている。
人気投票ではジェノスを押し退けて3位にランクイン。だがやはりサイタマを超えることはできなかった。

CV.安元洋貴
S級ヒーローの1人で"史上最強のヒーロー"とよぱれる男。ヒーローネームはそのまま『キング』。
彼が戦闘態勢に入るとキングエンジンと呼ばれる音が鳴り響き、その音を聞いて生きて帰った怪人はいないと噂されている。

しかしてその実態は……

  • フブキ
CV.早見沙織
ヒーローネーム『地獄のフブキ』｡現B級ヒーロー1位。身長167cm。
ヒーローの最大派閥『フブキ組』のリーダーでS級2位の戦慄のタツマキの妹。
容姿端麗にして頭脳明晰。更には超能力まで持ち合わせているという完璧超人。
しかし幼い頃からどうしてもタツマキに勝つことができず、タツマキに対して強いコンプレックスを持っている。
様々な事件を解決してB級上位に食い込んできたサイタマを潰しに現れるが当然返り討ちに遭う。
その後、異常に強くキングとも友達というサイタマに興味を持ち、サイタマの家に入り浸るようになった。
ワンパンマンでは貴重な女性レギュラー。


◎怪人

  • ワクチンマン
CV.中尾隆聖
災害レベル：竜　通常2m、変身18m
人類が環境汚染を繰り返すことにより発生した怪人。
自身を地球の意志によって生み出された使徒と名乗った。
ビジュアルを例えると筋骨隆々で八頭身のばいきんまん。
突如A市に出現して破壊の限りを尽くしていたが、少女を握り潰そうとしたところをサイタマに妨害される。
趣味でヒーローをやっているといういい加減な理由を聞き彼を抹殺しようと巨大化したが不意気味にパンチを喰らいやられた。
アニメ版においてはA級ヒーローのイナズマックスとスマイルマンをも一蹴したようで、番外編では協会が出撃させたA級以下31名を、存在すら認識せず撃破した。A級ヒーロー達からは異次元の強さと評され、同じ災害レベル竜のホームレス帝の攻撃をいなしたバネヒゲですら衝撃波でボロボロになっていたことから、実力は相当高かったことが窺える。
サイタマが討伐したところに偶然キングが居合わせた結果、協会側としてはキングが撃破したと勘違いされている。

  • カニランテ
CV.徳本恭敏
災害レベル：虎　身長2m50cm
蟹を食べ過ぎて突然変異を起こした怪人。
カニの上半身と巨大なハサミ、そしてブリーフ一丁のおっさんの下半身を持つ。
寝ているところを異様にアゴの割れたガキにいたずら書きされ、その怒りでガキを探し回っていたところサイタマに出くわす。
当時まだトレーニングを始める前だったサイタマ相手に善戦するが、サイタマが機転を利かせたネクタイによる攻撃で目玉を引きずり出されて死亡した。
この一件を機にサイタマはトレーニングを始め、3年後にあの強さを手に入れることになる。
サイタマがヒーロー活動を始めるきっかけとなった怪人であり、彼がいなければワンパンマンは始まらなかったといっても過言ではない。

  • フケガオとマルゴリ
CV.鈴木琢磨(フケガオ)、浜添伸也(マルゴリ)
災害レベル：鬼(マルゴリ) 身長270m
究極のステロイド「上腕二頭キング」を開発した兄のフケガオと、それを服用し巨人と化した弟のマルゴリのコンビ。
原作では単に「天才と筋肉兄弟」という名称だったが、村田版にて名前が判明。ちなみにフケガオはただの人間。
兄のフケガオは世界征服の野望を持っているが、弟のマルゴリは単に世界最強の男になるのが夢。
フケガオは巨大化したマルゴリの右肩に乗っていたが、いつの間にか左肩に乗っていたサイタマを叩き潰すよう指示した際、
左右を間違ったマルゴリに自身が叩き潰されてしまい、その後自ら兄を殺したことに激昂してサイタマに襲い掛かったマルゴリも「俺は最強。…だからなんなんだ？…虚しい」と兄を潰した手を見ていたがサイタマに同情されワンパンで散った。
因みに「上腕二頭キング」はマルゴリが服用しやすいようにイチゴ味に加工されている。
また、災害レベルは「鬼」と表記されているが、一撃で街一つ数万人を殺傷するなどどう考えても「竜」の可能性があったりする。(というか数万人規模で消滅する程の小さな都市なのか…と疑問に思う所ではあるが。歩くだけでもビルが壊れるので理解出来なくはないが)
ワクチンマンと同じ事例でキングがたまたま居合せまた協会から誤認されている。

  • バリカスタムよ649ZマークⅡ
CV.後藤ヒロキ
災害レベル：虎
アニメオリジナルの怪人のトップバッターとして登場。
サイタマがマルゴリを討伐した後、帰宅途中に遭遇。アニメオリジナルの割にはやたらよく喋る。
レーシングカーを擬人化させたような姿をしており、股間にナンバープレートが付いている。
良質な車のパーツを探しているところをサイタマに発見され、口封じに襲い掛かるも例によって返り討ちに遭い一撃で粉砕された。
余談だが、「貴様のご自慢のヘッドライトをテールランプにしてやる！」と言っている最中にワンパンを喰らった模様。

  • 地底人
CV.山本祥太(地底人)、上田燿司(地底王)
災害レベル：虎(地底人)
災害レベル：鬼(地底王)4m
真の地球人を自称する種族。
地底では収まらないほどにその数を膨れ上がらせ、地上へ侵攻を開始した。
一人一人がサイタマに抵抗出来る力を持ち、更にはそれを統べる地底王も存在する。
そのかつてない強敵の登場にサイタマも遂に本気を出すことに……。

という夢を見たせいでやる気を出したサイタマに一撃で地底王を倒され、あっさり白旗を上げて降伏し地底に戻っていった。
村田版では、一族もろとも滅亡しており、原因は後の怪人協会のメンバー災害レベル鬼の弩Sの仕業である。
  • 進化の家
災害レベル：虎(カマキュリー・カエル男・ナメクジャラス)
　　　　　　鬼(モスキート娘・アーマードゴリラ・獣王)
　　　　　　竜(阿修羅カブト)
通常 3.5m 阿修羅モード 8.5m(阿修羅カブト)
ジーナス博士が統括する人工進化研究所。
その科学力はジェノスでも敵わない怪人を生み出すほどだったが、サイタマに興味を持ってしまったのが運の尽き。
サイタマを捕獲するために派遣した怪人たちを全滅させられた上、(獣王が倒された際は激しく動揺した)
乗り込んできたサイタマに最強戦力・阿修羅カブトをワンパンで砕かれてしまった。
これを機に自身の浅はかさを知ったジーナス博士は研究を放棄し進化の家は壊滅。
ジーナス博士は後に人体再生の研究中にタコの足を無限に作り出すことに成功し、たこ焼き屋「たこやきの家」を開いており、
前述の派遣した怪人のうち、生き残りであるアーマードゴリラもその仕事を手伝っている。
なお、人気投票ではモスキート娘が9位にランクインした（怪人勢力に絞ると1位ということになる）。

  • 巨大隕石
災害レベル：竜
サイタマの住むZ市に向けて落下してきた隕石。なので厳密には怪人ではなく自然災害である。
衝突していた場合、確定ではないがZ市が消滅し、最悪他の都市にも被害が及ぶ可能性がある隕石。
ヒーロー協会は急遽S級ヒーローに招集をかけ、メタルナイト・ジェノス・シルバーファングが食い止めようとするも失敗。サイタマによってワンパンで砕かれた結果、破片が地上に降り注ぐことになったものの奇跡的に死者は出ず、被害はZ市を半壊させるに留まった。
これによってサイタマはヒーロー順位を大幅に上げることになったが、Z市の住人からは街を半壊させた犯人扱いされ、さらにその活躍に嫉妬した他のヒーローからインチキ呼ばわりされる羽目になった。

  • 深海王
CV.小山力也
推定災害レベル：鬼 通常4m　雨 20m
その名の通り深海からやってきた海人族（アニメ版では深海族）の王。なお海人族(深海族)たちの推定災害レベルは虎。
筋骨隆々とした4mの巨人だが、何故か乳首(ニップレス？)はハート型で、オカマ口調で話す。
不慣れな陸上でもぷりぷりプリズナーを圧倒したり片腕のジェノスと互角の殴り合いをしたりできるほどには高い戦闘力を持ち、
更に水分を得ることで負傷から回復したり本来の力を発揮することができると非常に強力な怪人。
その戦闘力で子供をかばったジェノスを撃破するなど多くのヒーローを血祭りにあげたが、ようやく到着したサイタマの前にやはりワンパンで敗れ去った。
この戦いを多くの人が目撃していたことでようやくサイタマの力が評価された…
と思いきや、助かった人のうちの一人が「他のヒーローが弱かっただけじゃね？」と言い出したことでのせいで一変。
他のヒーローを庇ってサイタマが自ら漁夫の利を拾ったインチキ野郎を演じ、結果サイタマの評価にはならず。
それどころかサイタマの好感度は地に落ちることになり、代わりに深海王に立ち向かったヒーロー達は英雄として称えられた。
その強さから「災害レベル竜」になるかどうかよく話題に上がるが、番外編『災害レベル』やドラマCDなどではあくまで「鬼」扱い。後述のメルザルガルドが全身をバラバラにされても復活できるほどの再生能力持ちで「竜」であることを考えると、サイタマに腹をぶち抜かれて死亡した深海王では力不足という判断だろうか。
ただし、その回復力からゾンビマンでは撃破が難しいとされている。
本編でも地底王・天空王とは地上を狙う三つ巴のライバルだった様子。

  • 古代王
CV.後藤ヒロキ
恐竜のような姿をしたアニメオリジナルの怪人。
かつて地球を支配していた恐竜族の王で、衰退した今もなお地球を支配する機会をうかがっている模様。
ミサイル攻撃をものともしない頑丈な皮膚を持つ他、口から破壊光線を放つことができる。
タツマキの超能力で隕石をぶつけられて骨になってしまった。
ちなみに原作に一瞬だけ登場しているという噂がある。
災害レベルは不明だが、災害レベル鬼の天空王を差し置いて支配しようとした事から恐らく鬼以上はあるのかも知れない。

  • 天空王
CV.上田燿司
災害レベル：鬼
天狗のような姿の怪人で、空を住処としている様子。
同じような種族の長である地底王、深海王、古代王がいなくなった今こそ地上を征服する時と狼煙を上げた。
4人の息子（ホーク、イーグル、ファルコン、カイト）と共にヒーロー協会本部を急襲するが、直後に通りすがりのメルザルガルドに息子共々瞬殺された。
ヒーローと戦うことなく殺された数少ない怪人の一体。
数が少ない分、息子達は一体一体鬼レベルに片足を突っ込むくらいには強かったかも知れない。

  • 宇宙船
災害レベル：竜
一回の砲撃で幾つもの砲弾をA市にぶつけ、ヒーロー協会シェルター以外を破壊し、壊滅させた。動力球を破壊しない限り落ちない。

  • 最上位三戦士

災害レベル：竜（最上位戦闘員三名）
8.2m(グロリバース) 6.8m(ゲリュガンシュプ)

グロリバース、ゲリュガンシュプ、メルザルガルドの三名。

グロリバースは、20種類の技を開発しておりまだまだ開発を続けていて勉強家でもある。判明している技のうち、『ダブルバイト』はゲームだと相手に両腕の口でかみ、会心が発動すると確定では腐食効果を与える。手と口から腐食効果のある液体を出す『アシッドブレス』は本人曰く、最近開発された技の一つらしい。
宇宙船内に侵入したサイタマの前に立ち塞がったが、一つも技を出すことなく瞬殺された。

ゲリュガンシュプは自称宇宙一の念動力者であり、作者曰く投石技術をフルに活用した念動流石波は亜高速に達する程。その技術はタツマキを上回るらしい。他にもサイタマに使用した超念動重力波は、相手に強力な重力攻撃をするもので、サイタマ以外の乗組員は瞬時に押し潰された。
宇宙船の警護及び指揮官的な立場を担う。
サイタマに念動力で投石を行うも効果がなく、逆に投げ返されて死亡した。

メルザルガルドは5つの頭部と人格を持ち、肉体を剣・槌・翼といった形に自在に変形させられる。また肉体を分離することで人格の数だけ分身することが可能だが、その分個々の性能は落ちる。
さらに驚異的な再生能力を持ち、肉体が破壊されても数秒で修復する事が出来る。核を破壊されない限りこの再生能力は使用可能で、事実上不死身の肉体を持つが、核を破壊されると肉体が溶ける。
現場では交戦したイアイアンの片腕を奪い、駆けつけたS級のアトミック侍・ぷりぷりプリズナー・シルバーファング・金属バットの4人を相手に互角に戦う。しかし核の存在がバレた結果、すべての核を破壊されて死亡した。


  • ボロス
CV.森川智之
災害レベル：竜以上　身長2m40cm
「暗黒盗賊団ダークマター」の頭目。

誰も歯向かう者がおらず退屈していたところ、地球に自分と互角に戦える相手がいると聞いて 20年もの歳月をかけて やって来た。
全宇宙の覇者の異名を持ち、種族の中で随一の潜在能力、自然治癒力がズバ抜けて優れており、サイタマのパンチを食らっても倒れない強さを誇る劇中でも最強クラスの存在。
本気になったサイタマに対して星の表面ごと削る(アニメでは星ごと消し飛ばす)威力を持つエネルギー波「崩星咆哮砲」を放つが、サイタマの「マジ殴り」によって消し飛ばされ、その余波で自身も致命傷を負って敗北。その実力の差を「お前は強すぎた」と称し息絶えた。
因みに、最上位戦闘員の他にも、災害レベル鬼クラスの宇宙人が複数いた可能性があり、サイタマが道中幹部みたいな奴を何匹か倒した、と言う発言から他にも竜クラスの戦闘員がいた可能性がある。

  • 冥界王プル豚
災害レベル：竜
アニメ1期のラストを締めくくったアニメオリジナルの怪人。巨大な豚のような姿をしている冥界の王。
Z市に現れ街を破壊しつつY市へ向かっていくが、ジェノスに気を取られ、その隙にサイタマのワンパンで粉砕された。

CV.緑川光
災害レベル：竜以上　自称災害レベル神
通称「人間怪人」。
幼少時の経験からヒーローを「不平等な正義」として憎み、恐怖によって平和を齎す最強の怪人「平等な絶対悪」を目指している。
かつてはバングの弟子であったが、他の弟子を再起不能にしたため破門される。
最強の怪人となるべくヒーロー狩りを始めたことで怪人集団「怪人協会」に勧誘されるが決別し、S級ヒーローと怪人協会の戦いに乱入する。
当初はS級下位程度の実力だったが、一度戦った相手の技をモノにする天才的なセンスの持ち主であるため、戦いを重ねる度に成長。
最終的には怪人協会最強クラスの怪人達（災害レベル竜）を秒殺し、複数のS級ヒーローを一蹴するほどまでになる。
しかしそれでもやはりサイタマ相手では全く歯が立たずに完敗し、敗北を糧に更なる強化を得たがそれでも手も足も出なかった。
精神面でも自身の理想を一言で一蹴されるどころか、その根本を見透かされたことで戦意だけでなく生きる意欲すら失ってしまうが……。
ちなみに超合金クロビカリとの闘いで怪人態へと変貌したが、その後も結局(自発的には)一般人やヒーローを一人も殺害しなかった。
子供を殺すと言いつつブラフだったこともあり、サイタマはガロウを「怪人のコスプレをした人間」と認識していた。


【用語】

ヒーロー協会

大富豪アゴーニによって3年前に設立されたヒーローの後援組織。

怪人協会

怪人達によって設立されたヒーロー協会の対立組織。
ヒーロー協会とそれに与するヒーロー達を撲滅し、怪人主体の新世界を作り上げることを目的としている。
原作では幹部も合わせて17名とかなりの少数だったが、リメイク版では、500名以上の怪人が所属している。

災害レベル

脅威度によってランク分けされ、高い方から順に神・竜・鬼・虎・狼となっている。
人類にとっての脅威なので怪人個人の強さと直結する訳ではないが、時に強さを表す意味でつかわれる。

神…人類滅亡の危機。
竜…いくつもの町が壊滅する危機。
鬼…町全体の機能が停止もしくは壊滅の危機。
虎…不特定多数の生命の危機。
狼…危険因子となる生物や集団の出現。

災害レベル：「鬼」ともなればS級でようやく相手ができるレベルの災害だが、サイタマは竜だろうが神だろうが余裕で砕く。
作中では、スペック上は災害レベル：神に到達している怪人も複数居る。
しかし、この災害レベルはまず怪人が起こした現象から能力を推定するため、怪人が災害レベル：神に認定されるには、
実際に人類が滅亡しそうな大災害を発生させる必要がある
(時間経過なども可)この作品では、誰かさんがそうなる前に怪人を打ち砕くため、今の所災害レベル：竜以上止まりしか観測されていない。



追記・修正はワンパンで怪人を粉砕した方にお願いします。

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最終更新：2024年03月17日 09:56

*1 主に新キャラクターや戦闘シーンの追加などがメイン。これらのオリジナル要素は勿論ONE氏監修の上で追加されており、原作に逆輸入された物も多い。