アクア・スクリュー

登録日:2015/03/23 (月) 17:16:48
更新日:2023/12/24 Sun 15:25:32
所要時間:約 2 分で読めます







生存のため、様々な種族の間で協力関係が築かれたが、多くは失敗した。
混乱して異形になったが、リキッド・ピープル族はとにかく生きながらえることに成功した。




概要

アクア・スクリューとは、デュエル・マスターズのクリーチャー。
DM-19「不死鳥編(スペクタクル・ノヴァ) 第1弾」にて収録。レアリティはコモン。

リキッド・ピープルとグランド・デビルのサポートをするクリーチャー。

スペック

アクア・スクリュー C 水文明 (3)
クリーチャー:リキッド・ピープル 2000
自分の他のリキッド・ピープルまたはグランド・デビルが進化した時、カードを1枚引いてもよい。

アクア・スクリュー以外の、リキッド・ピープルとグランド・デビルの進化に反応してドローができる。

ドローには進化元を参照とする。
そのため、進化GVなどの複数の進化元を要求する進化クリーチャーは、進化元のリキッド・ピープルまたはグランド・デビルの分だけカードを引くことができる。

マナ進化・墓地進化・デッキ進化・手札進化など、バトルゾーン以外から進化した場合も効果は適用される。
ただし、進化GVなどで他のリキッド・ピープルやグランド・デビル諸共アクア・スクリューを進化した場合は引くことができない。

しかし正直なところ、あまりドローの効果を発動できるとは言い難い。

アクア・スクリューの効果は、アクア・スクリュー以外の進化に反応するが、味方が進化する前に除去されることが多い。
それにリキッド・ピープルには単純に使いやすい《アクア・ハルカス》《アクア操縦士 ニュートン》などが存在する。

とは言え、上記でも述べたようにドローには進化元を参照することから、上手く使うとかなり枚数のドローを行える。
このカードの収録されたDM-19から出現した、進化GVのフェニックスとの相性は抜群であり、組み合わせての運用が想定されているとみられる。

つまり、進化GVなどを投入したデッキに投入すると働けるかもしれない。

相性の良いカード

超神星マーキュリー・ギガブリザード SR 水文明 (5)
進化クリーチャー:フェニックス 15000
進化GV-自分のグレートメカオー、グランド・デビル、リキッド・ピープルのいずれか3体を重ねた上に置く。
メテオバーン-呪文の効果が実行される時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、その呪文は効果を失い、持ち主の墓地に置かれる。
T・ブレイカー

零次龍程式 トライグラマ P 水文明 (5)
進化クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン 12000
G・ゼロ-バトルゾーンに自分の、カードに能力が書かれていないクリーチャーが3体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
進化GV-自分のリキッド・ピープル3体を重ねた上に置く。
T・ブレイカー
このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分の手札に戻す。

リキッド・ピープルを進化元にする、進化GVクリーチャー達。

アクア・スクリューの効果で、最大三枚のドローが見込める。
特に、マーキュリー・ギガブリザードはグランド・デビルも進化元にする点も利点。

フィニッシャーとしても十分な効果を持つ。

超閃機 ジャバジャック SR 水文明 (4)
進化クリーチャー:リキッド・ピープル閃 6000
進化-自分のリキッド・ピープル1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを4枚引いてもよい。そうした場合、自分の手札を2枚、好きな順序で山札の一番下に置く。
W・ブレイカー

リキッド・ピープル閃の進化クリーチャー。

cipで4枚のドローと2枚の手札交換が行える。
アクア・スクリューと組み合わせれば、手札をさらに一枚引ける。

マナカーブ的にも繋がりやすい点も良いか。
もっともアクア・スクリューが進化しても意味が無いので、早めに進化元を出しておく必要はあるが。

デュエル・マスターズ プレイス

アクア・スクリュー C 水文明 (2)
クリーチャー:リキッド・ピープル 1000
自分の他のクリーチャーが進化した時、カードを1枚引く。

DMPP-06 第6弾「超獣の転生 -INVINCIBLE RAGNAROK-」にて収録。レアリティは変わらずコモン。

コストが下がり、他のクリーチャーの進化時のドローに関して種族の縛りが無くなった。
ドローの範囲などは本家よりも強化されているが、本家では任意だった点が強制に変更されているので終盤では使いにくい面もある。
コスト設定が下がった代わりにパワーの設定も順当に弱体化しており、気付きにくいが本家より完全に優れているという訳ではない。
ちなみに、プレイスでは《アクア・ビークル》の完全上位互換になっている。バニラサポートがプレイスにも来ればまた違ってくるだろうが…。

本家では低迷気味だった不死鳥編時期のカードという事もあって知名度はマイナーであり、背景ストーリーの考察用カード程度の役割だったスクリュー。
しかし、プレイスにおいては環境クラスの超強力なカードとして一気に知名度を向上させることになる
何故かというと、実はプレイスでG・ゼロが追加されて強化された《クリスタル・ツヴァイランサー》との相性がかなり良いのだ。

ツヴァイランサーのG条件を満たす一員となるだけではなく、ツヴァイランサーが場に出れば1ドローが出来る。
G・ゼロで消費する手札を補充するだけでなく、ドローしたカードが運が良く新たなツヴァイランサーであれば、一気に連鎖したかのような場と手札の展開が出来る。
圧倒的な展開力と手札補充に加えて、運が良ければ超高速のゲームスピードを開始できるという点から、リキッド・ピープルの種族デッキの環境入りを支えることに。

ただし、パワーが低いという点は存在するので《バースト・ショット》、《地獄スクラッパー》、《マグマティラノス》辺りの能力の餌食になりやすい点は注意しておこう。

フレーバーテキストについて

フレーバーテキストが結構長いが、その内容は終末魔導大戦以降の旧種族達の動きが書かれている。
不死鳥編の背景ストーリーを読み取る点では非常に貴重な内容である。

内容をまとめると、どうやら終末魔導大戦による世界滅亡後に今までの旧種族は生き延びようとして他種族との協力関係を築いていたようだ。
滅びの道に向かっていた種族の合体した種族とも言われているディープ・マリーンなどはその名残なのかもしれない。
しかし、その多くは理由は不明だがその体制を築くのに失敗してしまった模様。

そんな中でも、リキッド・ピープルは必死に生き延びることに成功したようだが、その代償として、既存のリキッド・ピープルとは姿が違う異形になってしまったようだ。
フレーバーテキストとの繋がりを考えるに、スクリューも異形のリキッド・ピープルということになるが、どこが異形なのかは分からない。まあ変わった顔はしているが…。
そもそもなぜ混乱したら種族が今までとは異なる姿に変貌したのかなど、割と謎を残している設定ではある。
しかし、不死鳥編時期では光文明に進出したリキッド・ピープルも確認されており、そのような存在が「異形のリキッド・ピープル」なのかもしれない。

本家と背景ストーリーの流れが一部異なるプレイス版はフレーバーテキストが変更されていない(後述するが僅かな違いはある)。
しかもこのカードが収録されたDMPP-06はプレイスの背景ストーリーは本家で言う転生編時期であり、そもそも不死鳥編時期に到達していない。
DMPP-06の背景ストーリーは本家の聖拳編終盤~転生編序盤との異なる展開が見られるため、プレイス版での「混乱による種族の異形化」は転生編終盤~不死鳥編序盤の終末魔導大戦ではなく、五体の王の退場後に起きたのかもしれない。
まあ背景ストーリーの大筋に影響はなさそうなので、特に考えもなしにフレーバーテキストを変えなかった可能性もあり得るけど

ちなみに、プレイス版のフレーバーテキストは本家と一見すると変化はないが、よく読むと本家では「リキッド・ピープル族」となっていた箇所がプレイス版では単に「リキッド・ピープル」という表記に変更されている。
変更にどのような意図があったのかは不明だが、DMのフレーバーテキストでは種族を「○○族」と表記する例は珍しいために変えたのだろうか?





編集のため、様々な利用者の間で協力関係が築かれたが、多くは失敗した。
混乱して異形になったが、Wiki篭りはとにかく追記・修正することに成功した。

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最終更新:2023年12月24日 15:25