平孝人/仮面ライダーギンペン

登録日:2022/09/25 Sun 12:53:50
更新日:2024/04/05 Fri 21:47:08
所要時間:約 3 分で読めます






……人生は戦場です。曖昧な志では、生き残れませんよ?



(たいら)孝人(たかひと)とは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』の登場人物。
本項目では彼が変身する仮面ライダーギンペンについても記載する。

演:長谷川朝晴



【人物】

2話からデザイアグランプリに参加したIT企業人事部長の男性。
1話では集団面接の面接官を担当し、そこで桜井景和と知り合った。
具体的な目標が定まっていないまま面接に来ていた景和の姿勢を冒頭の台詞で批判する姿は、厳格かつ人生経験が豊富な大人という雰囲気を漂わせる。
とはいえ、デザイアグランプリで景和も参加していた事に気付いた際には笑顔を見せた他、彼の「世界平和」という願いについて「立派な願いだな」と評価するなど、本来の人柄は柔和で寛大。
部下によると「無断欠勤は一度もなかった」らしく、公私混同をせず、社会人としても人間としても真面目に生きる好人物と言える。

デザ神となって叶えたい願いは「息子の直人が健康でいる世界」
難病に苦しむ直人を救いたい一心で、命を懸けてゲームを勝ち抜く覚悟を決めている。
劇中の描写では手術が出来れば助かる可能性もあるようだが、その費用は並大抵のものではない模様。


【仮面ライダーギンペン】



私は……勝たなきゃならないんだ!


スーツアクター:榮男樹

平が変身する仮面ライダーで、英語表記は「Ginpen」
頭部の形状から、モチーフはペンギンの中でもイワトビペンギンに近い。
ペンギンの飾り羽を模した眉「ギンペンフィルム」は水流を整え、遊泳速度を上昇させる翼として機能する。
その関係で海や水系統のゲームフィールドでの戦闘を得意としており、水辺で輝くアームドウォーターとの相性も良いものと思われる。
ただし水中戦に特化したスペックであるため、他のライダーと比べると地上戦は不向き。
パンチ力に至っては、キービジュアルの7人のライダーの中では最下位である(後に仮面ライダーケイロウがパンチ力最下位の数値を更新)。


エントリーフォーム



ENTRY


デザイアドライバーに仮面ライダーギンペンIDコアのみを装填して変身した姿。


アームドアロー



SET

ARMED ARROW

READY FIGHT


デザイアドライバーにアローバックルを装填して変身した姿で、同時にクロスボウ型の拡張武装「レイズアロー」が召喚される。
レイズアローの有効射程距離は約90mもあり、距離を取りながら戦う事も可能だが、勝利に固執する平は矢を撃ちながら近接戦に持ち込もうとしていた。


スペック表

形態 身長(cm) 体重(kg) パンチ力(t) キック力(t) ジャンプ力(m/ひと跳び) 走力(秒/100m)
エントリーフォーム 194.8 88.2 0.8 2.9 3.9 8.7
アームドアロー 89.3


【来歴】

宝探しゲームで2体の盗賊ジャマトに追われていた景和を救出し、アローバックルを入手する。
なお、この時景和はもう1体のジャマトからブーストバックルを手に入れている。

その後、ジャマト殲滅の緊急ミッションが出され、ギンペンに変身して戦いに身を投じる事に。
最初は順調にジャマトを倒していたが、運悪く頭領ジャマトと遭遇。
勝利を焦るあまり逃げずに立ち向かってしまったギンペンだが、アームドアローでは全く歯が立たず、一方的な攻撃を受け続けていく。


こんな、所で…脱落、する…わけには……!


そして、頭領ジャマトが投げたから発生した爆炎をもろに受けてしまい……


ここまでのようだ……。
苦しんでいる息子を残して逝くなんて、愚かな父親だな……。


景和が駆け寄った時には既に手遅れで、IDコアは破損していた。


戦うしか、なかったんですか……?

……息子を…救いたいんだ……!


MISSION FAILED

残念です……


最期は景和に看取られながら、理想の世界を叶えられない無念を抱えて消滅した。

平のをもって、これまで逃げ隠れしてばかりで戦闘に消極的だった景和は「戦う事以外に世界を変える選択肢はない」と思い知る……。


その後

浮世英寿が「名無しのキツネ」名義で多額の寄付金を出したおかげで、直人は手術を受けられるようになった。
だが、退場した平は現実世界でも行方不明者として扱われており、家族も警察に捜索届を出したが、もうこの世界では二度と帰ってくる事はない……。

なお、平が使用していたアローバックルは消滅せずにその場に残され、3話以降は景和/仮面ライダータイクーンが所持している。
2話連続で退場者を出した事から、アローバックルは視聴者だけでなく公式からも特級呪物扱いされる羽目になった。



【余談】

  • キービジュアルの7人のライダーでは、唯一の鳥類モチーフである。なお、頭部のスーツは後に同じく鳥類モチーフのケイロウにリペイントされた。

  • 演じた長谷川朝晴氏は撮影当時50歳。50代以降の役者が最序盤で仮面ライダーに変身する展開は非常に珍しい。

  • 3話からのオープニング映像では、登場シーンが砂嵐状のシルエットに差し替えられており、以降の退場・脱落したライダー達も同様の演出が取られるようになった。



Wiki篭りになれば、良い項目に追記・修正できるんじゃないかって……。


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最終更新:2024年04月05日 21:47