RABBIT小隊(ブルーアーカイブ)

登録日:2024/03/29 Fri 11:10:40
更新日:2024/04/16 Tue 20:15:33
所要時間:約 20 分で読めます




RABBIT小隊とは、ゲーム『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』に登場する学校「SRT特殊学園」の特殊部隊の一つ。
また、メインストーリーVol.4「カルバノグの兎編」のメインキャラクター群である。




※以下、ネタバレ隔離なしで「カルバノグの兎編」のネタバレを多く含みます。

●目次


【概要:そもそもSRT特殊学園とは】

Special Responce Team」、即ち特別対応チームの名を持つ、連邦生徒会長直属の学園。校章は「山羊の頭部と盾」。
警察組織であれば連邦生徒会・防衛室の管轄下にある「ヴァルキューレ警察学校」が存在するが、各学園の自治権に介入することは難しく活動が制限されてしまうため、
そういった政治的なしがらみに囚われることのない部隊運用を目的とした、キヴォトスの治安維持における超エリートの養成機関。
常に資金難にあえぐヴァルキューレとは異なり学園には最新式の兵器が多数配備されているなど、資金・装備面でもトップレベルの待遇を受けている。
厳しい訓練を経て選抜されたメンバーであるため士気も練度も非常に高く、並の部隊では4,5人から構成される小隊一つにすら勝てないほど。
実際、3年生4人から構成される「FOX小隊」は、カイザーインダストリーが不法に所持していた弾道ミサイル用サーモバリック弾「A.N.T.I.O.C.H.」の確保をわずか3分弱で成功させ、
「災厄の狐」ワカモを捕縛し矯正局に収監させるなど華々しい成果を挙げている。
キヴォトスは生徒の誰しもが銃を手に取り戦える世界だが、彼女たちのような「専門的な訓練を受けている戦士」は珍しいため*1、大きなアドバンテージがあると考えられる。

しかし先生がキヴォトスに赴任……すなわち本編開始前に、SRT特殊学園の責任者たる連邦生徒会長が失踪。
責任の所在が宙に浮き、その圧倒的な武力が転じて脅威になると判断した連邦生徒会によって閉鎖が決定
SRTの生徒はヴァルキューレへの編入が予定されていたが、この決定に不服を持った「FOX小隊」は連邦生徒会を襲撃し行方を眩ませ、
1年生4人で構成される「RABBIT小隊」は公園を占拠し、学校の閉鎖撤回を求めてデモ活動を開始。
懸念通りSRTの武力が連邦生徒会に牙を剥くことになったところが、メインストーリーVol4「カルバノグの兎編」第1章のスタートとなる。

現状登場しているのは3年生の七度(しちど)ユキノ、ニコ、クルミ、オトギら「FOX小隊」と、1年生の月雪ミヤコ、空井サキ、風倉モエ、霞沢ミユら「RABBIT小隊」の計8名。
それ以外にどの程度の生徒が存在していたかは定かではない。

【RABBIT小隊のメンバー】

全員普通の人間型で、ウサギの耳を模したヘッドセット、あるいはヘルメットを着用している。
1年生であるため練度はそこまで高くないと思われ、間の抜けた一面を披露することもあるが、
それでも個人の戦闘技術・チームとしての連携力はいずれも目を瞠るものがある。

なお、ゲーム上はSRT用のスキル強化素材が存在せず、素材はヴァルキューレのものを使用する。

月雪(つきゆき)ミヤコ

CV:藤田茜
年齢:15歳
誕生日:1月7日
身長:156㎝
趣味:動物系の動画鑑賞
コールサイン:RABBIT1

こちらRABBIT1、これより作戦を開始します

  • 人物
RABBIT小隊の小隊長。
上述のFOX小隊によるサーモバリック弾確保作戦をテレビで見て、SRTの掲げる正義…「いかなる状況でも揺らがない、屈強な正義」に憧れ入学。
その入学経緯もあり、学園に対する思い入れは他の隊員よりも強い。
生真面目かつ責任感が強く仲間想いな性格だが、表情の変化に乏しい上、
少々棘のある物言いになることもあり、周囲の不興を買ってしまうこともしばしば。

先生に対しては当初、「私たちは、あなたのような大人が一番嫌いです」いう決め台詞で不信感を露わにしていたが、
Vol.4第1章のストーリーを経て、その先生の胡散臭い善意が本心であると認めたためか好感度が急激に上がったようで
第1章以後である様子の絆ストーリーではまるで別人の如く先生に対してやたら気のあるそぶりをしてくる言動が目立つため、多くのプレイヤーが面食らうことに*2
ちなみに、その第1章実装後に追加されたイベント等に登場する時は、デレた打ち解けた後の性格になっている。
いわゆる先生ガチ勢として扱われる一人である。

愛用する武器はサブマシンガン「RABBIT-31式短機関銃」。
SRT制式サブマシンガンであり、極限の状況下でも効果的に敵を撃退可能な高い信頼性を持つ。
デザインの元ネタになったのはフィンランドの銃器設計者アイモ・ラハティによって開発され、1931年にフィンランド国防軍に制式採用されたドラムマガジン式サブマシンガン「スオミ KP/-31」か。
モシン・ナガンで数多のソ連兵を狙撃した同国の伝説的な狙撃手シモ・ヘイヘも愛用者の1人であり、記録には残っていないものも含めると、この銃で倒したソ連兵の数は狙撃した兵士の数よりも多いという逸話がある。

「月」「雪」とウサギを連想させる言葉で固められているキャラなだけに、隊の中でもウサギに関する話題を出す場面が多い。
ウサギそのものも特に好きで、絆ストーリーにて紆余曲折あって(愛玩動物を飼育するには厳しい境遇ながらも)ウサギを飼うこととなった。名前は先生命名の「ぴょんこ」。


ちなみに、上記の過去回想を描写した一枚絵では、現在のミヤコのイメージとはかけ離れた青いパーカー姿のラフな格好をしており、ユーザーの間では密かに人気。

  • 性能
レアリティ:★3
戦術的な役割:STRIKER
ポジション:FRONT
クラス:タンク
武器種:SMG
攻撃タイプ:貫通
防御タイプ:重装甲
市街地:S→SS(固有武器3) 屋外:D 屋内:B

EXスキル:自走式閃光ドローン COST:3
敵1体にダメージ&「気絶」状態を付与

ノーマルスキル:クレイモア → クレイモア+(愛用品T2)
40秒ごとに小型クレイモアから5つの破片が飛散しそれぞれダメージ → ダメージ倍率微増+CC抵抗力を割合で減少

パッシブスキル:特殊防弾プレート → 特殊防弾プレート+(固有武器2)
HPを割合で増加 → 防御力に固定値を加算し、さらにHPを割合で増加

サブスキル:攪乱作戦
EXスキルの使用時、被ダメージ量を割合で減少

Vol.4第1章前編公開と同時に恒常ガチャで登場。ピックアップタイトルは「こちらRABBIT1、理想をこの眼に」。
ユウカアツコと同じ避けて生き延びる回避タンク。
バッジが装備できるため、回避値が大きく上がるT7バッジを装備しているか否かで生存性が劇的に変わる。
EXスキルで長めの「気絶」状態を付与し、さらに愛用品T2であればノーマルスキルを受けた相手に対してより効果を発揮する。
しかしシールドを張ったり自力でHPを回復する手段が無く、他のタンクと比較すると生存性はやや落ちるため、被ダメージ率を下げるサブスキルやヒーラーでフォローする必要がある。

総力戦においては、攻撃・防御双方で有利が取れ、かつCC状態の付与が攻略の鍵になるホドに対して出番がある。
反面、前述したタンクとしての安定性の低さから、このように性質がぴったりハマる状況以外では他のタンクに見劣りしがち。




空井(そらい)サキ

CV:友永朱音
年齢:15歳
誕生日:4月日
身長:161㎝
趣味:銃器の整備、植物などの採集
コールサイン:RABBIT2

RABBIT2、現場に到着した

  • 人物
RABBIT小隊のポイントマン(斥候)。厳格な規律のある生活を志してSRTに入学している。
ボーイッシュな印象の少女で、トレードマークはいかなる時も外さない鉄帽。シャーレの当番に設定すると鉄帽を外した差分が用意されており、髪型はショートボブ。
エリートの揃うSRTでも特に優秀で、座学に関してはRABBIT小隊でトップ。分厚く重たいSRTの教範をお守りのように携行している。
……が、こういうタイプの例に漏れず頭でっかちなのが欠点で、教範に書かれていない突発的な出来事に非常に弱く、
そういった状況に直面すると取り乱してしまうなど、実戦での能力には難がある。
とはいえその知識は本物で、公園での野宿生活では採集してきた植物や廃品が役に立っており、
教範に書かれていた段ボールやドラム缶を駆使し潜入作戦を成功させた伝説的な工作員の教訓をもとにドラム缶を用いて監視の目を逃れることにも成功している。
また、規則にキッチリしている反動か、それから解放されるとやりたい放題してしまう悪癖もあり、
公園でのデモでは後先考えずに弾薬を消費し、使い切ってしまったりしている。

気が強い性格から隊長としてのミヤコに反発し、当初は「私の方が小隊長に相応しい*3」という態度をとることもあった。
Vol.4第1章以降はミヤコとの仲も改善されており、RABBIT小隊のツッコミ役ポジションに落ち着いている。
先生に対する態度も、ミヤコほどではないがファーストコンタクトの時よりはかなり軟化しており、
ツンツンした言動こそあまり変わっていないものの、頻繁にシャーレにシャワーを借りに来ている。
ちなみに、見た目や言動から受ける印象とは裏腹に意外と背丈は高く、モエと並ぶほどに立派なモノもお持ちである。

愛用する武器はマシンガン「RABBIT-26式機関銃」。
SRTの制式マシンガンであり、構造上整備が難しいが、しっかり整備すれば強大な火力を誇る。
デザインの元ネタになったのはフィンランドで開発され制式採用された軽機関銃「ラハティ/サロランタM1926軽機関銃」か。
部品の数が非常に多いためちょっとでも整備を怠ってしまうとすぐに動作不良を起こしてしまい、その上重量も9.3kgと軽機関銃としては重いため兵士からの評判はイマイチであり、「26年式累積不良」なる悪名がつけられたほど。

兵装のメンテのために砲身をシコシコするメモリアルロビーでよからぬ想像をした先生はコハルのところに出頭するように

  • 性能
レアリティ:★3
戦術的な役割:SPECIAL
ポジション:BACK
クラス:アタッカー
武器種:MG
攻撃タイプ:貫通
防御タイプ:特殊装甲
市街地:S→SS(固有武器3) 屋外:D 屋内:B

EXスキル:支援射撃、開始! COST:4
円形範囲内の敵にダメージ&「気絶」状態を付与

ノーマルスキル:制圧射撃
35秒ごとに敵1体に対してダメージ。さらに攻撃力を参照した火傷持続ダメージを付与(20秒間)

パッシブスキル:準備万端 → 準備万端+(固有武器2)
攻撃力を割合で増加 → 攻撃力に固定値を加算、さらに攻撃力を割合で増加

サブスキル:ポイントマンの先導
味方の攻撃力を割合で増加

ミヤコと同時に恒常ガチャで登場。ピックアップタイトルは「こちらRABBIT2、規範はこの脚に」。
SPECIALの火力支援アタッカー。斥候(ポイントマン)とは一体……
EXスキルでは「気絶」状態を付与でき、ノーマルスキルでは「火傷」による持続ダメージを与えられる。
EXスキルの範囲はかなり狭いが、敵の位置取り次第では複数巻き込むこともでき、
シールドを構えてダメージを大きく軽減してくるオートマタに対しても気絶させてシールドを解除、そのまま倒せるという強みがある。
ただEXスキル発動から「気絶」状態を付与するまでタイムラグがあるため、低レアで同様の役割を持つハレやスズミのような即効性に欠ける点には注意。

SPECIAL枠の生徒のステータスは、その一部がそのままSTRIKERに加算される「支援値」システムによって主に意味を持つようになっているが
高めの攻撃力、バッグ装備で加算される防御力、ネックレス装備で加算される高めの治癒力と特性が支援値システムと絶妙に噛み合っており、
(最終的に生じる差はわずかではあるが)特に高い支援値を供給できる。
サブスキルも安定して強い攻撃力アップであるため隙がなく、有用なSPECIALを入れられない時に正真正銘の置物として起用するのもアリ。



風倉(かぜくら)モエ

CV:井澤詩織
年齢:15歳
誕生日:9月13日
身長:163㎝
趣味:打ち上げ花火
コールサイン:RABBIT3

こちらRABBIT3、次の爆撃場所はどこ?

  • 人物
RABBIT小隊のオペレーター。SRTに入学したきっかけは、他にはない最新鋭の銃火器を扱えるためとのこと。上2名と比べるまでもないほどに不純
そのうえ、何かを破壊したり爆破させることに快感を感じるという危険な嗜好を持ち、
破滅の快感を得るためならば後先考えずにありったけの弾薬や爆弾をぶち込む。
その上、銃の無差別乱射で商店街を半壊させたこともある前科持ちであり、市民の安全に関しても一切興味無し。
また禁断症状が出るレベルで重度の甘い物好きでもあり、普段から作戦中に使うような高カロリーの棒キャンディを舐めている。
……と人格面に著しく難はあるが、オペレーターとしての腕は確かであり、作戦中は操縦するヘリの上から作戦指揮を執る。

大きい丸眼鏡にお下げと、パーツだけみると割と素朴な要素が目立つが、デフォルトでにへらと笑った顔や椅子にだらしなく座った姿、肉付きの良い体型によってそういう印象は感じさせない。
4人の中で彼女だけイラストレーターが異なるのもあり、色気をあまり出さない清楚なデザインの3人とは同じグループのキャラには見えないと評判。

愛用する武器はハンドガン「RABBIT-224式拳銃」。
SRT制式拳銃であり、ハンドガンながら高い連射力を持つため一瞬で弾倉を空にすることができる。
デザインの元ネタになったのはスイスで開発され、セミオートとフルオートの切り替えが可能な「マシンピストル」に分類される「MTE224」か。
東側で使われていた「7.62×25mm トカレフ弾」のケースに、西側で使われていたライフル弾「5.56×45mm NATO弾」をくっつけた異色の弾薬を使用する。
当然こんなものを発射できる既存の拳銃は存在しないため、この拳銃が開発されたという経緯がある。
銃自体も頑丈で命中精度も高く、レーザーポインターなどアタッチメントも装着可能と実用性もあったが、採用実績に乏しく情報もほとんど出てこないというマイナーな銃である。

  • 性能
レアリティ:★3
戦術的な役割:SPECIAL
ポジション:BACK
クラス:アタッカー
武器種:HG
攻撃タイプ:貫通
防御タイプ:軽装備
市街地:D 屋外:B 屋内:S→SS(固有武器3)

EXスキル:鋼鉄の雨 COST:4
直線範囲内の敵に対してダメージ。さらに攻撃力を参照した火傷持続ダメージを付与(20秒間)

ノーマルスキル:集中砲火
40秒ごとに、敵5人に対しダメージ。さらに「気絶」状態を付与

パッシブスキル:破滅の快感 → 破滅の快感+(固有武器2)
攻撃力を割合で増加 → 攻撃力に固定値を加算し、さらに攻撃力を割合で増加

サブスキル:作戦支援
味方の攻撃力を割合で増加

他の3人からは遅れて4,5ヶ月後に恒常ガチャで登場。ピックアップタイトルは「こちらRABBIT3、計算をこの胸に」。
範囲攻撃がウリのSPECIAL枠アタッカー。
EXスキルは「直線範囲内」とあるが、これは縦に細長いものではなく横に大きく広がった長方形*4で、範囲攻撃EXの中でもかなりの広範囲。
大量の敵を巻き込んで殲滅できた際にはモエの心情を理解できることだろう。
ハンドガン持ちとしては珍しく命中値も高いため、チェリノのような撃ち漏らしがあまり出ないのもポイント。
ただし威力はやや低め*5なので、弱点を突ける重装甲以外でも通用するような汎用性はない。

総力戦では大量の雑魚敵を捌く必要があるケセド、特に屋内戦で真価を発揮する。
また、ノーマルスキルの「40秒ごとに5人に気絶」がKAITEN FXの前半・カイテンジャー戦と絶妙に噛み合っているため、前半用の戦力としてそこそこ使える。



霞沢(かすみざわ)ミユ

CV:後藤邑子
年齢:15歳
誕生日:7月12日
身長:149㎝
趣味:否定的な妄想、現実逃避、小石探し
コールサイン:RABBIT4

こ、こちらRABBIT4…えっと、今私のことを呼びましたか?

  • 人物
RABBIT小隊のスナイパー。SRTに入学したのは狙撃手としての才能を見出されたことと、今の性格を治すため。
特徴は異常なほどに存在感が希薄なことで、敵はおろか味方からも存在を忘れられ、
道行く人には避けてもらえず、自動ドアにもたまに感知されない。
その影響で自己評価が「何もできないゴミクズ」「出来損ない」等と著しく低く、忘れ去られてはすぐ絶望してしまう非常にネガティブな性格。
こういった性格に起因しているのか、ゴミ箱にやたら入りたがる。
ヘイローも水滴が滴り、まるで泣いているように思わせる侘しいもの。

一方で、捕捉しづらい狙撃手という特性が反則すぎるコンボであることは言うまでもなく、
ギャグ扱いでもなくバトルシーンでも機能する能力として描かれている。
そのうえ、頼りなさげな印象に反して、狙撃の腕前そのものも並外れて高く
台風並みの暴風が吹き荒れ、持っているスナイパーライフルの有効射程の2倍近く遠い場所という悪環境から狙撃を成功させた実績もある。

愛用する武器はスナイパーライフル「RABBIT-39式小銃」。
SRT制式スナイパーライフルであり、精密な加工により驚異的な命中精度を誇る。
デザインの元ネタになったのはロシア帝国の軍人セルゲイ・イワノビッチ・モシン大佐とベルギーの銃器設計者ナガン兄弟によって開発され、
上述したシモ・ヘイヘの愛銃として知られるボルトアクション式ライフル「M1891」、通称「モシン・ナガン」*6か。
モシン・ナガン自体が非常に優れたスナイパーライフルであるため非常に多くの派生型やコピー品があるが、ミユの場合はフィンランドで開発・製造された「M28/30」を改良した「M/39」とされている。

  • 性能
レアリティ:★3
戦術的な役割:STRIKER
ポジション:BACK
クラス:アタッカー
武器種:SR
攻撃タイプ:貫通
防御タイプ:軽装備
市街地:S→SS(固有武器3) 屋外:D 屋内:B

EXスキル:小心者の観測 COST:3
敵1体に対して「弱点把握」状態を付与。(10秒間)
「弱点把握」状態への敵の攻撃時に、ミユの攻撃力を参照した追加ダメージ(この攻撃では会心が発生しない)(最大120発分まで適用)

ノーマルスキル:予期せぬ角度からの一撃
通常攻撃5回ごとに、敵1体に対してダメージ

パッシブスキル:深呼吸 → 深呼吸+(固有武器2)
会心ダメージ率を割合で増加 → 攻撃速度に固定値を加算し、さらに会心ダメージ率を割合で増加

サブスキル:狙撃用の特殊弾
リロード時、会心ダメージ率を割合で増加(13秒間)

ミヤコ・サキからは少し遅れて、第1章後編に合わせて恒常ガチャで登場。ピックアップタイトルは「こちらRABBIT4、証明をこの手に」。
ユニークなEXスキルを持つ後衛アタッカー。
EXスキルは「攻撃1ヒットごとに」追加ダメージが発生する仕様。
最大120ヒットに対して効果時間が10秒と短く、本領を発揮させるとなると、ARやMGといった複数回攻撃を行う武器持ちの生徒や多段ヒットするEXスキル持ちとの併用が必要になる。
最大60回の超多段ヒットEXスキルを持つネルとの相性が良い。

しかし、会心が出ないのもあってそういったコンボを狙う価値があるようなダメージが出るわけではなく、長らくロクに活躍の場が無かった。
が、「ヒット数の多い攻撃でさらにヒット数を嵩増し」できる性質からヒット数を参照するギミックとの相性は抜群で、
それが採用されたホバークラフト戦ではギミック攻略に適した生徒の1人となる。

ここまで一通り見てもらってわかったと思うが、RABBIT小隊の通常バージョンは全体的に性能はあまり恵まれていない。




【メインストーリーにて】

ちなみに、SRT閉鎖の件についてはVol.3第3章で軽く触れられており、Vol.4の前振りになっていた。

+ Vol.4「カルバノグの兎編」第1章ネタバレ
  • 第1章「RABBIT小隊始動!」
SRT閉鎖に反発し「子ウサギ公園」を占拠したRABBIT小隊。
ヴァルキューレ警察学校の公安局長、カンナ率いる対テロ部隊の公安局が出動するもあっさりと返り討ち。
状況が膠着したところに現れた先生の指揮により、公安局より遥かに戦力が低い生活安全局のキリノやフブキの手で制圧される。
ファーストコンタクトは制圧する側とされる側の関係であったため最悪に近いものであり、最初こそ冷淡に扱われてしまうが、先生との餌付け交流を重ねるうちに心を開いていく。
特にミヤコは前述のように後の彼女とは別人レベルでハッキリとした反発の意思を示し、他の面々も「二度と会いたくない」と言っていた。

そんな折に、「子ウサギ公園」のある地域一帯の再開発に関して、
ヴァルキューレがカイザーコーポレーションと癒着して不法なリベートを得ている疑惑を掴んだRABBIT小隊は、証拠品を確保するべく先生指揮のもとヴァルキューレ警察学校本館に潜入。
自身の掲げる「正義」と組織の意向の狭間で悩みつつも妥協し不正に手を染めたカンナ*7と対峙し、自ら考えて行動する「SRTの正義」との違いを説いた。
入手した資料から不正は暴かれ、ヴァルキューレや都市再開発をカイザーの魔の手から救っている。


+ 最終編ネタバレ
  • 第1章「シャーレ奪還作戦」
キヴォトスに訪れた未曾有の危機に対応しようとしたリン行政官が職権濫用として解任。
時を同じくしてカイザーPMCと結託した防衛室長カヤがクーデターを起こそうとするも、
カイザーPMCはアビドス砂漠で発見した「超古代兵器」をバックにカヤも裏切り、「超古代兵器」を動かすのに必要、かつ行政権も司るサンクトゥムタワーを掌握。
連邦生徒会を解散させD.U.全域に戒厳令を敷くなどキヴォトスの支配に踏み切る。
先生の身柄もカヤの策によりカイザーの手中に落ちてしまい万事休すと思われたが、カンナやキリノ、フブキらによって救出される。
脱出後アロナのサポートにより一瞬だけアクセスできたサンクトゥムタワーの権限を使い「一番近くにいる人」に救難信号を送ったところ、真っ先に救助に駆け付けたのがRABBIT小隊であった。

勘違いするな。
別に、先生が助けを求めたから来たわけではない。

そうそう。先生から連絡があったから、食後の運動がてらに寄っただけ。

そ、それにしてはみんなすごい急いでたけど……

RABBIT小隊。先生の救助要請を確認し、参上いたしました。

その後、先生の指揮の下RABBIT小隊を中心にヴァルキューレ生徒の協力によりサンクトゥムタワー及びシャーレ地下のクラフトチェンバーのアクセス権を確保し、
軟禁されていたリン行政官ら連邦生徒会の要人を救出すると共に、カイザーPMC側の首謀者「ジェネラル」の身柄を確保する大活躍を見せた。

  • 第2章「虚妄のサンクトゥム攻略戦」
廃墟化した遊園地「ユートピア」に出現した「第3サンクトゥム」とその守護者シロ&クロ(色彩)の攻略作戦において、ゲーム開発部及びヒナと共に作戦に参加。
その後は地上に残り、D.U.地区の防衛を担当していた。


+ Vol.4「カルバノグの兎編」第2章ネタバレ
  • 第2章「We Were Rabbits!」
カイザーによるシャーレ襲撃事件の検証中、シャーレに侵入し何かを盗み出しているFOX小隊の姿を目撃している。

カヤによるクーデターが発生し実権を握った直後にFOX小隊と再会し、
小隊長のユキノから「SRT復活のためにFOX小隊に合流し、復活に向けて動くカヤに従わないか」と持ち掛けられるRABBIT小隊。
その場は持ち帰ることにしたものの、「SRT復活」を目的としてきたデモを続ける理由が無くなったため、RABBIT小隊はキャンプを撤収しFOX小隊の支隊となる。

しかしFOX小隊の実態は、「SRT特殊学園復活」をエサに汚れ仕事を請け負わされているカヤの私兵部隊に成り下がっていた。
その上行政運営に苛立ちを強めたカヤが恐怖政治を敷く手始めとして行おうとしている、
市民や市街地に甚大な被害を及ぼし、さらに作戦を実行するFOX小隊も無事では済まないであろう破壊行為に際しても、
ユキノのある種合理的だが思考放棄とも取れる方針から作戦を実行しようとしていた。

「SRT」の名前が持つ正義と、自身らが掲げる「正義」との間に乖離を感じ、また生活していた基地を訪れた先生との対話を経たRABBIT小隊は離脱を決断。
破壊行為を未然に防ぐべく作戦を開始し、カンナやキリノ、フブキらヴァルキューレや市民の協力もあってFOX小隊を制圧。
ユキノから得た証言やカヤの関与を決定づける録音ファイルを基に、SRTの権限を以て首謀者のカヤを逮捕、弾劾へと繋げた。
一連の事件解決に連邦生徒会が解体したSRT特殊学園の生徒が貢献していたとなると連邦生徒会のメンツが潰れてしまうこともあり、これらの功績は対外的には全てカンナの手柄ということになった。

その後のエピローグにおいては連邦生徒会から正式に「子ウサギ公園」での生活を許可され、
これによってヴァルキューレの生徒とも気まずくなることなく顔を合わせられるようになっている。
またSRT復活を求めてデモを行う理由が無くなったため、シャーレ指揮下で独自の作戦行動を行い、その実績を広報することでSRTを復活させる方針に切り替えている。
とはいえシャワーや洗濯など不便なことは多く、必要になったらシャーレに駆け込んでいる……のだが、
シャワーを浴びた後にラフな恰好でくつろいでいたり、お気に入りのシャンプーを先生に注文し常備させているなど完全に常連。
余談だがカルバノグの兎は全体的に「責任」がメインテーマになっておりそれぞれの登場人物明暗を分けており、

  • SRT復活は自分達の責任だと思い込み、また自分達は武器だという思考すら放棄した結果本来の使命から目を逸らし続けたユキノ
  • 行き過ぎたプライドのせいで、本来なら連邦生徒会の大きな助けになる能力があるのにも関わらず背負いきれない責任を背負い、いざとなればほかの人物達に責任を放り投げたカヤ
  • 自分の信念を曲げてまで一度は不正に手を染めたが自分を見つめ直し、最終編やカルバノグの兎後編で大きな助けになり自分の正義と使命曲げず責任を全部背負い込むまで成長できたカンナ
  • 例え足手まといなるかもしれないし、装備も貧弱だが自分達のやれる範囲で市民を守り正義と責任を全うしたフブキとキリノ
  • 背伸びしすぎて時には正義や使命を見失いかけたが先生との出会いをきっかけに成長していき市民の安全を守ると言う責任から逃げずSRTの正義を体現したRABBIT小隊

先生との関係も良好なため、もはや先生の私兵部隊と言っても過言ではないレベルである*8



【余談】

キヴォトス全域の学校を交えて行われる体育祭「キヴォトス晄輪大祭」においては、学校が解体されたため参加資格が失われていたが、
シャーレ後援のもと特例としてSRT特殊学園名義で参加しており、体操服差分の立ち絵が追加されている。
しかしいかんせん生徒の絶対数が少なかったため成績は振るわなかった。

また、「カルノバグの兎編」第二章の配信前に、突如としてブルーアーカイブ公式サイトに「激登!!SRT式登頂訓練」というミニゲームページが登場。
その内容はというと「RABBIT小隊版Getting Over It*9」といえるもので、クリアするとゲーム内でちょっとしたプレゼントを貰えたりした。


追記・修正はいついかなる時も揺らがない「正義」の理念に責任を持てる先生がお願いします。

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最終更新:2024年04月16日 20:15

*1 風紀委員会のような治安維持組織は自主的に軍事訓練を行っている様子はある。

*2 キャラ実装からすぐ観る=まだ打ち解けた様子さえ少ない前編しか公開されてないのも拍車をかけた。

*3 今はSRTが無いのだからそこで決められた上下関係に縛られる義理もない

*4 向きは味方の位置を基準にするため、相対位置で斜め向きに可変する

*5 ハンドガンなので素の攻撃力が低めの設定で、倍率も並。

*6 シモ・ヘイヘが愛用していたのは、同銃の派生品であるM/28

*7 この前に、上司にあたるカヤから暗に不法行為に手を染めるよう指示されていた

*8 最終編の事考えれば先生的にはともかく私兵として置いといた方がいいと意見は多い

*9 通称:壷おじ。下半身を壷に埋め両手にハンマーを持ったおじさんを操作し、山や建造物をハンマーだけを手がかりにして登っていく超高難易度ゲーム。様々な配信者間で流行し、一種のミームになった。