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タイムクルーズII - (2010/10/17 (日) 09:48:05) の1つ前との変更点

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*タイムクルーズII 【たいむくるーずつー】 |ジャンル|ピンボール|~| |対応機種|PCエンジン|~| |発売元|フェイス|~| //|開発元||~| |発売日|1991年11月8日|~| |定価|7200円|~| |ポイント|タイムトラベルピンボール&br()脅威の7画面フィールド&br()長期戦&マンネリ化は避けられない|~| **概要 -PCエンジンにて発売された3作存在するピンボールゲームの一つで、その中では後発に発売されたソフト(前2作は各種ともにナグザットリリースの『[[エイリアンクラッシュ>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/629.html]]』と『[[デビルクラッシュ>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/634.html]]』(共に本作との関連は全く無い))。 -ボール型機体を操り、タイムトラベルで様々な時空間(ピンボール)を探索という設定。 -タイトルに「II」と表記されているが「I」に該当するゲームは存在しない。これは「I」として開発されていたが、予定以上に作り込まれた為、「I」の上位版としての位置付けで「II」となった経緯があるらしい。 **主なルール -主な操作は左右フリッパーの二箇所。他にも台揺らしがあるが、あまり連続で揺らしすぎるとティルトとなりそのボールのゲームは操作不能でミスとなる。 -ボールが全部なくなるとルーレットイベントが発生、ルーレットが合うとボールが1追加され再ゲーム、合わなければゲームオーバーとなる。 -ゲームオーバー後にハイスコアを出すと、ネームエントリーが可能となっている。スコアをカンストするとエンディングの後に強制終了となる。 **評価点 -グラフィックはなかなか綺麗、かつ怪しげで神秘的な世界観が再現されており、独特の雰囲気を醸し出している。 -BGMもミステリー色の強い曲調で印象深い。オプションにてメインBGMを二種類から選択する事も可能。 -メインフィールドは中央3画面+左右2画面ずつの、計7画面もの壮大さ。もちろん各フィールドには個別の仕掛けがされていて、(最初のうちは)行き来するのが楽しい。 -ワープ空間に入るとボーナスステージがプレイ可能なのだが、ワープした空間によりバリエーション豊かなステージが楽しめる。 --通常のピンボールの他に、玉転がし、バランスボール、ゴルフがあり、どれも結構クオリティが高い。しかもすべてのゲームのBGMは専用のもので良曲ばかりである。 -オプションのおまけが豊富。サウンドテストといった定番なものはもちろん、ボーナスステージを単独でプレイするモードや、当時のゲームとしては珍しい、専用の映像を編集して鑑賞する事ができるスクリーンセーバーのようなモードが存在する(しかも、PCエンジンの限界を超えている位の美麗な映像が拝める)。 **問題点 -やはりピンボール故の作業感が非常に強く、楽しい仕掛けの数々も段々とマンネリ化していき、途中で飽きてくる可能性は高い。売りであろう7画面フィールドもプレイしていく内に「ただっ広いだけ」と思えてくる。 -プレイ時間が長引きやすく、スコアランキングが存在するにも関わらず、セーブ機能は一切存在しない。その為、せっかく苦労して進めたデータが本体電源を消すと無くなってしまう。 -オプションに入って項目を終えると強制的にタイトルに戻る。それ故にオプションに複数用がある場合は何度も行き来しなければならない。 **賛否両論点 -メインフィールドは、ナグザットピンボールのような敵を破壊する場面は一切存在せず、ボールをスイッチに当てて仕掛けを作動させる事がメインとなる。いわば本作はどちらかといえばリアルピンボール路線のゲームであり、悪くいってしまうとやる事が地味といえる。 --対象を破壊する目的を持つステージは一部のボーナスステージのみである。 -エクシデント(ボール1UP)が比較的簡単。ボーナスステージの玉転がし、バランスボール、ゴルフの各ステージをクリアするとエクシデントなのだが、慣れてしまうとどれも容易にクリアできてしまう。 --但し、クリアすれば再度ボーナスステージに入った時の制限時間が短縮されてしまい、段々とクリアが困難となってしまう。 --また、持てるボールの最大数は9までであり、10以上をストックする事はできない(ボール数9の状態でエクシデントしてもボールは増えない) --「ちょっと過剰にエクシデントしやすく緊張感が薄い」ととるか、「長く生き残れて嬉しい」ととるかはプレイヤー次第と思われる。 **総評 -ピンボールとしての出来は決して悪くない。今プレイしても十分通用する出来だし、様々な仕掛けの数々は当時としてはかなり力が入っている印象。 -しかしやっぱり、プレイ時間が長引く割に中断不可能だし、慣れてくると地味な作業になりがちな点は、流石に「古臭くて単調」としか言い様がないところだ。 -本作の前にナグザットピンボールニ作がすでに登場していた影響もあり、本作はあまり良作としては見られず冷遇されがちだが、ピンボール好きならプレイしても損はない一作なはずだ。
*タイムクルーズII 【たいむくるーずつー】 |ジャンル|ピンボール|~| |対応機種|PCエンジン|~| |発売元|フェイス|~| //|開発元||~| |発売日|1991年11月8日|~| |定価|7200円|~| |ポイント|タイムトラベルピンボール&br()脅威の7画面フィールド&br()長期戦&マンネリ化は避けられない|~| **概要 -PCエンジンにて発売された3作存在するピンボールゲームの一つで、その中では後発に発売されたソフト(前2作は各種ともにナグザットリリースの『[[エイリアンクラッシュ>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/629.html]]』と『[[デビルクラッシュ>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/634.html]]』(共に本作との関連は全く無い))。 -ボール型機体を操り、タイムトラベルで様々な時空間(ピンボール)を探索という設定。 -タイトルに「II」と表記されているが「I」に該当するゲームは存在しない。これは「I」として開発されていたが、予定以上に作り込まれた為、「I」の上位版としての位置付けで「II」となった経緯があるらしい。 **主なルール -主な操作は左右フリッパーの二箇所。他にも台揺らしがあるが、あまり連続で揺らしすぎるとティルトとなりそのボールのゲームは操作不能でミスとなる。 -ボールが全部なくなるとルーレットイベントが発生、ルーレットが合うとボールが1追加され再ゲーム、合わなければゲームオーバーとなる。 -ゲームオーバー後にハイスコアを出すと、ネームエントリーが可能となっている。スコアをカンストするとエンディングの後に強制終了となる。 **評価点 -グラフィックはなかなか綺麗、かつ怪しげで神秘的な世界観が再現されており、独特の雰囲気を醸し出している。 -BGMもミステリー色の強い曲調で印象深い。オプションにてメインBGMを二種類から選択する事も可能。 -メインフィールドは中央3画面+左右2画面ずつの、計7画面もの壮大さ。もちろん各フィールドには個別の仕掛けがされていて、(最初のうちは)行き来するのが楽しい。 -ワープ空間に入るとボーナスステージがプレイ可能なのだが、ワープした空間によりバリエーション豊かなステージが楽しめる。 --通常のピンボールの他に、玉転がし、バランスボール、ゴルフがあり、どれも結構クオリティが高い。しかもすべてのゲームのBGMは専用のもので良曲ばかりである。 -オプションのおまけが豊富。サウンドテストといった定番なものはもちろん、ボーナスステージを単独でプレイするモードや、当時のゲームとしては珍しい、専用の映像を編集して鑑賞する事ができるスクリーンセーバーのようなモードが存在する(しかも、PCエンジンの限界を超えている位の美麗な映像が拝める)。 **問題点 -やはりピンボール故の作業感が非常に強く、楽しい仕掛けの数々も段々とマンネリ化していき、途中で飽きてくる可能性は高い。売りであろう7画面フィールドもプレイしていく内に「ただっ広いだけ」と思えてくる。 -プレイ時間が長引きやすく、スコアランキングが存在するにも関わらず、セーブ機能は一切存在しない。その為、せっかく苦労して進めたデータが本体電源を消すと無くなってしまう。 -オプションに入って項目を終えると強制的にタイトルに戻る。それ故にオプションに複数用がある場合は何度も行き来しなければならない。 **賛否が分かれそうな点 -メインフィールドは、ナグザットピンボールのような敵を破壊する場面は一切存在せず、ボールをスイッチに当てて仕掛けを作動させる事がメインとなる。いわば本作はどちらかといえばリアルピンボール路線のゲームであり、悪くいってしまうとやる事が地味といえる。 --対象を破壊する目的を持つステージは一部のボーナスステージのみである。 -エクシデント(ボール1UP)が比較的簡単。ボーナスステージの玉転がし、バランスボール、ゴルフの各ステージをクリアするとエクシデントなのだが、慣れてしまうとどれも容易にクリアできてしまう。 --但し、クリアすれば再度ボーナスステージに入った時の制限時間が短縮されてしまい、段々とクリアが困難となってしまう。 --また、持てるボールの最大数は9までであり、10以上をストックする事はできない(ボール数9の状態でエクシデントしてもボールは増えない) --「ちょっと過剰にエクシデントしやすく緊張感が薄い」ととるか、「長く生き残れて嬉しい」ととるかはプレイヤー次第と思われる。 **総評 -ピンボールとしての出来は決して悪くない。今プレイしても十分通用する出来だし、様々な仕掛けの数々は当時としてはかなり力が入っている印象。 -しかしやっぱり、プレイ時間が長引く割に中断不可能だし、慣れてくると地味な作業になりがちな点は、流石に「古臭くて単調」としか言い様がないところだ。 -本作の前にナグザットピンボールニ作がすでに登場していた影響もあり、本作はあまり良作としては見られず冷遇されがちだが、ピンボール好きならプレイしても損はない一作なはずだ。

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