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**SIMPLE1500シリーズ Vol.100 THE 宇宙飛行士 【しんぷるせんごひゃくしりーず ぼりゅーむ100 ざ うちゅうひこうし】 |ジャンル|アクション|&amazon(B000068QF2)| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|D3パブリッシャー|~| |開発元|クレセント、アメディオ|~| |発売日|2002年8月29日|~| |定価|1,500円|~| |ポイント|オペ子…|~| |備考|【PS】ゲームアーカイブス:2010年8月25日より配信/300円|~| |>|>|CENTER:''[[SIMPLEシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/220.html]]''| *概要 D3パブリッシャーによる廉価版ゲームシリーズ『SIMPLE1500シリーズ』の第100作。~ [[「SIMPLE2000」の100作目>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/408.html]]とは違い、特にアレな出来という訳ではない。~ *特徴 -主人公は宇宙飛行士となり、宇宙スーツのジェット噴射を使いながら惑星や宇宙空間を移動して、9種類のミッションに挑戦する((クリア後には、4つの小規模なおまけミッションも遊べる。))。ミッションは、低重力と無重力の2タイプに別れており、それぞれ操作性が異なる。 --クリア条件は、「その面内にある複数の目標物全てを調べる」というものが基本。 --1度クリアしたミッションに再挑戦すると、隠されたアイテムを探す事ができる。 ---クリアタイムやハイスコアも記録されるので、高得点を目指して遊ぶこともできる。 -クリア条件に応じて賞金が貰え、ショップで宇宙服を改造できる。 *短所 -所謂「慣性ゲー」であり、キャラの動きが独特で、しかも当たり判定がシビアである為、慣れるまでが大変である上、慣れても人を選ぶゲームである。 --「なんであれがハズレになるんだ!?」なんて事は日常茶飯事なので、とりあえず気の短い人には向いていない。 --画面構成は、基本的に主人公を背後から見たものなのだが、壁に背を当てると急に正面から見た構図に変わる為、周囲を見渡せなくなる。 --最終ミッションに存在する「登り坂」が、もう悲しくなるほど登りにくい。 -攻撃武器は、実質「連射できるが嫌になるほど撃たないとザコも倒せない銃」と「強いがめちゃくちゃ長い時間チャージしないと撃てない上に攻撃を食らうと無効になる銃」という、両極端なものしか無い。 -オペレーターからの通信は、メッセージの「送り」が任意でできない為、いつまでも画面に表示されていて邪魔になる場面もある。 -ミッションは決まった順番でしか出現しない為、クリアできないといつまでも先に進めない。 --ショップで売られている装備品は非常に少ない上、ミッションが進行しないと新しいものは入荷されない為、改造しまくって楽にクリアする…という事もできない。 -レーダーが壁の向こう側にいる敵や目標物に反応してしまう事がたまにある。 -クリア済みのミッションに再挑戦すると、オペレーターの台詞が変わり、世界観に関する複雑な設定を覗き見る事が出来る…のだが、別に主人公がその真相を突き止めたりするわけではないので、単なる「思わせ振り」で終わってしまう。 -各面に隠された「シークレットアイテム」というものがある。入手するとギャラリーで閲覧できるのだが、揃えても特に何も起こらない。 --取ってもただクリア時の賞金が増えるだけ。前述の通り本作ではショップの商品自体が少ないので、金なんてすぐに使い道は無くなる。 *その他 -オペレーターのミヅキとショップ店員のルシーナはともに女性だが、90年代のSFアニメの様な衣装…''所謂エロコス''を身に付けている。 --しかしメッセージウィンドウが邪魔になって、腹から下は一瞬しか画面に映らない。 --オペレーターからの通信はそれなりの頻度で入り、若干ではあるがボイスもある。 ---もっともボイスは使い回しも多く、電波状況の悪いシーンでは台詞の内容に関係無く「…を…確認…」というボイスが流れる。 --店員は、本当に「只の店員」で、それ以外に出番も活躍も一切無い。 -ショップで買える最も高額な装備品は移動性能や耐久力が大幅にパワーアップする「強化スーツ」なのだが、これの見た目が『メトロイド』シリーズでサムスが着ているパワードスーツにそっくり。意図的なパロディだろう。 *総括 とにかく人を選ぶゲーム、一言で表わすと、こうなるだろう。~ 宇宙飛行士を題材にした3Dの慣性ゲーというのは意外と珍しいジャンルで、操作に慣れる過程を楽しめればまあ遊べるはず。~ 3Dグラフィックやカメラの粗さ、一部ミッションの煩雑さは如何ともしがたいが。~ シナリオ面も前述の通り奥深そうなのだが、本当に「断片」しか語られないので死に設定で終わっている。そもそも説明書にストーリーやキャラ紹介すら載っていない。~ 雰囲気はそれなりのものを持っているだけに、SIMPLEシリーズで出しさえしなければ、もっと掘り下げられたSF作品になっていたかもしれないのだが…。 なおSIMPLEシリーズファンの間では、オペレーターの評判だけは良いようだ。~ 因みにメモリーカードのセーブアイコンは「ウィンクするオペレーターのアップ」である。
*SIMPLE1500シリーズ Vol.100 THE 宇宙飛行士 【しんぷるせんごひゃくしりーず ぼりゅーむ100 ざ うちゅうひこうし】 |ジャンル|アクション|&amazon(B000068QF2)| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|D3パブリッシャー|~| |開発元|クレセント、アメディオ|~| |発売日|2002年8月29日|~| |定価|1,500円|~| |ポイント|オペ子…|~| |備考|ゲームアーカイブス:2010年8月25日より配信/300円|~| |>|>|CENTER:''[[SIMPLEシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/220.html]]''| **概要 D3パブリッシャーによる廉価版ゲームシリーズ『SIMPLE1500シリーズ』の第100作。~ [[『SIMPLE2000』の100作目>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/408.html]]とは違い、特にアレな出来という訳ではない。~ **特徴 -主人公は宇宙飛行士となり、宇宙スーツのジェット噴射を使いながら惑星や宇宙空間を移動して、9種類のミッションに挑戦する((クリア後には、4つの小規模なおまけミッションも遊べる。))。ミッションは、低重力と無重力の2タイプに別れており、それぞれ操作性が異なる。 --クリア条件は、「その面内にある複数の目標物全てを調べる」というものが基本。 --1度クリアしたミッションに再挑戦すると、隠されたアイテムを探す事ができる。 ---クリアタイムやハイスコアも記録されるので、高得点を目指して遊ぶこともできる。 -クリア条件に応じて賞金が貰え、ショップで宇宙服を改造できる。 **短所 -所謂「慣性ゲー」であり、キャラの動きが独特で、しかも当たり判定がシビアである為、慣れるまでが大変である上、慣れても人を選ぶゲームである。 --「なんであれがハズレになるんだ!?」なんて事は日常茶飯事なので、とりあえず気の短い人には向いていない。 --画面構成は、基本的に主人公を背後から見たものなのだが、壁に背を当てると急に正面から見た構図に変わる為、周囲を見渡せなくなる。 --最終ミッションに存在する「登り坂」が、もう悲しくなるほど登りにくい。 -攻撃武器は、実質「連射できるが嫌になるほど撃たないとザコも倒せない銃」と「強いがめちゃくちゃ長い時間チャージしないと撃てない上に攻撃を食らうと無効になる銃」という、両極端なものしか無い。 -オペレーターからの通信は、メッセージの「送り」が任意でできない為、いつまでも画面に表示されていて邪魔になる場面もある。 -ミッションは決まった順番でしか出現しない為、クリアできないといつまでも先に進めない。 --ショップで売られている装備品は非常に少ない上、ミッションが進行しないと新しいものは入荷されない為、改造しまくって楽にクリアする…という事もできない。 -レーダーが壁の向こう側にいる敵や目標物に反応してしまう事がたまにある。 -クリア済みのミッションに再挑戦すると、オペレーターの台詞が変わり、世界観に関する複雑な設定を覗き見る事が出来る…のだが、別に主人公がその真相を突き止めたりするわけではないので、単なる「思わせ振り」で終わってしまう。 -各面に隠された「シークレットアイテム」というものがある。入手するとギャラリーで閲覧できるのだが、揃えても特に何も起こらない。 --取ってもただクリア時の賞金が増えるだけ。前述の通り本作ではショップの商品自体が少ないので、金なんてすぐに使い道は無くなる。 **その他 -オペレーターのミヅキとショップ店員のルシーナはともに女性だが、90年代のSFアニメの様な衣装…''所謂エロコス''を身に付けている。 --しかしメッセージウィンドウが邪魔になって、腹から下は一瞬しか画面に映らない。 --オペレーターからの通信はそれなりの頻度で入り、若干ではあるがボイスもある。 ---もっともボイスは使い回しも多く、電波状況の悪いシーンでは台詞の内容に関係無く「…を…確認…」というボイスが流れる。 --店員は、本当に「只の店員」で、それ以外に出番も活躍も一切無い。 -ショップで買える最も高額な装備品は移動性能や耐久力が大幅にパワーアップする「強化スーツ」なのだが、これの見た目が『メトロイド』シリーズでサムスが着ているパワードスーツにそっくり。意図的なパロディだろう。 *総括 とにかく人を選ぶゲーム、一言で表わすと、こうなるだろう。~ 宇宙飛行士を題材にした3Dの慣性ゲーというのは意外と珍しいジャンルで、操作に慣れる過程を楽しめればまあ遊べるはず。~ 3Dグラフィックやカメラの粗さ、一部ミッションの煩雑さは如何ともしがたいが。~ シナリオ面も前述の通り奥深そうなのだが、本当に「断片」しか語られないので死に設定で終わっている。そもそも説明書にストーリーやキャラ紹介すら載っていない。~ 雰囲気はそれなりのものを持っているだけに、SIMPLEシリーズで出しさえしなければ、もっと掘り下げられたSF作品になっていたかもしれないのだが…。 なおSIMPLEシリーズファンの間では、オペレーターの評判だけは良いようだ。~ 因みにメモリーカードのセーブアイコンは「ウィンクするオペレーターのアップ」である。

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