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*マリオテニス64 【まりおてにすろくじゅうよん】 |ジャンル|テニスゲーム|&image(http://ec2.images-amazon.com/images/I/71Z8e34i5OL.SL150.jpg)| |対応機種|ニンテンドウ64|~| |発売元|任天堂|~| |開発元|キャメロット|~| |発売日|2000年7月21日|~| |定価|6,800円(税別)|~| |配信|バーチャルコンソール&br()2010年8月31日/1,000Wiiポイント|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[マリオシリーズ・関連作品リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/342.html]]''| #contents(fromhere) ---- **概要 マリオシリーズのキャラクターによる、シンプル操作でありながらスピード感あふれるテニスゲームである。~ マリオキャラ達によるテニスゲームはバーチャルボーイの『マリオズテニス』以来となり、『マリオテニス』シリーズとしては本作が1作目となる。~ 振動パック・64GBパック(コントローラに取り付け、GBカートリッジを差込むタイプ)に対応。''(64版のみ)''~ それに伴い、GB版である『マリオテニスGB』と連動することでのみ開放される隠し要素が一部存在する。~ 隠し要素は1人用のモードを進めていくことにより開放されていく。~ ***各モード紹介 ''エキシビジョン'' -好きなキャラを選んで1試合プレーする、最もスタンダードなモード。1~4人でプレー可能。 --ゲーム・セット数の設定も豊富に設けられている。 ''トーナメント'' -1人用のモード。好きなキャラを選んでトーナメントに出場し、優勝を目指す。シングルス/ダブルスそれぞれのトーナメントが存在し、ダブルスのパートナーはキャラクターごとに決まっている。 --ダブルスのパートナーは、ある程度キャラクター性能の相性を考えて設定されている。 --キノコカップ、フラワーカップ、スターカップの3等級が存在し、スターカップでは隠しキャラクターも参戦する。 ---このスターカップを優勝すると、ある隠し要素が解放される。個の隠し要素を利用したトーナメントも存在する。 --CPU同士の試合は勝敗だけ決定してスキップされる。観戦は不可。 ''リングショット'' -コート内に出現するリングにボールを通過させ、その獲得数を競う特殊なモード。1人用と2人以上用のモードが存在する。 -1人用モードでは、制限を1ゲーム/時間/ボール数からいずれか一つを選び、その中でどれだけのリング数を稼げるか競うものと、ポイント制のモードが存在する。 --ゲーム数制限のモードでは、デュースを利用して長期戦にすることでリングを荒稼ぎするテクニックも存在する。 --ポイント制では出現してから時間が経つごとに大きくなっていく特殊なリングが登場し、より小さな状態で獲得すると高得点になる。一定時間内でどれだけの点数を獲得できるかを競う。 -2人以上では、純粋にリングの獲得数を競うものになり、一定数のリングを獲得すると勝利となる。 -一種のスコアアタックとして、かなりシビアなやり込み要素を持っている。下記のリングトーナメントでは熾烈な争いが繰り広げられた。 ''クッパステージ'' -クッパ城にある特殊なコートで試合を行う。キャラクターの荷重によってコートがグラグラと傾き、ネットの上には[[マリオカート64]]のようなアイテムボックスが存在し、獲得したアイテムで相手を妨害できる。甲羅やバナナで相手を転ばせたり、カミナリで能力を低下させたりと、テニスの枠にとらわれないエキサイティングなプレーが楽しめる。 --エキシビジョン同様に、ゲーム・セット数を幅広く設定可能。 ''パックンステージ'' -相手側コートには敵プレイヤー1人と、エンドライン上にパックン3体が配置されており、パックンから発射される球を、敵プレイヤーに打ち返されないようにひたすらリターンし続ける、トレーニングに近いモード。~ 1回で打ち出される球は50球。パーフェクトを出すのは意外と難しい。 ''スペシャルゲーム'' -5ポイント先取のショートゲームや、7ポイント先取のタイブレーク戦といった変則ルールでのゲームや、CPU同士のデモプレイを観戦可能。 -リングショットを利用した「リングトーナメント」というモードが存在し、任天堂の公式ホームページ上などでエントリーコードが公開され、これを入力することで参加可能。期間限定で公式大会が開催され、ランキングが公開されている。 --任天堂主催のものの他には、開発元のキャメロット、ゲーム雑誌の電撃N64や64Dream、小学館のコミックGOTTA主催のリングトーナメントも存在した。 --大会が終了した現在でも、エントリーコードさえ分かれば挑戦可能。検索すれば出てくるので、一度挑戦してみてはいかがだろうか。いずれもコートや相手CPUの設定がいやらしく、結構キツめの難易度である。 --残念ながらバーチャルコンソール版では使用不可。 **評価点 -プレイヤーキャラの豊富さ。隠しキャラを含めて計16人と結構多い。 --ルイージのライバルとなる新キャラ・ワルイージが本作で初登場。また『[[スーパーマリオランド]]』から久々にデイジーが登場した。 --キャサリンやヘイホーなど本作で初めて操作できるようになったキャラも多い。特に漫画版で知名度が高かったデイジーの参戦はファンを喜ばせた。 --パタパタとテレサは「空を飛びながらテニスをする」という独特なスタイルのプレイヤー。パワーは弱めだが、高高度からの打点の高いショットや強烈な変化球を使うことが出来る。 --[[ドンキーコングJr.]]は久々の登場となり、2代目ドンキーと初めて共演した(ただし、Jr.はデビュー当時の幼い姿で登場)。 --『マリオゴルフ64』と違い、未プレイの状態からでもある程度の組み合わせで遊ぶことができる。 -64GBパックを使用することにより、『マリオテニスGB』で育成したキャラクター&パートナーを連れてきて経験値を稼ぐことが可能。 --マリオゴルフ64と異なり、電源を切ってもこれらのキャラは選択欄に残るので最大でキャラが20人になる。 -操作自体がA・Bボタンと3Dスティックだけなのでとてもシンプル。レスポンスも極めて良好なため、初心者から上級者まで問題なくプレイできる。 --操作に慣れればスマッシュを放ちまくれるので爽快感にあふれている。 --スライスショットによる変化球や、高く打ち上げるロブショットと、ネット際に落ちるドロップショットを使った前後の揺さぶりも自由自在。 -BGMに過去のマリオシリーズ関連からのアレンジ版の曲もあり、懐かしさを感じさせつつ、試合にも違和感なくマッチしている。 --とくにゲーム・セットポイントチャンスには桜庭統作曲の専用BGMが用意されており、~ 試合の緊張感がひしひしと伝わってくる…''を通り越しており、RPGのイベント戦闘曲とまで評される。'' -1人でも充分に楽しめるようにゲームモードが充実している。 -全キャラである条件を満たすと、フリーモードの「エキシビジョン」で更に熱い戦いができるようになる。 **問題点 -COMはLVによって強さにかなりのバラツキがあるため、隠し要素開放にあたって対戦相手として否応無しに対峙するため、~ 対戦相手のLVが高めの場合、プレイヤーの腕前によっては苦労する。一応、理不尽な難易度というわけではない。 -GBとの連動で連れてきたキャラは再連動しない限りずっと同じ能力値であり、また、連動しないと一部の隠し要素が解放できない。 -操作レスポンスの良さと、高いボールに対処しやすいキャラが多いためか、ロブショット(高く打ち上げるショット)が使いにくい。 --ロブショットの着弾点が格好のスマッシュポイントになってしまう。 -隠し要素開放済みで要素適用かつCOMのLV最大の場合、COMサービス時にかなり返しにくい絶妙なショットを稀に打ってくるため、返す心構えが無いと、サービスエースを取られやすい。~ 特に、パワーのあるキャラにサービスをやらせると、とんでもない弾速のサーブをいやらしいポイントに打って来るのでリターンが困難。この上ラケットに当たってもネットまで届かないという理不尽なことも…。 -COMピーチのサービスショットがレットを多発することがある。~ テニスボールがネットに引っ掛かって相手コートに入った場合はノーカウントで打ち直しとなるのだが、投げる高さが低めのピーチとCOMの関係上で何度も発生することがある。~ 多い時には5回以上発生してやっとということも。しかもLVが高い程、この現象が発生し易くなる。 **総評 全体的に完成度が高く、初心者から上級者まで長く楽しめる良作といえる。~ 1人でも複数人でも熱い試合がおこなえるので割とオススメの作品である。~ ''Wiiのバーチャルコンソール版では連動機能とリングトーナメントがオミットされている''が、ほとんどの要素はこのソフトだけで開放できるため気にせず楽しむことが出来る。~ 全隠し要素(連動部分除く)を開放できれば、フリーモードの「エキシビジョン」の真価が発揮されるのでがんばって開放して楽しんでもらいたい。 **続編 -[[マリオテニスGC]] --新たなルールやスペシャルショットなどを採用し、スポーツ系マリオシリーズの醍醐味であるスポーツの枠に捕らわれないプレイが楽しめる。
*マリオテニス64 【まりおてにすろくじゅうよん】 |ジャンル|テニスゲーム|&image(http://ec2.images-amazon.com/images/I/71Z8e34i5OL.SL150.jpg)| |対応機種|ニンテンドウ64|~| |メディア|128MbitROMカートリッジ|~| |発売元|任天堂|~| |開発元|キャメロット|~| |発売日|2000年7月21日|~| |定価|6,800円(税別)|~| |配信|バーチャルコンソール&br()2010年8月31日/1,000Wiiポイント|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[マリオシリーズ・関連作品リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/342.html]]''| #contents(fromhere) ---- **概要 マリオシリーズのキャラクターによる、シンプル操作でありながらスピード感あふれるテニスゲームである。~ マリオキャラ達によるテニスゲームはバーチャルボーイの『マリオズテニス』以来となり、『マリオテニス』シリーズとしては本作が1作目となる。~ 振動パック・64GBパック(コントローラに取り付け、GBカートリッジを差込むタイプ)に対応。''(64版のみ)''~ それに伴い、GB版である『マリオテニスGB』と連動することでのみ開放される隠し要素が一部存在する。~ 隠し要素は1人用のモードを進めていくことにより開放されていく。~ ***各モード紹介 ''エキシビジョン'' -好きなキャラを選んで1試合プレーする、最もスタンダードなモード。1~4人でプレー可能。 --ゲーム・セット数の設定も豊富に設けられている。 ''トーナメント'' -1人用のモード。好きなキャラを選んでトーナメントに出場し、優勝を目指す。シングルス/ダブルスそれぞれのトーナメントが存在し、ダブルスのパートナーはキャラクターごとに決まっている。 --ダブルスのパートナーは、ある程度キャラクター性能の相性を考えて設定されている。 --キノコカップ、フラワーカップ、スターカップの3等級が存在し、スターカップでは隠しキャラクターも参戦する。 ---このスターカップを優勝すると、ある隠し要素が解放される。個の隠し要素を利用したトーナメントも存在する。 --CPU同士の試合は勝敗だけ決定してスキップされる。観戦は不可。 ''リングショット'' -コート内に出現するリングにボールを通過させ、その獲得数を競う特殊なモード。1人用と2人以上用のモードが存在する。 -1人用モードでは、制限を1ゲーム/時間/ボール数からいずれか一つを選び、その中でどれだけのリング数を稼げるか競うものと、ポイント制のモードが存在する。 --ゲーム数制限のモードでは、デュースを利用して長期戦にすることでリングを荒稼ぎするテクニックも存在する。 --ポイント制では出現してから時間が経つごとに大きくなっていく特殊なリングが登場し、より小さな状態で獲得すると高得点になる。一定時間内でどれだけの点数を獲得できるかを競う。 -2人以上では、純粋にリングの獲得数を競うものになり、一定数のリングを獲得すると勝利となる。 -一種のスコアアタックとして、かなりシビアなやり込み要素を持っている。下記のリングトーナメントでは熾烈な争いが繰り広げられた。 ''クッパステージ'' -クッパ城にある特殊なコートで試合を行う。キャラクターの荷重によってコートがグラグラと傾き、ネットの上には[[マリオカート64]]のようなアイテムボックスが存在し、獲得したアイテムで相手を妨害できる。甲羅やバナナで相手を転ばせたり、カミナリで能力を低下させたりと、テニスの枠にとらわれないエキサイティングなプレーが楽しめる。 --エキシビジョン同様に、ゲーム・セット数を幅広く設定可能。 ''パックンステージ'' -相手側コートには敵プレイヤー1人と、エンドライン上にパックン3体が配置されており、パックンから発射される球を、敵プレイヤーに打ち返されないようにひたすらリターンし続ける、トレーニングに近いモード。~ 1回で打ち出される球は50球。パーフェクトを出すのは意外と難しい。 ''スペシャルゲーム'' -5ポイント先取のショートゲームや、7ポイント先取のタイブレーク戦といった変則ルールでのゲームや、CPU同士のデモプレイを観戦可能。 -リングショットを利用した「リングトーナメント」というモードが存在し、任天堂の公式ホームページ上などでエントリーコードが公開され、これを入力することで参加可能。期間限定で公式大会が開催され、ランキングが公開されている。 --任天堂主催のものの他には、開発元のキャメロット、ゲーム雑誌の電撃N64や64Dream、小学館のコミックGOTTA主催のリングトーナメントも存在した。 --大会が終了した現在でも、エントリーコードさえ分かれば挑戦可能。検索すれば出てくるので、一度挑戦してみてはいかがだろうか。いずれもコートや相手CPUの設定がいやらしく、結構キツめの難易度である。 --残念ながらバーチャルコンソール版では使用不可。 **評価点 -プレイヤーキャラの豊富さ。隠しキャラを含めて計16人と結構多い。 --ルイージのライバルとなる新キャラ・ワルイージが本作で初登場。また『[[スーパーマリオランド]]』から久々にデイジーが登場した。 --キャサリンやヘイホーなど本作で初めて操作できるようになったキャラも多い。特に漫画版で知名度が高かったデイジーの参戦はファンを喜ばせた。 --パタパタとテレサは「空を飛びながらテニスをする」という独特なスタイルのプレイヤー。パワーは弱めだが、高高度からの打点の高いショットや強烈な変化球を使うことが出来る。 --[[ドンキーコングJr.]]は久々の登場となり、2代目ドンキーと初めて共演した(ただし、Jr.はデビュー当時の幼い姿で登場)。 --『マリオゴルフ64』と違い、未プレイの状態からでもある程度の組み合わせで遊ぶことができる。 -64GBパックを使用することにより、『マリオテニスGB』で育成したキャラクター&パートナーを連れてきて経験値を稼ぐことが可能。 --マリオゴルフ64と異なり、電源を切ってもこれらのキャラは選択欄に残るので最大でキャラが20人になる。 -操作自体がA・Bボタンと3Dスティックだけなのでとてもシンプル。レスポンスも極めて良好なため、初心者から上級者まで問題なくプレイできる。 --操作に慣れればスマッシュを放ちまくれるので爽快感にあふれている。 --スライスショットによる変化球や、高く打ち上げるロブショットと、ネット際に落ちるドロップショットを使った前後の揺さぶりも自由自在。 -BGMに過去のマリオシリーズ関連からのアレンジ版の曲もあり、懐かしさを感じさせつつ、試合にも違和感なくマッチしている。 --とくにゲーム・セットポイントチャンスには桜庭統作曲の専用BGMが用意されており、~ 試合の緊張感がひしひしと伝わってくる…''を通り越しており、RPGのイベント戦闘曲とまで評される。'' -1人でも充分に楽しめるようにゲームモードが充実している。 -全キャラである条件を満たすと、フリーモードの「エキシビジョン」で更に熱い戦いができるようになる。 **問題点 -COMはLVによって強さにかなりのバラツキがあるため、隠し要素開放にあたって対戦相手として否応無しに対峙するため、~ 対戦相手のLVが高めの場合、プレイヤーの腕前によっては苦労する。一応、理不尽な難易度というわけではない。 -GBとの連動で連れてきたキャラは再連動しない限りずっと同じ能力値であり、また、連動しないと一部の隠し要素が解放できない。 -操作レスポンスの良さと、高いボールに対処しやすいキャラが多いためか、ロブショット(高く打ち上げるショット)が使いにくい。 --ロブショットの着弾点が格好のスマッシュポイントになってしまう。 -隠し要素開放済みで要素適用かつCOMのLV最大の場合、COMサービス時にかなり返しにくい絶妙なショットを稀に打ってくるため、返す心構えが無いと、サービスエースを取られやすい。~ 特に、パワーのあるキャラにサービスをやらせると、とんでもない弾速のサーブをいやらしいポイントに打って来るのでリターンが困難。この上ラケットに当たってもネットまで届かないという理不尽なことも…。 -COMピーチのサービスショットがレットを多発することがある。~ テニスボールがネットに引っ掛かって相手コートに入った場合はノーカウントで打ち直しとなるのだが、投げる高さが低めのピーチとCOMの関係上で何度も発生することがある。~ 多い時には5回以上発生してやっとということも。しかもLVが高い程、この現象が発生し易くなる。 **総評 全体的に完成度が高く、初心者から上級者まで長く楽しめる良作といえる。~ 1人でも複数人でも熱い試合がおこなえるので割とオススメの作品である。~ ''Wiiのバーチャルコンソール版では連動機能とリングトーナメントがオミットされている''が、ほとんどの要素はこのソフトだけで開放できるため気にせず楽しむことが出来る。~ 全隠し要素(連動部分除く)を開放できれば、フリーモードの「エキシビジョン」の真価が発揮されるのでがんばって開放して楽しんでもらいたい。 **続編 -[[マリオテニスGC]] --新たなルールやスペシャルショットなどを採用し、スポーツ系マリオシリーズの醍醐味であるスポーツの枠に捕らわれないプレイが楽しめる。

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