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*グランツーリスモ2 【ぐらんつーりすも つー】 |ジャンル|リアルドライビングシミュレータ|&amazon(B00005OVU9)| |対応機種|プレイステーション|~| |メディア|CD-ROM 2枚|~| |発売元|ソニー・コンピュータエンタテインメント|~| |開発元|ソニー・コンピュータエンタテインメント&br()ポリフォニー・デジタル|~| |発売日|1999年12月11日|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[グランツーリスモシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1361.html]]''| *概要 -『[[グランツーリスモ]]』の続編。 *特徴 **基本的な仕様 -前作と同じく「アーケードモード」と「グランツーリスモモード」の二種類のモードから遊べる。 --ゲーム自体の大容量化に伴い、それぞれのモードは別々のディスクを入れて遊ぶようになった。 ---ちなみに、シリーズ恒例のかっこいいオープニングが収録されているのはアーケードディスクのみ。 **大幅に増えた収録車種 前作が100車種だったのに対し、本作ではその5倍である500車種600グレードの車両が登場。 -総勢40社以上にも及ぶメーカーの大幅な追加 --国内では軽自動車メーカーとして有名なスズキやダイハツの車両が登場。 --チューニングメーカーによるチューンドカーが初登場。 --特に海外のメーカーが多数新登場。イギリスのロータスやミニ、イタリアのアルファロメオ、フランスのルノーやプジョー、アメリカのフォードなど有名メーカーの多くが登場している。 ---メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、フォルクスワーゲンなどドイツの有名メーカーは一通り登場。高級スポーツカーの代名詞の一つ「ポルシェ」の車両も登場している((「RUF」というポルシェの車両を専門としたチューニングメーカーによる車両が登場している。))。 -既存メーカーの最新モデル --パッケージを飾るホンダ・S2000などの当時最新のスポーツカーや、エコカーとして有名なトヨタ・プリウスの初代モデルが登場した。 -レーシング仕様の車両 --ラリーイベントに合わせて登場したWRCのラリーカー(カローララリーカーなど)やJGTC用のレーシングカー、ル・マン24時間レース用のプロトタイプレーシングカー(トヨタ・TS-020など)が登場した。 --また、次回作ではレーシングモディファイが削除されたため、様々なレーシングカーが見れるのは本作限り。 -いわゆる往年の名車 --国内ではトヨタ・2000GTや「ケンメリ」「ハコスカ」ことC110型スカイライン、国外ではシェルビー・コブラやフィアット・500など。 ---なお、2000GTやハコスカはディーラーの中古車売り場で買うことができるが、たまにしか売り出されない上に値段も高いという高嶺の花。 **コースの追加 -シリーズで初めて実在するサーキットである「ラグナ・セカ」「ツインリンクもてぎ((ゲーム中では「スーパースピードウェイ」という架空の名前))」が登場。 -純粋なサーキット施設ではない、ローマやシアトルなどの市街地をイメージしたコースが登場。 -未舗装道路で走るダートコースが追加。ダートタイヤを装着した車両でのみ走ることができる。 --ダートは滑りやすくドリフト走行が行いやすい特徴があるため、通常の舗装道路とは異なる感覚で走ることができる。 **セッティング・挙動 -挙動プログラムの進化により、前作にはなかった「リミテッド・スリップ・デフ(LSD)」などのアシスト機能を作動させるセッティングが追加された。 --装着することで車が速くなるという単純なものではないが、コーナリング時などで加速力や安定性を高めるといった役割を持つ。詳細は割愛。 -「コントロールタイヤ」が登場。 --通常のタイヤは遊びやすくするためか実際のタイヤよりグリップ力が高いが、こちらは「現実のタイヤを再現した」という名目でグリップ力が低くなっている。 --攻略する分には全く必要なく、現実にも車で遊んでいる人向けのチューニングと言える。 -挙動と関係ない所ではホイールの交換が行えるようになった。多数のホイールメーカーによりデザインされたホイールが付け替えられる。 **グランツーリスモモードの新要素 -レースイベントの量が単純に増加。様々なコース、様々な車両とレースを行うことができる。 -特定の車種でしか参戦できないワンメイクレースが登場。 -ライセンスに「国際C級」「国際B級」が追加され、全5段階に。さらに細かくテクニックを勉強することが可能に。 --さらに「国際A級」をクリアすると「スーパーライセンス」が追加される。 ---こちらは決められたコースとマシンで1周タイムアタックを行うという内容で、通常のレースに参加する分には必要なく、腕試し的な要素が強い。 *問題点 -シリーズ特有の必要知識の多さ。 -セーブ・ロード時間がやや長い。 -グラフィックの作りこみは増した一方、画質や音質は前作よりやや粗くなっている。 --挙動再現のための計算量の増加にハードパワーを割いたのが原因と言われている。 -ガレージは1つのセーブデータにつき100台までという制限がある。 --コレクションには向いてないため、お気に入りの車両を残すようにしたい所。 -CPU車両の挙動は前作とそう大差ない。 -ダートイベントは1対1のレースとなり、複数台とのレースはできない。 *総評 前作から大幅なボリュームアップとさらに細かな作り込みを施され、順当進化を遂げた続編。~ これ以降グレードアップした続編が多数登場した現在、本作を遊ぶ価値があるかと言えばやや疑問符が残るが、~ 多数の続編も本作あってのものであり、その完成度は折り紙付きと言えるだろう。
*グランツーリスモ2 【ぐらんつーりすも つー】 |ジャンル|リアルドライビングシミュレータ|&amazon(B00005OVU9)| |対応機種|プレイステーション|~| |メディア|CD-ROM 2枚|~| |発売元|ソニー・コンピュータエンタテインメント|~| |開発元|ソニー・コンピュータエンタテインメント&br()ポリフォニー・デジタル|~| |発売日|1999年12月11日|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[グランツーリスモシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1361.html]]''| *概要 -『[[グランツーリスモ]]』の続編。 *特徴 **基本的な仕様 -前作と同じく「アーケードモード」と「グランツーリスモモード」の二種類のモードから遊べる。 --ゲーム自体の大容量化に伴い、それぞれのモードは別々のディスクを入れて遊ぶようになった。 ---ちなみに、シリーズ恒例のかっこいいオープニングが収録されているのはアーケードディスクのみ。 **大幅に増えた収録車種 前作が100車種だったのに対し、本作ではその5倍である500車種600グレードの車両が登場。 -総勢40社以上にも及ぶメーカーの大幅な追加 --国内では軽自動車メーカーとして有名なスズキやダイハツの車両が登場。 --チューニングメーカーによるチューンドカーが初登場。 --特に海外のメーカーが多数新登場。イギリスのロータスやミニ、イタリアのアルファロメオ、フランスのルノーやプジョー、アメリカのフォードなど有名メーカーの多くが登場している。 ---メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、フォルクスワーゲンなどドイツの有名メーカーは一通り登場。高級スポーツカーの代名詞の一つ「ポルシェ」の車両も登場している((「RUF」というポルシェの車両を専門としたチューニングメーカーによる車両が登場している。))。 -既存メーカーの最新モデル --パッケージを飾るホンダ・S2000などの当時最新のスポーツカーや、エコカーとして有名なトヨタ・プリウスの初代モデルが登場した。 -レーシング仕様の車両 --ラリーイベントに合わせて登場したWRCのラリーカー(カローララリーカーなど)やJGTC用のレーシングカー、ル・マン24時間レース用のプロトタイプレーシングカー(トヨタ・TS-020など)が登場した。 --また、次回作ではレーシングモディファイが削除されたため、様々なレーシングカーが見れるのは本作限り。 -いわゆる往年の名車 --国内ではトヨタ・2000GTや「ケンメリ」「ハコスカ」ことC110型スカイライン、国外ではシェルビー・コブラやフィアット・500など。 ---なお、2000GTやハコスカはディーラーの中古車売り場で買うことができるが、たまにしか売り出されない上に値段も高いという高嶺の花。 **コースの追加 -シリーズで初めて実在するサーキットである「ラグナ・セカ」「ツインリンクもてぎ((ゲーム中では「スーパースピードウェイ」という架空の名前))」が登場。 -純粋なサーキット施設ではない、ローマやシアトルなどの市街地をイメージしたコースが登場。 -未舗装道路で走るダートコースが追加。ダートタイヤを装着した車両でのみ走ることができる。 --ダートは滑りやすくドリフト走行が行いやすい特徴があるため、通常の舗装道路とは異なる感覚で走ることができる。 **セッティング・挙動 -挙動プログラムの進化により、前作にはなかった「リミテッド・スリップ・デフ(LSD)」などのアシスト機能を作動させるセッティングが追加された。 --装着することで車が速くなるという単純なものではないが、コーナリング時などで加速力や安定性を高めるといった役割を持つ。詳細は割愛。 -「コントロールタイヤ」が登場。 --通常のタイヤは遊びやすくするためか実際のタイヤよりグリップ力が高いが、こちらは「現実のタイヤを再現した」という名目でグリップ力が低くなっている。 --攻略する分には全く必要なく、現実にも車で遊んでいる人向けのチューニングと言える。 -挙動と関係ない所ではホイールの交換が行えるようになった。多数のホイールメーカーによりデザインされたホイールが付け替えられる。 **グランツーリスモモードの新要素 -レースイベントの量が単純に増加。様々なコース、様々な車両とレースを行うことができる。 -特定の車種でしか参戦できないワンメイクレースが登場。 -ライセンスに「国際C級」「国際B級」が追加され、全5段階に。さらに細かくテクニックを勉強することが可能に。 --さらに「国際A級」をクリアすると「スーパーライセンス」が追加される。 ---こちらは決められたコースとマシンで1周タイムアタックを行うという内容で、通常のレースに参加する分には必要なく、腕試し的な要素が強い。 *問題点 -UI・パフォーマンスの問題 --セーブ・ロード時間がやや長い。 --グラフィックや挙動が進化した一方で、画質や音質が前作よりやや劣化。挙動再現のための計算量の増加にハードパワーを割いたのが原因と言われている。 --ガレージは1つのセーブデータにつき100台までという非常に辛い制限がある。本作の収録車種は500車種、RM車両を含めるとそれ以上なので、明らかに少なすぎると言わざるを得ない。 -前作同様に必要知識が多く、初心者にはやや取っつきにくい。。 -CPU車両の挙動は前作とそう大差ない。 -ダートイベントは1対1のレースとなり、複数台とのレースはできない。 -一部の車両に見過ごせない数値ミスが存在する。 --その最たる例が「ランチア デルタS4」。WRCの歴史の中でも“狂気”と言われたグループBにおいて、最強クラスの速さと性能を誇ったモンスターマシンなのだが、明らかにモンスターには程遠い性能になってしまっている。 *総評 前作から大幅なボリュームアップとさらに細かな作り込みを施され、順当進化を遂げた続編。~ これ以降グレードアップした続編が多数登場した現在、本作を遊ぶ価値があるかと言えばやや疑問符が残るが、~ 多数の続編も本作あってのものであり、その完成度は折り紙付きと言えるだろう。

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