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*ドラゴンブリード 【どらごんぶりーど】 |ジャンル|シューティング| |対応機種|アーケード| |開発・販売元|irem| |稼働開始日|1989年| |ポイント|情報規制のあおりをモロに受けたが…| **概要 -ファンタジー世界観の横STG。何はともあれ巨大なドラゴンが非常に目立つ。 --このドラゴンは子機で、敵弾を防ぐ防御・体当たりによる攻撃・溜め撃ちを行なってくれる。 --自機はボウガンを装備した人間。任意のタイミングでドラゴンに騎乗したり降りたりできる。当り判定(ミス判定)はこの人間にある。 ---ドラゴンから降りると横スクロール2Dアクションゲームになる。 -アイテムを取ることでドラゴンが変色。ドラゴンと自機の攻撃が強化されて行く。 **情報規制 -この頃、アイレムは大手アーケード攻略雑誌「ゲーメスト」に謎の情報規制を設けていた。この情報規制はどんな目的があったのかは不明だが、これによりX∞やR-TYPE II等の攻略情報が雑誌に乗らなかった。 --これは想像だが、「安易に攻略されると稼げない」「情報が無い状態で独力で攻略を見つけ出す楽しみ」と言う二つの目的があったのかもしれない。 --どんな目的があったにせよ、これによりこの時期に登場したアイレムのゲームは知名度が大変低くなってしまった。 ---更にSTGが高難易度化の道を歩み始めたばかりの頃であり、アイレムはその先陣を切っていたため、本作を含めた3作は全て難易度が高い。 --そんなわけで高難易度であるにもかかわらず攻略情報が満足に無い三作は草葉の影に隠れる事となった。 **ゲームバランス -隠れた名作! と言いたい所だが、あまり練りこまれていない。 --ドラゴンは赤・青・銀・金の4色に分かれ、金は他の色の上位互換。 ---だが、赤・銀になる意味はあまり無い。青と金は一定の操作をする事でドラゴンで自機を覆い隠す事ができる。攻防一体のフォーメーションであり、それ以外の色を使う意味があまり無い。 --騎乗状態での当り判定は人間なのだが、弾の発射位置は当り判定の下部、ドラゴンの口。 ---STGとしての難易度が高いにもかかわらず、シューターを混乱させる仕様。シューティングに慣れていればいるほどミスをしやすく、なれていなければクリアは難しい。 **総評  アイデアは斬新で、独特のゲーム性があり触っている分には中々に楽しい。だが、攻略しようとするとやたら難しく癖が強い。更に情報規制の影響で知名度も低く、インターネットの普及によりプレイヤーが多様化したにも関わらず、今だ出回りが悪い事を考えると、アイレムがこのゲームに対して行なった処置は全て裏目に出てしまったと言えるだろう。
*ドラゴンブリード 【どらごんぶりーど】 |ジャンル|シューティング| |対応機種|アーケード| |発売・開発元|アイレム| |稼働開始日|1989年| |ポイント|情報規制のあおりをモロに受けたが…| **概要 -ファンタジー世界観の横STG。何はともあれ巨大なドラゴンが非常に目立つ。 --このドラゴンは子機で、敵弾を防ぐ防御・体当たりによる攻撃・溜め撃ちを行なってくれる。 --自機はボウガンを装備した人間。任意のタイミングでドラゴンに騎乗したり降りたりできる。当り判定(ミス判定)はこの人間にある。 ---ドラゴンから降りると横スクロール2Dアクションゲームになる。 -アイテムを取ることでドラゴンが変色。ドラゴンと自機の攻撃が強化されて行く。 **情報規制 -この頃、アイレムは大手アーケード攻略雑誌「ゲーメスト」に謎の情報規制を設けていた。この情報規制はどんな目的があったのかは不明だが、これによりX∞やR-TYPE II等の攻略情報が雑誌に乗らなかった。 --これは想像だが、「安易に攻略されると稼げない」「情報が無い状態で独力で攻略を見つけ出す楽しみ」と言う二つの目的があったのかもしれない。 --どんな目的があったにせよ、これによりこの時期に登場したアイレムのゲームは知名度が大変低くなってしまった。 ---更にSTGが高難易度化の道を歩み始めたばかりの頃であり、アイレムはその先陣を切っていたため、本作を含めた3作は全て難易度が高い。 --そんなわけで高難易度であるにもかかわらず攻略情報が満足に無い三作は草葉の影に隠れる事となった。 **ゲームバランス -隠れた名作! と言いたい所だが、あまり練りこまれていない。 --ドラゴンは赤・青・銀・金の4色に分かれ、金は他の色の上位互換。 ---だが、赤・銀になる意味はあまり無い。青と金は一定の操作をする事でドラゴンで自機を覆い隠す事ができる。攻防一体のフォーメーションであり、それ以外の色を使う意味があまり無い。 --騎乗状態での当り判定は人間なのだが、弾の発射位置は当り判定の下部、ドラゴンの口。 ---STGとしての難易度が高いにもかかわらず、シューターを混乱させる仕様。シューティングに慣れていればいるほどミスをしやすく、なれていなければクリアは難しい。 **総評  アイデアは斬新で、独特のゲーム性があり触っている分には中々に楽しい。だが、攻略しようとするとやたら難しく癖が強い。更に情報規制の影響で知名度も低く、インターネットの普及によりプレイヤーが多様化したにも関わらず、今だ出回りが悪い事を考えると、アイレムがこのゲームに対して行なった処置は全て裏目に出てしまったと言えるだろう。

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