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ボンバーマンII - (2013/05/02 (木) 23:45:05) の編集履歴(バックアップ)
ボンバーマンII
【ぼんばーまんつー】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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ファミリーコンピュータ
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発売・開発元
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ハドソン
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発売日
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1991年6月28日
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定価
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5,800円(税抜)
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ポイント
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PCエンジン版より見劣り 時間短すぎ
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ボンバーマンシリーズリンク
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概要
ファミコンで発売されたボンバーマンの二作目(ボンバーキングは除く)。
全般的にこれより少し前に発売されたPCエンジン版ボンバーマンの影響が強く見られる。
ストーリー
ある日、白ボンはライバルである黒ボンの陰謀により、銀行強盗の濡れ衣を着せられ投獄されてしまった。
白ボンは黒ボンを捕らえ自分の無実を証明するため、爆弾を使って脱走を試みたのであった。
基本
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ステージのクリア条件は、ステージの敵を全滅させた後、破壊できるソフトブロックのどれかに隠された出口を発見し入ること。
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出口に爆風を当てると敵が出現する。
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例によって得点稼ぎが可能だが、本作ではスコアは何の意味もなさない。
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しかも本作で出口から出てくる敵は総じて得点が低い。100点とかそんぐらい。
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1ステージに1つ、ソフトブロックのどれかを壊すとアイテムが出現する(種類はステージ毎に決まっている)。これを取るとボンバーマンが少しずつパワーアップする。
評価点
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今作ではPCエンジン版同様、面がエリアで区切られている。全部で6エリアあり、1エリアが8ステージ、全48面とボリュームもある。
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敵キャラがPCエンジン版準拠になり、種類が大幅に増加。それなりに個性がある。
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中でもいきなり近くにワープしたり、自爆する敵はそこそこ厄介である。
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アイテム「ファイアーマン」が廃止され、代わりのアイテムが時間制限付きの使い捨てになり、ゲームバランスが調整された。
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その後のシリーズには「無敵スーツ」という形で登場している。
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対戦モードが導入された。3人まで同時に対戦できる。
問題点
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初期のボンバーマン全般に言える事だが、ダレる。
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本作は敵が大して強くない上にボスも登場せず、ステージ音楽は使いまわし含め3種類(とアイテム取得後の1種類)でイマイチ盛り上がりに欠ける。
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各エリアが刑務所・森・山・湖・洞窟・また刑務所と、初期とはいえかなり殺伐とした面々になっている。
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それでいてやたらステージ数が多いのも問題。
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PCエンジンでは敵の城と言う概念がハッキリ存在していた為、比較されやすい。あっちもステージ数は滅茶苦茶多いが。
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本作のファイアーマンには2種類あり、その片方は爆風を食らっても死なないが後ろに吹っ飛ぶというもの。・・・活かす場面がない。
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ボンバーマンにおけるチートアイテム「リモコン」が開始して3ステージ目で入手可能。
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「序盤でリモコン」は初期ボンバーマンではもはや伝統である。
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ミスすると無くなるため、それなりに緊張感はある。
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ある意味どんな敵よりも嫌な習性を持つ最悪なアイテム「ボーナス」。
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時々ステージのアイテムがこれにすり替わっており、元々そこにあったアイテムは上書きされ消えてしまう。
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序盤から普通に登場してパワーアップの妨げとなる。リモコンや壁抜けを上書きされた時の怒りは耐えがたい。
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ブラックボンバーマンがかなり姑息で小物っぽくなった。今回の謀略もそうだし、ラストは戦わずして負けを認めるほどの腰抜け。大きく平謝りする姿は某シリーズの黒幕を彷彿とさせる・・・
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ミスした時にリモコンなどの一部のアイテムを失うため、復帰が難しい・・・というのはボンバーマンなので仕方ない部分はあるが、本作はそうはいかない。
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後半のステージほど破壊できるソフトブロックの数が増え、それでいて出口やアイテムは当然1つだけなので、敵を倒している間に見つけられなければ相当な作業になる。
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これだけなら問題はないが、本作では制限時間もどんどん短くなっていく。
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最終エリアでは、まともに動けないほど敷き詰められたソフトブロックの海で120秒以内に敵を殲滅したった一つの出口を見つけ出す羽目になる。リモコンがあれば楽だが、リモコンがないと正直やってられなくなる。
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ボーナスステージでの処理落ちがかなりひどい。
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対戦人数もPCエンジン版の5人より少ない。
結論
PCエンジン版の影響を強く受け、前作より大幅に進化し遊びやすくなった。
しかしノーマルゲームは盛り上がりに欠け、対戦もPCエンジン版の5人対戦に比べればかなり見劣りする。
このゲーム単体では特に問題はないがPCエンジン版と比較するとどうしても地味な印象を受けてしまうだろう。