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SDガンダム スカッドハンマーズ - (2013/08/29 (木) 12:02:37) の編集履歴(バックアップ)
SDガンダム スカッドハンマーズ
【えすでぃーがんだむ すかっどはんまーず】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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Wii
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発売元
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バンダイナムコゲームス
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開発元
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ベック(チームアカネコ)
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発売日
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2006年12月2日
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分類
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バカゲー
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ポイント
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「アムロ、ハンマーで打ち壊せ!」 テム・レイ大活躍、親父とアムロの二人旅(仲は良い) 理論上良作
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SDガンダムシリーズリンク
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理論上の概要
Wiiロンチタイトルとして作られたゲーム。
「キャラゲー」、「ロンチタイトル」、「武器はハンマー(鎖つき鉄球)のみ」と不安要素はいっぱいであった。
…が、いざ発売されると、プレイヤーの不安を腕と腹筋と一緒にふっとばす快作となった。
理論上のバカなところ
本作は「SDだからはっちゃけていい」という部分を最大限に引き出したゲームだが、SDという部分を差し引いてもはっちゃけ過ぎてる部分が多数存在する。最近は原作再現が中心のGジェネが主流のためなおさらそう感じる。
理論上のガンダムの武器
プレイヤーが操作する機体に搭載されている武器がハンマーのみ。
本作のテム・レイ(主人公アムロの親父)は「理論上ビーム兵器は無理!」という理由で(?)、ガンダムにハンマー以外の武器を搭載しなかった。
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その割には味方のジムは普通にビーム兵器を搭載している。
Wiiリモコンで縦に横に真っ直ぐにと振り回すことができ、リモコンを振る速度によってハンマーの威力が上昇する。
溜め攻撃や、Bボタンとの組み合わせによる特殊攻撃を放つこともできる(これらはハンマーの種類により攻撃が変わる)。
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電撃を放つハンマー、ドリルとなっているハンマー、爆発するハンマーなどなど、実に個性的なハンマーが多い。ってか全部ハンマーかよ!
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しかも全て、本家ガンダムをデザインした大河原邦男氏本人によるデザイン。さぞ戸惑ったことだろう…と思ったら、同じく氏が手がけたタイムボカンシリーズに通じるものがあったのか、ITmediaの氏本人へのインタビューによれば意外とノリノリでデザインしていた。
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更にビーム兵器より奇天烈なハンマーが登場しており、ビーム兵器を搭載できないのは親父の趣味のせいである可能性が高い。時代を飛び越してフィンファンネルを開発できる事もその疑惑を強める一因。
理論上の主要キャラ
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ホワイトベースのクルーがテムとアムロだけ。ブライトなどいない。当然カイ、ハヤトもいない。ビーム兵器がいらなくなったガンダムはクルーもいらなくなった。
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もっとも連邦軍の登場人物もレビル将軍、ワッケイン少佐、マチルダ中尉しか出てこないが。他に上記のオープニングにてゴップらしき人物は確認できるが、リード中尉、ウッディ大尉などは登場すらしない。
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そのホワイトベースも最初はパーツのほとんどを奪われ箱としか言いようのない散々な状態(大気圏突入にてドレンに「ハコだな」と言われてたりする)。もちろん耐久力も戦闘力も低く、初期の状態では機銃とミサイルしか装備していない。
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特定のステージをクリアするとホワイトベースのパーツを取り戻すことができ、アイテム枠や機能が解放されていく。
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登場人物が少ない分、テムが色々な場面で前面に出てしゃべりまくる。「本作の主人公はテム・レイ」と言われるくらい。
ガンダムゲーは数あれど、親父がこれだけ活躍し息子とも仲が良いのは本作だけではなかろうか。
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なにかにつけて親父は「理論上は~」「論理的に言って~」と言ってくるが、何の理論上なのかわからない。
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例:「論理的に言って…あの邪魔な艦をハンマーで排除しろ!」どんな理論でそうなるんだ。
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また、都合が悪くなるとすぐに回線を閉じたり、ガンダムを囮にして逃げたりと頼りないところがあるが、その一方でホワイトベースとガンダムだけでグラナダに突撃したりとよくわからない。他、ガンダムの強さを証明する際に邪魔になるため友軍を厄介者だと思っており、ソーラシステムによる攻撃が失敗した際に「それ見たことか!」と喜んだりする。
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酸素欠乏症にこそならなかったが、初めから頭がおかしかった。だが技術力は本物で、原作では投げ捨てられた「親父の回路」は、本作ではガンダムの全能力がアップする効果となっている。
そんなこんなで問題は山積みなのだが、ガンダムは親父の期待通りに活躍する。
理論上のストーリー展開
一応本編に沿って話は展開されるがキャラがほとんど死ななかったり、SDらしくギャグ調である。
ステージ数の都合なのか、「アフリカ戦線」「西部戦線異状なし」「激闘キャリフォルニアベース」などのオリジナルステージも用意されている。
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ガンダム初の戦闘→最初のジーンのザク撃破→「よくもジーンを!」怒ったデニム機の突撃の有名なくだりはそのまま再現…と思いきや。
「よくもジーンを!」の大量の吹き出しとともにデニムが大量発生するという超展開に発展。
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ルナツーではテムが「ここの使えない司令官が補給はよこさんと抜かしおった!くれんと言うなら奪うまでだ!」と言いつつ補給物資を強奪していく。完全に泥棒である。
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ちなみに、このステージではワッケインが終始テムに「間抜け」「ボンクラ」と罵倒され続ける。
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「コンスコン強襲」ではコンスコンが道中でリックドム50機ほど、ザク20機ほど、高機動型ザク30機ほど、ザクレロ3機、ビグロ6機、ムサイ10隻、チベ1隻、ついにはブラウ・ブロまで出してくる。リックドム12機じゃなかったのか。つか戦力多すぎ。
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途中アムロが何故戦力を集中させないのかと疑問を口にすると、テムが「論理的に言って、ケチな指揮官ほどこのような傾向にある。よって、今回の敵はかなりケチだ」。いくらなんでもコンスコンの扱いが酷過ぎる。まあ、実際の戦争でも兵力を小出しにして攻撃するのは典型的な愚策ではあるが…。
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ラストの浮きドックでの戦いではザク12機、リックドム12機、ザクレロ3機、ビグロ1機、ムサイ2隻、チベ1隻という何とも中途半端な戦力で攻めてくる。
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ちなみにこのステージでは原作通り非戦闘宙域を抜けるシーンがあるが、普通に武器(ハンマー)を使える。テム曰く、「火器の使用が禁じられているが、ハンマーは火器ではない。論理的に言って、ガンダムの機動力がスピード違反に引っかかるぐらいだ」らしい。
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マ・クベが気前良くランバ・ラルにモビルスーツを支給するが、ドムと言いつつ実際に渡すのはアッグ(青色のランバ・ラル専用モデル)。当のラルは「重装甲のホバーとは聞いていたが、噂よりも破壊力がありそうだ」とまったく怪しまない。
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ちなみにこのアッグ、グフどころかドムやゲルググよりも強い。
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なお、アッグは「ジャブローに散る!」「激闘キャリフォルニアベース」でも登場。おそらく最もアッグが活躍するガンダムゲーであろう。
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「ソロモン攻略戦」でダミーの入り口に入った際、戻ろうとするアムロに対し「掘り砕いて進め」「いや、むしろ好都合だ。ふふふ、ソロモンを崩壊させてやる」と指示するテム。言われた通りに岩盤を砕いて進むと、本当にソロモンが崩壊する。ソロモン脆すぎ。
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原作通りにキャラが特攻・戦死するような展開はあるが、ガルマが特攻→病院送り、マチルダが特攻→突き指、ララァのエルメス撃墜→全治一週間のねんざetc…とても戦争をやっているとは思えない。
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もちろんふざけているものばかりではなく、比較的真面目なものもある。
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「太平洋の激闘」ではククルス・ドアンのザクとともに補給物資を強奪するためユーコン狩りに行き、「コロニーの落ちた地で再び…」ではホワイト・ディンゴ隊らしきジム小隊と共闘し、アスタロス輸送を阻止したり、「北海の戦い」では北極基地で新兵器を守るためサイクロプス隊のハイゴッグ(15機ほど)と戦ったり、「宇宙要塞ア・バオア・クー」ではジオングヘッドとの一騎討ちなど。
評価点
独特な操作性が生む爽快感
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このゲームの「どこが楽しいか?」と聞かれれば真っ先に挙げられるのが爽快感。Wiiリモコンの操作でハンマーを振り回し、ザクを薙ぎ払いザンジバルを叩き潰すのが気持ちいい。
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かといってただハンマーを振り回していれば勝てるなどというヌルゲーではなく、中盤以降は装備吟味やテクニックも重要となる。
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ステージには地雷、電波塔、核燃料などの罠やギミックが仕掛けられており、物によっては一気に窮地に立たされる。
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また、ゴッグの頭突きやゲルググのビームライフル狙撃はシールドを吹き飛ばす「ガードクラッシュ」が付加されており、回収するまで防御効果が消えるため、立ち回りが重要。
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戦艦やモビルアーマーなど大型の敵は主砲やバーニアを破壊して防御力を下げるといったことができ、ボコボコの鉄クズ同然のような見た目になっていく。
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両方の腕をもがれたビグロや両足が無くなり鉄クズの塊にしか見えないビグ・ザムが見られるのはおそらくこのゲームだけであろう。
やり込み要素
本作はガンダムゲーにしては珍しく出来がいい。やりこみ要素もあり、末永く遊ぶことができる。
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最初はガンダムしか使えないが、ゲームを進めていくと使える機体が増えていく。最終的にはジム、マグネットコーティング版ガンダム(姿は一緒)、G-3、アレックス、そして∀ガンダムの全六種類が使用できる。
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仮にも別世界の機体である∀ガンダムが何故使えるのか? というと、おそらくはハンマーを使った数少ないガンダムの一体であるからだろう。ちなみに∀ガンダムが本作に出ることは、あろうことかCMで思いっきり暴露されている。
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ボルトガンダム…? どうやら富野作品じゃないからか出られなかったようだ。
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ジムと∀ガンダム以外の機体にはレベルアップがあり、レベルが上がるとHPとENの上限が上がっていく。
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もちろん敵にもレベルがあり、レベルが上がるほどHPが高くなっていく。
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ステージクリア時のクリアタイムや最大パワーが毎回記録されるため、タイムアタックなどに挑むもよし。
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装備アイテムはハンマーのほかにシールド、強化パーツがある。
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シールドには一部の攻撃(種類ごとに異なる)を無効化できる効果が備わっており、ステージに合わせてシールドを選べば攻略が楽になる。
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またステージ中で手に入るハンマー&シールド(以下「武具」)には、強化補正値や無効化できる属性が追加されていることもある。
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強化パーツはスピードやジャンプ力を強化したり、敵やアイテムを発見できるレーダーなどがある。EXAMシステムなど強力なものもあり、非常に有利に戦いを進めていくことができる。
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ステージ中では一定時間ガンダムを強化してくれるアイテムも出るが、これらを種類ごとに一定数集めると恒久的な装備アイテム(ENと引き換えに何度でも効果発動)として手に入る。
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いらなくなった装備はジャンクや解析に回すことができる。
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通常ステージ攻略中に倒されると一定確率で武具が壊れて無くなってしまうが、テム・レイに解析してもらい「成功した武具は」壊れなくなる。
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解析に失敗すると壊れてジャンクになってしまう。しかも最初は成功率5%。が、成功失敗にかかわらず解析するたびに成功率が(武具の種類ごとに)1%ずつ増えていく。100%目指して解析していくのもまた一興。
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捨てたり解析に失敗したアイテムはジャンクとしてストックされる。これを「親父の閃き」で消費して何かを作ってもらえることがある。大抵は普通の武具だが、たまにレアな強化パーツになることも。
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原作シナリオを基としたステージをすべてクリアしても、「気ままにハンマー」というやりこみ用ステージが各地に出現する。
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簡単に言うと「スカッドハンマーズ版不思議のダンジョン」で、ハンマーやシールドを拾い集めながら奥のフロアへと進んでいく。場所によって階数が違い、サイド3の「続・気ままにハンマー100」が最も多い。
出現する敵の種類の豊富さ
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ザク、グフ、ドム、ゲルググなどのほか、アッガイ、ゴッグなどの水泳部、ディザート・ザク、ザクキャノン、ドム・トローペン、ゲルググキャノン、ケンプファーといったMSVや他ファースト関連のMSも登場する。
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グラブロ、アッザム、ビグ・ザムといったMAも登場。
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MS以外の兵器もマゼラアタック、ドップ、ガトル等が登場。
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戦艦も豊富に登場する。ムサイ(ファルメル)、チベ、ザンジバル、グワジン、ガウ、ギャロップ、ダブデ、ユーコン、マッドアングラーと多彩。
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特定のステージでは低確率で「RARE」と表示されたレア敵(ズゴックE、黒い三連星専用高機動型ザク、グフカスタム(B3グフ)など)が登場する。これを撃破するとハンマーのコンテナを落し、ハロハンマーという最強ハンマーが入手できる。
問題点
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本編に沿ってはいるが、若干展開が端折られている。
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例としては、「オデッサの激戦」の水爆ミサイル、「ジャブローに散る!」のジム貫きなど。
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腕を痛めやすい。
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「リモコンを振る速度によってハンマーの威力が上昇する」仕様のため、思いっきりリモコンを振り回して腕を痛めるプレイヤーが続出した。ゲームで肉体を物理的に傷つけるという、ある意味最大の問題点。
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勢いを付けるためには別に目一杯振る必要はないのだが、頭では分かっていてもゲーム中で振る物が物なため思わず力んでしまう。
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実際はコンパクトに素早く振ればよい。他のWiiソフトでも同様である。
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「気ままにハンマー」での装備品の強化が面倒。
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ステージに入るたびにアタリの装備品が決定され、そのアタリを取得するたびに装備品の強化値が増える仕様となっている。このアタリは大ボスのいるフロアを過ぎるたびに変化する。しかし中にはハズレに設定される装備品もあり、それらを拾うと強化値が下がってしまう。
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しかもアタリは大抵+1ずつ増えるのに対しハズレは一個とるだけで-3だの-5だの下がる大ハズレが平気で現れる。酷い時には-10も下げられる。これじゃ俺、アイテムを取りたくなくなっちゃうよ…
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また、この仕様のため強化を優先すると好きなハンマーを持ち帰れないことも。
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フロアの敵を全滅させるたびに全滅ボーナスとして次のフロアへと進む出口の周囲にアイテムが出現するのだが、このアイテムは通常のアイテム同様一定時間で消える。これをきちんと回収するためには、出口のある部屋の敵を最後に全滅させる必要がある。
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味方の種類が少ない。
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ゲーム中に出てくる敵は多いのだが、味方はジム、ボール、61式戦車、ガンペリー(ステージ外に落下したガンダムを回収する時のみ登場)、ミデア輸送機(1ステージのみ登場)、サラミス艦のみ。正直少ないと言わざるを得ない。
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あとマゼラン艦(ルナツー方面仕様)がルナツー面で登場。押しのけるべき障害物として。
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余談だが、このゲームのサラミスはムサイどころかチベやザンジバルにも引けを取らない重火力である。
総評
全体的に馬鹿らしさの漂う作風だが、Wiiリモコンとガンダムハンマーを組み合わせたゲーム性・爽快感は好評価で、良作の部類に入る。
ロンチタイトルとしての評価も合格点だろう。