注意:このページでは、『Infinity』(改善)と『INFINITY cure.』(分類なし)及び、『Never7 -the end of infinty-』(良作)を扱っています。
【いんふぃにてぃー】
ジャンル | 恋愛アドベンチャー | |
対応機種 | プレイステーション | |
発売・開発元 | KID | |
発売日 | 2000年3月23日 | |
価格 | 7,140円 | |
分類 | 改善 | |
ポイント |
最終シナリオ進行不可能バグ 最終シナリオの酷いオチのせいで それまでの展開が全部台無し |
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infinityシリーズリンク |
大学のゼミの合宿に参加することになった主人公・石原誠は、目の前で大切な女性が死ぬという悪夢で目覚める。
その直後、合宿班長の川島優夏が部屋に飛び込んでくるが、誠の姿を確認するとすぐに出て行った。
そんな事があった翌日、「地震が来る」と思った直後に本当に地震が起こってしまう。
誠は自分に予知能力があるのではないか?と考えるが…。
+ | 以下ネタバレあり |
+ | 以下ネタバレあり |
はた目には粗製乱造されたギャルゲーの一つにしか見えないゲームだが、SF要素を絡めた各シナリオはよくできている。
とはいえ、最後に明かされる謎が残念な出来だった事で、今一つ盛り上がらずに終わりを迎えてしまうのが非常に残念である。
後に補完シナリオが発表され、それを同梱した「Never7」が発表された。
補完シナリオの評価が高い事もあり、今となっては本作をプレイする意義は薄いだろう。
2000年11月に補完シナリオ(優夏キュア、いづみキュア)のみを収録したネオジオポケット用ソフト「INFINITY cure.」が発売。
さらに、同年12月にはネオジオポケット版のシナリオを盛り込んだ完全版『Never7』がドリームキャストで発売された(後にPS2、Windows、PSPにも移植)。
追加されたいづみキュアシナリオはタイムスリップ現象の正体解明をテーマとした真の完結編シナリオである(Never7にはPS版のいづみシナリオも「いづみノーマル」として収録されている)。よって、今から購入するのであれば不完全版であるPS版ではなくNever7の購入をお勧めする。
【いんふぃにてぃー きゅあ】
ジャンル | 恋愛アドベンチャー |
対応機種 | ネオジオポケットカラー |
発売・開発元 | KID |
発売日 | 2000年11月23日 |
ポイント | 真の最終シナリオを収録 |
infinityシリーズリンク |
infinityの優夏シナリオを優夏の視点から描いた「優夏cure.」と、最終シナリオをリメイクした「いづみcure.」の2つの新シナリオのみを収録した携帯機用ソフト。
ネオポケでの発売である為、音声は収録されていない。
原作での最大の問題点、「残念な最終シナリオ」をリメイクして非常に読み応えのあるシナリオにしている。
ただし携帯機ゆえに容量の問題から二つのシナリオのみの収録となっているのは残念である。
翌月にはこれらも同梱された「Never7」が発売される事もあり、実質的に先行限定収録、といった方が正しいだろう。
【ねばーせぶん じ えんど おぶ いんふぃにてぃー】
ジャンル | 恋愛アドベンチャー | |
対応機種 | ドリームキャスト | |
Windows 98/Me/2000 | ||
プレイステーション2 | ||
プレイステーションポータブル | ||
発売・開発元 | KID | |
発売日 | DC:2000年12月21日 | |
WIN:2001年10月26日 | ||
PS2:2003年6月26日 | ||
PS2廉価版:2004年9月2日 | ||
WIN(4作同梱):2008年4月4日 | ||
PS2(同上):2008年10月9日 | ||
PSP:2009年3月12日 | ||
PSP(4作同梱):2009年8月13日 | ||
分類 | 良作 | |
ポイント | infinityの集大成 | |
infinityシリーズリンク |
infinityにINFINITY cure.の2シナリオなどを加えた完全版。
一般公募のアペンドストーリーも収録されている。
最初に発売された「infinity」は各シナリオこそ出来はいいものの、物語を締めくくる最終シナリオがそれまでの話を締めるには問題のあるシナリオだった。
本作の直前に発売された「INFINITY cure.」で作られた新シナリオでもって締めるにふさわしいシナリオが搭載されたが、携帯機ゆえにシナリオ構成は変更。
そして本作でもってようやく全シナリオが収録された「Never7」として完成した。
他のシリーズ作品に比べるとギャルゲー色が強い辺りは少々人を選ぶかもしれないが、後に「infinityシリーズ」として展開されていく基礎は本作の時点で出来上がっていると言っていいだろう。