【しゃどうはーつ】
ジャンル | RPG | |
対応機種 | プレイステーション2 | |
発売元 | アルゼ | |
開発元 | サクノス | |
発売日 | 2001年6月28日 | |
定価 | 7,140円 | |
廉価版 |
PlayStation2 the Best 2003年11月6日/2,079円 |
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判定 | 良作 | |
シャドウハーツ - シャドウハーツII - フロム・ザ・ニューワールド |
1913年、フランスのルアンで一人の神父が殺害された。神父に連れ添っていた養女アリスは発見されず行方不明となった。
その数ヵ月後、アリスは中国大陸、満州の列車で日本軍によって護送されていた。
しかし突如として列車の中に日本兵の断末魔が響き、その先からシルクハットにスーツ姿の老紳士が現れる。
その紳士こそ養父を殺した男ロジャー・ベーコンであった。
その頃、『フュージョン』の能力を持つ主人公ウルは頭の中に流れ込んでくる謎の声に導かれるままその列車へやってきていた。
『フュージョン』とは倒した魔物の魂と融合しその力を使う特異能力である。
『彼女を守りなさい』 そう命じる謎の声にウルは鬱陶しく思いながらも、アリスを守るためにベーコンと相対した。
演出面
シナリオ面
システム面
PS2初期の良作RPGであり、今尚「隠れた傑作」と称される事の多い作品である。
ホラー演出など人を選ぶ部分はあるものの、緊張感のある戦闘システム、涙あり笑いありのストーリーは本物であり、恐がりな人でなければ一度体験してみる価値は十分ある。一度あなたのジャッジメントリングを回せば、魅力溢れる主人公を始めとする人々の織りなすドラマが、この恐怖と切なさとお笑いが同居した世界へと誘ってくれる事だろう。