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U.S.NAVY - (2015/07/13 (月) 07:35:28) の編集履歴(バックアップ)
U.S.NAVY
【ゆーえすねいびー】
ジャンル
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シューティング
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対応機種
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アーケード
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発売・開発元
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カプコン
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稼動開始日
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1990年
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判定
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良作
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概要
アメリカ空軍。アメリカ合衆国における軍事組織の航空部門である。
戦闘機が疾風のごとく華麗に大空を舞うさまは、アメリカ国内外問わず多くの人間を魅了しており、これまで『トップガン』や『サンドストーム』等多くの映画の題材となった。
本作は、そんなアメリカ空軍を題材にカプコンが世に放ったアーケードゲームである。
特徴
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本作はアメリカ空軍の戦闘機を操作する、二人同時プレイの可能な横シューティングである。
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ゲームの流れ
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まず始めに以下の戦闘機から自分の用いるタイプを選ぶ。かっこ内はパイロットの名前である。
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F-14TOMCAT(リック・フォード)…空中戦を得意とするタイプ。3種類あるショットのうち2種類は性能が劣っているため、上級者が選ぶべきである。
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F-18HORNET(ジェームス・ロイ)…空中戦と地上戦の双方ができるタイプ。性能は平均的だが汎用性が高く、初心者に向いている。
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A-6INTRUDER(マーク・オルソン)…地上戦に向いているタイプ。序盤の空中戦は苦手だがそれ以降で真価を発揮するため、中級者に向いている。
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戦闘機を選んだら、今度はあらかじめ用意されている資金でウェポンを購入して装備する。
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装備が終わったらゲーム開始となり、ショットやウェポンをうまく用いてステージをクリアする。
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ステージをクリアすると、使い残したウェポンは売却され、また戦績に応じて資金がたまる。その資金で次ステージ用のウェポンを購入→出撃…を繰り返していく。全10ステージ。
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ライフ制で、ライフがなくなるとゲームオーバー。
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しかし、ライフは実は「燃料」という設定があるため、何もしなくても減っていく。
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赤い敵を倒すと回復アイテムが現れるので、それを頻繁にとる必要がある。
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ショットとウェポンについて
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ショットは3種類あり、ショット幅の広さ(弾の多さ)と一発の威力がおおよそ反比例している。敵の落とすアイテムで切り替え可能。
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ウェポンは回数制で、ミサイルや爆弾などがある。ステージ毎に販売品目が違い、また先述の通りステージクリア後に売却されるので次ステージには持ち込めない。
評価点
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まず第一に、ビジュアルが格好良い。
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それはゲームを開始した時点ですでに格好よく、オープニングはノリのいい音楽に合わせて戦闘機が基地から飛び出すというもの。いやおうなしにワクワクさせられる。
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タイトル画面のまま放置すると現れるデモ画面も無駄に設定が細かく、映画の予告編を見ているような気分になる。
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ステージクリアの画面も、無線の指示とともに着陸したり、あるいは空中で燃料補給したりとシチュエーションが多種多様。
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また戦闘機や戦車、爆風などのグラフィックも細かく、臨場感が得られることうけあい。
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音楽はカプコンならではの耳に残る曲調で、プレイを盛り上げるのはもちろんのこと、ふとした時に口ずさみたくなる。
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ゲームシステムが緻密。
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本作は主人公を3種類の戦闘機から選べるのだが、どれも性能が一長一短で違った戦局を味わえる。
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二人プレイの場合だとそれが顕著で、仲間が思わぬ行動をすることにより良くも悪くも戦局が覆ったりもするためドキドキさせられる。
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また戦闘機によって適したウェポンも異なるため、ウェポンとの相性による戦略性も生まれた。
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さらに、本作は何もしなくてもライフが減るので、常に何らかの大ダメージで死ぬかもしれない緊張感がゲーム性を高めている。
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爆発のエフェクトも多くの種類があり、敵のヘリコプターや戦車を破壊するのはなかなか爽快。
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難易度も前半は簡単だが後半はかなり難しく、丁度いいバランスなのでやりがいがある。
問題点と賛否両論点
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ステージ3がなかなかの長丁場で、たいていのプレイヤーはここで撃沈する。
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本作はアメリカ空軍という設定でありながら、なぜかウェポンを「配られる」ではなく「買う」という設定になっている。
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それというのも本作は、システムの類似性からみて『エリア88』の続編として作られていた事が実しやかに語られている。あちらでは傭兵という設定だったので自然なものだったのだが…。
総評
格好良いビジュアルをこれでもかと詰め込んだ、近年の「避ける」シューティングとは一線を画す、カプコンならではの「撃つ」ミリタリーシューティングゲーム。
プレイヤーの興奮をどこまでも追い求めた良作といえよう。