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SIMPLE2000シリーズ Vol.76 THE 話そう英語の旅
【しんぷるにせんしりーず ぼりゅーむななじゅうろく ざ はなそうえいごのたび】
ジャンル
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英会話アドベンチャー
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対応機種
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プレイステーション2
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発売元
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D3パブリッシャー
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開発
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HuneX
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発売日
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2005年4月14日
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定価
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2,000円(税別)
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レーティング
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CERO:全年齢
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判定
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クソゲー
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ポイント
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文脈なき会話の数々 リスニングだけ高難易度 単調な内容で薄いゲーム性
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SIMPLEシリーズリンク
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概要
SIMPLE2000シリーズとして発売された英会話ゲーム。プレイヤーはアメリカに1人旅を敢行し、1週間の滞在期間の間に英語でコミュニケーションしながら親睦を深めていく。
上手くコミュニケーションに成功すると「旅の思い出」が手に入る。これを集めてグッドエンディングを目指すのが目的。
システム
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街の人との会話
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街の人に話しかけると英語での会話が始まる。
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相手が話してきた英語の一部が日本語訳されていないので、プレイヤーは適切な日本語訳を入力する。
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「おまかせ」で訳をつけることも可能だが、正しいとは限らない。「おまかせ」は数パターンしかないので実質選択式ともいえる。
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訳した上で相手の言葉に対して3択から適切な返答を行えればOK。
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特別な人との会話
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「旅の思い出」を貰うことのできる人には星マークがついている。
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この人との会話では、街の人たちとの会話でプレイヤーがつけた日本語訳の部分が使われる。そのため多くの人と会話して訳を用意するとよい。
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相手の言葉に対して3択から適切な返答を行っていくのは街の人との会話と同じだが、複数回選択肢が出てくるのですべて正解しなければいけない。
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会話が上手くいくと次にリスニングパートになる。リスニングパートでは音声のみとなり、プレイヤーは適切な受け答えを3択の中から選ぶ。
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リスニングパートでは何度でも音声を聞きなおすことが可能。
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リスニングパートでもすべて適切な受け答えを選択することができれば、その人物から「旅の思い出」を手に入れることができる。
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時間経過制
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マップ上の移動や会話などをしている間もどんどん時間は経過していく。
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ゲーム内時間で20:00になるとその日の行動が終わりになる。
評価点
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受け答えを間違えてもペナルティはほぼない
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間違えてもゲーム内時間が経過してしまうが、何十回と間違え続けでもしないかぎりゲームの進行に影響しない。
問題点
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会話の文脈がない
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話し始めたばかりでいきなり「Can I walk to go there?」のフレーズが出てくるなど内容がちぐはぐ。
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このため実践的な英会話とは趣が異なる。実際の旅行に役に立つのか疑問符がついてしまう。
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そもそも会話の内容自体が旅行と関係ないものが多い。
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主人公の設定が変
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英語が苦手という設定なのに話す英語ボイスはネイティブ。
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さらに、上記の問題点で挙げた英文には「Let me ask you: can you walk for 30 minutes?」と返すことが正解になっているが、英語が苦手な人物の返答とは思えない言い回しである。
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街の人との会話を行う必要が薄い
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日本語訳がなくても英語に自身があれば星マークの人のところにすぐ行って「旅の思い出」をゲットできる。
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リスニングパートは常にノーヒントであり、街の人との会話を重ねても無意味なことも理由の1つ。
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特別な人との会話パートで急に難易度が上がる
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複数回の選択肢をすべて正解しないといけなくなる。
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リスニングになると難易度がさらに上がる
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いきなりネイティブ音声でヒントなしで会話を把握しないといけない。聞きなおすことはできるがあまり救済措置にはなっていない。
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ワンパターンなゲーム内容
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ゲームを進めてもやることは最初のときと同じで新鮮味がなくなる。
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日にちによって特別なイベントが起こるわけでもなく、同じキャラクターに話しかけるばかり。
総評
あまりにもワンパターンすぎてすぐに飽きるゲームである。
通常の会話パートは辞書と参考書1冊でもあればスラスラ進むが、リスニングで何度もミスをするというのを繰り返すだけになるだろう。ゲーム性には目を瞑ってリスニング教材として見ても、正式な教材として販売されているものを買うほうがいいだろう。