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ダイナマイト刑事2 カリブの海賊編 - (2014/05/20 (火) 16:46:18) の編集履歴(バックアップ)


ダイナマイト刑事2 カリブの海賊編

【だいなまいとでかつー かりぶのかいぞくへん】

ジャンル ゴチャバトルアクション
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対応機種 アーケード(MODEL2)
発売・開発元 セガ・エンタープライゼス
稼動開始日 1998年

概要

システム基板がMODEL2になり、グラフィックや動きが格段に進化した『ダイナマイト刑事』の続編。
前作の主人公で警部に昇進したブルーノに加えて、ジーン軍曹、エディ伍長の3人が使用可能になった。
舞台は前作のハイテクビルから一転、豪華客船内でテロリストを蹴散らしていく。
武器も一層バカなものが新しく登場し、前作よりパワーアップした作品だが、パワーアップ時のプレイキャラが異常に強いため、難易度は低下している。
難易度がシリーズの中でも易しめな事もあり、ライトユーザー層にも認知度を広げた作品だが、難易度の低下に納得できない一部のD刑事ファンからはそっぽを向かれたようだ。

パワーアップしたおバカ点

  • 前作から引き続き登場しているおバカな点は本作でも健在。
    • しかもどれも前作以上に悪化しているのが特徴。無論、いい意味で。
  • 武器…ブラストシティ筐体、寿司、便器等、種類がますます豊富になった。
    • 本作では電化製品は何故かみな爆発物扱いである。もちろんブラストシティ筐体や炊飯器まで。…中に火薬でも仕込まれているのだろうか。
    • さらに、ハープーンミサイルが何故か丸出しで落ちている点。拾って投げつけると大爆発を起こし、キノコ雲を発生させて敵を大きく吹っ飛ばす。しかし刑事たちはまったく平気。敵も体力さえ残っていれば普通に立ち上がってくる。…えーと、ミサイルってそういうものでしたっけ?
    • ちなみにリンゴの乗った皿等の○○の乗った皿タイプの回復アイテムは、回復しながら攻撃という全く新しい攻撃が可能なアイテム。
    • シリーズの特徴のおバカ点は、当然ながら3作目の『ダイナマイト刑事EX アジアンダイナマイト』にも引き継がれており、そちらでも更に悪化している他、『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』番外編の『ゾンビリベンジ』にも(毒島的な意味で)存在。

問題点

  • 今作では3人の技がはっきりと区別され、キャラにとって使い勝手が大分違うのだが、それゆえの格差が激しい。
    • はっきりいって、エディ伍長は強すぎる。コンボの蹴り技の火力が高く、ダウンを簡単に奪えるために状況を有利にしやすい。回し蹴り系統の技が多いため、少し軸がずれていてもヒットしやすいのも拍車をかけている。
    • ブルーノはエディ伍長よりは落ちるものの、それでも使いやすく、前作と同じ感覚で技を出せる部分も多いため、クリアはそんなに難しくない。
    • 残ったジーン軍曹だが、間違いなく使い勝手は一番下である。リーチが短めな上に直線的な技が多い。見た目には非常に爽快な関節技のコンボだが、威力は3人中最低である。そのため、他の2人でクリアできても彼女ではクリアできない、というプレイヤーは多い。

家庭用移植

  • アーケードリリースの翌年5月27日にてドリームキャスト版が発売された(何故かAC版のサブタイトルは省略され、『ダイナマイト刑事2』となっている)。AC版以上にグラフィックが強化され、おまけとして懐かしのゲーム『トランキライザーガン』や家庭用オリジナルモードも追加された。しかし、DC版専用の新武器が導入された一方で、AC版に存在した一部の武器が何故か削除されているという微妙な劣化部分もある。