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エースコンバットシリーズ - (2019/01/15 (火) 17:27:20) の編集履歴(バックアップ)


ACE COMBAT(エースコンバット)シリーズ

機種 タイトル 概要 判定
家庭用据置機
PS エースコンバット これまでの3DSTGの軍用機ゲームの概念をガラリと変える意欲作。
フライトゲームに「爽快感」を与えた当時は革新的な作品。後のシリーズに遺す要素も多い。
エースコンバット2 前作で好評だった「爽快感」をさらに追求。シリーズ初の架空戦闘機が登場。
進化したグラフィック。ストーリーには分岐あり。
エースコンバット3 エレクトロスフィア UGSFシリーズの一つで、時代を先取りしすぎた名作。
SF設定というシリーズでもぶっとんだ遠未来のストーリーだが、制作者の熱意が伝わる作り込み。
PS屈指のグラフィックの高さ。
PS2 エースコンバット04 シャッタードスカイ シリーズの完成形・標準作と言うべき、PS2初期の名作フライトSTG。
完成度の高いストーリーはシリーズ随一で、サイドストーリーも本編と負けず劣らずのクオリティ。
シリーズの主人公像を決定付けた名キャラクター「メビウス1」の存在。
エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー 映画的で、壮大かつ熱いストーリーが魅力。
「僚機との共闘感」を深く味わえるシステム。シリーズで初めてミッション中の僚機への指示が可能に。
グラフィック・BGM共に評価が高く、総合的なボリュームもシリーズ屈指で、やり込み要素が豊富。
エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー 登場人物達の心理描写に重きを置いた作風が特徴。名台詞の多さはシリーズ屈指。
数多くの敵エース部隊が登場。歯ごたえのある空戦を楽しめる。
最終ミッション「ZERO」はシリーズ史上最高の演出・BGMとしてファンの間では伝説。
360 エースコンバット6 解放への戦火 キラータイトル未満の出来。360専売への強い反発。
シリーズ最少の機体数。Su-37等の人気常連機体が数多くリストラ。
シリーズで最も大量破壊の爽快感を味わえるゲームシステム。
なし
PS3/
360
エースコンバット アサルト・ホライゾン 『COD』の皮を被った『エスコン』。DLC追加でオンラインのゲームバランス崩壊。
シナリオ・演出に振り回され快適さ&自由度減。内容を変え過ぎて経験者を中心に大バッシング。
シリ不
Win ACE COMBAT ASSAULT HORIZON Enhanced Edition ↑のWindows(Steam)への移植
一部を除き*1すべてのDLCが同梱済み
PS3 エースコンバット インフィニティ DL・オンライン専用。 現在はサービス終了済み。
原点回帰寄りの過去作のいいとこ取りは好評。
無料プレイが難しすぎるため課金不可避。キャンペーンモードはおまけ。
賛否両論
家庭用携帯機
GBA ACE COMBAT Advance 日本未発売。『3』の数年前にあたる前日譚。
既存作品とは異なり、同社の『メタルホーク』に類似した、2Dトップビューシューティングになっている。
PSP エースコンバットX スカイズ・オブ・デセプション よく練られたストーリーと初心者から上級者まで楽しめる安定した作り。
キャッチコピーは「超高密度エースバトル」
エースコンバットX2 ジョイントアサルト 前作から大幅に劣化。スピード感が無い、バグだらけ、使い回し多数、ソロプレイ軽視のバランス。
フライトシューティング史上最“狂”のラスボス。<<オレオ~~~!!!>>
シリ不
3DS エースコンバット3D クロスランブル 『1』『2』の実質的なリメイク作品。公式では「再構成」。
新システム多数導入の意欲作だが、公式の宣伝不足で売上は思うようにならず。
3DS エースコンバット 3D クロスランブル プラス amiibo対応による任天堂の有名キャラをモチーフにした機体を追加。


関連作品

機種 タイトル 概要 判定
AC Air Combat 『エースコンバット』はもともとこの作品のCS機移植版として制作された。
したがって海外版エスコンは同タイトルで発売されている。
Air Combat 22 ↑の続編。現時点では移植は行われていない。
マッハストーム 『アサルト・ホライゾン』の技術を応用して作られた『Air Combat』。
Wii スカイ・クロラ イノセン・テイセス 本シリーズの制作陣で作った作品。
PS3 リッジレーサー7 世界観の一部としてシリーズに関係のある名称が使われている(パーツメーカー名、スポンサー名など)。
ソウルキャリバーなどの同社製の他作品からの出演もある。




シリーズの概要

アーケードゲーム『エアーコンバット』シリーズの家庭用ハードへの移植から生まれたフライトシューティング。
超本格的ヒコーキごっこ」というキャッチコピーが『2』にて提示されたが、今なおそれを地で行く作風。

いわゆるフライトシューティングであってフライトシミュレーターではなく、アクション性を重視したゲームデザイン。
実在の戦闘機が米国機・ロシア(ソ連)機・欧州機に渡って多数登場しているものの、“戦闘機による3Dシューティングゲームの面白さ”を優先させているため、実際の戦闘機同士の戦闘とは大きくかけ離れた描写が多い。たとえばミサイルの搭載数・機銃の弾丸数が異常に多いという点やミサイルの射程が非常に短く追尾能力も低い、という点など*2*3

また、実在兵器が登場するものの、ほとんどの作品において舞台は架空世界である。
ただし、ヨーロッパ・アジアをモデルとしたユージア大陸、アメリカをモデルとしたオーシア、ロシアをモデルとしたユークトバニアなど国家間の勢力バランスなどは現実世界に近い構造になっている。
一方で架空世界であることを利用して巨大レーザー砲や飛行空母、光学迷彩搭載戦闘機などぶっとんだ架空兵器も多く登場する。

『04』以降は一部の作品を除き世界観が統一されそれら纏めて公式ツイッターなどで「ストレンジリアル」と呼ばれているが、あまり浸透してはいない為、ユーザーからは専ら「本家シリーズ」と呼ばれる事が多い。

作品によるが、フライトシューティングとしての面白さは勿論優れたグラフィックや音楽などが好評を得ている。
特に、PS2でリリースされた『04』『5』『ZERO』(通称「PS2三部作」)は人気と知名度が大変高く、システムの自由度の高さや快適さ、ストーリーの完成度から、ファンの間で最高傑作候補に挙げられる。
その内、『ZERO』のメインテーマは屈指の名曲として知名度が高くMADムービーなどによってシリーズ未プレイの人間にも知られるようになっている。