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マジカルザウルスツアー - (2012/03/20 (火) 08:00:57) のソース

*マジカルザウルスツアー
【まじかるざうるすつあー】

|ジャンル|データベース|~|
|対応機種|PCエンジン CD-ROM2|~|
|発売元|ビクター音楽産業|~|
//|開発元||~|
|発売日|1990年8月24日|~|
|定価|8,700円|~|
|ポイント|恐竜の情報を網羅したデータベースソフト&br()データベースとしての作りは雑だが製作愛は感じられる|~|

**概要
-1990年にてビクター音楽産業((現:ビクターエンタテインメント。今は既ににゲーム事業から撤退。))からリリースされたPCエンジン CD-ROM2向けソフト。
-ジャンルとしてはゲーム性が一切存在しないデータベースソフトに該当する。CD-ROM2ならではの大容量を駆使した、当時としては莫大な情報網が収録されている事を売りにしていた。
-データベースソフトに対してプレイ人数という表記は変かもしれないが、形式上でいうならば一人プレイ専用である。

**主なルール
-概要でも述べた通り、本作はデータベースソフトであり「ゲーム的な要素」は一切存在しない。
--ディスクを起動させるとオープニングが流れる。なお、スキップは可能で即タイトル画面に移項可能。
--タイトル画面でRUNボタンを押せば7つの項目が表示されたメニュー画面に移項するので、好きな項目を選択して恐竜に関するデータやアニメーションなどを鑑賞していく。
--項目の内容によっては大御所声優である銀河万丈氏によるナレーションや、何故か人間語が話せる恐竜「ロロくん」(CV:皆口裕子氏)が解説役としてボイスで喋ってくれる演出がある。

-選べる項目は以下の7つ。
--「ガイダンス」
---「ロロくんからのご挨拶と恐竜に関する軽い知識紹介(ガイダンス)」「各項目の説明(MENUの説明)」「操作方法(HELP)」を選んで鑑賞できる。
--「マジカルザウルスツアーモード」
---対象の恐竜が活動していたと思われし時代と舞台を選択するとパノラマ画面に移項する。そこに表示された恐竜をカーソルに合わせてボタンを押せばその恐竜のデータが鑑賞できる。
---選んだ恐竜によってはアニメーションしたり、ロロくんによるボイス解説が入ったりするものもある(全ての恐竜には対応していない)。
--「ネームインデックスモード」
---恐竜の名称をアイウエオ~順による頭文字から検索し、その恐竜のデータを鑑賞できる。
--「系統樹モード」
---系統樹による恐竜の進化が示された画面に移項する。系統樹によって分けられた恐竜をカーソルに合わせてボタンを押せば、その恐竜のデータが鑑賞できる。
--「ページめくりモード」
---本の辞書風の画面に移項する。そこから調べたい恐竜の分類項目などを選択していくと、その恐竜のデータが鑑賞できる。
--「バラエティボックス」
---いわゆる恐竜関連に関するトリビアが鑑賞できる。
--「エンディング」
---銀河万丈氏によるナレーションにのせてエンディングとスタッフロールが流れる。また、恐竜絶滅に関する情報を鑑賞できる一面も併せ持つ。

-軽い操作方法の紹介
--各項目中にRUNボタンを押せば即メニュー画面に戻れる。
--十字キーで項目やカーソルの移動。Iボタンで項目などの決定。IIボタンで項目などのキャンセル。
--SELECTボタンはゲームリセット(RUNボタンと同時押し)以外では使用しない。
--選べない項目でボタンなどを押すと、エラー音が鳴り選択できない事を教えてくれる。

-その他の情報。
--本作はバックアップに一切対応していない。
--PCE本体の仕様の関係上、実際のデータとは違う文字((PCEにはその文字のフォントが存在しない故の対処らしい。))が代用されていたり、恐竜の大きさに多少のアレンジが加えられている箇所がある。
---これは説明書内でも「おことわり」として表記されており、決して誤植や誤記の類ではない。