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505 タングラム - (2014/09/26 (金) 08:37:26) のソース

*505 タングラム
【ふぁいぶおーふぁいぶ((公式の読み方が分からないので、このページでは「ファイブオーファイブ(505)」と表記する。)) たんぐらむ】

|ジャンル|パズル|~|
|対応機種|ニンテンドーDS(ニンテンドーDSiウェア)|~|
|発売元|インテンス|~|
//|開発元||~|
|配信開始日|2013年5月1日|~|
|価格|500DSiポイント|~|
|プレイ人数|1人|~|
|セーブデータ|1箇所・オートセーブ方式|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|
|ポイント|全505問のタングラムパズル&br()タングラム以上でも以下でもない内容|~|

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#contents(fromhere)

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**概要
-謎解きゲーム開発では有名なメーカー、インテンスがリリースしたパズルゲーム。なお、本作は謎解きゲームとは無関係である。
-世界的に知られる枠はめパズル「タングラム」が全''505''問(ステージ)収録されている。誤解されがちだが500問ではない、念の為。
-DSiウェアソフトのタングラム系のゲームは本作と『猫のいるタングラム -猫と癒しのシルエットパズル-』(ジュピター発売)の2作品のみ。

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**ゲームルール
オプションでピースの色を6種類から選べる機能搭載。~
ステージクリアしていくと「統計データ」という情報が更新される。

-COLOR(black){''ゲームの流れ''}
--ひたすらに全505ステージのタングラムをプレイしていく。それ以外の目的はない。
---問題は「人物」「動物」「オブジェ」「形」「図形」のカテゴリーに分けられており、各カテゴリー毎に101づつのステージが収録されている。
---カテゴリーはゲーム開始時から自由に選択可能。ステージ選択には限りがあるが、ステージを順々にクリアしていけば選択範囲が広がっていく。

-COLOR(black){''ステージクリア条件・ヒント機能について''}
--画面内に散らばっている「ピース」の数々を、指定された「枠」内に隙間なく全部はめ込めばステージクリアとなる。
---タングラムの基本ルールは[[wikipedea>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0]]を参照にされたし。本作でもすべてのステージにおいて、大小様々なピース7つを使用する(ピース内容はどのステージも共通)。
---スライド操作でピースの移動。ピースの端をタッチすると45度方向へと向き変更。ダブルタッチするとピースが反転する。
---ステージ中においてゲームオーバーになる要因は全く存在しない為、時間を気にせずプレイしても何ら問題はない。

--ステージの攻略に詰まった場合は、有限のヒント機能が使用できる。
---ヒントを使えば、ピースのどれか1つが自動的に枠内へとはまってくれる。1ステージにつき4回までのヒントが使用可能。

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**評価点
-COLOR(darkcyan){''快適プレイでタングラムが楽しめる''}
--ゲーム環境に目立った不備はなく、タングラムゲームとしてのクオリティは申し分ない。
---操作性は非常に優秀であり、操作にもたつく心配は皆無。枠にピースが重なれば効果音と共にはまってくれる為、事の状況が分かりやすい。
---余計な演出やウエイトとは一切無縁であり、流れる様なテンポでゲームが進んでいく。波に乗ってしまうと止める機会が掴めない程に…。
---ゲームオーバー要因がない上に、1ステージあたりに4回もヒントが使用できるので、タングラムに馴染みのない人でもオールクリアはそう難しくないと思われる。

-COLOR(darkcyan){''ステージたっぷり505問''}
--数あるDSiウェアの思考型パズルゲームの中でも、本作のボリューム感は際だっている。
---単純計算で1ステージあたり約1円の価格設定であり、コストパフォーマンスという意味では大分奮発している部類だろう。

**問題点・賛否両論点
-COLOR(darkred){''悪くいえば超地味な内容''}
--505問収録のタングラム以外で、売りとなる様な要素がない。''本当にタングラムが遊べるだけのゲームである''。
---所詮はピース7つをはめ込むだけのステージばかりなので、''早い段階からプレイがマンネリ気味になりやすい''。明らかに似た様な問題の重複も結構ある。
---こればかりはジャンルの性質上致し方ない面もあるが、連続プレイしているとどうしても感じてしまう問題ではある。
---505問すべてのステージをクリアしてしまうと、それ以上遊べる要素が見当たらなくなる。これもジャンル的な意味で避けられない宿命といえるが…。
--外観・演出面という意味でも、かなり寂しい一面も…。
---グラフィック・BGM周り共にシンプル一色で塗り固められており、まるで勉強部屋でプレイしているかのような錯覚に陥る。ステージクリアしても軽い効果音しか鳴らない。
---逆にいえば、ゲームの邪魔になる様な過剰演出がなく、画面に一点集中できやすいというメリットもあるのだが…。

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**総評
-分かりやすいルールのタングラムが大ボリュームでお気軽に楽しめるは嬉しい。飾りっ気のない硬派なタングラム集をプレイしたい方には適任な作品だと思われる。
-『猫のいるタングラム』は演出面では豪華だが問題数が少なく、本作はその真逆の特徴を持つ。同じジャンルなのに作り込みの方向性が違うあたりにメーカーの特色を感じる。