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*聖闘士星矢 タイピング流星拳
【せいんとせいや たいぴんぐりゅうせいけん】
|ジャンル|タイピングソフト|&image(http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/145008090.jpg,height=160)|
|対応機種|Windows 98SE~XP|~|
|メディア|CD-ROM 1枚|~|
|発売元|バンダイ|~|
|発売日|2002年12月19日|~|
|定価|5,800円(税別)|~|
|判定|なし|~|
|>|>|CENTER:''[[聖闘士星矢シリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
人気漫画及びアニメ『聖闘士星矢』の世界観を舞台としたタイピングソフト。~
青銅聖闘士5人の中からプレイしたいキャラクターを選択してゲームを進められるマルチストーリーモードのほか、スコアアタックと十二宮を踏破していくクイズモードの3モードを搭載。
**特徴
-原作の銀河戦争~十二宮までをなぞったストーリで、星矢らしくタイマン勝負のみ。
--表示される文字を相手より早く打ち込むことでコスモゲージが増加。格闘ゲームのようにゲージが貯まっていき、貯まった分のLVに応じた必殺技が使用可能。
--タイプミスによるペナルティは無いのが特徴。
---ただしコスモゲージが増えないので、敵を倒せない。
**評価点
-''一応''(後述)キャストが元のアニメに忠実。
--初代キャストが叫ぶ必殺技ボイスはファンならば、胸が熱くなることは間違い無いだろう。
---初代キグナス氷河役の橋本晃一氏の「カリツォー」が聴ける数少ない作品((初代アニメ版では「ロシア語の技名は子供に判りづらい」と言う理由で「氷結リング」に変更されていた為。))。
---ただし、やはり予算の都合かボイスがあるのは青銅5人組だけなのだが…
-アニメでは大人の事情((セル画で聖衣の破損を表現すると、必殺技シーンなどでバンクが使えない為。))で最小限だった聖衣の破損も、ダメージ度合いで変わる表現になっている。
-クイズはかなりカルトな問題が多く、クイズゲームとしても楽しめる。
-クリアする毎に星矢の壁画が入手可能。
--枚数は75種と非常に多いのもファンにはうれしいところ。
**問題点
-タイピングゲーム故のキャラ優劣が激しい
--敵を倒すためには必殺技の名前をタイプする必要があるので、これが優劣に直結してしまう。
--主人公の星矢は、「ペガサス流星拳」「ペガサス彗星拳」「ペガサスローリングクラッシュ」と''すべての技名が長い''ため一番不利。
---このため、タイピングに慣れていないと攻撃もままならないので相手を倒すことが出来ない。
--慣れていない人は「カリツォー」を持つ氷河か「鳳翼天翔」を持つ一輝を使う事になりやすいのだが、&br;氷河は「ダイヤモンドダスト」はともかくLV3必殺技の''「オーロラサンダーアタック」''((原作準拠なら「ホーロドニースメルチ」である。本作でも後発のPS2以降の星矢ゲームでも「カリツォー」があるのに初期の氷河最大の拳は常に「オーロラサンダーアタック」であり、原作にしか存在しない技とアニメにしか存在しない技が混同するという不可解なことになっている。))のタイプが厳しめ。
--一輝に至っては''初期状態では選択不可''だったりする。
--したがってすべての技名が適度な長さのアンドロメダ瞬が最も簡単とされている。
--敵サイドでは乙女座のシャカが使う''「オーム」''の入力が速く初心者に鬼門とされている。
-LV3必殺技以外の技の存在意義が薄い。
--格闘ゲーム的なシステム上、仕方ないといえば仕方ないのだが、LV3必殺技以外の存在意義が無いに等しい。
---原作でも大体LV1~2に該当する技は代名詞的なものであるがゆえ使用回数も多く、&br;また致命傷に至ることは少ないため妥当と言えば妥当なのだが……
--LV3必殺技で''相手は即死する''ため、コスモゲージをMAXまで貯めてLV3必殺技だけ打てばOKという大味なバランス。
---なお一輝は原作で技が2つしかないのでまさかの''LV3必殺技未所持''なので、総合的にみると一番不利である
---瞬はLV3必殺技が「ネビュラストーム」と4人中最短入力で済むため、この点でも瞬が最も有利という事になる。
-やられボイスが汎用
--青銅5人組の必殺技のボイスは原作の声優が叫ぶのだが、ダメージボイスは何故か''一輝を除き汎用ボイス''。
---しかも「ひやあ~っ」と、妙に間の抜けた声で叫ぶので脱力感を受ける。
-''トレーニングモードがない''。
**総評
タイピングソフトとしてもキャラゲーとしても中途半端な点が否めず、あまり興業面では振るわなかったが、ファンならそれなりに楽しめる内容ではある。
**余談
-本数が少ないことに加え、青銅5人のみとはいえ初代声優陣がそろっていることからか、ややプレミア化している。
-「冥王ハーデス編十二宮編」がOVA化された際に、本作の体験版がDVDの一巻の中に収録されていた。
*聖闘士星矢 タイピング流星拳
【せいんとせいや たいぴんぐりゅうせいけん】
|ジャンル|タイピングソフト|&image(http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/145008090.jpg,height=160)|
|対応機種|Windows 98SE~XP|~|
|メディア|CD-ROM 1枚|~|
|発売元|バンダイ|~|
|発売日|2002年12月19日|~|
|定価|5,800円(税別)|~|
|判定|なし|~|
|>|>|CENTER:''[[聖闘士星矢シリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
人気漫画及びアニメ『聖闘士星矢』の世界観を舞台としたタイピングソフト。~
青銅聖闘士5人の中からプレイしたいキャラクターを選択してゲームを進められるマルチストーリーモードのほか、スコアアタックと十二宮を踏破していくクイズモードの3モードを搭載。
**特徴
-原作の銀河戦争~十二宮までをなぞったストーリで、星矢らしくタイマン勝負のみ。
--表示される文字を相手より早く打ち込むことでコスモゲージが増加。格闘ゲームのようにゲージが貯まっていき、貯まった分のLVに応じた必殺技が使用可能。
--タイプミスによるペナルティは無いのが特徴。
---ただしコスモゲージが増えないので、敵を倒せない。
**評価点
-''一応''(後述)キャストが元のアニメに忠実。
--初代キャストが叫ぶ必殺技ボイスはファンならば、胸が熱くなることは間違い無いだろう。
---初代キグナス氷河役の橋本晃一氏の「カリツォー」が聴ける数少ない作品((初代アニメ版では「ロシア語の技名は子供に判りづらい」と言う理由で「氷結リング」に変更されていた為。))。
---ただし、やはり予算の都合かボイスがあるのは青銅5人組だけなのだが…
-アニメでは大人の事情((セル画で聖衣の破損を表現すると、必殺技シーンなどでバンクが使えない為。))で最小限だった聖衣の破損も、ダメージ度合いで変わる表現になっている。
-クイズはかなりカルトな問題が多く、クイズゲームとしても楽しめる。
-クリアする毎に星矢の壁画が入手可能。
--枚数は75種と非常に多いのもファンにはうれしいところ。
**問題点
-タイピングゲーム故のキャラ優劣が激しい
--敵を倒すためには必殺技の名前をタイプする必要があるので、これが優劣に直結してしまう。
--主人公の星矢は、「ペガサス流星拳」「ペガサス彗星拳」「ペガサスローリングクラッシュ」と''すべての技名が長い''ため一番不利。
---このため、タイピングに慣れていないと攻撃もままならないので相手を倒すことが出来ない。
--慣れていない人は「カリツォー」を持つ氷河か「鳳翼天翔」を持つ一輝を使う事になりやすいのだが、&br;氷河は「ダイヤモンドダスト」はともかくLV3必殺技の''「オーロラサンダーアタック」''((原作準拠なら「ホーロドニースメルチ」である。本作でも後発のPS2以降の星矢ゲームでも「カリツォー」があるのに初期の氷河最大の拳は常に「オーロラサンダーアタック」であり、原作にしか存在しない技とアニメにしか存在しない技が混同するという不可解なことになっている。))のタイプが厳しめ。
--一輝に至っては''初期状態では選択不可''だったりする。
--したがってすべての技名が適度な長さのアンドロメダ瞬が最も簡単とされている。
--敵サイドでは乙女座のシャカが使う''「オーム」''の入力が速く初心者に鬼門とされている。
-LV3必殺技以外の技の存在意義が薄い。
--格闘ゲーム的なシステム上、仕方ないといえば仕方ないのだが、LV3必殺技以外の存在意義が無いに等しい。
---原作でも大体LV1~2に該当する技は代名詞的なものであるがゆえ使用回数も多く、&br;また致命傷に至ることは少ないため妥当と言えば妥当なのだが……
--LV3必殺技で''相手は即死する''ため、コスモゲージをMAXまで貯めてLV3必殺技だけ打てばOKという大味なバランス。
---なお一輝は原作で技が2つしかないのでまさかの''LV3必殺技未所持''なので、総合的にみると一番不利である
---瞬はLV3必殺技が「ネビュラストーム」と4人中最短入力で済むため、この点でも瞬が最も有利という事になる。
-やられボイスが汎用
--青銅5人組の必殺技のボイスは原作の声優が叫ぶのだが、ダメージボイスは何故か''一輝を除き汎用ボイス''。
---しかも「ひやあ~っ」と、妙に間の抜けた声で叫ぶので脱力感を受ける。
-''トレーニングモードがない''。
**総評
タイピングソフトとしてもキャラゲーとしても中途半端な点が否めず、あまり興業面では振るわなかったが、ファンならそれなりに楽しめる内容ではある。
**余談
-本数が少ないことに加え、青銅5人のみとはいえ初代声優陣がそろっていることからか、ややプレミア化している。
-「冥王ハーデス編十二宮編」がOVA化された際に、本作の体験版がDVDの一巻の中に収録されていた。