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*超神兵器ゼロイガー
【ちょうしんへいきぜろいがー】
|ジャンル|シューティング|&amazon(B00015HNP4)|
|対応機種|PC-FX|~|
|発売元|日本電気ホームエレクトロニクス|~|
|発売日|1997年8月8日|~|
|定価|7,800円(税別)|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|PC-FX唯一の2Dシューティング|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
PC-FXの末期に発売された。このころのFXはサターンとプレステに次世代機戦争で大敗してハードの末期に入りギャルゲーや18禁のソフトがラインナップに並んでいるのが珍しくなかった。~
そんな中発売されたこのソフト。ハード初の2Dシューティングゲームだった((STGと言うくくりなら、3DSTG(もしくはフライトSTG)の『虚空漂流ニルゲンツ』が1996/6/28に発売されている。))。~
本編は3+αのモード構成になっており、初期状態ではストーリーがある本編に値するモードの『アニメモード』やりこみ重視の『ステージモード』スコアなどの競い合いの『トライアルモード』の3つが選択できる。また、アニメモードを「難しい」でクリアすることで『さくらいがーモード』が選択できるようになる。~
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**評価点
-高性能なアニメーション。FXはアニメーションが他機種より優れているソフトが多かったがその中でも高レベル。
-基本簡単なルール。このゲームのルールは敵を倒して一定量倒すと自機がパワーアップするのだが本当に覚えるのがそれだけなのですぐに取り組みやすい。
-隠し要素である『さくらいがーモード』は本編のパロディモードだが、ストーリー・自機だけでなく雑魚敵と音楽まで本編と別に用意されており、妙に力が入っている。
-ロボットのデザインもなかなか好評。(やや古くささを感じるものの、作品のコンセプトには合っている)
-何よりこのハードで唯一のシューティングゲームである。
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**問題点
-基本シューティングがどこにもある珍しくない単純なゲーム(縦シュー)。わざわざこのハードを買ってまでやるものかは微妙。
--はっきり言うと、一世代前のPCEなどに出ていたSTGと似たような出来。SEもちとしょぼい。
-雑魚敵が非常に固く『難しい』などの難易度ではある程度パターンを覚えたり避けることも必然となってしまい、多くの攻撃パターンがある本作の魅力を殺している。
--ただ本作のシステムは体力制なので、ある程度攻撃に耐えて進むことは難しいことでもない。
-自機のゼロイガーは1号機から3号機まであるのだが、アニメモードで使用出来るのは1号機のみである。2号機と3号機は開発中に制御不能になった事が冒頭で語られるのだが、にも拘らず他のモードでは普通に使用出来る。制御不能になったんじゃなかったんかい。
--また3号機のパイロットの声優は大ベテランの[[飛田展男>機動戦士Ζガンダム エゥーゴvs.ティターンズDX]]氏を起用しているのだが、''セリフが「制御不能!!」「ゼロイガー3号機、出る!!」のみ。''とんでもない大御所声優の無駄遣いである。
---ちなみに、PC-FXの前世代機であるPCエンジンの『[[ヘルファイヤーS>ヘルファイヤー]]』において、同じくベテランの池田秀一氏を起用したものの、セリフがデモでのたった一言(しかも出番は1シーンのみのモブキャラ)という例がある。
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**賛否両論点
-ストーリーは良く言えは王道、悪く言えは単純。
--この時代のソフトはハードの性能が上がったSSやPSが出たこともあり、FC時代にはない複雑なストーリーや設定を作ったものが多かった。その中でこのソフトは一昔前のアニメのノリをそのまま踏襲している。
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**総評
唯一このFXで遊べるシューティング。これは価値があるが、物珍しさでやるか、他ハードでもできる平凡なシューティングなのでやらないかはプレイヤー次第である。FX唯一のシューティングのためか地味にFX愛好家はこのソフトを思い出のソフトとしてよく挙げる。~
また、当時の愛好家やゲーマーから見れは18禁やギャルゲーしかなかったFX末期において、この数少ない硬派なソフトはソフト発売一覧のオアシスとも言えたのである。
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**余談
-ポリゴンがすべてだった当時は、ただの縦シューはもちろんポリゴンでなければ目立たない時代だった。FXの普及率や性能的にポリゴンなしのため、一般的には全く目立たないソフトだった。
-本作は現在中古値段が10,000円を超えてもおかしくない。FXの本体も入手しにくいので、遊ぶのは簡単ではない(まれに中古屋で比較的安く売っていることもあるが)。
*超神兵器ゼロイガー
【ちょうしんへいきぜろいがー】
|ジャンル|シューティング|&amazon(B00015HNP4)|
|対応機種|PC-FX|~|
|発売元|日本電気ホームエレクトロニクス|~|
|発売日|1997年8月8日|~|
|定価|7,800円(税別)|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|PC-FX唯一の2Dシューティング|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
PC-FXの末期に発売された。このころのFXはサターンとプレステに次世代機戦争で大敗してハードの末期に入りギャルゲーや18禁のソフトがラインナップに並んでいるのが珍しくなかった。~
そんな中発売されたこのソフト。ハード初の2Dシューティングゲームだった((STGと言うくくりなら、3DSTG(もしくはフライトSTG)の『虚空漂流ニルゲンツ』が1996/6/28に発売されている。))。~
本編は3+αのモード構成になっており、初期状態ではストーリーがある本編に値するモードの『アニメモード』やりこみ重視の『ステージモード』スコアなどの競い合いの『トライアルモード』の3つが選択できる。また、アニメモードを「難しい」でクリアすることで『さくらいがーモード』が選択できるようになる。~
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**評価点
-高性能なアニメーション。FXはアニメーションが他機種より優れているソフトが多かったがその中でも高レベル。
-基本簡単なルール。このゲームのルールは敵を倒して一定量倒すと自機がパワーアップするのだが本当に覚えるのがそれだけなのですぐに取り組みやすい。
-隠し要素である『さくらいがーモード』は本編のパロディモードだが、ストーリー・自機だけでなく雑魚敵と音楽まで本編と別に用意されており、妙に力が入っている。
-ロボットのデザインもなかなか好評。(やや古くささを感じるものの、作品のコンセプトには合っている)
-何よりこのハードで唯一のシューティングゲームである。
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**問題点
-基本シューティングがどこにもある珍しくない単純なゲーム(縦シュー)。わざわざこのハードを買ってまでやるものかは微妙。
--はっきり言うと、一世代前のPCEなどに出ていたSTGと似たような出来。SEもちとしょぼい。
-雑魚敵が非常に固く『難しい』などの難易度ではある程度パターンを覚えたり避けることも必然となってしまい、多くの攻撃パターンがある本作の魅力を殺している。
--ただ本作のシステムは体力制なので、ある程度攻撃に耐えて進むことは難しいことでもない。
-自機のゼロイガーは1号機から3号機まであるのだが、アニメモードで使用出来るのは1号機のみである。2号機と3号機は開発中に制御不能になった事が冒頭で語られるのだが、にも拘らず他のモードでは普通に使用出来る。制御不能になったんじゃなかったんかい。
--また3号機のパイロットの声優は大ベテランの[[飛田展男>機動戦士Ζガンダム エゥーゴvs.ティターンズDX]]氏を起用しているのだが、''セリフが「制御不能!!」「ゼロイガー3号機、出る!!」のみ。''とんでもない大御所声優の無駄遣いである。
---ちなみに、PC-FXの前世代機であるPCエンジンの『[[ヘルファイアーS>ヘルファイアー]]』において、同じくベテランの池田秀一氏を起用したものの、セリフがデモでのたった一言(しかも出番は1シーンのみのモブキャラ)という例がある。
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**賛否両論点
-ストーリーは良く言えは王道、悪く言えは単純。
--この時代のソフトはハードの性能が上がったSSやPSが出たこともあり、FC時代にはない複雑なストーリーや設定を作ったものが多かった。その中でこのソフトは一昔前のアニメのノリをそのまま踏襲している。
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**総評
唯一このFXで遊べるシューティング。これは価値があるが、物珍しさでやるか、他ハードでもできる平凡なシューティングなのでやらないかはプレイヤー次第である。FX唯一のシューティングのためか地味にFX愛好家はこのソフトを思い出のソフトとしてよく挙げる。~
また、当時の愛好家やゲーマーから見れは18禁やギャルゲーしかなかったFX末期において、この数少ない硬派なソフトはソフト発売一覧のオアシスとも言えたのである。
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**余談
-ポリゴンがすべてだった当時は、ただの縦シューはもちろんポリゴンでなければ目立たない時代だった。FXの普及率や性能的にポリゴンなしのため、一般的には全く目立たないソフトだった。
-本作は現在中古値段が10,000円を超えてもおかしくない。FXの本体も入手しにくいので、遊ぶのは簡単ではない(まれに中古屋で比較的安く売っていることもあるが)。