メダロットG カブト/クワガタ
【めだろっとじー かぶと/くわがた】
ジャンル
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対戦格闘アクション
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対応機種
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ゲームボーイアドバンス
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メディア
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64MbitROMカートリッジ
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発売・開発元
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ナツメ
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発売日
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2002年7月19日
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定価
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4,800円(税別)
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配信
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バーチャルコンソール 【WiiU】2015年10月14日/702円(税8%込)
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判定
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なし
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ポイント
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シリーズ初のアクションゲーム ストーリーは『5』の後日談 スピーディだが調整が甘い戦闘 機体数がシリーズ一少なく底が浅い
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メダロットシリーズリンク
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概要
2on2の対戦格闘アクションとなったメダロットシリーズ作品。
物語の舞台は前作『メダロット5』と同じすすたけ村で主人公もコイシマルであり、『5』の後日談となっている。
時はすすたけ村を舞台にした『メダロット5』の頃からほんのわずかの時を経た西暦2027年。
すすたけ村村長、タマヤスデンスケは村興しと称して、総合アミューズメントパーク、「デンスケランド」を建設。
デンスケランドのオープン記念イベントとしてロボトル大会を開催。
有名メダロッターやすすたけ村選抜チームが入り乱れての大ロボトル大会となる。
大会終了後も事件は勃発。なんと優勝商品が盗まれてしまう。ドタバタ騒ぎで超ど田舎、すすたけ村はまたまた大騒ぎ。
温かい仲間達と協力しながら主人公コイシマルは見事優勝することが出来るのか?!
(任天堂ソフト紹介ページ メダロットG:ストーリー・あらすじより一部引用、一部改編)
従来作と異なる点
ステージの構成
本作は対戦アクションであり、デンスケランドに用意された7つステージを選択し、
セッティングした2体メダロットの内リーダー機のみを操作し、
パーツ集めやメダルを鍛えるフリーロボトルを行いながら、シナリオ進行に応じて登場する対戦相手に勝利していく。
「ステージ選択&会話デモパート」「セッティングパート」「ロボトルパート」の3つでRPG作品のようなマップ移動パートは存在しない。
本作のロボトル(戦闘)に関して
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従来作のように複数の機体をプレイヤーが指示するのではなく、プレイヤーはリーダー機のみを操作する。
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パートナー機は1体。AIで行動する。本作のロボトルは常に2対2で行われる。
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各ステージには2種類のロボトルエリアが存在する。
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「フリーロボトルエリア」では勝利すると相手のパーツを1つもらえるいつもの真剣ロボトル。もちろん負けるとパーツを1つとられる。
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「れんしゅうロボトルエリア」では勝敗によるパーツのやりとりはないロボトルを行える。もらえる経験値もフリーロボトルエリアと比べ多い。
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ロボトル相手はエリアごとに設定されたキャラクター・メダロットからランダムで選ばれる。
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ステージはロボトル大会本戦専用ステージ以外の6つのフィールドには3つずつ存在。全19種類。
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ロボトルの制限時間は3分固定。時間切れになると判定が行われ優勢に立っていた方が勝ち。
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シナリオ内のロボトル大会本戦は3本勝負。2回勝利すると勝ち進むことができる。
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操作方法は以下の通り。
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攻撃はBボタン。Bボタンで右腕、Bボタン+上キーで頭部、Bボタン+下キーで左腕パーツを使用する。
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画面下部の対応した部位のゲージが溜まっていないと使用できない。使用すると対応した部位のゲージが空になる。
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パーツに設定されたSPD値でゲージがチャージされていく。従来作の「充填・放熱」に当たる。
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移動は十字キー。Aボタンでジャンプ。左右キー2回押しでダッシュ。下+Aで床すり抜け。
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一部脚部タイプ特殊移動は下キー2回または上キー2回で脚部タイプに応じた特殊移動を行える。
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Lボタンでパートナー作戦パネル切り替え。
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押すたびにメダルごとに設定した作戦パネルを順番に切り替えることが出来、AIに大まかな行動指針を与えることが出来る。
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Rボタンで正面ガード。
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メダフォースゲージが満タンの時にセレクトボタンでメダフォースを発動。
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『メダロット5』の続編的位置づけだが、メダスキルではなくメダフォースが採用されている。
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メダルごとに所有するメダフォースは1種類固定、いわゆる必殺技である。
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ゲージは時間経過で溜まるが、行動せずその場でとどまっているとより高速に溜めることが出来る。
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誰かがメダフォースを発動した瞬間、他のメダフォース発動者以外のメダロットの行動がキャンセルされる。これによって敵弾(味方弾)がかき消されることがある。
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なお本作ではダッシュによる体当たりで相手にダメージを与えたり、腕部パーツ破損時でもティンペットパンチを繰り出すことが出来る。
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ロボトル中はなぜか他のメダロットの上に乗れる。とはいえ踏みつけてどうこうなどといったことはできない。
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ステージによっては水中では動きが鈍くなる、坂道では歩行速度が遅くなる、滑る氷床やベルトコンベアなどのギミックがある。
本作メダロットのセッティングシステムに関して
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ティンペットに頭部・右腕・左腕・脚部の4パーツをつけメダルで動くなどといった基本は同じ。
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メダルの熟練度には準備値が存在せず、レベルアップで熟練度が上昇(時々減少)する。
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レベルアップ時のメダルの各熟練度はメダルごとに決まったテーブルで上昇(減少)する。
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アクションゲームだからか、個々のメダルに名前を付けることが出来ない。
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システムの仕様上、ティンペットは2体のみ。
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セレクトボタンでセッティング中のティンペットの性別を変更できる。
評価点
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スピーディなアクションロボトルが楽しめる。
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従来作は「要素が多く戦略的な代わりに、戦闘時間が長い」ロボトルであるため新鮮。
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時間制限は3分固定なので一戦あたりの時間は短い。
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腕部パーツの3連コンボやクリティカルヒットで相手を大きく吹き飛ばすことが出来るのはそこそこ爽快。
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脚部パーツのタイプに応じた独特の移動方法が設定されている。
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二脚タイプだとバク宙やとんぼ返り、車両タイプだとバック移動など。
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大きく戦略を動かすものは少ないが、脚部タイプがキャラ性能としてこれほど大きく依存するのはシリーズ初。
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一方で従来作ほど地形相性が大きく移動力に影響されることは水中移動を除きあまりない。
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グラフィックの出来はそこそこきれい。
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『5』の個性豊かな登場人物と装いを新しく、もう一度会えるのはファンには嬉しいところ。
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セッティング時のメダロットの正面グラフィックが従来作品に比べこぢんまりしている所は残念。
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BGMの出来は良い。
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格闘アクションらしくロボトルBGMはステージごとに異なる。
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もちろん従来作のように特定のイベント戦では専用BGMに変化する。
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惜しむらくは『メダロット・navi』と同じくサウンドテストができないという所。
賛否両論点
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過去作のゲストキャラのデザイン
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頭身を引き延ばしただけなど、一部違和感を覚える人もいるが、そこまでひどくはなく、キクヒメやコウジあたりは比較的まとまっている。
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『メダロットDS』に再登場したイッキ・アリカと比べてみるのもまた一興。結局は感性と好みの問題と言える。
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続編としてのシナリオの違和感
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本作と『メダロット5』のネタバレを含む
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大会優勝賞品が『5』のラスボス・イトが所持していたメダロット「ハードネステン」であるが、どのような経緯でメダロット研究所に持ち込まれたかが不明。
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『5』の時点ではイトの姉の元に預けられていた。セレクト隊に差し押さえられたのだろうか?
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エンディング時にイトが一度刑務所から出てメダロット研究所で働いていたと語られるが、こちらも経緯が不明。
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彼女がメダルに関する研究を行っていたとはいえ村長の元秘書であり、数か月で釈放され研究所で勤務することが出来たのかが疑問に残る。
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どちらも想像する余地こそあるもののやや不自然で、とりあえず前作のラスボスを登場させるために設定した、という印象を受ける。
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問題点
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全体的なボリュームの薄さ
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登場機体数に関してはわずか'38体。シリーズ作品の中で一番少ない。
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新規登場機体は7体、参戦作品は『5』の準主役級機体と『1』・『2』の過去機体から少し。
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なお新規登場機体に関しては、主人公機以外は『コミックボンボン』内での公募によるもの。
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これによりパーツのバリエーション≒プレイヤーの選択肢も他の作品に比べ狭い。
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バックストーリーこそあるが本編に物語性は殆どなく、基本はロボトルを繰り返し大会を勝ち進むだけの淡々とした進行。
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RPGシリーズにあったような探索要素はない。ノリとしては同作の「パーツコレクションシリーズ」に近い。
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過去作からのゲスト登場・一部メダル入手・通信対戦関係とクリア後のイベントも少ない。
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戦闘バランスがあまりよくない。
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メダロットのシステムをアクションゲームにアレンジした結果、従来作に近い問題点を抱えている。
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パーツ部位制だがレベル差や運が悪ければ、頭部に大ダメージが入ってしまい機能停止する。
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パーツ部位制のため攻撃手段が実質3種類、そこからとれる戦法も単調になりやすい。
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これらは格闘アクションとしてみると違和感を感じるところ。いつもの『メダロット』であれば、割とよくあることなのだが・・・
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本編ではある境から急激に相手のレベルが上昇し苦戦しやすい。
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エンディング後ゲスト参戦する過去作のキャラクターもレベルが非常に高く設定されている。
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相変わらずメダフォースが強い。
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飛行タイプ以外は空中でガードできないため、逃げ回りつつメダフォースを溜め、相手が足場から降りたりジャンプしたところを狙って打ち込むだけで大ダメージが狙える。
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おまけに
メダフォースはダウン中通常攻撃無敵状態の相手にも当たる
。ダウンさせてメダフォースを密着して当てるのは常套手段。
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ガード無効かつ相手をダウン状態にする「転倒」行動とのコンボがよく用いられる。
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そして例にもれずメダフォースを溜まりやすくする「フォースプラント」パーツが存在。
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ただし、どれも必中ではなくプレイヤーの腕次第で回避が可能なだけ有情か。
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ダメージ表記がわかりにくい。
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ヒット時どれだけダメージを与えたかは表示されず、一瞬だけダメージを受けた部位の装甲(HP)バーが表示される。各部の状況は青~黄~赤~黒の四色で画面上下に小さく表示される。
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メダフォース発動がセレクトボタンと、押しにくい。
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2体しかロボトルに参加しないとはいえ、予備のティンペット(他のセッティング枠)が用意されていないのは不便。
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いまいち機能しているかわかりにくい作戦パネルがある。
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隠しキャラを出現させる条件が面倒。
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膨大な通常対戦回数に加え、通信対戦回数を重ね、登場条件を満たしても、出現率が非常に低く設定されている。
総評
『メダロット・navi』と同じく、シリーズとして別ジャンルへ挑戦した一作であるが、いかんせん調整不足な作品になってしまっている。
とってつけたような薄いシナリオにシリーズ一の機体数の少なさ等、シリーズが持つ魅力がジャンルに合わせてうまく発揮しきれていない。
一つのゲームとして見ると大きな問題を抱えていることはなく、今までとは違ったアグレッシブなロボトルを楽しむことが出来る。
ただし、様々な試みで従来シリーズをリニューアルし高い評価を得た「『メダロット5』の続編」と思ってプレイすると大きく肩透かしを食らうだろう。
余談
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元々は海外でのアニメ放送に合わせて開発・販売された『MedabotsAX』を日本向けにアレンジした作品。
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ゲームシステムやインターフェースは同作とほとんど同じである。
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違いは『AX』側はアニメに合わせ天領イッキが主人公であり、登場メダロット・メダル・キャラクターが異なること。
過去作品からの登場メダロットが『1』・『2』・『R』のものばかりであることや、隠しメダルの一部が旧デザインのグラフィックになっているのはこのため。
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ちなみに『AX』から追加されたパーツ行動もあれば、『AX』から削除されたパーツ行動も存在する。
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2020年11月12日にNintendo Switchで発売される『メダロット クラシックス プラス』に本作が収録される。
最終更新:2023年12月02日 08:35