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ゆーちゃん対策委員会♪ 第2日

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匿名ユーザー

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 2.


「皆様、本日はご出席頂き、誠にありがとうございます。
これより、『第2回 小早川ゆたか対策委員会』を開催させていただきます」
 司会は同じくみゆきで、メンバーも第1回と同じである。
「今日は、田村ひよりさん、お願いします」
 最初に丸い眼鏡をかけたロングの女の子が、同人誌を取り出しながら起立した。


 ~報告4 始め~

「みなさん。まずは、お手元に配布させて頂いた同人誌をご覧ください」
 ぱらぱらとページをめくる音が聞こえて、皆一様に頬を赤らめたっス。
「ひよりん。これってかなりやばいねえ」
 この手の本には慣れているはずの泉先輩も、ごくりと唾を飲んでいます。
「手前味噌ながら、ベストのモノができたと自負しております」
「ベストはいいけど…… この本と、ゆたかちゃんの関係は? 大体は分かるけどね」
 ため息混じりのかがみ先輩の質問に、私は下半身に微かな疼きを覚えながら答えたっス。
「ご推察の通りっス。詳しく申し上げますと…… 」

 小早川さんが、私の家に遊びに来ていた時のことっス。
 お茶とケーキを運んで戻ってきた時、小早川さんは、私がタンスの奥深くに隠していたはずの
同人誌を読んでいました。
「あ、これは…… 」
 表紙を見た途端、私の血が引いたっス。
 小早川さんと岩崎さんを、勝手にモデルにした百合18禁本を、本人に見られてしまったっスから。

「田村さん」
 食い入るように同人誌を読んでいた、小早川さんが顔をあげました。
「は、はい」
 蛇に睨まれた蛙のように、全く動けません。
「私とみなみちゃんだよね。この本のモデルって」
「あ、あの、参考にさせて頂いたというか、その」
 小早川さんとは同級生なのに、敬語になっています。

「ふうん」
 小早川さんの背中から、壮絶な怒りが立ち昇っているっス。
「参考程度じゃないよね。トレースした感じだよ」
「あう、スイマセン、モデルとしてそっくり使わせて頂いたっス。でも、トレースは自粛したっスよ」
「言い訳はしなくてもいいよ。田村さん」
「はいっ、ごめんなさい、ごめんなさい」
 はっきり言って怖すぎるっス。私は、恐怖におののきながら必死で謝ったっス。

 小早川さんは、酷く脅える私を見つめながら、ゆらりと立ち上がります。
「ベッドに来て」
 どういう…… こと?
 言われるままにベッドに座ると、小早川さんが横にちょこんと腰掛けます。
「いいよね」
 決して質問ではありません。確認です。
 機械のように頷くと、小早川さんは首に手をまわして唇を近づけました。

「んっ」
 ファーストキスが、いきなり失われたっス。
「ちょ、小早川さん!? 」
 焦って唇を離して抗議するけど、小早川さんはにこにこと笑いながら言ったっス。
「田村さんには拒否権なんて、ないんだよ」
 氷のような一言っス。
 私は…… 従うしかありません。

 小早川さんの手が伸びて、セーターとブラウスが脱がされます。
「田村さんの肌、とっても綺麗だよ」
 あっという間に上半身を剥ぎ取られて、ついでとばかりブラも取られたっス。
「恥ずかしいよ」
「ふふ…… 」
 小早川さんは含み笑いを浮かべながら、自分自身も服を脱いでいきます。
 可愛いブラのホックを外すと、小さな膨らみが目に飛び込みます。
 これは目に毒っス。破壊力ありすぎっス。
 興奮している私に、小早川さんが抱きついてきたっス。

「ひゃん」
 背中を軽く引っ掛かれて、変な声をあげてしまいます。
「田村さんの肌、つるつるだね」
「そんなこと…… ひゃあ」
 耳に息を吹きかけられて、身体が震えます。
「田村さん、とてもかわいいね」
 唄うように囁くと、小早川さんは私に覆いかぶさり、ベッドに押し倒します。
 こ、この態勢はヤバイっス。

 私も小早川さんも下はスカートだけです。めくれ上がったスカートからは白い太腿が
悩ましげにのぞいています。上半身は何もつけていないっス。
 身体が密着して、乳房と乳首が擦れ合わさって変な気分になるっス。
 脚を絡めながら、小早川さんは舌を入れてきます。ディープキスってヤツです。
 彼女の舌が私の中で這い回り、陵辱していくっスよ。
「ん…… んあっ…… 」
 小早川さんの手が伸びて、スカートの中に手がもぐりこみます。ダメっす。そこだけはご勘弁を。

 でも、必死の願いも叶うことはありません。
 体力的には、小早川さんを強引に押しのけることができるはずなのに、何もできないっす。
 おかしいっス。絶対変ですよ。

「抵抗してもいいよ、田村さん…… 」
 長いキスから唇を離して、小早川さんは、私の心を見透かしたように呟きます。
 しかし、彼女の表情は何故か、切なそうなものに変わっています。
 先程までの小悪魔めいた顔つきとは明らかに違っているっス。
「小早川さん? 」
 私は、絶対に騙されていると思うっス。でも壊れてしまいそうな、今の顔は見たくないっス。
 小早川さんは、歪んだものであったとしてもいいから笑顔が似合うっスよ。

「優しくして…… 小早川さん」
 私は全身の力を抜いて、受け入れる態勢を整えます。
「じゃあ、いくよ。田村さん」
 小早川さんの表情がもとに戻りました。彼女は私の下着に触れながら囁きます。
「やっぱり濡れているね」
 微かにくちゅくちゅという卑猥な音が耳朶に届きます。
「そんな事言わないで」
 ギャルゲの攻略キャラみたいな言葉が、自分の口から出るとは夢にも思わなかったっス。
「んっ…… 」
 小早川さんの手が、私の大切なところを下着越しになぞって、その度に水揚げされた
鮮魚のようにびくびくと震えます。小早川さんの愛撫はとてもむず痒いっス。
 私は太腿で小さな手を挟み込んで、快感を逃さないように押さえつけたっス。

「んあっ…… くはっ」
 小早川さんは、私の秘所を刺激しながら、乳首を口に含んで舌で転がします。
 その度によがりながら嬌声をあげていたっス。しかし――

 あれっ? おかしいな?
 最初は凄く気持ち良かったのに、下着の上からだとだんだん物足りなくなってしまうっス。
 もしかしたら、慣れてしまって鈍感になっている? ものすごく自分が淫乱になったようで
恥ずかしいけれど、本能の要求には逆らえません。

「こ、小早川さん。もっと強くして」
 まるで、発情期の動物みたいっス。両親が見たら確実に泣くっす。
「ごめんね。田村さん」
 小早川さんはにっこりと微笑むと、私のスカードと下着を脱がしていきます。
 素っ裸になった私の秘所をじっくりと眺めて、耳元で囁きます。
「田村さんのアソコ、とっても綺麗だよ」
 恥ずかしいっス。親父にも見られたことないのに! いや、見られたら大変だから。
一人突っ込みをする程、頭が混乱しているっス。

「もう、お嫁にいけないっスよ」
「その時は私が貰ってあげるから」
 小早川さんは妖艶な笑みを浮かべています。
 小早川さんに貰ってもらえるなら本望っス。
 二人で料理を作ったり、あーんして、と肉じゃがをふーふーしてから食べさせたり夢が広がるっす。
 食事? お風呂? それとも、ワ・タ・シ? はもちろんやりたいっス。

「ひゃん」
 いきなりアソコの膨らんだ部分をつねられて、私は甲高い悲鳴をあげたっス。
「田村さん。こっちに戻った? 」
「う、うん」
 強制的に妄想世界から引き戻された私は、顔を真っ赤にしながら頷きました。
 小早川さんは、楽しそうに眺めながらクリへの愛撫を再開します。

「ん…… くはっ、いや、ダメっ」
 どうやら、変なスイッチが入ってしまったようです。
 小早川さんは、容赦のない責めを私に加えていきます。
「や、あん、いや、んはっ、ふあっ…… 」
 やばいっス。本当にエロゲです。それも特濃級のヤツです。
 小早川さんの妖しげに動く指によって、身体とココロがとろとろに溶かされていくっス。

「イイ、キモチイイよ。もっと…… 」
 本当にえっちげーむに出演する声優さんみたいな喘ぎ声っス。
 とんでもなく恥ずかしいっス。でも、羞恥が快感に変わっていくっス。
「田村さん。筋金入りのヘンタイさんだね」
 小早川さんが嘲ります。
 表面は天使のような笑顔なのに、裏側はとんでもなく暗黒です。
 でも、私は既に小早川さんの危険な魅力に、虜になってしまっていたっス。

「んあ、ダメ、イク、いっちゃうっ」
 小早川さんの手の動きが加速度を増していきます。
 アソコの中心がとても熱くて、ひどく疼くっス。
「田村さん、いっちゃえ」
 小早川さんの宣告とともに、更に強い一撃が加えられます。
「だめ、くぅ、んあああっ、んあああああっっつ」
 ひときわ大きな絶叫を放ち、全身を弓のようにしならせながら、私は絶頂を迎えたっス。

「はぁ…… はぁ…… 」
 私はベッドに横たわり、荒い息をついています。
 もうダメっス。一人エッチの何十倍もの快感で頭がじんじんとするっス。
 この1時間で経験値はかなり上がったような気がするっスよ。

 しばらく余韻にひたっていると、小早川さんが私をぎゅっと抱きしめてきます。
「田村さん。大丈夫? 」
 エッチの時の表情とは異なり、ひどく穏やかなものに変わっています。
「う、うん。もう平気だから」
「良かったあ」
 小早川さんは私に唇を近づけて軽くキスをします。触れるだけの優しい口付けっス。
「田村さん。ありがとう」
 小早川さんは、天使のような微笑を浮かべて瞼を閉じました。
 次の瞬間、体力の限界に達したようで、ベッドに崩れ落ちたっス。

 以上で私の報告をおわるっス。
 あ、あの岩崎さん、そのハンマーは何? 1tって書かれているんスけど。
 まるで昔のアニメの…… 
 ダメっス。ほんの出来心っス。許してくださいっス。
「アッ―――――― !」

 ~報告4 終わり~


 こほん。
 小さな咳払いをしてから、高良みゆきは立ち上がった。
「それでは『第2回 小早川ゆたか対策委員会』を、終了したいと思います。
それでは散会いたします。皆様お疲れ様でした」


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ゆーちゃん対策委員会♪ 第3日へ続く






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コメント:
  • なんというプレイガールww -- 名無しさん (2009-04-30 01:21:38)
  • >ハンマー

    つミ【エスカリボルグ】 -- 名無しさん (2009-01-25 21:33:20)
  • みなみちゃんがお怒りだww -- 名無しさん (2008-09-22 05:47:58)
  • ゆたか姫様(黒)の傾向と対策に期待高まるばかり。
    1tハンマーとか懐かしいネタをwコンペイトウでも可! -- 名無しさん (2008-05-01 00:55:56)
  • 全員の報告が済んだあと、一体どのような対策が立案されるのか、今から楽しみだw
    -- 名無しさん (2008-02-25 10:50:53)
  • ひよりんだけ長かったな
    きっと作者はひより萌えだなっ! -- 名無しさん (2008-02-24 18:09:18)
  • ああ・・・ひよりん・・・
    みなみちゃんより良い目にあってるからなぁ -- 名無しさん (2008-02-24 15:44:40)
  • あとはつかさとみゆきと…パティに背景コンビ…
    どこまで被害が拡がるか楽しみだフヒヒ -- 名無しさん (2008-02-24 15:18:40)

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