TermuxとはAndroid上で動くLinuxディストリビューションの一種で
主にTerminal Applicationを動かす事をイメージしてコンパクトで高速なのが特徴。
パッケージ管理にaptやpkgが使えて簡単で、X11も使える。
最新版はF-Droidで管理されておりGooglePlayのはサポートアウトして旧版。
Android7.0〜がサポート。Android5.0〜6.0は旧版のみ。
https://f-droid.org/en/packages/com.termux/
・TerminalベースでPythonやサーバ
・X11を使ってグラフィカル環境も可能
・prootを使ってUbuntuや各種Linuxディストリを起動できる
・コンパクトで高速
という所で他のAndroid上Linxアプリケーションより使い勝手が良い。
設定は独自なので慣れが必要だが、プログラム言語環境としては問題ない。
OpenSSHでファイルのやり取りもできるし遠隔操作も可能。
弱点としてはRoot権限を取らないとDockerなどの特殊なアプリが使えない。
ソフトウェアキーボードとしてAndroidのアプリのHacker's Keyboardsをおすすめ。
・初心者から上級者におすすめな使い方は、
Youtube-dl
Wget,Axel
ffmpeg
OpenSSH
termux-camera-photo
Aircrack-ng
Node.JS
Java,Python
初心者:ダウンローダーとエンコと遠隔カメラ、中級者:サーバとシェル、上級者:ハックと開発
・サポートアウトになったAndroid5~6についても消された旧版のレポジトリが復活。
更新はされないがアプリは普通に使えるようになった。
こちらに方法を記載する。
さらにLinuxディストリをChrootして使っても良い。
古いAndroid5.1端末のAmazon Fire HD6にTermux0.79を入れてレポジトリを修正しLinux端末として復活。コンパクト電子書籍端末サイズええな
・仮にAndroid端末のRoot権限が取れれば、DockerやFlatPakが使えるようになる。
そうなれば、本格的にサーバや開発用に運用出来る。
・TermuxからWebブラウザを起動
コマンドからAndroidのブラウザを開く
termux-open-url <リンクアドレス>
・Swap
Root化したAndroidならswaponコマンドが使えるのでSwapを自由にマウント出来る。
non Rootなら「Swap no root」アプリを使用する