2月、アメリカより帰国。3月、「文芸時評」連載(-1978.6)。5月、蓮實重彦と初対談。10月、「マルクスの系譜学」を断続的に連載(-1978.2)。10月、座談会「創作合評」を『群像』で連載(-12月)
代表的論文:「歴史について:武田泰淳」「マルクスの系譜学」
● 「坂上弘・往復書簡 遠い言葉、遠い国4」、『文芸展望』no.20、1977.1、「特集=三浦哲郎「夜道」」
● 「歴史について:武田泰淳」、『季刊芸術』1976年冬号、1977.1
 →『マルクスその可能性の中心』講談社、1978.7→1985.7、講談社文庫→講談社学術文庫、1990.7
● インタヴュー「思想の世界性へ:言語論からマルクス論へ」、『日本読書新聞』1977.02.14 日本出版協会
● 「……とは何か」、『毎日新聞夕刊』1977年3月15日号
● 「文芸時評(上)」、『東京新聞夕刊』1977年3月28日号 ※この連載は北海道新聞、中日新聞、西日本新聞の各夕刊に再掲載。
 →改題「方法をめぐって」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「文芸時評(下)」、『東京新聞夕刊』1977年3月29日号
 →改題「方法をめぐって」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「図書館と喫茶店」、『群像』1977年4月号
● 「感じることと考えること」、『文芸』1977年4月号
 →『批評とポスト・モダン』福武書店、1985.4→福武文庫、1989.1
● 「文芸時評(上)」、『東京新聞夕刊』1977年4月27日号
 →改題「同一性と差異性について」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「文芸時評(下)」、『東京新聞夕刊』1977年4月28日号
 →改題「同一性と差異性について」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「文学・言語・制度」(蓮實重彦との対談)、『現代思想』1977年5月号「特集=現代芸術の思想」
 →『ダイアローグ』冬樹社、1979.6→増補改訂『ダイアローグI 1970-1979』第三文明社、1987.7
● 「文芸時評(上)」、『東京新聞夕刊』1977年5月30日号
 →改題「歴史的感覚について」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「文芸時評(下)」、『東京新聞夕刊』1977年5月31日号
 →改題「歴史的感覚について」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「意味を剥ぎとる視覚:寺田透と近代批評」(秋山駿・磯田光一・桶谷秀昭との座談会)、『現代詩手帖』1977年6月臨時増刊号
● 「文芸時評(上)」、『東京新聞夕刊』1977年6月29日号
 →改題「文学の活性化をめぐって」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「文芸時評(下)」、『東京新聞夕刊』1977年6月30日号
 →改題「文学の活性化をめぐって」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「文芸時評(上)」、『東京新聞夕刊』1977年7月28日号
 →改題「現実について」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「文芸時評(下)」、『東京新聞夕刊』1977年7月29日号
 →改題「現実について」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「アメリカ料理」、『文學界』1977年8月号
● 「"スキャンダル"と階級闘争」、『映画芸術』no.318、1977.8、映画芸術新社
● 「文芸時評(上)」、『東京新聞夕刊』1977年8月25日号
 →改題「神話と文学をめぐって」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「文芸時評(下)」、『東京新聞夕刊』1977年8月26日号
 →改題「神話と文学をめぐって」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「僕の小説作法:原体験としての学園闘争」(三田誠広との対談)、『文學界』1977年9月号
● 「地底の世界:「漱石論」再考」、『文体』1977年9月号、平凡社
 →改題「階級について:漱石試論I」、『マルクスその可能性の中心』講談社、1978.7→1985.7、講談社文庫→講談社学術文庫、1990.7
 →『漱石論集成』第三文明社、1992.9→『増補 漱石論集成』平凡社ライブラリー、2001.8
● 「文芸時評(上)」、『東京新聞夕刊』1977年9月29日号
 →改題「「外国文学」と「日本文学」について」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「文芸時評(下)」、『東京新聞夕刊』1977年9月30日号
 →改題「「外国文学」と「日本文学」について」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「創作合評22 体験と想像:大原富枝「信徒の海」・中野孝次「鳥屋の日々」・山川健一「湖に堕ちた流星」」(上田三四二・黒井千次との座談会)、『群像』1977年10月号
● 「マルクスの系譜学 予備的考察」、『展望』no.226、1977.10
● 「貨幣の形而上学(上):マルクスの系譜学」、『現代思想』1977年10月号「特集=貨幣:人間存在の暗部をさぐる」
● 「文芸時評(上)」、『東京新聞夕刊』1977年10月27日号
 →改題「価値について」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「文芸時評(下)」、『東京新聞夕刊』1977年10月28日号
 →改題「価値について」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「創作合評23 小説の中の生と死:藤枝静男「悲しいだけ」・古井由吉「池沼」・林京子「記録」」(上田三四二・黒井千次との座談会)、『群像』1977年11月号
● 「マルクスの系譜学:貨幣の形而上学(二)」、『現代思想』1977年11月号「特集=ユダヤ的知性と現代」
● 「漱石と現代」(秋山駿との対談)、『ユリイカ』1977年11月号「特集=夏目漱石:愛の思想」
● 「作品と作者の距離」、『國文學 解釈と教材の研究』1977年11月号「特集=作家と文体:文体の発見」
● 「文芸時評(上)」、『東京新聞夕刊』1977年11月28日号
 →改題「異言としての文学」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「文芸時評(下)」、『東京新聞夕刊』1977年11月29日号
 →改題「異言としての文学」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「創作合評24 〈他者〉との関係:三田誠広「赤ん坊の生まれない日」・中村光夫「妄想」・広津桃子「雨の日に」」(上田三四二・黒井千次との座談会)、『群像』1977年12月号
● 「マルクスの系譜学:貨幣の形而上学(三)」、『現代思想』1977年12月号「特集=現代日本文学の思想」
● 「文芸時評(上)」、『東京新聞夕刊』1977年12月27日号
 →改題「老いについて」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「文芸時評(下)」、『東京新聞夕刊』1977年12月28日号
 →改題「老いについて」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11

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最終更新:2009年05月15日 17:35