経済政策part8

『自由の条件Ⅲ福祉国家における自由』  F.A.ハイエク著(1960年)

出版社/著者からの内容紹介
『自由の条件』の最終巻。自由を抑圧し、財政破綻を導く可能性をはらむ福祉国家=<大きな政府>を批判。
代わって、国家の役割を限定し個人の自由度を高める<効率的な政府>のあり方を、具体的な課題----税制、通貨、雇用問題、社会保障、教育、都市計画など----を交えて提言する実践的な書。
【新解説付き】

★現代の日本にも通じる「福祉国家=大きな政府」の下での既得権益の発生と政治的腐敗の根本原因を深く抉り、かつその処方箋を示して、英サッチャー首相のバイブルと呼ばれた名著。
『法と立法と自由Ⅲ自由人の政治的秩序』  F.A.ハイエク著(1979年)

出版社/著者からの内容紹介
民主主義の行き詰まりの原因を鋭く分析し、あるべき政府への処方箋を提言するハイエクによる民主主義改革論。
政府・官僚の肥大化、利権政治の跋扈、立法府の機能不全、規制緩和の必要性など、「大きな政府」から「効率的な政府」への道を説く。

★『法と立法と自由』シリーズ3巻の最終巻であり、慢性的な不況と政治腐敗に苦しむ1970年代の肥大した福祉国家の病理をさらに鋭く考察しているほか、1970年代前半に出版されたロールズ『正義論』やノージック『アナーキー・国家・ユートピア』を意識した発言も見られる興味深い一冊。

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最終更新:2019年12月22日 14:52
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