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//>>382 投稿日:2011/05/05(木) 11:14:15 澪「律!律!こ、ここなんてどうだ!?モンサンミッシェル!海に浮かぶ巡礼地だって!」 律「うーん、フランスかぁ、卒業旅行はハワイだったしヨーロッパもいいよな~」 澪「あとあと空中都市マチュピチュとか!」 律「う、浮かんでるモノ好きだな・・っていうか昨日プロポーズして、早速新婚旅行の計画とか。澪ちゃん浮かれてますねぇ」 今一応大学の講義中なのだが、澪は旅行パンフレットを広げて真剣な顔で計画を練っている。 まあ暴走してる澪もかわいいからいいんだけど。 唯「澪ちゃん達旅行の計画してるの?いいなぁ私も行きたいなあ~」 律「うお!唯!いや、えっとこの旅行は二人っきりじゃなきゃダメっていうかなんて言うか・・・」 紬「そうよ!唯ちゃん!邪魔しちゃ悪いわ! ・・・それで、プロポーズはどっちからしたの?」キラキラ 律「む、ムギまで!えっとそのぉ・・」チラッ (よし、澪はまだパンフレットに夢中だ) 律「澪がな、昨日私の部屋に来て『私、律が側にいないと生きていけないから結婚して!』なんつって泣きついてきてさあ~」 「ねつ造すんな!」ゴチン 「いって~!!!」 澪「律が『澪、そろそろどうだ?』って言ったんじゃないか///だから私が『いいよ』って///」 唯「ベタですね~」 律「う、うっせ!!///」 紬「でもそれで分かり合っちゃうあたりが二人らしいわ~」 紬「そこで私、提案があるんだけど、一緒に結婚式もあげちゃったらどうかしら。アメリカで同性婚が認められている州があるんだけど、 そこに丁度別荘をたてたばっかりなの。そこに牧師さんを呼んで結婚式あげちゃいましょ!」 唯「わ~!!澪ちゃん律っちゃんおめでとう!!」 律「まてまてまて~い!!そこまでするとは一言も言ってないぞ!!」 澪「律、イヤ・・なのか?」ウルウル 律「そ、そうじゃなくて!そういう事はだな、二人で生活できる基盤ができてから自分達の力でやるもんだ。 式は後回しでも婚姻届けが出せなくっても、私と澪はもう夫婦だからな!」 澪「りつ~!///」ガバッ 律「こ、こら、こんな所で抱きつくな///」 唯「律っちゃん、意外とマジメだ」 紬「なんてステキなのかしら//」 という訳で、新婚旅行はアメリカのロサンゼルスに決まった。 律「どういう訳だ?」 澪「だって・・ミッキーに会いたかったから//」 律「千葉にもいるぞ、何匹も」 澪「それとこれとは別!あとミッキーは一人しかいないんだから!!!」 律「うん、わかったわかった。私もう寝るわ」フワァ 澪「こらー!新婚旅行初夜に即寝するなー!!」ガクガク 結局澪の「新婚旅行にはすぐ行く!」の一言で今、ロサンゼルスにいる訳だが、 飛行機で寝ていたとはいえ・夜をすっ飛ばしてまた朝になったみたいな、つまり時差ボケで今非常に眠い。 ツアーだから観光地を休み無く回って、やっとホテルに着いたからもう私は正直クタクタ。でもなぜか澪は元気いっぱいだ。 澪「起きないと帰ってからみんなにアレばらすぞ!」 律「・・・!!」 澪「飛行機で乗務員のお姉さんに入国カード貰おうとして・・プッ・・カードプリーズって言ったらトランプ貰っちゃったんだよな?」 律「う、うっさい!澪だって飛行機が揺れる度に『律~』ってずっと私にしがみついてたくせに!」 澪「だって・・ほんとに怖かったんだもん・・」ショボン 律「澪はほんと怖がりだよな~」 澪「う・・でも律のくれたこの結婚指輪・・してると、いつも律が付いていてくれる気がして、これでも怖がりは少し直ったんだぞ・・」 何の証もない結婚だから、二人で贈りあった結婚指輪。 安物だけどお互いの気持ちが本物なら、それは確かな絆になる。澪がそう言ったけど、ホントだな。私もそう思う。 律「なあ、しよっか?」ギュ~ 澪「キャ!そ、その気になってくれたのは嬉しいんだけど、その前にお風呂、入ろう?」 律「よしきた!」ヌギヌギ ザーザーザー 澪「律・・・・お湯が」 律「うん、出ないな・・」 律「ハックショーイ!」 澪「ほら、律もっと寒いからくっついて」 海外でお湯が出ない事あるって聞いたことあったけど、まさかなあ、明日ガイドさんに頼んで苦情言って貰おう。 それで仕方なく布団に入ったわけだが。 律「あのさ、寒いなら服着た方がよくないか?」 澪「だ、駄目!肌で暖めたほうが暖かいんだから・・//」 律「確かに暖かい、て言うか肌が気持ちいい、胸も…」ギュ 澪「こ、こら、急に胸揉むなよ//」 律「澪のこの胸が垂れても萎んでも、ずっとずっと澪を抱きしめ続けるよ」ギュー 澪「り、り、律のバカ!!!!」 パーン! 律「痛ってー!!平手打ち!って、今なんか、別の音もしたような?」 澪「いや、いくらアメリカだからって町中で銃声とかありえない、よな?」ガクガク 律「当たり前だろ!多分外で痴話喧嘩でもして男がなぐられた音に決まってるさ!」ブルブル 澪律「助けてー!」 唯「で?」 ー学生寮の律の部屋ー 律「いや、で?ってまあそれから抱きしめ合ったらやっぱり気分が盛り上がっちゃってイタしちゃったわけですけれども・・・」ゴニョゴニョ 唯「いや、ミッキーは?」 律「ああ、それが大変でさ、ミッキー見つけて走り出した澪を追いかけたり、 ミッキーが英語喋ってるのにショックを受けた澪を慰めたり、ミッキーと私どっちが好きなんだよ!ってほんと・・」 唯「いやいや、ミッキーのおみやげは?」 澪「あ、ごめんごめん、これ。はい、ムギにも」 紬「わー//ありがとう//律っちゃん達のお話で十分なおみやげなのに嬉しいわ」 made in china 唯「ベタですね~」 紬「太平洋を往復したお菓子、ある意味レアだわ。そしてこの二人・・」 澪「律、エリ立ってるぞ」ナオシナオシ 律「あ~。じゃあ私だけ講義あるから皆ごゆっくり~」 律「澪、行ってきます」チュ 澪「ん、行ってらっしゃい」ガチャン 唯「そだね。旅行帰ってきてから、ますます・・・」 唯紬「夫婦そのもの!」 澪「えへへ、からかうなよ~」 まあそんなこんなで新婚旅行も無事終わり、お互いの絆も確かめあって晴れて新婚夫婦になったわけだが、 まだ親にも言ってないし、この先色々な困難があると思う。 けど、澪と二人なら、なーんも心配してないんだよな、これが。 蛇足 ー大学構内ー 律「えーと、結婚して新婚旅行行って、あとは・・」 梓「子供・ですか?」 律「梓!?梓も講義あるのか? そうだ、これおみやげ」 梓「あ、ありがとうございます・・中国製・・・」 律「梓にも今度新婚旅行の話してやるからな~」 梓「のろけですか。受けて立ちましょう。それより、さっきの話なんですが、 子供作る時にはちゃんと計画的に、ですよ。泣くのはいつも女なんですから・・」 律「いや、私も女だし、どっちも上になるし」 梓「昼間から生々しい話はやめてください!」 おわり ---- //こんなSSがあったような気もするが、旅行後のお約束という事で、蛇足です。 //英語は多分間違っている。 律「旅行帰ってくるとさ、何で英語ちゃんと勉強してこなかったんだろ~とか思うよな」 澪「確かにな、アメリカのミッキーも喋んないけど、日本語で話しかけたらwhat?ってジェスチャーされてちょっとへこんだし・・・」 律「よし!特訓だ!澪教えて~」 澪「えー、私だってそんな上手くないぞ?教わるならムギの方が・・・」 律「みお~みお~」 澪「しょ、しょうがないな//私の後に続けて言ってね?」 律「うお~澪、愛してるぞ~!」 澪「それ、日本語。じゃあ英語で『I love you』はい!」 律「え?ああ、アイラブユー」 澪「じゃあ中国語で『wo ai ni』」 律「中国語?えっとウォーアイニー?」 澪「こら、疑問系になってるぞ!ドイツ語で『ich liebe dech』」 律「イッヒリーベディヒっておい、澪。 このままだと私が世界中でナンパ出来るようになるだけなんですけど・・・」 澪「律のバカ!」 律「逆ギレかよ!」 律「ていうか日本語でいいじゃん。澪にしか言わないんだし・・・愛してるよ。」 澪「律の・・バカ///」 澪「じゃあこれは?please unfasten my bra with my clothes on」 律「服を着たままでブラを外してください?お、おい!いきなり高度なの来たな!!言えるか!」 澪「please say love me at the center of the classroom」 律「よーし!わかった!教室の真ん中で愛を叫んでやる!」 唯「あれ・英語の特訓なのかなぁ」 紬「いいんじゃない?だって今二人の世界にはお互いしかいないんですもの///」 #comment
//>>382 投稿日:2011/05/05(木) 11:14:15 澪「律!律!こ、ここなんてどうだ!?モンサンミッシェル!海に浮かぶ巡礼地だって!」 律「うーん、フランスかぁ、卒業旅行はハワイだったしヨーロッパもいいよな~」 澪「あとあと空中都市マチュピチュとか!」 律「う、浮かんでるモノ好きだな・・っていうか昨日プロポーズして、早速新婚旅行の計画とか。澪ちゃん浮かれてますねぇ」 今一応大学の講義中なのだが、澪は旅行パンフレットを広げて真剣な顔で計画を練っている。 まあ暴走してる澪もかわいいからいいんだけど。 唯「澪ちゃん達旅行の計画してるの?いいなぁ私も行きたいなあ~」 律「うお!唯!いや、えっとこの旅行は二人っきりじゃなきゃダメっていうかなんて言うか・・・」 紬「そうよ!唯ちゃん!邪魔しちゃ悪いわ! ・・・それで、プロポーズはどっちからしたの?」キラキラ 律「む、ムギまで!えっとそのぉ・・」チラッ (よし、澪はまだパンフレットに夢中だ) 律「澪がな、昨日私の部屋に来て『私、律が側にいないと生きていけないから結婚して!』なんつって泣きついてきてさあ~」 「ねつ造すんな!」ゴチン 「いって~!!!」 澪「律が『澪、そろそろどうだ?』って言ったんじゃないか///だから私が『いいよ』って///」 唯「ベタですね~」 律「う、うっせ!!///」 紬「でもそれで分かり合っちゃうあたりが二人らしいわ~」 紬「そこで私、提案があるんだけど、一緒に結婚式もあげちゃったらどうかしら。アメリカで同性婚が認められている州があるんだけど、 そこに丁度別荘をたてたばっかりなの。そこに牧師さんを呼んで結婚式あげちゃいましょ!」 唯「わ~!!澪ちゃん律っちゃんおめでとう!!」 律「まてまてまて~い!!そこまでするとは一言も言ってないぞ!!」 澪「律、イヤ・・なのか?」ウルウル 律「そ、そうじゃなくて!そういう事はだな、二人で生活できる基盤ができてから自分達の力でやるもんだ。 式は後回しでも婚姻届けが出せなくっても、私と澪はもう夫婦だからな!」 澪「りつ~!///」ガバッ 律「こ、こら、こんな所で抱きつくな///」 唯「律っちゃん、意外とマジメだ」 紬「なんてステキなのかしら//」 という訳で、新婚旅行はアメリカのロサンゼルスに決まった。 律「どういう訳だ?」 澪「だって・・ミッキーに会いたかったから//」 律「千葉にもいるぞ、何匹も」 澪「それとこれとは別!あとミッキーは一人しかいないんだから!!!」 律「うん、わかったわかった。私もう寝るわ」フワァ 澪「こらー!新婚旅行初夜に即寝するなー!!」ガクガク 結局澪の「新婚旅行にはすぐ行く!」の一言で今、ロサンゼルスにいる訳だが、 飛行機で寝ていたとはいえ・夜をすっ飛ばしてまた朝になったみたいな、つまり時差ボケで今非常に眠い。 ツアーだから観光地を休み無く回って、やっとホテルに着いたからもう私は正直クタクタ。でもなぜか澪は元気いっぱいだ。 澪「起きないと帰ってからみんなにアレばらすぞ!」 律「・・・!!」 澪「飛行機で乗務員のお姉さんに入国カード貰おうとして・・プッ・・カードプリーズって言ったらトランプ貰っちゃったんだよな?」 律「う、うっさい!澪だって飛行機が揺れる度に『律~』ってずっと私にしがみついてたくせに!」 澪「だって・・ほんとに怖かったんだもん・・」ショボン 律「澪はほんと怖がりだよな~」 澪「う・・でも律のくれたこの結婚指輪・・してると、いつも律が付いていてくれる気がして、これでも怖がりは少し直ったんだぞ・・」 何の証もない結婚だから、二人で贈りあった結婚指輪。 安物だけどお互いの気持ちが本物なら、それは確かな絆になる。澪がそう言ったけど、ホントだな。私もそう思う。 律「なあ、しよっか?」ギュ~ 澪「キャ!そ、その気になってくれたのは嬉しいんだけど、その前にお風呂、入ろう?」 律「よしきた!」ヌギヌギ ザーザーザー 澪「律・・・・お湯が」 律「うん、出ないな・・」 律「ハックショーイ!」 澪「ほら、律もっと寒いからくっついて」 海外でお湯が出ない事あるって聞いたことあったけど、まさかなあ、明日ガイドさんに頼んで苦情言って貰おう。 それで仕方なく布団に入ったわけだが。 律「あのさ、寒いなら服着た方がよくないか?」 澪「だ、駄目!肌で暖めたほうが暖かいんだから・・//」 律「確かに暖かい、て言うか肌が気持ちいい、胸も…」ギュ 澪「こ、こら、急に胸揉むなよ//」 律「澪のこの胸が垂れても萎んでも、ずっとずっと澪を抱きしめ続けるよ」ギュー 澪「り、り、律のバカ!!!!」 パーン! 律「痛ってー!!平手打ち!って、今なんか、別の音もしたような?」 澪「いや、いくらアメリカだからって町中で銃声とかありえない、よな?」ガクガク 律「当たり前だろ!多分外で痴話喧嘩でもして男がなぐられた音に決まってるさ!」ブルブル 澪律「助けてー!」 唯「で?」 ー学生寮の律の部屋ー 律「いや、で?ってまあそれから抱きしめ合ったらやっぱり気分が盛り上がっちゃってイタしちゃったわけですけれども・・・」ゴニョゴニョ 唯「いや、ミッキーは?」 律「ああ、それが大変でさ、ミッキー見つけて走り出した澪を追いかけたり、 ミッキーが英語喋ってるのにショックを受けた澪を慰めたり、ミッキーと私どっちが好きなんだよ!ってほんと・・」 唯「いやいや、ミッキーのおみやげは?」 澪「あ、ごめんごめん、これ。はい、ムギにも」 紬「わー//ありがとう//律っちゃん達のお話で十分なおみやげなのに嬉しいわ」 made in china 唯「ベタですね~」 紬「太平洋を往復したお菓子、ある意味レアだわ。そしてこの二人・・」 澪「律、エリ立ってるぞ」ナオシナオシ 律「あ~。じゃあ私だけ講義あるから皆ごゆっくり~」 律「澪、行ってきます」チュ 澪「ん、行ってらっしゃい」ガチャン 唯「そだね。旅行帰ってきてから、ますます・・・」 唯紬「夫婦そのもの!」 澪「えへへ、からかうなよ~」 まあそんなこんなで新婚旅行も無事終わり、お互いの絆も確かめあって晴れて新婚夫婦になったわけだが、 まだ親にも言ってないし、この先色々な困難があると思う。 けど、澪と二人なら、なーんも心配してないんだよな、これが。 蛇足 ー大学構内ー 律「えーと、結婚して新婚旅行行って、あとは・・」 梓「子供・ですか?」 律「梓!?梓も講義あるのか? そうだ、これおみやげ」 梓「あ、ありがとうございます・・中国製・・・」 律「梓にも今度新婚旅行の話してやるからな~」 梓「のろけですか。受けて立ちましょう。それより、さっきの話なんですが、 子供作る時にはちゃんと計画的に、ですよ。泣くのはいつも女なんですから・・」 律「いや、私も女だし、どっちも上になるし」 梓「昼間から生々しい話はやめてください!」 おわり ---- //こんなSSがあったような気もするが、旅行後のお約束という事で、蛇足です。 //英語は多分間違っている。 律「旅行帰ってくるとさ、何で英語ちゃんと勉強してこなかったんだろ~とか思うよな」 澪「確かにな、アメリカのミッキーも喋んないけど、日本語で話しかけたらwhat?ってジェスチャーされてちょっとへこんだし・・・」 律「よし!特訓だ!澪教えて~」 澪「えー、私だってそんな上手くないぞ?教わるならムギの方が・・・」 律「みお~みお~」 澪「しょ、しょうがないな//私の後に続けて言ってね?」 律「うお~澪、愛してるぞ~!」 澪「それ、日本語。じゃあ英語で『I love you』はい!」 律「え?ああ、アイラブユー」 澪「じゃあ中国語で『wo ai ni』」 律「中国語?えっとウォーアイニー?」 澪「こら、疑問系になってるぞ!ドイツ語で『ich liebe dech』」 律「イッヒリーベディヒっておい、澪。 このままだと私が世界中でナンパ出来るようになるだけなんですけど・・・」 澪「律のバカ!」 律「逆ギレかよ!」 律「ていうか日本語でいいじゃん。澪にしか言わないんだし・・・愛してるよ。」 澪「律の・・バカ///」 澪「じゃあこれは?please unfasten my bra with my clothes on」 律「服を着たままでブラを外してください?お、おい!いきなり高度なの来たな!!言えるか!」 澪「please say love me at the center of the classroom」 律「よーし!わかった!教室の真ん中で愛を叫んでやる!」 唯「あれ・英語の特訓なのかなぁ」 紬「いいんじゃない?だって今二人の世界にはお互いしかいないんですもの///」 - 脳内お花畑な澪ちゃんと振り回されるりっちゃん可愛いww -- 名無しさん (2014-01-21 07:50:13) #comment

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