エイワススレ内用語事典(ネタバレ注意) あ行~な行

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エイワス作品本スレや雑談所で出てくる単語集とその意味の早引き 全作品のネタバレ全開なので未読での閲覧は非推奨。作品初見時の新鮮な驚きを損ねるので注意。 #contents ↓以上、了解の上でスクロールしてご覧下さい ---- *あ行 ・【アサシン】 気配遮断に該当する能力を持っている事が該当条件のクラス。 冬木市の聖杯では“山の翁”ハサン=サッバーハのみに限定されている。 バーサーカー同様極めて該当条件が緩いクラス。固有スキルは【気配遮断】。 【気配遮断】による不意打ちや暗殺、情報収集を得意とし「マスター殺し(?)」のクラスと呼ばれる。 しかしエイワススレでは他のサーヴァントと比較して直接戦闘能力が抑え気味であり、 相手マスターがサーヴァントから離れなかったり、そもそも相手マスターの方が強かったりするとアウトな者が多い。 ぶっちゃけ能力全般がしょっぱい上に宝具性能でも他のクラスに少し見劣りする事が多い。 特にやら死にでは、そもそもマスターを持たない「魔王」という存在がいたので暗殺要素が息をしていない。 全体的に不遇な扱いのクラスである。 と、思っていたがクロス企画で登場したハサン先生は、その認識を覆す大金星を叩きだした。 ……なんで暗殺者が対城宝具持ってるんですかねぇ……。 #region(歴代アサシン) やる挑:死神(概念) 嫁魔神:シモ・ヘイヘ(フィンランド) やら死に:モードレッド(ブリテン) できる叶:無し 8番目:メイヴ(ケルト)、茨木童子(平安日本) 24時:ハサン・サッバーハ(中東) テストプレイ:オペラ座の怪人(フランス文学) 小聖杯:碓井貞光(平安日本) 年末企画:シャルロット・コルデー(革命期フランス) クロス企画:ペイルライダー(黙示録)、ハサン・サッバーハ(中東) W兄貴:渡辺綱(平安日本) 彼月:セイレーン(ギリシャ神話)、シャルル=アンリ・サンソン(革命期フランス) ねらう緒:ハサン・サッバーハ(中東) パラレル:村正(~江戸) #endregion ・【アショーカ】(アショ勝さん) 古代インド、マガダ国マウリヤ朝の三代目。インド亜大陸をほぼ統一した大王。AAは本多・忠勝。 法(ダルマ)の政治を行った「転輪聖王(チャクラヴァルティラージャン)」。1大陸を支配する「鉄輪王」。 仏陀の死後100(或いは200)年後に現れたという伝説を持ち仏法の守護者としても知られる。 父であるビンドゥサーラ王と不仲であり、軍も武器も与えられずに地方反乱の鎮圧へ向かわされた際、 「もしも私が王者に相応しい者なら軍と武器が現れるだろう」と言い、大地から神々の軍と武器を与えられた。 即位後に多くの兄弟を粛清し、暴君として振舞っていたが、大国カリンガとの戦争で無残な被害を出して改心。 その後は仏教に帰依し、他の様々な宗教とも融和的な政治を進めた。晩年は地位を追われて幽閉されたとされる。 【8番目】の番外ランサークラスのサーヴァント。【できない子】の二人目の仲間。 晩年の仏法の守護者としての側面で召喚された為、温厚な性格になっている。優しいおじいちゃんポジション。 ランサーなのに神仏の加護で運勢バリバリ。霊や魔に対して有効な仏教系の能力を持つ高バランスタイプ。 霊・魔に特効の対人宝具【不朽の王柱(アショーカ・ピラー)】と、 軍勢を召喚する対軍宝具、皆大好き【獅子聖王鉄輪宝(チャッカヴァッティ・シーハナーダ・スッタンタ)】を持つ。 【始皇帝】の軍勢召喚宝具と併せて、正規アサシン組が凄い事になった。 ・【アーチャー】 弓に限らず、射撃関連の能力を持っていることが該当条件のクラス。 そのため原作の時点で超解釈によりこのクラスに収まっている英霊がいる始末である。 エイワススレにおいても眷属の「火の精霊」を撃ちだす、眼力を飛ばす、部下を投げ飛ばすのはまだマシな方。 拳を光のように撃ち込む、密航して日本国外へ「飛び出そう」としたと言った理由でこのクラスに収まっている者がいる始末。 せめて武器を飛ばせ。 原作的には基礎能力が低い代わりに強力なスキルと宝具を持つ。固有スキルは【単独行動】【対魔力】。 エイワススレでも単独行動によるマスターへの魔力負担や強力な宝具を持った英霊が多い。 特に1作目のアーチャーは全作品中最強クラスのチートキャラであり(詳しくは該当項目参照)抑止力を阿鼻叫喚させた。 また、長編企画においては主人公にとって何らかの形で重要な役割を与えられている。 一方の小ネタ企画に於いては、真っ先にリタイアしていることが多い。 #region(歴代アーチャー) やる挑:クトゥグア(クトゥルフ) 嫁魔神:サリエル(エノク書) やら死に:天津甕星(日本書紀) できる叶:スカアハ(ケルト) 8番目:源頼光(平安)、始皇帝(春秋戦国中国) 24時:菅原道真(平安日本) テストプレイ:バジリスク(ギリシャ~) 小聖杯:マクシミヌス・トラクス(軍人皇帝ローマ) 年末企画:吉田松陰(江戸日本) クロス企画:ロビンフッド(中世イングランド)、ヴァシリ・ザイツェフ(ソ連) W兄貴:空也上人(平安日本) 彼月:無銘(不明)、ピロクテテス(ギリシャ神話) ねらう緒:李広(前漢中国) パラレル:楊大眼(北魏中国) #endregion ・【―――――――貴方を、愛してる。キル夫。】(キルオキルオキルオキルオ) メアリ・クラリッサ・クリスティの告白の言葉。その破壊力は紛れもなくエイワス作品史上最大。 ここで詳しく語るのは無粋だろう。最高の告白がどういうものかは、是非自分の目で確認して欲しい。 ・【兄貴殺し】(大神殺し) 【百合子ちゃん】ことテュポーンの必殺アビリティ【大神殺し】の事。神王ゼウスにぶち込んだという最強の一撃。 「神性持ちに対して最終ダメージを二倍にする」効果があるのだが 他の神性持ちであるバアルに使った際は竜殺しのスキルによってその効果を無効にされ テスカトリポカに使った際には【ソロモン】のチート防御魔術によって効果を無効にされ、 唯一【ランサー兄貴】に対して使われた際にのみ、その効果を発揮したためこの名前が付いた。 ちなみにこれを【ランサー兄貴】に対して使った時のテュポーンさんは 「まずはランサー!てめぇだ!」と実に良い笑顔をしていた。 ちなみに彼月で活躍した【変装さん】も兄貴殺しに含めようかという案も存在している。 ・【天目できない夫】(KOUMUIN、安藤できない夫) 特別企画“24時間”“8番目テストプレイ”の主人公。日本国護国機関ヤタガラス所属。一流の錬金術師(伝承保菌者)。 製鉄・鍛冶神である「天目一箇神」の系譜で「緋緋色金」を精製し、対人宝具を自分で造れる。名門の魔術師である。 優秀な支援要員だが、基本的に荒事を嫌がるので窓際気味。 上司の手違いで「24時間以内に問題を処理しないと日本が傾く(物理的に)」というとんでもない任務を押し付けられる。 基本的にヘタレ気味であり、ギリギリまで追い込まれないと腹を括らないが、 地味に「公務員である自分は市民の味方である」という一線だけは誰にも譲らない覚悟を持っている。 「危ないのは嫌だけど市民の平和の為なら命までなら賭けられる」人。 自身の武器を有効に扱える、日ノ本最強の剣豪:宮本武蔵をセイバーとして召喚。 見事に制限時間の半分である12時間程で、被害を抑えた上で正常化された聖杯によって主催地を復旧させた。 本来は爆発オチ予定しか無かったのに、実際にはコンティニュー1回で済んだと言うのだから大概である。 その後は武蔵に受肉して貰い、仕事のパートナーになって貰う。 結果として荒事を次々に押し付けられる様になったのは仕方が無い。 この世界線の、ランサー:李書文を率いたラインハルトを正面撃破して満足させ、友人にしていたり、 方々の人々に鍛えられて緋緋色金の武具を自分で扱えるだけの優秀な剣士に成長していたりと地味に凄い人物。 サーヴァントと併せたバランス良く優秀な能力と強運による「大物殺し」が得意な人物。 同僚に葉隠思考で古風な学生の婚約者がいる。勿論手は出してないよ!犯罪だからね!二回も手なんか出してないよ! 短編の主人公なのに、何故か長編主人公並にネタになり色んな企画に出張させられている扱い易いキャラクター。 第三回人気投票では主人公で初めて総合一位を獲得。流石KOUMUINは格が違った。 長編第五作“彼月”では安藤兄弟の義父にしてレジスタンス最大派閥の長「安藤できない夫」として登場。 元公務員でレジスタンスと西欧財閥の争い自体を憂い、どうにか穏便に協力する方向に行けないか模索していた人物。 本編の十年前に月の聖杯に挑み、皆を守ろうとして足掻き、そのまま月の海に消えた。 ・【アライメント】(属性) そのキャラの精神的な傾向を「大雑把に」示すもの。(それぞれ程度や方向性というものも別にある) メガテン式とFate式で中身が全く別物であり、読者の認識がよく混乱する。 エイワススレではFate式アライメントが採用されているので、そちらのみを表記する。 #region(長くなるので格納) 【重んじる方針】:生前の社会的な善悪観(生前社会)に対する姿勢。社会と自分の善悪観がどの程度一致するか。 【秩序】 個人的な善悪観が社会的・公共的な善悪観に近い事を示す。 政治階級や神職等の社会を維持する側の立場であった人物に多い。 現代社会的な善悪観と彼らの善悪観が一致しているとも限らない。 ルールや規範に従う傾向がある、理性的・理屈的・大局的な人格。個人的な考えを引っ込めがちな気質。 「社会維持の為に」小を殺して大を生かす等の、あまり個人的でない理由で「必要悪」を受け入れたりもする。 マスターへの恭順度が高い傾向有り。 【混沌】 個人的な善悪観と社会的・公共的な善悪観の違いが大きい事を示す。 隠者や自由人、暴君、革命家等、社会と関わりが薄い・社会に縛られない・社会を変革した人物に多い。 或いは社会や公共から「悪」として扱われた存在もこの属性を得る。なので反英雄にも多いタイプ。 ルールや一般的な規範に束縛されず、個人の考えがそのまま判断基準な傾向がある、精神的・感情的な人格。 この属性は人格が善良・邪悪である事とは関係が無い。 【中立】 社会的・公共的ルールに積極性が無い事を示す。 「秩序」程ルールや規範に厳格な訳ではなく、「混沌」程ルールや規範から自由な訳でもない。 どちらかを肯定も否定もしなかったり、自分に都合の良い面を部分的に肯定したり否定したりするパターンもある。 【性格】:個人的な善悪観に対する姿勢。「自分の」善悪観にどの程度縛られるか。 【善】 自分が「善い」と思っている事を行い、「悪い」と思っている事を行いたがらない(抵抗感が強い)姿勢。 自分の善悪観に拘りを持ち、過程や生き様を重んじる傾向がある。 砕いて言えば、「本人的にセーフ」な事を行い、「本人的にアウト」な事をしたがらない姿勢。 【悪】 自分が「悪い」と思っている事でも、「自分にとって」必要なら行う(抵抗感が薄い)姿勢。 善悪をあまり気にせず、結果や目標達成を重んじる傾向があり、血腥い行動に出やすい傾向がある。 砕いて言えば、本人的にアウトだと思っている事でもホイホイやっちゃう姿勢。 【中庸】 「善」「悪」どちらにも偏りが無い姿勢。「在り様」「目的達成」両方を重んじるか、両方を軽んじるか、関心が薄いか。 自分が「善い」と思っている事に、「善」程には執着が強くない。 自分が「悪い」と思っている事を、「悪」よりは躊躇う。 【狂】 【バーサーカー】の属性。狂化スキルで「人格が失われている」状態。 #endregion ・【アリエッタ】 【できる夫】が作製し、【カレン】が「聖母」の特性によって擬似的な魂【心魂機関】を吹き込んだ合作戦闘用人形。 名前の意味はイタリア語の「そよ風」から。AAはアイギス。 できる夫の最高傑作の片割れ。天真爛漫で無邪気な性格。しっかり者振ってしっかりボケる妹ポジション。 筋力が低くて重い家具を持ち上げられなかったり、不器用で料理が出来なかったりとポンコツかわいい。 できる夫組のサポートキャラ。準備期間が限られていた為「味方の行動を補助する事」に特化して設計されている。 できる夫組の弱点である「火力不足」を【直接火砲支援】で補い、結界を展開して味方への攻撃を軽減する。 逃走時には【GTS】と共に味方を抱えて逃走する事も可能であり、 さらに魔術師の「工房」として最低限の機能を内蔵しており、野外に簡易拠点を展開出来る。 ちなみに【心魂機関】のお陰で義肢の装備(両手両足の四箇所)も可能だったりする。 戦力としてはまだまだ伸び代があるのだ。 ・【アルキュオネウス】 「8番目」の正規バーサーカー。天空神ウラノスと大地母神ガイアの子。テュポーンの種違いの兄達の一人。AAはゼルエル。 ギリシャ神話の巨人ギガース最強の戦士であり、故郷プレグライの地に触れている限り無敵の身体を持つ。 大地と農耕の神クロノスにタルタロスに幽閉されていたが、ゼウス達によって解放され、 クロノスを始めとするティターン神族との戦い「ティタノマキア」でゼウスを援助した。 しかし戦後のティターン神族への処遇に不満を持ったガイアに援助を求められて「ギガントマキアー」を起こし、 ヘラクレスを味方につけたオリュンポス側に敗れる事となる。以上神話。 本編に於いてはマスターの手によって強固な布陣を敷いており、余程の大火力でなければ太刀打ち出来ず、 大砲があってもバランス良く高いステータスによってゴリ押しされるという強豪の一角であった。 しかし蓋を開けてみれば相性最悪のカシャンカシャンに粘着され、最後は対城宝具のサンドイッチで退場である。これは酷い。 こうして読者に笑いを提供して退場かと思われたが、 最後の最後で「聖杯で母(ガイア)の体を少しでも良くしたい」という願いが判明。読者の心に見事に刺さった。 結果は【イブキ】以来二人目のバーサーカーの人気投票入賞である。親孝行だったからね。仕方ないね。 ・【アレイスター=クロウリー】(尻、英霊嫁) やる挑の相棒サーヴァント。キャスタークラス。鷲巣やる夫が最も愛した女。但し生前は男。AAはC.C。 イギリスの近代最高の魔術師、世界最大悪人。終末の獣マスターテリオン。 「黄金の夜明け団」に入団して教義を学び、後に神秘主義結社「銀の星」を開設。 偽天使エイワスの啓示による星幽界交信文書【法の書(リベル・レギス】を著した。 「汝の意志することを行え、それが法の全てとなろう」という文言で有名。 主催者特権により好きなクラスのサーヴァントを選べる身でありながら「最弱」と呼ばれるキャスターを選び、 いくらかの候補の中から引き当てた「最高の相性を誇るサーヴァント」。まさに「運命」の相手。 無数に分岐するあらゆる魔術を巨視的・総体的に捉え「それらは全て神秘という一本の川である」として扱い、 広範な分野に渡る魔術を新規に作製する事が出来る魔術宝具【法の書】を持つ。 弱点は「低出力の魔術しか作れない」事だが、それもやる夫の【暗渦魔術】によって克服されている。 尚、直接戦闘力に関しては長編作品では最弱クラス。下手をすれば強力なマスターにも負ける。 近代出身かつサーヴァントとして生前より弱体化していればそんなもんなのだろう。 やる夫が持ち込んだ素材を使い、魔術や礼装の作製、番外サーヴァントの召喚、やる夫の改造等で自陣を強化。 次々現れる困難をやる夫との二人三脚で乗り越えて行ったのだが、最後の最後で致命的な敵【時の翁】が出現。 味方サーヴァントが軒並み戦力を無効化される中、少しでも対抗する力を稼ぐ為、 時の翁に有効な「終末」属性を持つ自らの別側面「マスターテリオン」を召喚する触媒となって消えた。 マスターテリオン召喚、そして最後の【決戦存在】の使用を決めた後のやる夫のプロポーズと、 自分を削ってまで足掻いたのに「一緒にいたい」というだけの願いが叶わないという絶望の叫びは作中屈指の愁嘆場。 そして二人は「何時か」「何処か」で英霊同士として再会する事を約束する。 第四作である8番目では【できない子】の共犯者、もう一人の「8番目」であるルーラーのサーヴァントとして登場。 娘を攫った【ラインハルト】を打倒しては死亡し続けた果てに、守護者として世界に囚われたやる夫を救うべく動いていた。 「やる夫がアレイスターを召喚した術式」「第一作の聖杯と関連を持つできない子」という要素により、 「やる挑の記憶を覚えている」という奇跡的な状態。 最終決戦では自身のサーヴァントの肉体に無銘の英雄を降ろして共闘。 見事に勝利してやる夫を破滅の因果から救い出し、満足して消えていった。尽くしっぷりが半端無い方である。 ・【荒れネタ】 その名の通り、話題になると読者が声を荒げ始め、スレが荒れやすくなる会話のネタを指す。 エイワススレに限らず、何処でも極ありふれた問題。 主人公の行動選択が効率的か否かで意見が分かれて喧嘩したり、 交渉で失敗したり、色好い返事を貰えなかったりして戦犯探しをしてみたり、 先行きが不安だからとスレで延々ネガティブな言動を繰り返して他の人を苛立たせたり、 出典を問わず、キャラ比較をして片方を褒めて片方をディスってみたり、 キャラの人生や選択の正しさを上から目線で評価・断罪してみたり、 勝利の為、自陣営に都合の悪い動きをしてきた他陣営を理不尽に憎悪して人格攻撃をしてみたり、 ストーリー内で自分がヒロインっぽくないと思ったヒロインをディスって喧嘩になったりと様々。 全ての荒れネタの原因は「何かをディスる」事で起きている。自分の好きなものを馬鹿にされれば人は怒るのである。 そして人間は好みでない存在には平然と理不尽な悪罵や危害を「『悪い』なんてこれっぽちも思わずに」向けてしまう。 言葉や言い回しには気を付けて、何かを馬鹿にする様な言動は出来る限り抑えて頂きたい。 同意者がいるからOKとか、気分がむしゃくしゃしているから仕方ないとか、そういう問題ではない。 ゲーム進行に直接的な実害が発生する事にも繋がる危険行為なのだ。作者にも読者にも精神衛生というものがある。 また、そういう言動を見かけた時は「やんわりとした口調で」注意するか、見なかった事にして流してしまおう。 同意したり尻馬に乗ったりする事も可能な限り避けて頂きたい。 一度荒れてしまったらちょっとやそっとでは止まらないから「瀬戸際でのブレーキ」が重要。 ぶっちゃけ、言っても分からない人というのは何処にでもいる。 ・【哀れな姿だな、ライダー】 長編第二作“やら死に”終盤にてキャスターのマスター:クロコダイルがカルキの攻撃を受けて言い放った言葉。 この時のカルキは確かに宝具を失い、大幅に弱体化した状態ではあったのだが、 それでも2000ダメージを2発というサーヴァントであろうと沈むような攻撃を受けながらも 平然としているクロコダイルの異常ぶりを示している台詞。 参考までに【メリア】ことモードレッドが序盤にて「二発は耐えられない」と言ったヘズの攻撃が、 およそ1300ダメージである。 ・【安藤恵】(安藤兄、安藤くん、お兄ちゃん) 【8番目】のヒロイン兼ヒーロー。超能力を持つ学生。【逸般人】。 AA元は「魔王 juvenile remix」の安藤(下の名前は不明)。恵という名前は8番目オリジナル。 普通の学生だったが帰宅途中に聖杯戦争に巻き込まれ、 正規アサシン陣営の下っ端に喰われそうになった所を通りかかった【できない子】に救われる。 その後、家無し金無し記憶無しのできない子を自宅に連れて行って居候させる。 平凡純情な心優しい少年であり、できない子はあっと言う間に夢中になった。ついでに男なのにやたら色気がある。 「どんな時でも最善を目指して考える事を止めたくない」という信念を持ち、できない子の方針に大きな影響を与えた。 参加者である同級生【狛枝】や織莉子達とも、あくまで日常の友人目線で向き合い続け、その心を動かしている。 使用する異能は「腹話術」。人間の意識を飛ばして好きな行動を喋らせる能力である。 サーヴァントには基本的に通じないが、【やる夫】と融合しているセイバーにはクリティカルに効いた。 欠点は「使用する程死に近付く」事。特に対象が格上の時には大きく消耗する。 その上で彼は容易く覚悟完了して死線を踏み越えてしまうので目が離せない。「信念>自分の命」な人。 友情や愛情の為ならすぐ命を賭けてしまう重い人。 できない子とは極めて相性が良い。安藤よりも弱い彼女が縋り付いて世話して貰って【砂糖】をぶち撒けている内に、 大量に揃えた英雄達に障害を排除して貰い「腹話術」すら使わせない鉄壁の布陣を敷いた。 彼が死ぬと周囲の人が芋蔓式に病むので実に結構な話であった。【九頭竜市】は死に、世界は滅びる。 実際にどんな風になるかは【彼月】を見てね!(白目) ・【安藤潤也】(弟、魔王、潤也君) 直前の記事にある安藤君の弟。 "8番目"の頃は砂糖を撒き散らす兄と居候に間近で相対しながら空気を読めるよく出来た弟だった。 ちなみに、兄と違ってできない子と積極的に関わらなかったためか、聖杯戦争自体には限りなくノータッチであり、鉄火場に巻き込まれることもほぼ無かった。 出典元においても兄の死をトリガーに覚醒する人物だったので、安藤君が死んだらどうなるのか読者は内心でビビっていたのだが…… "彼月"においては、レジスタンスのリーダー『魔王』として聖杯戦争に参加。サーヴァントはアサシン。 元々は黒神めだかとも友人だったが、兄が西欧財閥とレジスタンスの抗争で死亡したことから運命が狂い始める。 それから1年も経たないうちに当時の過激派を叩き潰し、力と恐怖でレジスタンスを纏め上げた。 兄と父を殺した考えなしの人間たち、ひいては世界を心底から憎んでいる。 異能『1/10』と、歪みながらも曲がらずブレない精神から繰り出されるネゴシエーションで、キル夫の胃壁を削り取る。 ただし、【社長】と違ってキル夫の事情や信条は最大限に考慮してくれている。むしろ性質が悪いとも言えるが。 そして、物語が進み舞台裏が明かされてくるにしたがって、割と全編通して 「ギリギリのところまで譲歩しつつ、キル夫に対して最大限と言うのも憚られるほど気を遣ってくれていた」ことが発覚。 何だかんだ言ってやっぱり彼も安藤家の血を引く男であり、そして気配り上手の弟君という核は変わっていなかった。 ……答えが解りすぎてしまうってのも大変なんですね。%%もう彼もヒロインでいいんじゃね?%% ちなみに8番目と彼月で惚れた女性が別人である(付き合っているか否かも違う)。 ・【アンノウン】 やら死にに於ける聖杯が中断した「世界再召喚」の儀式を進める為に生み出した因子を、 聖杯に封印されている安心院なじみが改竄し、【球磨川禊】の聖杯戦争に介入する為に作った手駒。 【やらない夫】や【我妻由乃】、【外道やらない夫】が該当する。 安心院の封印までしか出来ない球磨川も、状況を打開するべくアンノウンに、 「いずれかの聖杯戦争の勝利者」というステータスを付与。 さらに安心院は勝利者の持つ「渇望」を元に「やり直し(由乃)」【死に戻り(やらない夫)】等の特性を付与し、 使用すれば使用する程、魂を削って元の自分が介入する為の手駒へと戻っていく様に仕組んだ。 球磨川の聖杯戦争自体もアンノウンに対して無理難題を引っ掛ける事による足留めと、 無理難題をクリアして安心院にも対抗し得る者の出現を待つ試験代わりという面がある。 時間経過で安心院が致命的な影響力を掴むのが先か、対抗存在が現れるのが先か、という形。 ・【一般人】 その名の通り、元々魔術や戦いとは無縁な生活を営んでいた人物を指す。所謂「巻き込まれ枠」。 知識と経験には劣る中、聖杯戦争に己の人間性一つで殴り込む者達。 尤も、サーヴァントを曲がりなりにも使役出来ている点で魔術師としての素質自体は高いことが多い。 変に擦れていなかったり善良だったりする場合が多い為、真っ当な正英雄と相性が良い傾向がある。 反面、戦いの心得が無く未熟な場合が多い為、サーヴァントの能力が劣化したり迂闊な行動で足を引っ張ることも。 まあ、結局の所は個人の能力次第。 交渉に関しては若干有利。敵意が薄く、能力も低いので侮られて後回しにされたり、利用されそうになる事が多い。 サーヴァントも大抵鉄火場のプロなので、意見を敢えて無視しなければそう酷い事にはならない。 また、普通の魔術師と異なり、サーヴァントをただの使い魔扱いせずに情のある扱いをする場合が多い。地味に重要。 魔術の知識も薄いか皆無なので、聖杯戦争後の別れを意識して一線を引いた付き合い方をする、という事もあまり無い。 ちなみに、一般人扱いされつつ、普通に超能力だのチート異能だのを持つ者達は【逸般人】と呼ばれる。 ・【一般論】 例外的な人物・状況は脇に置いた上で、全体を大雑把にまとめた議論の事。 誤用ではあるものの、広く世間に認められた考え方を指す俗語としても使われる。類義語:【常識】。 普通に生きている普通の人物には大体通じる反面、変わった状況や変わった人物には通じないのが難点。 一般論がそのまま通じるか否かの判断は会話の時に重要だ。 ・【INOSHISHI】 世界中で数多の英雄を屠った最凶の獣。 有名なカリュドーンのINOSHISHIは各国の英雄との想定比較で1:10程度のキルレシオを有している。 INOSHISHIに出会ったら、静かにその場を離れるようにしましょう。 急に走り出してINOSHSHIを興奮させないこと。 INOSHISHIが興奮している場合は、後ろを向くと襲ってくることもあります。 なるべく背中をみせないよう、ゆっくりと後退するようにしましょう。 棒を振り上げたり、石を投げたりしてINOSHSHIを挑発するのは大変危険です。 逆上したINOSHSHIが向かってくることもあります。 INOSHISHIなのはガワだけという説もある。 余談だが原作における四次ランサーを生前、ぶっ殺したのもINOSHISHIである。 直接的な原因はフィン・マックールではない。 彼は過去の恨みを思い出してもたもたしていたら結果的に見捨てただけである。それはそれで酷いが。 ・【茨木童子】 【テストプレイ】のキャスタークラス、そして【8番目】の番外アサシンクラスのサーヴァント。AAはルイズ。 大江山の副首領。越後の国の茨木童子。元から女性の鬼という説を持っている。 頼光四天王筆頭である渡辺綱と戦っていたが【酒呑童子】が討たれるのを見て逃走した。大江山討伐唯一の生き残り。 その後も宿敵である渡辺綱と戦い、源氏重代の刀である鬼切こと髭切で腕を切り落とされたり奪い返したりしている。 何気に討たれたという話が無い。 大江山の貴重な頭脳枠(鬼基準)。彼女の人生(鬼生?)は脳筋と苦労に塗れている。ちなみにガチレズ男嫌い。 【テストプレイ】では自己強化&強制一騎打ちの固有結界【百鬼羅生門】を持つ物理戦闘可能なキャスター。 【8番目】では変化によって気配遮断を任意継続させる宝具【羅生門の悪鬼】を持つ偵察系アサシンとして登場。 どちらにしてもサーヴァントとしては中堅レベル。そこそこ強いが格上は沢山いる。一応イブキと同じく鬼神。一応。 【できない子】の初めての相棒でお姉ちゃん的存在。やっぱりイブキと同様、素直に褒めるとデレる。 できない子が【安藤恵】と頭のネジが飛んだ様な砂糖流出を始めると、 何処からともなく現れて「まるで成長していない……」と安西先生フェイスで成長が見られないことを嘆いていた。 嘆いていただけで、特に止めたりはしたりしない。だって馬に蹴られて死にたくないし。 年頃の女の子が重い荷物背負っているのだ。彼氏とイチャつくぐらい何が悪い。 【始皇帝】が【全裸】になる度に【フンババ】と一緒にオシオキしていたツッコミ役。 でも彼女自身もボケるので【フンババ】に自分がオシオキされる事もある。 ・【インド】 チートの代名詞。 カルキ、ラーヴァナ、ラーマ、アショーカ、カルナといった層々たる英雄達が並ぶ。 中でもカルキがどれほどチートだったのかは、【カルキ】、【十大化身】、【リレイズ】の項目を参照されたし。 偶然なのか意図的なのか、マスターが全員そろって必死に頑張る少女達であり 強さだけではなく精神面でもマスターを支えるイケメン達である。 彼月では初の男性マスター持ちのナラシンハが登場した。 ・【ウーゼル=ペンドラゴン】(パパドラゴン) やる挑のライダークラスのサーヴァント。アーサー王の実父。AAはキング・ブラッドレイ。 親友であるコーンウォール公ゴルロイスと共にブリテン統一戦争の中核を担っていた人物だが、 同時に痴情の縺れで戦線を崩壊させた人物でもある。ぶっちゃけゴルロイスの奥さん寝取ってアーサー王孕ませた人。 正確にはマーリンに生まれた子(アーサー)を引き渡す事を対価にゴルロイスの姿に変身させて貰い、 ゴルロイスが留守の内に城に潜入し、奥さんのイグレーヌを食っちゃった人。 国が割れるわ諸侯の求心力が吹き飛ぶわサクソン族が再び突っ込んでくるわの大騒ぎになり、その最中で毒殺された。 ゴルロイスの娘の妖后モルガン達から大いに恨まれ、後のブリテン崩壊フラグを乱立する。 やる挑での望みは「騎士の端くれとして、戦場で名誉の戦死の一つ経験しときたい」。ぶっちゃけ道楽参戦である。 人生エンジョイし過ぎだろこの親父。一応軽く弁護しておくと、当時は略奪婚は別に珍しく無い。以上、弁護終わり。 本編終了後に生前のあれこれが明らかになる連れ、株価が暴落気味という珍しい人。 立ち振る舞い自体は堂々としており、ノリも良く憎めない性格をしているが、何と言うか、台詞をよく見ると色々アカン人。 ・【運勢】(人生万事塞翁が馬、勝負は時の運) ステータスの【幸運】とは異なる。所謂「リアル運勢」。 聖杯戦争の趨勢を引っ繰り返す恐るべき要素。 「ランダム表」や「トリップ指定安価」、「誰が台詞安価や行動安価を取れたか」等に関わる。 どんなに高度な戦略を練っていようが、これに恵まれなければ悲惨な目に遭い、負ける。 逆に戦略が愚かで危険性や難易度が高かろうが、これに恵まれれば勝てる。 では戦略戦術に何の意味があるのかと言えば、ちょっとでも勝利に近付き、敗北から遠ざかりたいという努力の産物。 しかしその努力が勝利に繋がるか敗北に繋がるかすらも運が絡む。残酷な事実である。 結局の所はひたすらに勝利を目指すなり、非効率でも我が道を貫くなり精一杯やれば良いだけ。 「こういう風に立ち回れば絶対勝てる」と言える都合の良い手筋は何処にも存在しない。 勝利して「自分は間違っていなかった」と笑って言えるかもしれない。 敗北して「ああしていれば良かった」と泣くかもしれない。 或いは「自分の望むままにした結果だから後悔は無い」と言えるかもしれない。 エイワス作品のみに限らず、あらゆる事で決して侮ってはいけない要素。 愚考・失敗がその後の危機の決定的な打開フラグになったり、鉄壁の布陣が僅かな隙から吹き飛んだりは何時もの事。 ・【エイボン】 やる挑の過去に於いて鷲巣巌が召喚した「キーパー」クラスのサーヴァント。やる夫の父、鷲巣ほむらの仇。 邪神ツァトゥグァを信仰する太古の「魔法使い」であり、公式で判明している三つの魔法の一端を使うドチート。 無限の厚みを持つ異界の壁で自分への攻撃を「届かなくさせる」結界宝具【遥か遠き夢幻郷(サイクラノーシュ)】 過去に騙して支配下に置いた「叡智の魔神」を使役する【魔神の指輪(リング・オブ・エイボン)】 我が身に触れた異能、魔術、技能、宝具を取り込むEX対人宝具【暗黒世界・無限書宮(ヒューペルボリア)】を持つ。 「小さな人間が世界にどれだけの波紋を起こせるか」を重要視しており、 葉隠市の【暗き渦】に適正がある者を放り込んだ結果何が起こるのかを確かめようとしていた。 根源行きには全く興味が無いので、根源行きを目的とする鷲巣巌にも興味が薄く、 危機が近付いている事を意図的にスルーしたり、独断で好き勝手に動いたりしていた。 【鷲巣やる夫】が想定外に人間である事を逸脱し、力を得た事によって途中退場する事になったものの、 彼の父親:鷲巣ほむらの死体を人形化して使役したり、仲間を脱落させたり、 お色気で抑止力を動揺させたりと尋常ではない暴れっぷりを見せ付けた。 ・【エイワス】 「えげつない いやらしい わるだくみのとくいな スレ主」 の略。 2割くらいは冗談である。我らがスレ主。 大体毎日投下を続け、初めて二年も経たない内に、短編もしばしば混ぜつつ長編四作を書き切り、 今第五作目の投下の真っ最中という天使と言うより体力お化け。 読者の精神をごっすんごっすん蹴りまくるのが大好きで、おかげで読者が脳みそ茹らせて暴走する事多数。 でも作品の結末は大体ハッピーエンドに収まっている。頑張り甲斐があって実に結構。身体に気を付けて頑張って欲しい。 AAは菊池たけしのアバターのアメリカお化けにクジャクの羽をくっつけたもの。 名前の由来はアレイスターの守護天使から。変形機能がついておりキャス狐やQBの姿で登場する事も。 ・【エルキドゥ】(KEDAMONO) 古代メソポタミア、ギルガメッシュ叙事詩の登場人物。創造の女神アルルに創られた泥人形、野人エルキドゥ。 主人公ギルガメッシュと同等の存在として神々に創られた親友。元々はギルガメッシュを倒す為の存在。 地上に降りた当初は獣と同じ様に生活し、ほとんど知能が無かった。 罠や道具を破壊して狩人の邪魔をしていた事がギルガメッシュの耳に入り、 聖娼シャムハトを派遣して六日七晩交わらせる事で彼女の似姿と人間の知性を与えた。 彼とギルガメッシュはお互いの存在をそれぞれ教えられ、邂逅の時を待つ。 その後、ギルガメッシュが新婚の花嫁に初夜権を行使しようとした事に憤慨して争いになるも決着せず、 彼が怒りを収めて帰ろうとしたギルガメッシュを讃えた事で親友となった。 その後、二人は共に様々な冒険を成功させるも、神々の領域に手を出した事でエルキドゥは衰弱死する事となる。 できる叶のランサークラスのサーヴァント。AAは蒼星石。 死後の像が金とラピスラズリ製だったり似姿を得たシャムハト役が翠星石であったりと地味に原典ネタ絡みの配役。 誕生の経緯により基本的に「願いを聞く」存在なので自分の願いを主張したりはしない人物。 獣じみた絶大な身体能力と、「ギルガメッシュの対抗存在」というコンセプトによる「宝具無効化」という凄まじい能力持ち。 宝具は魔獣殺しと結界破壊の効果を持つ対人宝具【大地の刈り手(ルガルバンダ)】と、 本来は常時発動である自己強化と宝具無効化効果を持つEX対人宝具【戦いの神獣(ビースト・オブ・ニヌルタ)】 但し、神罰によって殺された為、Aランク以上の神性スキル持ちには「若干」弱くなる。 余談だが、後に情報が開示された原作のエルキドゥは泥の体による武器ガトリングが出来た模様。 ギルガメッシュの宝具ガトリングもそれに対抗する為に編み出したものだとか。 ちなみにできる叶では相方と揃ってエロ担当。部屋に施したルーンによる防音がまるで意味が無かった。 昨日はお楽しみでしたね。そして主人公とヒロインはエロ無しである。純愛にエロは不要(キリッ) ・【オスカル】(ほむカル) ケルト神話。フィアナ騎士団団長フィン・マックールの孫であり、騎士団最強の戦士「鋼の角」のオスカル。 刀身が折れて短くなった「カラドボルグ」である【ゲル・ナ・グコラン】という剣を所持していたとされる。 ディルムッド・オディナの親友でもあり、グラニア姫とのゲッシュと、 騎士としての忠誠の板挟みで悩む彼の相談に乗っていたりもする。 ディルムッドが猪から致命傷を受けた際にフィンを脅して治療させようとしたり、 治療が間に合わずにディルムッドが死亡した際は「ディルムッドではなくフィンが死ねば良かった」と言っている。 その後、騎士団が仕えている上王がコーマックからケアブリに代替わりし、 騎士団の力を警戒したケアブリと戦いになった際には、相討ちではあるがケアブリを仕留めている。 瀕死の彼を見て嘆くフィンに対し「私は貴方が死んでも泣きはしない」とは言うものの、 それでも嘆くフィンを見て最後は和解したという。 小聖杯戦争での【やる太】とアリスのサーヴァント。バーサーカークラス。AAは暁美ほむら。 クンカクンカwwwペロペロwwwアッヒャアアwwwディルムッッドォォォォ 狂化でディルムッドが好き過ぎてまともにコミュれないアレっぷりを発揮したが、 幼子であるやる太とアリスとはどうにかコミュる事が出来た。ちなみに女装した男性である。 色々な意味で子供の教育に悪い素行が多かったが、騎士として頼り甲斐のある姿も時々見せる。 仮にまた聖杯戦争が起きたら、きっとやる太達の呼びかけに答えると騎士として約束して還った。 聖杯への願いは「ディルムッドに対して幸運を与える」事。 ・【お向かい】 「さけぽん」氏とその現行スレを指す。現行作品は“やらない夫は運命と混沌に弄ばれるようです” やら死にの時代に【日常】パートが全然日常じゃない事に磨耗した【抑止力】が流入し、 ひたすら聖杯戦争を避けて妹やサーヴァントや幼馴染とイチャコラし続けて日常を満喫した。 満喫しすぎて聖杯戦争を放置していたら詰んだ。今は「弱くてニューゲーム(【死に戻り】)」中。 「(」・ω・)」さけ!(/・ω・)/ぽん!」という基本的に同一IDでの連投を行わずに進行する儀式で有名。 時々付き合いのあるスレに混沌(これ→(」・ω・)」)が漏れ出す事があるので、 その時は穏便かつ速やかに「巣にお帰り」と、巣(混沌スレ)にお帰り頂こう。 ただし安易に帰れと発言すると自治行為と見なされるほか、スレ主も混沌と一緒に巣へ帰る場合があるので注意 自分が知らないネタが突然かつ頻繁に現れる事で驚いて気分を害する人がちょこちょこいるのだ。 ・【お隣】(お岩さま) 「ばくだんいわ」氏とその現行スレを指す。現行作品は“やらない夫は100年を生きるようです” 「読者は資源ですから、大切に愉悦しないと。」がモットー。 キャラの立場で最適解を求めるのが得意、そのため……  岩「エイワスさんエイワスさん、この場面ではこのキャラはこう行動するのでは?」  天使「なるほどその手があったか!」 かくして抑止力は阿鼻叫喚の渦というのがよくある。 中の人は浄土真宗のお坊さんである、これが末法の世か。 ・【オレステス】 AAはニンジャスレイヤーとパーン。【藻屑ちゃん】の”王子様”である。 「ドーモ、アヴェンジャーです。英雄殺すべし、慈悲はない!」 彼がアイサツした瞬間、抑止力は「Avenger・Reality・Shock」を発症し、スレは「アイエエエ!?」と恐慌状態に陥った。 通称【エイユウスレイヤー】=サン。 企画ランサー相手に100%以上の勝率を叩き出し、山の上の神々に怒りを燃やし、片っぱしから参加者に喧嘩を売る。 その方針は「全方位棍棒外交」と評されたが、直後、抑止力には盛大に%%スリケン%%ブーメランが突き刺さることになった。 クラスはアヴェンジャー。アガメムノンの息子であり本物の王子様。 と同時に、ギリシア神話、トロイア戦争の負債を全て押し付けられた悲劇の英雄である。 具体的には >・父親が戦勝祈願の為に妹を生贄にする >・幼馴染で相思相愛の婚約者ヘルミオネを「ネオプトレモスに嫁がせるから」と父親に奪われる >・娘を生贄に捧げた上に10年間も戦争から戻ってこない夫に愛想を尽かした母親が浮気し、家庭崩壊 >・その父親が王女カサンドラを性奴隷にして帰還した挙句、母親と浮気相手に暗殺される >・オレステス自身もまた母親に暗殺されかけ、姉エレクトラを残して国外逃亡 >・母親と浮気相手、トロイア戦争の原因となったヘレナ、ネオプトレモスへの復讐を決意 >・尚、母親を殺すまでの間エレクトラはひたすら虐待されていました >・あと、ヘレナはヘルミオネの母親でした >・オレステスは母殺しの罪悪感から発狂 >・裁判にかけられるも陪審員の意見が真っ二つに割れて結論が出ない >・神々の裁定が下ってようやく無罪放免 母親はカサンドラを殺してるし、ネオプトレモスはヘクトルの赤ん坊を惨殺してるし、ヘレナは言わずもがな。 つまり一言で説明してしまうと&bold(){ギリシア軍総大将の息子がトロイア王家の仇討ちをした}という誰得な展開である。 尚、人類間引きの為にトロイア戦争を起こしたのも、アガメムノンへ娘を生贄に捧げたりネオプトレモスにヘルミオネを嫁がせるよう命じたのも、オレステスに復讐を唆したのも、呪って発狂させたのも、裁判にかけたのも、エレクトラに懇願されるまで「唆したの俺」って証言しなかったのも、ドヤ顔で無罪判決にしたのも、ぜーんぶ&bold(){オリンポスの神々}。 オレステスが全方位棍棒外交したくなるのも仕方ないね。 ・【女心(乙女心)】 複雑怪奇で面倒臭いもの。しかし取り扱いをミスると後の禍根となり得るもの 状況に対する自重とか男性への配慮とか、でも出来れば察して欲しい本音とか期待とか色々混ぜ込ぜになった感情 これが軸となった行動に上手く対処する事が出来れば得られる好感は大きい 女心が発動中であるという兆候例 1・何時もの主張と異なる、妙に物分りの良い事を言い出した(全面的嘘ではないが、本音を看破して欲しい) 2・何時もは物分りの良いのに、妙な我が儘を言い出した(要するに黙って済ませられない程大切な本音を言っている) 1番の「物分りの良い事」を男性が受け入れた直後に、速攻で逆の事を言い出したら100%黒(そっちが本音) 良い対応 1・本音の要望を引き出す(ポイントが高い。「自分を理解して貰っている」と言うのと同義) 2・本音の要望を満たそうと努力する(とてもポイントが高い。「自分にはそこまでする価値がある」と言うのと同義) 3・本音の要望を実際に満たして見せる(完璧。男性側の優秀さのアピールとなる。格好良い) 女性側の好感度が低いと3番が重要になる。好感度が高いと2番の時点で割と満足する 要するに「自分の為に頑張ってくれている」姿に胸キュン的なアレ 悪い対応(女性側が欲求不満状態になる) 1・本音にそもそも気付かない(良くない。気難しい女性はヘソを曲げる。鈍感男と認識されているとダメージ低い) 2・本音に気付かない上に面倒臭そうにする(最悪。「そこまでする価値が無い」と言うのと同義) 3・本音に気付いた上で難色を示す(良くない。物分りの良い女性は遠慮して理解はしてくれる。一応) 3番で遠慮してくれた女性にしても「本音に配慮して欲しかったな」という気持ちはどうにもならないので、 せめて姿勢(ポーズ)だけでも女性に配慮しようとしているように見せた方が満足感の足しになる ちなみに長編男性主人公達の場合 ・やる夫 魔術師よりも詐欺師の素質がある、と言われる通り、女性を魅了し続ける事に長けている スーパープレイを継続して連打するタイプ。反面、女性側が置いてきぼりにされがちな所も僅かにある とは言っても普通の仕事男な男性という程度のレベルの要素なので特に重要なポイントではない 彼は分かりやすく魅力的な男(ダンディ或いはタフガイ)なのだ ・やらない夫 普段のボケ倒しの態度から大して期待できない盆暗と見せかけて、 本音をゴリゴリ引き出し、本音を満たす為に必死で走り回り、実際に満たしていくというナチュラルボーンタラシ 状況逼迫時や絶不調状態の時に大ポカをしているが、普段の行いで貯まり続ける好感度がそれを補って余り有る この面子の中で唯一の20歳未満というのが末恐ろしい(R-18エイワススレの登場人物は全員18歳以上だ。良いね?) ・できる夫 コミュ障故に普段の振る舞いは「酷い」の一言だが、 その分低い期待値と、要所の度に叩き出されるクリティカルの連打が普段の振る舞いを補って余り有り過ぎる男 浅い付き合いだと分かりにくいが、深く付き合ってみるとしっかりした味がある、というギャップ萌えな人物 これはカレン相手に限らず、彼と接してきた全ての人物との間に言える事でもある ・キル夫 特殊なタイプの人物。本人自身が変わり者である為、基本的に付き合える(着いていける)人物も変わり者 実は歴代主人公の中では「遠慮させない事」と「本音を吐かせ、隠させない事」に一番優れている どんな無茶振りであろうと(それこそ完全に社会性に反する事でも)拒まないで受け止める その分課せられる負担も大きいのでヒーコラ言っている事が多いが、 根本的に自分の好きな事しかやらない男である事、女性陣が寄り掛かるばかりではなく支える気がある事が救い よく言われる「哀れでカワイソーな男」ではない。ただ、凡人が彼と同じ事をしようとしたら勝負の舞台に立つ事すら無理 最初の文の通り、彼が変わり者(超人)だからここまで来る事ができたというだけ ▲&link_up() ---- *か行 ・【改造】 無銘英雄=鷲巣やる夫は改造人間である。 彼を改造したアレイスター=クロウリーは、受肉を企む世界最大悪人である。 鷲巣やる夫は愛と地球と胃の平和の為に、マジキチ達と戦うのだ! (AAは%%てつを%%仮面ライダーBLACK RX→ナイトブレイザー) 実際は改造を主体的に進めているのはやる夫自身である。改造結果は強力無比。その代わりやる夫は死ぬ。 彼を生かす為には、第三者が奇跡レベルの力技でどうにかするしか無い。 改造に使用した(身体に取り込んだ)物は「邪神の魂の欠片」や「神血が入っていた杯」等どう見ても厄い物揃い。 そして様々な礼装を任意に選択して取り込む魔術【闇黒魔闘術(マギア・エレベア)】を戦闘中に使用している。 また彼が参入した代から【ランペルージ家】の彼の子孫にも改造癖が受け継がれている。 ちなみに全員尽くが「自らの死亡を前提とする」改造である。こいつら捨て身過ぎる。 ・【我妻由乃】(由乃さん) やら死ににおけるアサシンのマスター。【アンノウン】の一人。主人公と恋愛しない系ヒロイン(女主人公)。 やら死にはやらない夫の物語であったと同時に彼女の物語の最終章であったとも言われている。 他のマスターや英霊達全員から会うたびに「嫌な目をしている。信用できない」という安定のフルボッコ評価を受ける中、 やらない夫だけは彼女を見捨てずその尽くしっぷりから「やらない夫が聖杯戦争中に一番尽くした相手」と言われている。 死ぬ度に記憶と「何か一つ」を持ち越して次回の聖杯戦争に参戦させられる【やり直し】の能力を持つ。 【アンノウン】である自分の「付属物」として作られた天野雪輝が、死後何の痕跡も残らず消されてしまった事に絶望。 死ぬ度に安心院なじみから干渉を受けた事もあり、発狂して「自分と天野雪輝以外の人類の絶滅」を願うに至った人物。 「なんでこの人生きているんだろう」枠。抑止力の間ではグランドルート以外なら どのルートでも確実に中盤辺りで死んでいるポジだろうと専らの噂。 狡猾で鋭いキレの頭脳を持ち、地雷が撤去され正真正銘の仲間になった中盤以降では 脳筋やお人好しばかりで、相手を出し抜くという発想が湧かないやらない夫陣営において 参謀としてスカリエッティやクロコダイルとの交渉、戦略相談において活躍を見せた。 実際のところ、彼女抜きで彼らと交渉するのは怖すぎます。 ・【カシャンカシャン】 第四作「彼女は『8番目』として戦うようです」における最大のトラウマ。 本作の正規セイバーの通称で、物語前半においてほぼ毎日現れてはその圧倒的な戦闘力と、 地雷原+爆薬庫のど真ん中でドンパチやらかすマジキチっぷり、 極めつけに記憶の城にまで出没してゼンペラーとアショ勝さんのタッグを一蹴し、読者を恐怖と絶望の底に叩き落とした。 この効果音が表示されるだけで読者の大半が泣き叫ぶ。いいからこっち来んな。来ないで下さい。 とは言え、彼の暴れっぷりが本作のエンディングルートを決める最大の要因の一つになってしまったのだから、 世の中解らないものである。 ・【上嬢当子】(上嬢さん) できる叶のマスターの一人。AAは禁書の上条さんのTSネタから。 「男の幻想殺し」の二つ名を持つ漢女で、魔術については無知な巻き込まれ枠の所謂【逸般人】キャラ。 シックスの聖杯完成を阻むために【抑止力】からの後押しを受けており(メタ的に言うと発言安価の対象キャラになる事があり)、 主人公のできる夫よりも高い主人公力を持っている時も結構あった。 どこぞの白長や元ネタ同様の汎用救世主型主人公系メンタルの持ち主であるが、 残念ながら話の主役は中立・悪のでっちゃんである為空回りする事もしばしば。 大事にはされるものの、彼女が主体的に動き回る事に積極的に協力してくれる人はいなかったのが白長と違う所。 白長みたいな事が出来なかったからと言ってディスられる事もあるが筋違いなので要注意。 そしてできる叶のエロを一手に引き受けたパス繋ぎ担当。詳しい事は【KEDAMONO】の項目で。 本編終了後もKEDAMONOと過ごす傍ら、様々なトラブルに首を突っ込んではそげぶし続けているらしい。 ・【蟹座さん】 ヘラクレスの十二の試練の一つ「ヒドラ退治」に登場した、 ヒドラと同じ沼に住んでいた、ヒドラの友人&異父兄弟である化け蟹カルキノスの事。 最初はヒドラとヘラクレスの戦いを見ていたが、ヒドラが形勢不利になったのを見て飛び出し、ヘラクレスの足を挟んだ。 実際奥ゆかしい友情であったが、ヘラクレスに速攻で踏み潰されてネギトロめいた死を迎えてしまった。テラカルキノス。 彼はその兄弟想いの優しさと勇気を認められ、ヘラによって天に上げられて星となった。 ・【カルキ】(イケメン) やら死にと8番目で登場したライダークラスのサーヴァント。AAはツナシ・タクト。 ヒンドゥー教、維持神ヴィシュヌの10番目にして最後のアヴァターラ(化身)。未来王。 名前は「永遠」「時間」「汚物の破壊者」を意味する。白馬に跨った英雄、或いは白き馬頭の巨人の姿で現れる。 悪魔カリが支配する悪徳の末世カリ・ユガに出現し、悪を滅ぼして世界を黄金期クリタ・ユガに輪廻させる存在。 分かりやすく英雄な立ち振る舞いの人物。割とマスターを選り好みするタイプで、認めたマスターには従順。 最高神の化身だけあってEX対界宝具【天地輪廻す終極の星(クリタ・ユガ)】やそれによる無敵の相殺防御を持ち、 白馬との融合によって巨人化する対人宝具【全王化身・終焉の騎士(アヴァタール・カルキ)】を持つ。 弱点は魔力を馬鹿喰いするモンスターマシンな所だが、それさえ満たせば攻守に隙の無い最強クラスの強さを誇る。 対城宝具を1ターンに三連打されると攻撃が通るのが弱点だ。【リレイズ】持ってるけどな!(白目) やら死にでセイバー組とバーサーカー組withバルドルの共同戦線に圧勝して見せたのは抑止力のトラウマの一つである。 やら死にでは専用の小聖杯マスターの【フェイト】によって無尽蔵のMPを供給された無敵要塞状態。 その後、一度はスカリエッティによって人格を消されるも【やらない夫】達の活躍によって復活する。 宝具は全部失ったが、全体回復や相殺防御、対魔攻撃等を持った勇者っぽい能力で活躍した。 8番目ではほんのり弱体化したが、対戦相手にほぼ勝ち目が無いネタは健在。 ついでに本来は世界を回す「装置」という存在なので英雄願望持ちだった事が判明した。 できない子にとっては優しくて格好良いパーフェクトお兄ちゃん的存在。 ・【カレン=キューブリック】 できる叶のヒロイン。AA元は本家Fateから。ちなみに当時のエイワスが一番好きなキャラであったらしい。 【シックス】の実の娘であり、【できる夫】とは従兄妹に当たる(母親同士が姉妹)。 母である銀は霊的な存在と交わり子を産む“聖母”という第三魔法に通じる魔術特性を持っており、 それ故にシックスによって攫われた上で改造を受け、カレンを出産した際のショックで死亡している。 カレン自身も“聖母”の魔術特性を継ぎ“この世全ての悪”を顕現させる“聖杯の器”としての役を負わされる。 できる夫に渡される前までは与えられた屋敷に軟禁され、孤独な人生を送っていた。 できる夫と出会った後は、時々無自覚にカレンへの執着を零すできる夫に赤面しつつ、彼の性格を粘り強く矯正。 聖杯戦争の内にどうにか心の芯を見出させる事に成功。できる夫もシックスの野望を砕き、無事結ばれた。 基本的に冷ややかで素っ気無い態度が多いが面倒見も良い。 慌てると少女らしい態度を見せる事もあり、愛を自覚した終盤のできる夫に大いに押された。 戦後はカレンや愛娘に愛情過多気味なできる夫をお仕置きしつつ、何だかんだで甘やかしてしまう日々。 ・【鬼帝】(覇王鬼帝) 厳密にはエイワススレでは無く、EX板の王様ゲームスレ21期にて生まれた言葉。 21期の王様ゲームの参加者には、めだかちゃん、安藤潤也、メアリ・クラリッサ・クリスティとどこかで見たような面子がいたため、 幾人もの抑止力がその奇縁と行く末に興味を持ち、そして混迷した本編状況から離れて癒されようと王様ゲームスレへと向かった。 #region(ネタバレ注意) ーーーーへぇっ! そこに居たのは欲望に忠実に生きる事を諦めない、超肉食系ドS百合少女鬼帝さんだった。 めだかちゃんをその標的とし、ラップ越しのキスから始まって非常に高度な言葉攻めを使って彼女を籠絡し、一緒に幸せになる事を狙うその姿はまさに雌豹。 シャーリィインストールされててた本編のメアリさんを忘れに行った筈が、シャーリィよりあかんものがインストールされていた。どうしてこうなった……。 その暴走具合は天使のみならずお隣の岩さんまでも困惑の感想を漏らしたり、 向こうのスレ主のトェェェェイさんも「現在メアリ使ってる他スレに悪いんじゃないか(特に天使さんとこ)」と悩む程。 結果エイワス直々に「問題ないですよ」と言いに行くことになった&s(){でも本当に不憫なのは原作の漢前メアリさんだと思うの}。 ついでに抑止力達の妄想(現実逃避とも)レパートリーの中にハーレム狙いの超肉食系ドSバイメアリさんが増える事と相成った。 ちなみに王様ゲームスレのめだかちゃんは、潤也とメアリの間で揺れていて実に可愛らしいので一見の価値有り。 #endregion() なお王様ゲームのスレ主は男爵さんのお向かいさんであるが、むやみにエイワススレの事を向こうに持ち出すのは自重しよう。 ちなみに、この言葉の元ネタは2010年度KOTY携帯機大賞『ハローキティといっしょ!ブロッククラッシュ123!!』。 あまりに理不尽な鬼畜難易度から「キティ→きてい→鬼帝」と呼ばれるようになった。%%色んな意味でハマりすぎである%% ・【┌(┌^o^)┐キボ゙ォ…】 第四作“8番目”に登場したおぞましい何か。 安藤兄の周辺に大量発生するとの報告があるが、関連性は不明である。 類似品に┌(^o^┐)┐ホモォ…が存在するが、区別する必要性は特に見受けられない。 ・【きめぇ代】 【史実戦争】の主人公の自嘲込みの自称。本名不明(名字は岡部)。あだ名はきぃちゃん。 祟神ミシャグジ様の転生体だが、生まれたのが科学者の家だった悲運の少女。 魔術師の家でない為に適切な対応を受けられず、姿は常に異形。制御出来ぬ祟りを振りまき、 貴重な存在として他の魔術師に身柄を狙われて母親は殺され、父親は事態の打開策を求めて姿を消した。 塞ぎ込んでいた所を父親の「知人」に諭され、自らの呪いを解くべく聖杯戦争に身を投じる。 気弱で怯えた態度を取るが、地味に言いたい事ははっきり言う少女。自己奮起の為の厨二ネタは空回り気味。 最初は自分が召喚した破天荒なランサー:森長可に振り回され気味。 他の話が分かるタイプのマスター達と協力し、若干外道属性に感染しつつ勝ち進んでいった。 過去から呼び出されてしまったマスター島津豊久を過去に送還した事で聖杯の力は減ったものの、 自分の力を制御出来る様になり、少しは友人も出来たという、かなり良い成果を挙げる。 「潜在能力」に関しては主人公で最強と言われる。 仮にも神の転生体であり、一切の戦闘訓練を受けていない状態で、 レベル50、【運】以外のステータスに100(10ランク)ポイントを自由配分という強力な戦闘能力を持つ。 古い神が偶然、人間の少女として転生。人間の理性と自我を持っているというだけで、身体は人間ではない。 ・【キャスター】 原作においてその性質故最弱と呼ばれるサーヴァント。だがエイワススレではチートの代名詞。 基本的に準備整っていない序盤では、彼らの脅威度は比較的低く、高い対魔力と白兵戦能力を誇る セイバーやランサーであれば十分単騎でも打倒可能なレベルであることが多い。 だが時間が経過し、魔力が貯まると一気にその実力を発揮し、到底一つの陣営では 勝つことなど不可能の領域と化し、打倒のためには複数の陣営が協力することが必須のレベルとなる。 1作目が主人公のサーヴァントであったため、抑止力がその脅威を身を以て実感したのは2作目となった。 以来、キャスターは序盤に潰せという教訓は抑止力の心の深くに刻み込まれた。 だが「予め準備期間が設けられている」「そもそも異界に引きこもっている」 などの理由によって、全く準備していない最弱状態のキャスターを潰すと言う行為はそう簡単に実行出来ない。 最弱どころか弱体化したキャスターですら自爆宝具を持っていてこちらに大損害を与えて来たことすらある。 参考までにエイワス作品では中堅レベルである、第三作のキャスターの能力を一行で纏めるとこうなる。 >最高レベルのクラス別スキル、多岐に渡る召喚能力、A++ランクの対城宝具を持つ。 主催地を荒らし回って悪目立ちした為、大規模な共同戦線を張られて袋叩きにされて退場したが、 それでも一歩手筋を間違えていれば返り討ちにされる可能性があった辺り恐ろしい。 #region(歴代キャスター) やる挑:アレイスター・クロウリー、マスターテリオン(近代イングランド) 嫁魔神:バロール(ケルト) やら死に:ソロモン(古代イスラエル)、“魔女”という概念(中世欧州) できる叶:アブドゥル・アルハザード(クトゥルフ。中世中東) 8番目:ヘルメス・トリスメギストス(古代エジプト)、無銘の英雄(現代)、サー・ケイ(ブリテン) 24時:チクタクマン(クトゥルフ) テストプレイ:茨木童子(平安日本) 小聖杯:アラン・ベネット(近代イングランド) 年末企画:セルウィウス・トゥッリウス(王政ローマ) クロス企画:マクレガー・メイザース(近代イングランド)、クリームヒルト(中世ドイツ) W兄貴:ランダ(インドネシア) 彼月:アングルボザ、ウートガルザ・ロキ(北欧神話)、モルガン・ル・フェイ(ブリテン) ねらう緒:シェムハザ(エノク書) パラレル:エドガー・ライス・バローズ(近代アメリカ) #endregion ・【葛葉ねらう代】(麈殺戦鬼(スローターデーモン)、ゴリラ、メスゴリラ、剛力羅拳伝承者、ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ、森の賢人) 2015年新年企画聖杯戦争の主人公。千年単位の神秘がそこらに転がるNIPPONの護国を生業とするKOUMUIN。 宮内庁直属機関"帝都守護役"の末席。枯れた魔術師の家出身で魔術や異能の才能は皆無。 聖杯戦争における魔力供給は、専ら相棒であるホムンクルスのコリエル12号によるもの。 葛葉の性を名乗っているのは養子として迎え入れられたため。 YAMAで培い鍛え上げられた肉体と猟犬じみた調査能力を「人より巧く、速く扱う」ことで、 多くの不逞の魔術師を僅かな痕跡から狩り出し、追い詰め、その内臓をネギトロに変えてきた。 エリート国家公務員(物理)でヒヒイロカネ製武具の支援を受けており1000年ものの神秘によって 実戦時にはAランク(50)相当の魔術攻撃をぶち込み、Bランク以下の魔術を無効化してくる。サツバツ! 現在、チャンピオンの指導により格闘術にさらなる磨きをかけている模様。お前はどこへ向かう気だ。 開幕からメスゴリラ扱いされ、作品投下時の度にゴリラと化した抑止力の戦意を高める鳴き声とドラミング音が鳴り響く。 あ、女子力?ねえよ、そんなもん。 末端故のフットワークの軽さから、”黒鬼”としてある意味で上司以上に恐れられている。 戦闘能力よりもむしろ捜査力と洞察力こそが彼女の真骨頂であり、 『帝都の魔人』こと加藤保憲をして「厄介に過ぎる」「繊細さを要求される策謀は無意味」との評価を受ける。 実際、抑止力の後押しと諸々の幸運、モリアティ教授の茶目っ気等が重なり、僅か三日で聖杯戦争の裏に隠されたシスター・カーミラの正体および策謀をほぼ暴きあげ、対策を敷くことに成功した。 森教授「(^ω^三^ω^)カーミラくん、ねぇどんな気持ち?ねぇねぇ今どんな気持ち?」 なお、今作の黒幕と目されるシスター・カーミラの起こした過去の聖杯戦争が原因で弟が失踪しており、 その失踪した弟というのが2014年企画のねらう緒である。 時間軸的にはそちらの聖杯戦争の数年前ということになる。 ちなみに、戦力的には全力を出した弟を真っ向から叩き潰せる模様。なにそれこわい。 性格は基本的には一般の公務員レベルには善良。 ただ、裏稼業にもドップリ漬かっていることから、必要とあれば手を汚すことを厭わない非情さも持つ。 『目的のためには手段を選ばないが、必要以上に外道に染まる気はない』という点で弟と似ていると言われたりもする。何気にアライメントも中立・善で同じ。 同僚であり師匠でもある『山神』オオヤマミツチヒメからは、「生まれついての強者でないが故に、行動の基準を『自分の中の正義(自分の中の判断基準)』でなく『集団としての秩序(自分の外の判断基準)』に置いている」「その上で『正しいこと』を最終的に選び出すことが出来る人間であり、『正しさの奴隷』或いは『正義の味方』として、帝都守護役に最も相応しい人物」と評されている。 この辺を踏まえると、中立の中でもかなり秩序寄りの人格であり、公務員としてはまさに理想的なパーソナリティであると言える。いささか皮肉が混じることは否定できないが。 鯖であるパーシヴァルとも重なる部分が多く、やっぱり縁召喚だったんじゃね?と抑止力からは囁かれる。 弟を救えなかった悔恨を引きずっており、仕事に私情が少なからず混ざっていることを自覚している。 (先述のアライメントが秩序でなく中立となっている理由の大部分がここにあるとの声も) その辺も含めてワーカホリック気味である。%%そんなだから貰い手が居ないグワーッ!%% 割とはっちゃけた一面が見られるのは職場に濃厚な人が多いからではないかと噂される。 ・【九頭竜市】(九頭竜ダイン、タブンネちゃん) 不幸にも4作目である8番目の聖杯戦争の舞台となった街。マスコットキャラはタブンネちゃん。 何が不幸だったかと言うと、聖杯戦争に参加した面子が 極力実行したくなかったとはいえ、いざとなれば街ごと対国宝具で吹き飛ばすつもりであったセカンドオーナー 虐殺等こそ積極的にやらないものの、街への被害はアウトオブ眼中のバトルジャンキーの鬼 多少は考慮するものの、その秘策発動により後一歩で街を廃墟にしかけた正統派魔術師 人食いやる奴を特に止める理由もないので口出しせずに放置しといた殺し屋 より大きな希望を産むために毒ガス作戦をやるつもりだった希望厨 娘を救うためにほとんどバーサーカー状態だったカシャンカシャン 満足出来ればそれで良い状態な黄金の獣 ……と、どいつもこいつも殆ど町への被害を考慮していなかった点である。 実際にできない子が介入していなかった歴史ではカシャンカシャンと黄金の獣の激突によって毎回吹っ飛んでいた模様。 本編中でも度々危機に陥り、そのたびに抑止力からは「九頭竜ダイーーーン!!!」と言われた。 (元ネタはダイの大冒険のおっさんことクロコダイン) また、九頭竜市の崩壊が後の『破滅の未来』へと繋がっていることが明言されている。 しかし、できない子と安藤君の尽力もあってどうにか建物がいくつか吹っ飛んだりした 程度で済んだ模様で、地獄の聖杯戦争を見事に生き抜いた。 ちなみに「安藤君が死ねばもう九頭竜市に配慮する必要などない」が抑止力のほぼ共通認識であり そのことからも安藤君は九頭竜市が自らを護るために生み出した化身との説がある。 ・【クトゥグア】(赤王様、嫁王様、宇宙嫁、脳内嫁) やる挑のアーチャークラスのサーヴァント。AAは赤セイバー。 フォーマルハウトの生ける炎。極寒の冷気を伴う灰色の炎アフーム=ザーを生み、炎の精を従えるという。 葉隠市の【聖杯】の特殊性故に召喚されてしまった【神霊】。 サーヴァントの枠に無理矢理押し込められて相応に弱体化したとは云え、 本来の力を一時的に取り戻すEX対星宝具【硫神邪苦火(クトゥグア)】を使われれば詰むと言われたバランスブレイカー。 悪神故に当然人間心理などに配慮する訳が無く、人食いで多くの被害を出した。 存在がヤバ過ぎる為、本来ならアラヤの【抑止力】がマッハで飛んで来る事態だが、 人間を害悪と見做しており、人類が滅びるに留まる分には一向に構わないガイア側によって対処に来れなかった模様。 【やる夫】達は自力での対処を迫られた。 しかし何度も接触を繰り返している内に、サーヴァントの枠に押し込まれた事とやる夫の熱烈な干渉の数々によって 徐々に人間自体に対して関心を持つ様になり態度も軟化。果てはやる夫に口説かれ愛し合う仲へ至る。 マスターである柊かがみとも、相容れない存在という関係なりに情を交わす仲になる事が出来た。 第一作最大の計算外。赤王様マジヒロイン。 決戦での大暴れと、決戦のダメージと自ら宝具を縛った上でのやる夫との決闘はやる挑最大の山場の一つ。 最後はやる夫に己の魂の欠片を託し、彼の身を突然の襲撃から庇えた事を喜びながら消えた。 後にこの魂の欠片は英霊へと至ったやる夫の最強宝具【焦熱世界・無銘英雄(フォーマルハウト・サガ)】となる。 これで出番終了かと思いきや、やる夫が魂の欠片を取り込んだ事で極稀に夢の中で会える様になったり、 【暗渦魔術】で最大出力が出せた時の召喚術【幻想具現化】で召喚獣として登場したりと割とそうでもなかった。 【ナナリー】も夢の中に引き摺り込まれており、やる夫と二人揃って凄い目に遭った(無論、記憶残ってる)。 エンディング後のナナリーの女帝化の原因の一つってこれじゃないですかねえ・・・。 次の作品のやら死にでも死亡時の赤王道場の主として登場。 【アンノウン】に対して超越者・安心院なじみが干渉する安心院道場から【やらない夫】の魂を保護していた。 彼はもはや【無銘の英雄】とは別人だが、それでも嘗て愛した男の魂に勝手な事をされるのは気に入らなかったとの事。 第四作である8番目”でもサーヴァント、或いは道場主として登場する予定だったが、 できない子とダイスの女神がウルトラCを決めた結果出番無し。 なお、エイワススレでは彼女と原作赤セイバーの呼び方が被っている為結構紛らわしい。文脈で判断しよう。 ・【首切りレース】 エイワススレのトラウマ1。駄天使自身も後に「二度とやりません」と反省したレベルの果てのない苦行。 長編第二作“やら死に”において羅刹王ラーヴァナとの戦いを一言で表した言葉である。 ラーヴァナは“HPが0以下になった際即座にHPを1000点回復し、これを最大9回発動できる” つまりラーヴァナの伝承にある10本の頭全てを落とさなければならないという 原作のヘラクレスを思い浮かべるどう考えてもイベント仕様のような能力を所有していた。 (なお、こちらに対城宝具所有者はいない) これに加えラーヴァナは途中から攻撃するのを時々止め、自身の回復に手を回し始めたのである。 (一回使用につき500点回復) 例えるなら城壁をヒノキの棒と弓だけで崩すような光景であった。 この頃は参加者安価全盛期であり、相手に与えるダメージやダメージ減少は ひとえに住民のゾロや0末尾収得能力に直結していた為、ミスれない眠る事も出来ないデスレースと化していた。 その果てがない様に思える淡々と続く苦行はやらない夫達のMPどころか住民の脳内物質さえも尽き始め ある者は力尽き、ある者は喋る気力さえもなくし、ある者はイブキさんの狂化のように発狂したという。 結局イベント移行は最後の首を刎ねるまで挟まれず、 最終的なラウンドは8ラウンド、戦闘時間はおよそ5時間3分ほど、未だ破られない最長記録である。 だがこの後に現れるインドの本気を考えれば、倒す事が出来るラーヴァナなど単なる苦行なだけでまだマシであった。 ・【くびわつきけものどの】 "8番目"の正規キャスターであるヘルメスが、礼装作成の合間に個人的に作り上げた愛玩用使い魔。かわいい。 作成者とモチーフが揃ってアレなため、根源に繋がっている(可能性がある)というとんでもない代物。 最終決戦後にルサルカに託されるが、そのせいで彼女は余計な苦労を背負いこむ羽目になる。 やら死にに登場したくびわつきけものとの関連性は不明。 ・【球磨川禊】(クマー) やらない夫の親友であり、悪友であり、やら死にのラスボス。第一魔法(偽)の使い手、大魔王デミウルゴス。 生まれつき世界全てが醜く捻じ曲がって見える【負完全】という精神的に破綻した存在であり、 人並みに持っていた倫理や道徳観との摩擦で、幼い頃は極めてネガティヴでマイナス思考な人物だった。 しかし破綻した目から見ても美しいと思えた少女、生まれついての魔法使いである安心院なじみと出会いが契機となり、 「人間の尺度がどうであれ、それで世界の在り様自体が変化する訳ではないし、それで良い」という意見に落ち着く。 ある時、安心院は他の人々の様に願いを乞わず、あくまで人間として彼女に接する禊に願いを求めてみた。 そして禊は少し括弧を着けて「自分の様にこの世界の誰もが幸せに生きれたら良い」と言ってしまう。 安心院はその日を境に、禊に「もう要らないから」と第一魔法を押し付けて姿を消す。 禊は「いつか彼女が帰ってくるかもしれない」という思いを胸に魔法によって一人生き永らえ続けた。 スカリエッティの計画に協力したのも彼女が帰ってくる世界を無くさない為のもの。 そして「世界の情報」を呼び出すべく、儀式によって根源に接続した瞬間、 禊の願いを叶える為に根源に向かい、人格を粉砕されて約束を果たす為だけの残骸と化した安心院なじみが現れた。 禊は儀式を中断。異能【却本作り】によって安心院を縛り、聖杯内部に封印した。 しかし共に「他人の願いを叶える」存在である安心院と聖杯は親和性が高く、 聖杯の魔力を奪って封印を内側から破壊されかねなかった。 そこで安心院が影響を及ぼせる範囲の魔力を大量消費する為に始めたのが聖杯戦争である。 普段は格好付けだが極めて根性のある人物。年齢の割に純情。結構惚れっぽいらしい。 自己評価がド底辺かつ見下され慣れている為、狂人や傲慢な人物とも普通に会話が出来る。 サボったり裏でごそごそやっていたりで文句を言われる事は多いが、何だかんだで古参の別格三魔王からの信任はある。 やらない夫とは特に何の裏も無く、普通に出会って普通につるんで普通に親友になった間柄。 幼いやらない夫をマリオと準の元に連れてきた人物でもある辺り、どうも存在をすっかり忘れていたっぽい?。 ラスボスらしい振る舞いはしているものの、やらない夫が親友の立場を貫いたせいで割と早期に敵意が吹っ飛んだ。 何気に作者を含めて終盤まで誰も気付かなかった、やらない夫の本質を理解している様な発言を物語序盤でしている。 自分が召喚した魔王である水銀燈との付き合いが長く、お互いに悪からず想っている仲。 戦後どうなったかは言うだけ野暮。大仕事を終えて二人でのんびりしている。 ・【黒猫】(五更瑠璃、汚染存在) やら死にのヒロインの一人。聖杯戦争に関わる人間としては珍しい完全な【一般人】。異能なんて何も無い。 やらない夫の同級生であり友人の一人。以前から両片想いの関係だった。 ちなみにやらない夫は一目惚れ、黒猫は友達付き合いの中でじっくり惚れた。 デスペナルティで因果律に介入を受け、死亡率が爆上げされて危うく死に掛けた。 具体的にはデートでやらない夫に告白した後、彼がアサシン組の救助に行く為に一旦別れ、 その後「聖杯戦争」の事を知ってしまい由乃に殺されそうになった所をやらない夫に庇われて死亡回避に成功。 その後身柄の保護の為にやらない夫の部屋で同棲開始。 惚れた男が毎度行う無茶を止めずに好きにやらせ、黙って帰りを待っていてくれるという半端無く良い女。 やらない夫が敵に捕獲された際は、元魔王であった友人水銀燈に力を借り、救出を行っている。 覚悟が決まれば恐ろしい相手に対してもヘタレない。恋する女は強し。イブキ好みのタイプ。 厨二病趣味らしく神話や伝説の知識が豊富であり、北欧神話の大型船の情報をすらすらと列挙したり、 テスカトリポカの能力をほぼ正確に看破したりしている。 初対面の水銀燈が彼女から洒落者の貴族や歌人を連想したりと、かなり古風な感性を持っている。 やらない夫の事は長い付き合いで大体お見通し。馬鹿な所も含めて割とベタ惚れ。 想いをストレートに伝えられると嬉しそうにする、一昔前の旦那と家内的な関係。 あまり素直ではないので自分からやらない夫にアピールするのは苦手。大抵間が悪い。 状況が切迫している場面だったり、格好の刺激が強過ぎてやらない夫や抑止力を興奮させてしまったりして失敗する。 逆にやらない夫が自分から彼女へアピールする際は割と安定している。落ち着きは大事である。 その精神の強靭さと内助の功から、しばしば漢女と称される。 戦後は【フェイト】と一緒にやらない夫の帰りを待ち続けている。 ちなみに汚染存在というのは腐女子趣味持ちかつその布教を行う事からついた呼び名である。 作中では水銀燈やメリア、フェイト辺りが布教されている。 同人活動もしているらしく、やらない夫も時々手伝わされている模様(遠回しなデートの誘いっぽくもある)。 ・【軍勢変生】 やら死ににおける軍神:蚩尤の権能技。味方の戦力を飛躍的に増加させる。元ネタは神座万象シリーズ。 一般人を一流の戦士へ、一流を超一流へ、英雄を大英雄へ、と味方の強さの格を実質一段階引き上げる恐るべき能力。 ……なのだが、取得時期が最終盤とタイミングがこの上なく悪かった。 この後の敵は鯖の通用しないマーラ、イベント戦闘球磨川、権能技を強奪するタナトスしか残っていなかったのだ! 【爆肉鋼体】ですら一度は凄く役に立ったのに、役立つどころか効果を発揮する機会すらなかった不遇の能力。 ちなみに、エイワスは当初主人公のサーヴァントである酒呑童子がラスボスに奪われ、仲間全員でそれと戦う と言ったシナリオにする予定であったのだが「ラスボスは心置きなくぶちのめせるような奴の方が良いよな」 と考え直し、タナトスに変更となった。本来のシナリオであったなら一回のみの活躍だが 文字通りの神スキルとして抑止力の心に残り続けたであろう事から非常に哀れな能力。 後に本来の持ち主である獣殿が8番目に参戦した時は、自身の勝率補正とMP無限化というチートスキルとなって登場。 嘗ての役立たずだった味方が強敵となって現れた事を知った抑止力は、軍勢変生さんが裏切った!と驚愕したそうな。 ・【ゲオルギウス】(カミナギウス、アニキ) 特別企画"ミッシェルは聖杯戦争を終わらせるようです"の主人公、ライダーのサーヴァント。 AAはカミナ。カミナ+ゲオルギウスでカミナギウス。 ちなみにゲオルギウス本人ではなく、「悪竜を退治した名も無き聖人がゲオルギウスとして召喚された」という扱い。 良くも悪くも自分の信条、信念、信仰に真っ直ぐな熱血漢。宝具から察するに、退治した竜ともマブダチになっている模様。 斜め上の展開から息つく暇なくメガトン級の地雷が次から次へと連鎖爆発する"彼月"中の企画ということもあり、 解りやすい熱血%%脳筋%%キャラということで喝采と共に迎えられた。 抑止力の後押しを受けるのがマスターでなくサーヴァントというのは何気に珍しいパターン。 「俺が信じるイエスでもねぇ、お前が信じるイエスでもねぇ。お前を信じるイエスを信じろ!!」 ・【外道やらない夫】 やら死にのラスボス【タナトス】の本体。並行世界の【やらない夫】。 但しコピーした聖杯戦争優勝者は【無銘の英雄】とは別人。 「望むままに望む事をする。自分の行為を自分以外の何かに委ねない」という在り方をしており、 哀れな事情だの理由だのによる自己正当化を一蹴する。 しかし同時に完全無欠の外道嗜好持ち。他人を踏み躙るのが大好き。 結果として「自分以外の誰かに踏み躙られる日まで、自分以外の誰かを踏み躙り続ける」生き方をしている。 腹が減ったら飯を食い、眠くなったら寝て、女を抱きたくなったら犯す。悪と呼ぶならご自由に、というスタンス。 安心院なじみに与えられた【アンノウン】としての特性は不明だが、 やらない夫同様、安心院の干渉を第二段階まで進めており、彼女から破壊神■■■■を貰っている。 その加護を以って共同戦線を仕掛けて来た参加者達をまとめて始末。【魔王】も【イブキ】も叩き潰して聖杯中枢に進撃。 その時には望みが「自分以外の全ての他人を踏み躙りたい」に変化している。 これに関して安心院の干渉がどの程度あったのかは不明。 世界を滅ぼす為に聖杯の魔力を求めるラスボスと化し、逆に主人公と化した【球磨川禊】と対峙。 最終的には残った魔王である【マーラ】と【テュポーン】も踏み躙るも、世界線諸共に消滅させられた。 それ以降どうなったかに関しては【ラスボス】の項目を参照。 自分にとっての「当たり前」を貫く点はやらない夫と同じだが、「当たり前」だと思っている事のベクトルが逆方向な人物。 「大切な人を幸せにしたいのは当たり前」と「人間は他人を踏み躙って生きるのが当たり前」の違い。 ・【決戦存在】(ラスト・スタンド) かつての鷲巣やる夫の奥の手である「英雄の固有結界」。 世界の「異物排除の修正力」を投影し、自身の肉体を「異物を排除する英雄」へと塗り替える能力。 全ステータスが二段階上昇し、「異物」として定めた対象の強さに応じた強力なボーナス修正を得るが、 三回以上使用すると、自身の肉体自体が「異物」へと変質してしまい、世界の修正力によって消されてしまう。 ・【ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン】 最後の騎士と呼ばれた神聖ローマ皇帝マクシミリアン一世時代の騎士。鉄腕ゲッツ。義手は大砲での負傷によるもの。 決闘の一種フェーデを悪用して強盗・恐喝・追剥ぎを繰り返して財産を築いた「盗賊騎士」。 血の気が多く戦いには首を突っ込まずには居られない性分だったという。晩年はホルンベルク城主となった。 史実よりもゲーテ24歳の時の戯曲「鉄の手のゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン」で美化された英雄としての姿が有名。 戯曲では英雄的人物として若死にしたが、史実では80歳過ぎまで長生きしている。 戯曲の【Leck mich am Arsch!(俺の尻を舐めろ!)】という台詞で有名。「ゲッツ」が同じ意味の罵倒語になった。 史実聖杯戦争のバーサーカークラスのサーヴァントとして登場。AAはジョジョのジョセフ。 受肉して酒池肉林の大暴れをするのが望みだったが、聖杯の破壊が目当ての公務員片倉優樹と組んでしまう。 恐らく彼女に召喚の触媒を与えた上司は戯曲でも読んで人物を勘違いしたのだろう。 令呪を持っている彼女に逆らう訳にもいかず、すっかりやる気を無くして不貞腐れていた。 ちなみに聖杯に望みがあるマスターだった場合は表面上は従順に働き、土壇場で後ろから刺してくる。どうしようもねえ。 その後もあんまりやる気を見せなかった為に令呪命令で盾代わりにされたり城壁に特攻させられ、 頭を抱えている内にアサシンを失った参加者・月詠と遭遇。ヒャッハーコンビを結成した。 その後、最終決戦で【きめぇ代】達ランサー組と戦うも、二人揃って【森長可】の鬼畜能力が直撃して瞬殺された。 対戦相手が誰も発動させた事が無かったからね。仕方ないね。 宝具は自分を史実英雄から戯曲の美化英雄へと変化させる【Leck mich am Arsch!(俺の尻を舐めろ!)】。 彼自身にとっては他人に作られた、本来とは異なる思いっきり黒歴史的な姿なので使いたがらない。 ・【ケルト的価値観】 敵であろうと気に入った相手なら酒を酌み交わし仲良くできるし、命よりも誇りを重んじ、戦いを厭うのではなく むしろ相手が強大であればあるほど燃えるといった価値観、またその価値観で行動する人物を指す。%%もしかして:野菜星人%% 上記のとおり敵であろうと話を持ちかければきちんと聞いてくれたり、戦士の誇りを重んじ 正々堂々と行動していると高く評価してくれて、明確なメリットなどを提示しなくても 思いの丈をぶつかれば「気に入ったから」といった理由で力を貸してくれるので、 この価値観を有する人物と抑止力との相性は基本的に良い。 逆にメリットをきちんと示さなければ行動してくれない情の薄いタイプとの相性は基本的に悪い。 実際の所は情が全く通じず、損得のみでしか行動しない人物というのは層々いないのだが、 その見極めを誤り、失敗しかけることが多々ある。 抑止力(読者)の生死の認識が軽めな思考もこれに似ているが、どちらかと言えばゲーム脳と言った方が近い。 ゲームの敵キャラを殺すのを躊躇う人間はそうそういないという事であるが、 「役割を演じる」ロールプレイ形式である安価スレの場合、しばしばコミュニケーション面で支障が出る。 現実で他人をゲームキャラみたいに扱ったらドン引きされるのと同じ理屈。 ・【高度な柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対応する】 抑止力達の間で長きにわたり受け継がれてきた伝統の戦略である。 一見単なる行き当たりばったりの言い換えであるが、きっと自分の考えとは異なる安価をとられても 笑って柔軟に対応しようという深い意味が隠されているのだろう。 ――というよりもダイスの女神様が跳梁跋扈する安価スレのおいて一定の方針こそ持っていても 具体的な戦略を持つことが極めて難しい以上、これはこれで合理的な戦略なのである。 別に抑止力達が脳筋なわけではない、ないったらないのである。 ちなみに元ネタは銀英伝屈指の名参謀、アンドリュー・フォーク准将の発言。 ・【狛枝凪斗】(希望厨) 長編第四作「8番目」の正規アーチャーのマスター。 「8番目」世界が滅亡した後の、アトラス院主催の聖杯戦争「コロシアイ聖杯戦争」の優勝者。 主催者の様々な干渉によって友人達と殺しあいをさせられる中、親友である日向創と共に足掻いていたものの、 最終盤で主催者側の出来レースにより、日向創は参加者達の能力を吸収した救世主と化してしまう。 危うく殺されそうになるものの、日向創が寸前で自決する事によって生き延び、想定外の優勝者となってしまう。 死に切れない親友に自分の手で止めを刺した事、実は世界がとっくの昔に滅んでいた事を知って絶望。 聖杯を渡されたところで到底自分では世界を救えないと判断し、聖杯によって世界滅亡の分岐点へ時間移動し、 友人達を犠牲に生き延びた事で折れるに折れられない心を抱え、世界を救う「希望」を探して彷徨っていた少年。 「友人を得たい」という平凡ながらも極めて困難であり、切実な望みを持つ。 聖杯戦争では「希望」と見込んだクラスメイト【安藤恵】に様々な無茶振りをするが、 その尽くを【できない子】が防ぎ、その間に安藤くんが対話を重ねる事によって過去を克服。 最終決戦にも出向き、終始自分を支えてくれたアーチャー:源頼光に正面から礼を言って別れ、 『彼自身の聖杯戦争』にもケリをつける事が出来た。 戦後は異能によってしばしばトラブルを招きながらも、友人達と協力して乗り切り、良き日々を過ごしている。 マスターとしては全作品中最強の能力【超高校級の幸運】を持つ。 システム的には周囲の禍福を捻じ曲げる異能によって、常に「戦力の優位」を得る恐るべき能力であり、 仮に対軍宝具を持つサーヴァントと組めば、一部例外を除いて一方的に対軍宝具による滅多打ちが可能となる。 じゃんけん破壊どころか数値の優劣比較というルールすらガン無視である。インチキにも程度があろう。 また、自分の身に降りかかった危険を「自動で他者に逸らす」事で回避し勝利を得るという捻くれた能力でもある。 悪気は無いのに自分の周囲にトラブルが起こってしまうという因果な能力。幸運と呼ぶには皮肉が過ぎる。 「未来世界の聖杯戦争の優勝者」「仲間を全て失った孤独の勝利」という、 【やらない夫】の対の存在というコンセプトで組まれているキャラクターである。言うなれば「日常で(オート)」の末路。 立場が近いが得た結果が逆というお互いの相性が悪い存在。ぶっちゃけ欝ネタ。 ・【コミュニケーション能力】(コミュ力) 他者とコミュニケーションを上手に図ることができる能力の事。交渉力そのものでは無いが、それに通ずるもの。 感情をお互いに理解しあう能力や、合意に辿り着く能力も含んでいる。 社会人的には「折衝能力」「交渉能力」「説得能力」等を主に指す。 歴代主人公は多少の差こそあるものの、どの主人公も概ね悪くない結果を挙げているのでそう低い者はいない。 精々【やらない夫】がやや高く、【できる夫】がやや低いという程度。 やらない夫は素人なのでプロ的なリスク回避の意識が薄めな事と、露骨な善人かつ雑魚な事によるもの。 できる夫は他者との交流を師によって抑制されていた事と、聖杯戦争以前の行動による前評判が悪かった事によるもの。 そもそも相手にコミュ自体を拒否られればコミュ力もへったくれも無いのである。 コミュを拒否られる理由は「意見が合わないのが見えている」「得体が知れないので接触したくない」等、様々。 ・【殺し愛】 男と女が愛と誇りを胸に、全身全霊を賭してぶつかりあうガチンコ勝負のこと。或いはそこに至るまでのアレコレのこと。 大抵の場合、両想いか片想いかは問わない。 「貴方にとって特別な存在でありたい」「互いのありのままを思うままにぶつけ合いたい」という想いが、 聖杯戦争という場を借りて行き着く所まで行っちゃった結果。 この状態になると対決はほぼ不可避となり、抑止力は頭を抱えることになる。 なお、この相手は愛情表現や感情の在り方が普通の人間のそれと致命的にズレていることが多く、転じて殆どが人外である。 主なものとしてはクトゥグアとやる夫、ホロとできる夫などが挙げられる。 キル夫に至っては生前の式(消化済み)を筆頭に、ヒロイン格ほぼ全員と殺し愛フラグが立っている。解せぬ。 ちなみに、稀なケースとして同性同士でも起こることがあるらしい…… ・【棍棒外交】 端的かつ乱暴に言うと「こんにちは!死ね!!」 相手の目的、信条、状況その他諸々を一切考慮に入れず、問答無用で戦闘に入るスタンスのこと。 「戦いを楽しむ」という考えが無いことから【バトルジャンキー】とは少し立場が異なる。 ちなみに、元々は20世紀初頭のアメリカの西半球を抱え込む(武力を背景とした)外交政策を指す言葉であり、 『でっかい棍棒を手に持っていれば、穏やかな口調でも言い分は通る(注:アフリカの諺の引用)』という当時の大統領の言葉からこのように呼ばれた。 なので、本来の使われ方とは意味合いが違う。【社長】との%%圧迫面接%%交渉が近いか。 ・【コンラちゃんだったか。良い名前だな】 自分のサーヴァントの真名を知ったときのキル夫さんの反応。 メガテンかFateを知らなければコンラどころか父親のクーフーリンすらまず知らないだろうので、一見普通の反応に見える。 しかしこの男、異常なまでに偉人や伝承に詳しかったのだ……! その知識を持って(正確にはその裏にいた抑止力の真名看破スキル:Aにより)、僅かな情報から真名を見抜く姿はまるで名探偵か歴史学者。 血の匂いと医術の心得の情報だけからシャルル=アンリ・サンソンの名前を思い浮かべ、 子殺しの英雄という情報のみでロスタムであると察し、 中東系の軍神という情報だけからウルスラグナの真名を見抜き、 超過駆動で魂が消し飛ぶほどの反動を伴う規格外の武器という情報しかないのにレーヴァテインと看破する。 何故そこまで知っていてクーフーリンやコンラを知らぬ剣鬼。 ▲&link_up() ---- *さ行 ・【サー・クロコダイル】(社長、ワニ社長) 第二作“やら死に”の登場人物、世紀末中東の魔術師犯罪結社「バロックワークス」社長 現在では【出禁】となっている“魔術王”ソロモンをキャスターとして従え、数々の策略・謀略を展開した人物。 「石橋を叩いて渡らずに、横に自分で鉄橋を造って渡る」と言われる程に誰も信じず、 ちょっとでもリスクがある限りは勝負に出ようとしない。些か過剰なレベルで慎重な人物。 不確定要素である我妻由乃を利用し、“魔王”の一柱であるテスカトリポカと共謀した事からもその高度な手腕が伺える。 予言や未来視を持つ魔神を多数従え「作者視点で動く事が出来る」という、全作品中「最悪のマスター」。 社長との圧迫面接と交渉(という名の脅迫)はトラウマになっている読者も多い。 交渉を成功させる手筈を万端済ませた後でないとやって来ないのだからお手上げである。 逆を言えばこちらから攻勢を仕掛けて斜め上の方向で暴れまくるという方法なら勝ち目が出てくる。 最終的に自分以外の参加者6組と、別格の“魔王”蚩尤を「同時に」敵に回した上で互角以上の戦いを演じてみせた。 “やら死に”における事実上の最終決戦であり、あまりの激戦・連戦に読者もスレ主も半ば灰となった。 個人戦闘力に関しては、体内展開型の砂の固有結界【沙漠の魔獣(バジリコック)】を持ち、 同格以下からダメージを受けないという【テュポーン】の人間版の様な男。「当代最強の魔術使い」と呼ばれる。 最終決戦ではソロモンの魔術による改造と魔神達の権能山盛り状態でサーヴァントに匹敵する強さを見せ付けた。 ちなみに普通に悪人ではあるが「余所者の良いようにされない自分達だけの国を作る」事が目的。意外に真っ当。 自分に従う者には面倒見が良い。 ・【サー・ケイ】(ケイ卿、ケイ兄さん) 【8番目】の番外キャスターのサーヴァント。AAはジェイド・カーティス。 アーサー王の義兄。円卓の騎士の一、宮廷内を取り仕切る司厨長。 嫌味な人物として知られ、宮廷を訪れた騎士達に罵声や嫌味を浴びせ掛ける道化的ポジションな人物。 また、彼を倒せる事が円卓の騎士が務まる大体の戦闘力の目安とされる。 ウェールズ伝承「マビノギオン」では九日九晩水中で息が続く、九日九晩寝ずに働ける等超人的特技の数々を持つ。 地味に単身で巨人ウルナッハ討伐を行い、舌先三寸で騙して首を落とし、そのナイフを奪っていたりもする。 伝承が新しくなればなる程に弱体化している疑惑有り。 【できない子】の聖杯戦争での面接官役を担当。 その毒舌でサーヴァント達の触れられたくない部分にも容赦無くツッコミを入れ、 聖杯への望みを持つ等の不適格な者を外し、できない子への協力を事前確約させて戦力を整えた人。 彼自身は魔法戦士タイプではあるが、【茨木童子】以上に戦闘向きでは無いと自己申告している。 その後、役目を果たしてキャスタークラスの枠を空ける為に消える際、 できない子がお礼として聖杯で何かちょっとした望みでも叶えて行って欲しいと頼み、 「できない子を守る幸運に出会えるように。その先の結末を笑って迎える事が出来る様に」という望みを願った。 できない子が【安藤恵】と出会えたのは彼のこの願いによるもの。嫌味ながらも優しいお兄さんそのものな人だった。 余談ではあるが、あまりのハッピーエンド直行の予定調和っぷりに、 この人が所謂【幸運の女神様】と裏で組んでランダム表弄ってたんじゃね?という【抑止力】からの疑惑がある。 実際は多分偶然なのであろうが、「もし」と考えれば暖かい話ではなかろうか。 なお、ねらう代聖杯戦争の相棒であるパーシヴァルとも色々と関わりがあり、 いつの間にやら皮肉と嘲笑の陰険鬼畜眼鏡から正論と気遣いの偽悪的苦労人にクラスチェンジしてしまった。 ちゃうねん。それもこれも色々とアカン連中勢揃いな円卓の連中が悪いんや・・・・・・主にランスロットとか。 ・【最低でも対軍】(対軍は通常攻撃) やら死にの終盤のインフレぶりを端的に表した言葉。 神霊である魔王の存在などによりインフレが進行し対城、対界規模の攻撃が飛び交う 創世神話となったやら死に終盤においてもはや対軍とは通常攻撃と化したのであった。 対軍級の攻撃が撃てるやらない夫、クロコダイル、対城宝具もちのフェイト 支援特化型で参謀として交渉時などに活躍が見られた由乃、 潤沢な魔力を誇るヒーラーのルルーシュ、なんでもありのスカリエッティ などの他のマスターに比べ、ステータス自体はマスター中屈指のスペックでありながら アビリティに恵まれず序盤万能、終盤器用貧乏になってしまった 「マスターである」ネイトさんに対して良くつかわれる。 繰り返すがこれはサーヴァントではなく「マスター」に求められた水準である。 ・【作品名】 文字通り、作品の名前である。 流石に毎度毎度フルネームで書くとページの文字数を圧迫する為、各項目では略称での記述をお願いされたし。 #region(長編企画) ・【やる夫は聖杯戦争に挑むようです】(やる挑) 長編第一作。「運命(Fate)」の物語。 『冬木』の聖杯戦争の終結より十数年後、葉隠れ市において新たなる聖杯戦争が幕を開ける。 今回の聖杯戦争を仕組んだ御三家の一つ鷲巣家九代目当主である鷲巣やる夫は祖父鷲巣巌の命を受け、 マスターとして聖杯戦争に参加することになる。 やる夫が召喚したサーヴァントは最弱のサーヴァント「キャスター」。この選択がやる夫の運命を大きく変えることとなる。 以上、やる夫wikiからあらすじ。 第一作目である為か今から振り返ると色々はっちゃけた設定も多い。荒削りな作品である。 (アーチャーやアサシンの真名、やる夫やキーパーのスキル、通りすがりのサラリーマンとか) 全作品中、主人公自身が最も立ち回りや交渉に優れていたであろう作品でもある。 この作品でのあれこれの経験や展開は、後の作品の展開や読者の姿勢に大きく関わっている。 戦闘は使用ステータスのランクに応じた数の安価末尾の合計を中心に算出。 同数末尾が連続すると0点として処理されてしまうので安定感に欠けた。 また、1点や2点などの低得点を狙って取る事で荒らす事も容易、という問題もあった。 ・【やらない夫は聖杯戦争で死に続けるようです】(やら死に) 長編第二作。「終焉(End)」の物語。 どこにでもいる普通の高校生やらない夫のいつもと同じ日常は、その日スキンシップ過剰な妹に起こされ、 両親と朝食をとり、学校で友人と駄弁り、久しぶりに登校した友人から貸りたゲームを帰宅後に起動して……終わった。 ふと気がつくと荒野に立っていたやらない夫に怪物が襲いかかる。 手も足も出ずに殺されようとしたその時、一人の美女が怪物を粉砕した。 ―――これは、“運命(Fate)”ではない。 ―――これは、“終焉(End)”を語る物語である。 以上、やる夫wikiからあらすじ。 「Fateなのにメガテンやってる」「創世神話」「王道少年漫画」「最低でも対軍」と言われるレベルのインフレが特徴。 偽天使の思惑も超えたグランドハッピーエンドを迎え、今でも度々話題になる傑作である。 戦闘はアビリティによるHPの削り合い。攻撃は戦闘行動安価の末尾で与ダメージが上下。 防御は末尾の連続成功数で被ダメージが上下。やはり荒らす事は難しくない。 終盤には読者の数が激増した事でスレに負荷が掛かり、末尾合わせがほぼ不可能となってシステム崩壊。 また最善手を打ち続けなければ勝利出来ないが、敵アビリティの性能が大きく戦況を左右してしまう。 相手の伝承やプロフィールから所持能力を何となく予測して対処するというかなり感覚頼りな内容となっている。 逆にステータスは高くてもあまり戦闘に影響を及ぼさない。 対軍・対城宝具は消費MPが多い以外、他の行動と変わった事は無い。 毎ラウンドの連打が可能であり、相殺システムも未実装。その分、HPと比較してのダメージも低く設定されている。 ・【できる夫は聖杯戦争で欲望を叶えるようです】(できる叶) 長編第三作。「欲望(Desire)」の物語。 生まれた時より己の“空虚さ”に苛まれる人形師できる夫。 “魔術”という神秘に触れても、幾多の死線をくぐり抜けてもそれが埋まることは決して無かった。 もう、望む答えなどこの世にありはしないのかと、そう考えた矢先。 かつての師であるシックスより聖杯戦争の参加者たる証“令呪”を授けられる。 聖杯の器たる少女、カレンと共に。 さぁ、聞かせてはくれまいか?      Desire 君が抱く“欲望”を。 果たしてそれは―――― “聖杯”を満たすに足るや否や―――――。 以上、やる夫wikiからあらすじ。 できる夫の周囲は師匠もドS、鯖もドS、そしてなにより嫁がドS。どっちを向いてもドSだらけ。 主人公の属性が「悪」であり、Fate/Zeroに近い雰囲気で行われる(筈だった)聖杯戦争。 インフレしまくる事に定評のあるエイワス聖杯戦争の中では最も普通の聖杯戦争に近いスケールである。 戦闘では末尾安価による判定が無くなった。戦闘行動の選択も多数決となり荒らしが困難になった。 但しステータス強化や固定値強化が雑多であり、それぞれの組み合わせでの最終的な数値を把握しきれない。 全体攻撃は対軍宝具以上から可能となり、対軍・対城宝具にチャージ時間と相殺システムが実装された。 設定ダメージも跳ね上がって、直撃すると一撃必殺級となっている。 前作では専用アビリティが必要だった味方を庇う行動も、標準システムとして実装された。 ・【彼女は『8番目』として戦うようです】(8番目) 長編第四作。「残酷劇(Grand Guignol)」と「最良の結末(Grand Finale)」の物語。 少女は目覚めた時、記憶を失っていた。 持っているのはマフラーとそこに書かれた名前、「王」たる才と二騎のサーヴァント。 そして九頭竜市で行われる聖杯戦争へ乱入するという目的……。 少年は平凡な日常を送っていた。 幼い頃に両親を亡くし、弟と二人暮らし。生活は決して楽ではなかったが、友人にも恵まれそれなりに充実した高校生活。 その夜、運命に出会うまでは……。 ―――――――では、諸君。      グランギニョル 此度の“残酷劇”を始めよう―――――。 “最良の結末”へと至るために。 以上、やる夫wikiからあらすじ。 ”ある参加者”の背景から第一作目「やる挑」と深い関係のある作品である為、そちらを先に読んでおくことを推奨する。 聖杯戦争なのに聖杯に願いをかける参加者が0と言う異色の聖杯戦争。 それどころか参加者の半数が最初から聖杯を持っていた「聖杯(を持っている者)戦争」であった。なんだこれ。 そして砂糖。なにより砂糖。これが砂糖流出と言う名の神咒神威。砂糖に溺れて糖死しろ。 戦闘システムは前作から大幅に変更。ステータスを選択して数値を比較する形となった。選択は多数決式。 HP(LP)・MPはパーティー単位で計算されるようになり、死亡も逃走手段が無くなってからの判定になった。 相性で数値が下がらない【宝】、相性が悪いステータスと比較しても10点下がるだけの【運】がやや強力過ぎた。 ・【彼らは月の聖杯を求めるようです】(彼月) 長編第五作。「悲劇(Tragoidia)」の物語。現行スレ 十年前。 空に浮かぶ月で戦争があった。 三年前。 地上で一人の少年が命を落とした。 現在。 十年前の因縁と三年前の哀しみを呑み込み、聖杯大戦の幕が再び上がる。 月より地上に降りそそぐは神による救いか、魔王による滅びか……。 そして、覚醒めた剣鬼は霊子虚構世界「SE.RA.PH」に何を見るのか。 物語の名は、“悲劇”という。 以上、やる夫wikiからあらすじ。 戦闘は前作同様ステータス比較式だが内容は異なる。【運】と【宝】は戦闘行動では比較に使用しなくなった。 LP・MPは再びキャラ毎に計算する方式に戻り、メイン・サブ・その他の中でメインにいるキャラ同士が殴りあう形。 体力も「LP最大値から削る」のではなく「ダメージを蓄積」し、一定値に達する毎にペナルティが課せられる。 集団戦の処理は未だ実行されておらず未知数。 #endregion #region(小ネタ企画) ・【できない夫は24時間で聖杯を手に入れるようです】(24時) 小ネタ第一作。一周年記念企画 ・【できない夫は24時間で…… を使っての次回作テストプレイ】(テストプレイ) 小ネタ第二作。8番目のテストプレイ企画 ・【やる太は小聖杯戦争で頑張るようです】(小聖杯) 小ネタ第三作。突発企画、ワールドワイド(笑)小聖杯戦争 ・【きめぇ代は聖杯戦争で振り回されるようです】(年末企画、史実戦争) 小ネタ第四作。年末企画、史実系鯖オンリー戦争 ・【彼らは月の聖杯を奪い合ったようです】(奪い合ったようです、クロス企画) 小ネタ第五作。ばくだんいわ氏との合同企画、彼月の前日譚if ・【ミッシェルは聖杯戦争を終わらせるようです】(W兄貴) 小ネタ第六作。突発企画、カミナギウス兄貴で鯖ロール ・【ねらう緒は聖杯戦争を生き残れるの…………?】(ねらう緒) 小ネタ第七作。年末企画、ねらう緒ハード、実際はヴェルゴハード ・【Fate/Parallel Lines】(パラレル) 小ネタ第八作 ・【葛葉ねらう代の帝都聖杯戦争】 小ネタ第九作 #endregion ・【雑談】 読んで字の如く、雑談である。投下中の合いの手も含む。 場の雰囲気を盛り上げたり、盛り下げたり、険悪にさせたり、疑問を提示したり、議論を発生させたりと色々な事が起きる。 スレの終わり(本スレの9500レスとか、雑談所の900レスとか)が近くなってきたら、 次スレが立つまではスレを埋め切ってしまわない様に御用心願いたい。 さらに時々起こる現象なのだが、読者個人のキャラ観が雑談で予想外に(ギャグ的に)受けたり、 似たような側面を持つキャライメージが合体事故を起こした結果、本編中から微妙にキャラが変質を起こしてたりもする。 雑談中に「あれ、あのキャラそういう性格だっけ?」という疑問が生じたら、是非過去作品を読み返してみよう(ステマ)。 連載当時の自分とは変わった目線で作品を見る事で、以前と違ったものが見えてきたりもするかもしれない。 エイワス作品には限った事ではないが。 ・【砂糖】 第四作“8番目”にて、舞台である九頭竜市に大量に降り積もったもの。 主にできない子と安藤君の周囲で頻繁に流出することが確認されている。 要するにラブがコメでドキがムネムネな甘々展開のこと。 第四回キャラクター人気投票 ――何故これに入れたし部門―― 第三位 今作においても稀にアンブッシュを仕掛けてくる油断ならない奴。 ・【サンタナ】 【できる夫】が作製し、【カレン】が「聖母」の特性によって擬似的な魂【心魂機関】を吹き込んだ合作戦闘用人形。 名前の意味はカリフォルニア州における秋に東から強く吹く季節風から。 できる夫の最高傑作の片割れ。寡黙で落ち着いた性格。若干素っ気無いが面倒見は良い長男ポジション。 地味に料理が出来る程度の器用さを持っている。AAはシャドームーン。 できる夫組のメイン盾。準備期間が限られていた為「味方を攻撃から守る事」のみに特化して設計されている。 その堅牢さたるや、サーヴァントの攻撃を止め、神罰を再現した術式を止め、宝具以外のシックスの攻撃を完封する程。 ちなみに【心魂機関】のお陰で義肢の装備(両手両足の四箇所)も可能だったりする。 戦力としてはまだまだ伸び代があるのだ。 ・【ジェイル=スカリエッティ】(スカイト) やら死に世界の【アトラス院】の元院長。やら死にの【聖杯】をほぼ単独で造り上げた天才錬金術師。 【第一魔法(偽)の遣い手・球磨川禊】「英雄・マリオ」「小聖杯・渡良瀬準」と並ぶ「始まりの四人」の一人。 「恩恵」や「制約」を自由に改竄したり、リソースさえあれば令呪を作る事も可能であったりと凄まじい技量を持つ。 彼の頭脳に着いて行けるのは同じく天才である【ルルーシュ】ぐらいなもの。 フェイトから古狸と呼ばれたりと腹芸が得意な老獪な人物だが、本来は研究畑の人物なので戦術面は今一。 アトラス院の掃除屋「カイト」にそっくりな外見のホムンクルスに自らの魂を移してアーチャーのマスターとして参戦。 人類の滅亡を回避する手段を模索した結果、現実的に全てを救う事は不可能と結論。 人類が英々と築き上げた成功と失敗の集大成である奇跡「人類史」を生き残らせるべく、 瀕死の星の命と聖杯に取り込んだ人類の約半数の命を犠牲とする事を決断した。 目的の為には非人道的な手段も厭わない「信念の怪物」。 なお、彼自身は決して悪辣外道な人物という訳ではない。研究家気質で言動がやたら無神経なので分かりにくいが。 【フェイト】が年頃の少女である事に配慮して、本来は粛清装置である【カルキ】を人格を持つ英雄として召喚したり、 【やらない夫】に星と人々の命を犠牲にする事を非難されて、 「他に方法があればこんな事する訳ないだろ」と思わず語気を荒げていたりと地味に善人寄りな気質持ち。 やらない夫とは終盤まであまり接する事が無く、自分を削りながら他者を救い続ける彼を 自分と別方向の同類である「『犠牲者を出さずに全てを救う』という信念の怪物」と認識して嫌悪していた。 最終的に「勝つにはやらない夫が天津甕星を殺すしか無い」という状況に嵌めて勝利を確信するものの、 予想外に、迷いはしたものの最終的に勝利の為に天津甕星を殺す事を決断した事で敗れた。 実は「誰も殺さない信念」を持っていた訳ではなく、「日常を貫く事が望み」だった。という勘違いであった。 結局この一件で色々と思う事があったのか、勝利者であるやらない夫の行く末を黙って見守る方向になり、 聖杯戦争決着後の超越者・安心院なじみとの戦いでは嘗ての友である球磨川禊の窮地をマリオや準と共に救う。 それでも一時は自爆を試みるまで追い詰められるも、過去の世界線から一瞬だけ現れた天津甕星に救われる。 自分の望みは叶わなかったが奇妙な満足感を抱いて生還し、眠りについた。その後の行方は誰も知らない。 ちなみに、後の"彼月"のトップ二人の願いが揃って突き抜けた感情に基づいた破滅的なものだったため、 それに比べて『自分に可能な現実的なラインで真っ当に世界を救おうとしていた』ことから 相対的に本編完結後に読者の評価が上がった。なかなか珍しいケースである。 ・【シェムハザ】(シェムニキ) 堕天使の一人であり、堕天使の集団であるグリゴリの指導者のひとり ねらう緒の年末企画にてキャスターとして登場 魔術の祖であり、行動を消費せずに大神殿を構築する、礼装を1ターンで大量に量産するなど典型的な準備型キャスター また、キャスターの弱点である対魔力を宝具で無効化し、さらには相手の魔術をすべて無効化することも可能。 キャスターの完成系の一つであり、ハイエンドキャスターの一角と呼んでよい、強力なサーヴァント%%であった%% 時計塔から狙う緒を狙うヴェルゴさんと組んで狙う緒を追い詰める強敵…と当初は思われていたが、 女帝ことマルフィーザと出会ったのが%%ヴェルゴさんにとっての%%運のつき 実はこのシェムハザ、堕天した理由が「人間の女の子マジかわいい、prprしてえ!」であり、 そんな彼が麗しい女騎士であるマルフィーザ相手に我慢など出来るわけがなく、何を血迷ったか求婚(物理)してぶっ飛ばされた挙句 ストーカーと化して最後はキャスターが大神殿を飛び出して最優のセイバーを殴りに行くというちょっと何を言っているか理解できない事態に シリアスな企画の清涼剤となってくれた。%%ヴェルゴさんも巻き込まれてギャグキャラ化したが%% これでも実は我様と似た感じの善性なサーヴァントであり、また、可愛い女の子が大好きという分かりやすい性格から 抑止力たちからは尊敬と親しみを込められてシェムニキと呼ばれ慕われている %%自鯖として一緒に馬鹿をやりたいという声も%% ・【死に戻り】 死亡時にちょっと場面を巻き戻してゲームを再開する事の俗称・・・というだけではない。 エイワス作品に於いては「やら死に」と「8番目」の主人公がこの能力を「所持」している。双方共に時間逆行能力。 【やらない夫】の方はオリジナルの「望む結末を得たい」という渇望を使って「安心院なじみ」に付与された特性。 「自分の死」をトリガーとした時間逆行能力。 彼自身の能力ではない為、安心院や【タナトス】相手には発動せず、聖杯戦争後は消失している。 誰の意志でどのタイミングまで逆行するのかは実際にやってみないと分からない。 球磨川は『僕の気分次第』と言っているが、括弧付きなので実際に正しいのか違うのかは分からない。 使用時の代償は「安心院に、やらない夫の魂そのものを削られ、傀儡へと近付く」事。作成された目的もこれである。 削れた回数が10回を越える毎に干渉のレベルも上昇する。 球磨川の干渉で、安心院の干渉を「他者の因果律」へずらす事が可能になっている。 こちらは10回目(干渉レベル第一段階)までは【球磨川】によって回避可能か痛みが少ない形に干渉が軽減されている。 10回目以降(第二段階)からは球磨川による軽減がかなり弱まり、他者への干渉力が上がる。 20回目以降(第三段階)からは狙った者をほぼ確実(奇跡が起きれば回避可能)に死亡させるイベントを起こす。 30回目で「やらない夫自身」が削れ切って消失。安心院の傀儡化(ゲームオーバー)する。 「他者の因果律への干渉」でも20回を越えると、それによる犠牲でやらない夫が崩壊する。 攻略の為に自分から死にまくっているとよく言われるが、ぶっちゃけ本人ではなくメタ視点の読者の話である。 実際は普通にしくじったり、罠に嵌まったりで死んでいる。死亡率が高い役目は終盤まで仲間に任せようとしなかったが。 また、やらない夫はこの特性を利用し、【バルドル】と自分のパス経由で聖杯から大規模の魔力を供給する事による、 「肉体と魂の破壊」に無理矢理耐えている。通称「大根おろし」。 例えるなら高圧電源に安物のコンセント(やらない夫)を挿したら、コード(肉体と魂)が物凄い勢いで焼き切れている感じ。 別に魂を削って魔力に変換している訳ではない。 【できない子】の方は「大聖杯の端末」である事を利用した時間逆行能力。 トリガーは「自分或いは自分のサーヴァントの死」である。 使用時の代償は「死亡前に起きてしまった出来事」を覆す事の難易度が上昇する事。 なのだが、結局一度も使用されない一発クリアだったので詳細は不明である。 ちなみにこの能力、読者受けは悪い。 失敗のキャンセル&偵察。行動とリソース振りの再検討が出来る凄まじい能力であり、 原作で否定された(?)「失敗をやり直す」という過去改変に似たものなのでアレルギーを持つ人はいる。 (原作で否定されたのが「過去改変」なのか「選択自体への後悔」なのかは脇へ置く) やら死にと難易度に特に差が無い(彼我戦力的な意味で)他作品主人公はほぼ死んでいないというのも大きい。 実際にどんな原因で死亡したのかはやら死にWikiの【赤王スタンプ】を参照して欲しい。既にWiki自体が消えているが。 ・【死ね、やらない夫!!!】 「お隣」のスレ主こと、ばくだんいわ氏の託宣。 処女作である“やる挑”が終了後、次回作の登場候補となる鯖を安価で募った。 しかし、ばくだんいわ氏は「範囲安価逃した!」と、エイワスにその旨を告げる。 優しいエイワスは「採用枠を一つあげるから、候補の中から好きな名前を選びなさい。」と返す。 かくして長編第二作”やら死に”における事実上のラスボスが登場することに相成ったのである。 ちなみに採用事故が起きないようにするため、前作の自鯖クラスを選ぶ徹底ぶりである。 選ばれた鯖は現在、出禁指定を受けている。さすがはばくだんいわ氏、スレ主とスレ住人に優しくない。 実は当時、ばくだんいわ氏が連載していたスレに「死ね、やらない夫」と記された掛け軸が存在する。 探してみるのも一興であろう。 ・【邪神】(エイワス、ばくだんいわ、さけぽん、etc) 主にやる夫板EXにおいて信仰を集める神々。 愉悦を信仰基盤としており、スレを隔てて「囁く」能力を標準装備する。 「囁き」が発動すると、「囁き」が行われたスレの住人が高確率で悲鳴を上げる羽目になる。 セッションという儀式を行うことで互いの愉悦力を高めており、それゆえに結束力も堅い。 総じてスレ住人をヒギィさせるのが趣味であるが、たまに自爆して自らをヒギィするお茶目さんたちである。 邪神勢力の一覧は雑談所の>>1を参考にされたし。恐るべき事に大半が長編の安価スレ主である。 ・【蚩尤】(教授、ベル) 古代中華において七十二柱の眷属を率いて天(黄帝)に戦いを挑んだ軍神、蚩尤を指す。 二作目である“やら死に”において魔王の一柱として登場。AAはネロ=カオス(本体)とベール=ゼファー(習合一部)。 球磨川の聖杯戦争の初回から君臨している最古参の“別格魔王”である。 癖が強く、連帯感など皆無であった魔王陣の中で一際安定感に定評があり、 AA元の通称も相まって“教授”と呼ばれることが多い。 聖杯戦争の参加者の動きが膠着し、戦況が停滞した時、参加者の全てを粉砕して聖杯戦争を終了させる “幕引き役”を努めており、そのために我妻由乃のトラウマともなっていた。性格としては武人肌で、小賢しさを嫌う。 ガイア側のアークエネミーとして参戦しているものの、人類が星を犠牲にすることについても一定の理解を示し、 「否定はしないが、強者として人にとっての壁となる。成し遂げたければ力を示せ」というスタンス。 “別格魔王”の一柱に数えられるだけはあり、その戦闘力は異次元の領域。 軍神の権能と兵器を発明した第一の存在であることから、戦争に特化したスキル群を持ち、 宝具「軍神五兵」の宝具やスキルによる防御貫通、遠距離攻撃、対軍宝具としての火力などを 併せ持つ万能の攻撃手段も所有。また極めつけのEX宝具「軍神七十二将」は、 自らと全く同等の能力を持つ眷属を七十二体使役する (データ的には本体である蚩尤と全く同じ蚩尤が七十二体、合わせて七十三体の蚩尤が存在するということ)。 これによる蚩尤の総軍は、具体的に言えば対城宝具並の火力の対軍宝具が七十三連発 (魔王特権を含めれば百四十六連発)、その気になれば撃ち込まれうる、と言えば解りやすいだろうか。 蚩尤単体の戦闘力は最強の魔王であるテュポーンには及ばないが、 軍勢としての力を振るってくることから、聖杯戦争の参加者側にとってはある意味テュポーン以上の脅威。 つまり一言で言えば「数の暴力を魔王が使ってくる」。 その戦力はソロモン七十二柱の魔神と配下の軍勢を完全に圧倒する程である。 その戦闘スタイルから、主人公であるやらない夫との相性は致命的。宝具によってイブキの防御アビリティを貫通する上、 攻撃回数の多さにより復活スキルが役に立たず、また範囲攻撃を持ち合わせていないため倒しきれない。 “魔王権限”が使えればまだワンチャンあるが、その場合蚩尤の奥の手である“眷属合体”によるリレイズが立ちはだかる。 作中でもやらない夫パーティを苦しめ、数多の敵を破ってきたやらない夫が勝利を収めていない数少ない存在であり、 未だ抑止力が明確な勝ち筋を見出せていない、ある意味で最強の魔王である。 ちなみに聖杯内部世界で習合された地方神の一人が「占い師のベル」としてストレス発散の為に占い師をしていた。 やらない夫達も早期に聖杯関係者である事は予想しており、助言を得る為に入り浸っていたのだが、 最終決戦前に正体バレ。やらない夫を占うついでにやらない夫の未来の行動とか全部筒抜けだった事が判明。ワロス。 でも【社長】陣営が好みに合わない事と、そこそこ期待されていた事で手心を加えて貰う事になった。わーい。 ・【主人公】(操作キャラ) 作品の花形であり、物語の中核である存在であり、【抑止力】が介入して操作する存在。 毎作品で危険がマッハな世界を救う役も兼ねる。無論、一人で行うという訳ではない。 実際には【アライメント】補正や性格補正等の微調整も入る。 基本的にその作品に見合った存在であるので、強さ比較にはあまり意味が無い。 初期状態の主人公を別作品同士で交換しても色々不足するのだ。 力を手に入れる方法やタイミングの問題や、純粋なパワー不足、能力の相性等、中身は色々。 ・【十大化身】 ヴィシュヌのアヴァターラである「カルキ」、「ラーマ」が有していたチートスキル。 他のアヴァターラの能力を使えるというふざけたスキルであり、 中でもやら死に時に【イケメン】が持っていた【リレイズ】は皆のトラウマであり、 アサシン涙目の完全気配遮断効果を持つナラシンハの権能、リジェネ効果、デバフ無効 などなどその能力は挙げ出せばきりがない、まさしくぶっ壊れといっていいレベルのスキル、 というかスキルの欄にあるだけで実質対人宝具みたいなものであった。 8番目では【リレイズ】だけでなく、仲間であるアサシンの出番を奪わないように空気を呼んだイケメンは 「ナラシンハ」の権能も持ってこずに弱体化。強スキルではあるがぶっ壊れという程ではなくなった。 ・【酒呑童子】(イブキ、ゲロイン、エロイン、クッパ姫、動く富士山) やら死にの主人公の相棒サーヴァント。バーサーカークラス。【やらない夫】の最高の相棒。AAは弱音ハク。 大江山の頭領。日本三大化生の一。最強の蛇神、八俣遠呂智の子。最強の鬼神、大江山の酒呑童子。 大江山を拠点として竜宮の様な御殿に住み、多くの鬼達を従えていた。鬼ながら多くの女性に好かれたとされる。 しばしば京を荒らし、人を攫った為に【源頼光】と頼光四天王に討伐の命が下り、 住吉三神の力を借りて、宴席にて神便鬼毒酒によって酔い潰れた所を配下共々討ち取られた。 首を刎ねられた際には「鬼に横道無し」と叫び、頼光の頭を噛み砕こうとしたものの「星兜」によって阻まれて力尽きた。 死後は生前の行いを悔い、首から上の病を癒す神になったと言われる。 戦闘、魔術に何の心得も無い【やらない夫】が縁によって出会った「似たもの同士」。「イブキ」の名は幼名・伊吹童子から。 最悪の魔力消費量を必要とするバーサーカーながら、宝具による弱体化で狂化の負担を自己軽減出来る変り種。 魔性を弱める【神便鬼毒酒】は同時に人間を癒し、心身を強化する事も出来る。 対軍級の鬼神の本性を一時的に取り戻す固有結界【大江山酒呑童子絵巻】を持つ純粋なパワーファイター。 本来は妖術を自在に操る事も出来たがバーサーカークラス故に失われている。 最終的には【テュポーン】の宝具【勝利の果実(ディスコルディア)】と【バアル】の権能によって、 己の身に眠る父の力、EX対神宝具【高志之八俣遠呂知】の制御に成功(所謂「神話礼装」的なもの)。 対城級の相殺防御によって仲間を守る鉄壁と化した。やらない夫の【究極の一】二刀流の盾の方。 極めて情が深い人物であり、面倒見が良い任侠姉御気質。情を持てば碌でなしでも見捨てない。 生前は人里を追われて人喰いの魔性と化してしまった「土蜘蛛」達を哀れみ、【茨木童子】と共に保護していた。 人間への怒りと衝動のままに凶行に走り続ける土蜘蛛達に付き合い、いずれ来る破滅の終わりを予感しながらも、 「自分達が“鬼”であり、世の“歪み”であると言うなら、それは“正される”べきもの」 「この“歪み”を贖うに値するだけの“正道”がこの世にあるのであれば鬼達の魂の慰めにもなるだろう」 と思っていた。「“歪み”を止めるのは“正道”だ」と無邪気に信じていた形。 但し、平安とは名ばかりの疲弊した時代で神話級の怪物を打倒出来る「英雄」は現れなかった。 山伏として自らを仲間と偽った源頼光達によって宴席に毒酒を仕込まれ、身動きも出来ずに皆殺しという憂き目を見る。 彼女が「大事なものを失う恐れで何かをせずにはいられない」という人の愛を知るには【メリア】の暴走を待つ事になる。 鬼神の性として「恐怖」というものを持たず、未来に対する怯えが無い事が人間への無理解へ繋がった形。 やらない夫の一般人スペックと本人の反英雄という属性により、魔術師にも劣る程弱体化が著しく、 【神便鬼毒酒】による嘔吐や反英雄という【一般人】に嫌われやすい存在故に、当初の扱いは非常に悪かった。 しかし、やらない夫とのお互いの情の深さを理解し、心身を支え合って正道を歩み続ける中で絆を深め、 気付けばさながら数十年も連れ添った夫婦の様に、如何なる道でも共に進む無二の相棒同士となった。 戦後は【バルドル】を優しい日常に連れ帰り、皆で「最高のめでたし」を迎える為、メリアと共にやらない夫を支えている。 ちなみにバイのエロイン。【五更瑠璃】は凄く好み。 生前は【茨木童子】がガッツリ抱え込まれている。彼女が男嫌いなのもあるが。 楽しく騒ぐ事が好きで歌や踊りを得意とする(鬼は大体そんな感じらしいが)。地味に【バトルジャンキー】ではない人。 ・【常識スーツ】 創世神話の大英雄、聖杯の守護者やらない夫が有していたとされる宝具。 聖杯の守護者は重要な交渉時にはこの宝具を必ず纏ったと言う。 【全裸】の項目からわかるように二作目【主人公】やらない夫はとにかくすぐに脱ぐ、 そしてボケる、重い空気だろうと相棒である【イブキ】共々すぐシリアスブレイクする。 だが、全裸にならずスーツを身に纏っているときはボケずに非常にシリアスかつ 常識的な意見を述べるために、それを讃え身に纏っているスーツにこの名が付いた。 所有者がすぐに脱ぐために、縫いつけといてくれるアサシンの宝具である 「クラレント」さんとは非常に仲が良いとの噂である。 ・【常識的に考えておかしいと思わない?水銀燈なんて名前】 やら死ににおいて魔王崇徳院であった銀ちゃんが言ってしまった、 やる夫スレ、いやフィクションにおける髪の色にツッコむレベルの禁句。 ちなみにこれを言われた親友の黒猫は 「今流行のDQNネームかと思っていたわ」とコメントした。 ・【常識フィルター】 初出は小ネタ第一作“24時”。主人公であるできない夫が堂々、引っ提げてきたスキル。 (厳密にはやら死にの黒猫が所持してたのが最初) 「できない夫という常識的なキャラクターには、非常識な言動は似合わない」という名目の下、 エイワスがスレ住人の頭の沸いた安価を弾くために築いた防波堤(アヴァロン)である。 以後は長編もの、小ネタを問わない、主人公の基本装備である。 最も至極まともな交渉安価で、明らかに場違いなレスを幾度も弾いてたわけで、実績は確かである。 "8番目"においては、砂糖を撒き散らすできない子にツッコミを入れる茨城童子がしばしば外付け常識フィルターと呼ばれた。 長編五作目”彼月”に至ってはとうとうマスクデータ扱いとなってキル夫に実装される運びとなった。オノレ。 ・【情熱大陸】(玉突き事故) ランダム行動が斜め上に重なり、多数(目安:半数以上)の陣営が一堂に会して大規模な戦闘が発生すること。 特定の陣営がボコされるか、各陣営入り乱れた乱戦になるかは概ね問わない。 当然ながら、複数の陣営が戦闘に参加することによって展開は一気に加速する。 参加できなかった陣営は消耗等を考えると戦争においては有利になるはずなのだが、 物語的には蚊帳の外に置いていかれてしまうケースが妙に多い。 ・【女難】 男性が女性に好かれることによって身に受ける災難。女禍。 エイワス主人公に関しては、英雄し過ぎて邪神と殺し愛する羽目になった【鷲巣やる夫】 女誑し過ぎて【メリア】に刺された【やらない夫】 %%コミュ障%%虚無過ぎて人の愛し方を忘れた女人狼に目を付けられ、四肢を喰われた【できる夫】等が該当。 まぁ、安価スレという物語の構造的に主人公の女難というのはつきものである。 ちなみに【できない子】は主人公が女子ということを差し引いても、 最初から最後まで安藤君一筋だったため、その手のトラブルとは無縁だった。 むしろ大変だったのは安藤君の方であろう。%%彼の場合はむしろ希望難か%% そして、そんな中にあってなお最凶の女運を誇るのが"彼月"の【美樹キル夫】である。 家から叩き出される事にショックを受けて捨て鉢になった【美樹さやか】のその後のあれこれで半端に殺人鬼化し、 実は殺し愛欲求持ちだった幼馴染である【両儀式】との決闘の末に殺され、 【黒神めだか】が神になる事を止める為に決闘する羽目になり、 【匂宮出夢】に殺人鬼を辞めさせる為に決闘する羽目になり、 キル夫に関する事でしか喜怒哀楽を感じられない【メアリ・クラリッサ・クリスティ】と向き合う羽目になっている。 とまあ、頻度と数が多すぎる。ヒロイン候補全員がほぼバトル前提ってどういうことなの…… しかし、乗り越えた果てには彼女らからの手助けが得られる可能性は高いので頑張って欲しい(白目)。 ・【地雷】 エイワススレという平原に満遍なく敷き詰められているもの。 過剰設置というわけではなく、あくまで平常運転である。 当然、埋めた当人も何処にあるのか完全に把握出来ているわけでない(ゆえに作動不良ミスもあると思われる)。 エイワススレでは序盤の内にさっさと起爆し、十分な後始末の時間を確保するのがお決まりの対応となっている。 後半忙しくなってから爆発されても手一杯になって十分な対処ができなくなりそうだから、というのが主な理由。 ・【始皇帝】(ゼンペラー) 中国を最初に統一した皇帝。秦の始皇帝嬴政(えいせい)。 万里の長城や等身大の兵馬の人形に当時の軍装をさせた上で陣形を組ませた秦始皇帝陵の建設、 全国の貨幣や計量単位の統一や交通規則制定など、多くの犠牲を払いつつ様々な大事業を行った。 休戦協定の人質として趙国に送られていた公子・子楚を父としており、割と苦労人。 祖父の昭襄王が碌に人質にも配慮せずに趙を攻め、父も自分と母を置いて逃げ、 自分で母と共に敵地内で潜伏する羽目になった事もある。怜悧な判断力を持った人物とされる。 彼の死後、宦官である趙高の策謀による独裁が始まり、帝国は早々に崩壊したが、 彼が多くの臣下達と共に生前に組み上げた統治システムは漢へと受け継がれる事になる。 【できない子】が召喚した番外アーチャークラスのサーヴァント。AAは葵トーリ。 呼び名の由来は【全裸】で「エンペラー(皇帝)」だから。 居るだけで味方の生来のスキルをブーストするチート能力【皇帝特権】を持つ。 実体化している必要も、戦いの現場に居る必要も無く機能するというぶっ飛び具合である。 城壁と軍勢を召喚し、魔術を劣化させる効果を持つ対軍宝具【秦始皇帝陵(そのいこう、ならぶものなし)】。 そして、実体化して参戦中の戦いで味方を強化、さらにMPの緊急回復効果を持ち、 さらに誰かに自分が望む「何か」を受け継がせるEX対人宝具【伝国玉璽(てん、さだめをたすく)】を持つ。 玉璽を受け渡して失った次の戦闘ではEX結界宝具を持つ者以外を自分と道連れに消滅させる事も可能。 これは「どんな栄華を極めた皇帝であれ、必ず滅び去るのが歴史の必定」という「人類史における滅びの概念」であり。 これを受けて滅びないのは「滅び」の概念自体を持たない存在しかいない(不死身である【テュポーン】とか)。 ちなみに「人間が存在している事」に存在が依存している【マーラ】にも通じ、 さらに【蚩尤】に対しても有利な補正を持つ。【できない子】がやら死に世界でも戦える要因の大部分を占める人。 素の殴り合いでも大英雄相応の実力を持っているが、 聖杯大戦などの団体戦においては、ある意味単純に強い【カルキ】よりも恐ろしいかもしれないサーヴァント。 「8番目」のMVPは間違いなく彼である。 【全裸】の系譜故すぐにボケて空気を和ませるできない子陣営のムードメーカー的存在で 【茨木童子】や【フンババ】に度々ツッコミで股間を殴られ、或いは蹴られていた。 できない子にとってはひょうきんで優しい兄のような存在だった人。 厳しめの【式バー】に比べてやや甘め。 ・【小アイアス】(チンピランサー) W兄貴のランサーのサーヴァント。トロイア戦争に於けるアカイア軍の将の一人。 ロクリス王オイレウスとエリオーピスの子であり、ロクリス人を率いて40隻の船と共に参戦した。 神を敬わない不遜な人物で知られ、トロイア王女カサンドラを「アテナ神殿内でアテナ像諸共押し倒して犯す」 という事をやらかしてアテナをキレさせ、それを仲間に責められて殺されそうになったのを 「アテナの祭壇に隠れる」事でやり過ごし、その後の帰り道でアテナから風を吹き付けられて船が難破。 ポセイドンが一度は岩礁に乗り上げさせる事で救ったものの、 そこでさらに「自分には神罰も及ばない」と煽った事でポセンドンまでキレさせ、トライデントで岩礁を砕かれて溺死。 W兄貴で登場したサーヴァントの中では明らかに弱い方であり、 願いも聖杯の容量を結構食うので他人との協調もし辛く、必然小狡い立ち回りを心掛けている。 願いの内容は「受肉と自分好みの美女」。神様に振り回されるのにうんざりしているので当人にとっては切実。 マスターである風鳴弦十郎とは、面倒見の良い教師とそれに懐いた不良のような関係。 風鳴弦十郎の接し方が誠実であったため、割と従順である。 あまり良識的な性格でない事、協力関係になれず敵対関係であった事で読者から嫌われたり舐められていたが、 最近は地味にカサンドラの登板の期待が出てきた事もあり読者のヘイトが再び上昇気味。 時代的には破壊と略奪は「勝ったらやって、負けたらやられる」だけの単なる一般風習なので責めるだけ徒労である。 ぶっちゃけそれが当時の侵攻戦に於けるメイン収入であり、やらなきゃ命を軍にタダ売りするようなもんである。 ・【神便鬼毒酒】(酒さん) やら死にの【酒呑童子】と、8番目の【源頼光】の宝具。 源頼光と四天王が住吉三神から授けられた神酒。人間が呑めば力漲り、鬼が呑めば神通力を失う。 彼らは宴席で酒呑童子達に飲ませて酔い潰す事で大江山討伐を成功させた。 酒呑童子の方は自己弱体化・人間治療&強化宝具。源頼光の方は自己強化効果も持つ。 レベル+10、ステータス1段階強化、精神・毒・病気への耐性を付与し、負傷を全快させる。 先祖に人狼がいるネイトは強化出来ず、ホムンクルスである【フェイト】は強化可能。 強化の結果、フェイトが大英雄クラスの【セイバー】にしか見えないステータスになったのでしばしばネタにされる。 なお、イブキの狂化を抑制する効果もあるため、日常においても飲んでいないとやらない夫の命やら何やらがマッハになる。 人間に利する神酒とはいえ強すぎる為、呑み続けると段々人間から外れていくという副作用があるが、 結局毎日がクライマックス過ぎたので【やらない夫】達は毎日呑み続ける事になった。 ・【神霊】 所謂神様。主に自然現象が人格を得たもの。 基本的に自分勝手でフリーダムだが、立場上理をもって何かを乞われればある程度は応えてくれる。 しかし何かを貰ったからと言って調子に乗ってはいけない。大抵、機嫌を損ねれば即ボッシュートである。 基本的に聖杯では呼べない存在。聖杯は脱落した英霊の魂を膨大な魔力として使用する事で願いを叶えるのだが、 神霊を呼べるだけの魔力があるなら、最初からそれを使って願望器を起動させれば良い、という話である。 エイワス作品で神霊をサーヴァントとして召喚する要件はいくらかある。 【人間の化身、側面を持つ神霊を、その側面で召喚する】(例:カルキ、ヘルメス・トリスメギストス、ウルスラグナ) 【生前に人間であった神霊を、その側面で召喚する】(例:倭健命、坂上田村麻呂、菅原道真) 【零落して悪魔や怪物と化し神性が著しく劣化した神霊を、その側面で召喚する】(例:アルキュオネウス、ソロモンの魔神) 【神霊自体をサーヴァントの枠に無理矢理押し込め、弱体化して召喚する】(例:クトゥグア、時の翁) やら死にに於いてはモロに神霊である【魔王(アークエネミー)】という規格外のサーヴァントが存在したが、 あれは規格外の規模の【聖杯】によるものである。別に彼らが脱落しなくても【聖杯】には膨大な魔力が有り、 そしてその膨大な魔力を聖杯戦争によって消費し続けなければ不味い事情があったのである。 詳細は【球磨川禊】と【聖杯】の項を参照。 ・【水銀燈】(二票、崇徳院) 鳥羽天皇と中宮・藤原璋子の子とされるが、実は曽祖父である白河法皇の子ではないかという疑惑を受け、 父からは「叔父子」と呼ばれ、忌み嫌われていたとされる。 即位中は父による院政によって実権が無く、藤原得子(キャス狐の元ネタの人物・美福門院)を寵愛した父によって、 得子との子である近衛天皇に譲位させられる(しかも養子なのに皇太弟扱い=将来の院政不可)。 しばらくは和歌の世界に没頭する日々を送る。鳥羽法皇が和歌に熱心でなかった事もあり、当時の歌壇の中心人物。 その後近衛天皇は17歳で崩御し、後継を決める王者会議が行われるも、 最有力であった崇徳院の第一王子・重仁親王は弾かれ、弟である後白河天皇が即位。 院政は完全に不可能になり、法皇の権勢を背景にした政治的圧力を受け続ける事になる。 その後、鳥羽上皇の崩御後に後白河天皇との間に保元の乱が勃発し、敗北。 400年振りに上皇でありながら地方配流され、配下の武士達も300年振りに復活した死刑で散っていった。 これによって後白河天皇達は宮中を掌握するも、同時に「問題の武力解決は許される」という事を公に示してしまう。 歴史の転換点・武士の世の始まりとされる事件だった。 讃岐への配流後は仏教に傾倒して極楽往生を願い、 五部大乗経(法華経・華厳経・涅槃経・大集経・大品般若経)の写本作りに専念。 「戦死者の供養と反省の証に」と京の寺に収めて欲しいと朝廷に送るも、 「呪詛が込められている可能性有り」と送り返されてしまう。 その怒りと失意の果てに大怨霊・大天狗と化してしまったとされるのが日本三大化生としての崇徳院である。 実際は悲嘆の中で年々病気の症状が重くなり亡くなったとも言われており、あまり怨念や怒りは見られない。 第二作“やら死に”の登場人物。やらない夫がつるんでいる友人達の一人であり、特に五更瑠璃と仲が深い。 かつては魔王として聖杯戦争の参加者達を屠ってきたが終わらない戦いに磨耗してしまい、 球磨川に受肉&強制引退させられて聖杯内部世界に放り込まれた。 最初は周囲と馴染めず鬱屈とした日々を送っていたが、瑠璃に絡まれて以来徐々に穏やかな日々に馴染む様になる。 聖杯戦争に関しては下手に参加者に手を貸せば、反則として却って不味い事態になるので不干渉という立場。 やらない夫が、由乃と組んで主催者陣営を裏切ったテスカトリポカに捕まった際には例外として瑠璃と共に助けてくれた。 超越者:安心院なじみから干渉を受けて大怨霊へと戻りかけた後は、一方的に別れを告げてきた球磨川を追って参戦。 戦況も終盤の、最早反則合戦で罰則を与える所ではなくなったタイミングであったので渡りに船だった。 地味に根性がある性格。不幸ではあったが足掻くだけ足掻き、それでも駄目なら写経という神頼みもした。 流石に神頼みすら拒絶された時には文字通り死ぬ程落ち込んだが。 「滅びや終末を理由にして諦めるな。世が乱れるのはそんなあやふやな言葉に惑わされる人の心の弱さこそが理由だ」 「諦めるのは死んだ後からでも遅くない」という持論を持つ。 弱体化こそしているが、後衛の味方を完全にカバー出来る盾キャラであり、強力な魔術を扱う。 何よりも宝具【血書・五部大乗経】は任意にルールの書き換えを行えるというチート宝具である。 ルルーシュやネイトの「マスター殺害」「味方殺害」の制約を、恩恵も一緒に消えるとは云え無事解除してくれた人。 他にもソロモンの魔神の権能を妨害したり、イブキが令呪で操られる事を阻止したりと活躍は多い。 惜しむらくは活躍が人気投票の後が中心であった事か。 キャラクター数が膨大であったお陰で票がバラけてしまい、得票数が僅か二票であった。 露骨に活躍に見合っていない点がネタになり、今でもしばしばネタにされる不憫な人。 【黒猫】との友情の比率が大きいせいで目立たないが、やらない夫の事も大事な友人とは思っているし、心配もしている。 単に黒猫贔屓なせいで、少しその他の人物への風当たりが若干キツ目なだけである。 ちなみに第一作“やる挑”にもバーサーカー:バイヴ=カハの一柱“ネヴァン”のAAとして出演している。 ワタリガラスの姿で戦場を飛び回り、恐ろしい鬨の声で戦士達を狂乱させ、同士討ちさせる女神である。 ・【スカアハ】(GTS、先生) ケルト神話における影(スカイ)の国と呼ばれる冥界を統べる女神。影の国の戦士アードガムの娘。 呪術師であるが武芸に秀でている事で知られ、多くの戦士達を弟子として育て上げた事で知られる。 クーフーリンの師、そして愛人であり絶大な力を持つ彼にのみ魔槍投擲の奥義と魔槍ゲイボルグを授ける。 他にもフェルグス・マック・ロイや、ライバルであるオイフェとクーフーリンの子であるコンラの師でもある。 単純に戦士としても強いが、相手と状況に対する「戦う術」に特に優れている。 力で敵わないなら技を、技で優られているなら術を、術が通じないなら力を。 その全てが通じないなら、如何なる手段を使っても討ち倒す希代の女傑。 しかしあまりに強く、幽鬼や堕ちた神を屠り過ぎた為に人間でなくなり、死ぬ事も出来なくなってしまった女神。 また、彼月の相棒サーヴァントであるコンラの師匠(伯母)でもある。 早熟な弟子の死の運命を知りつつ、神の身では運命を変えられないので送り出さざるを得なかった。 できる叶の相棒サーヴァント。アーチャークラス。他にもランサーやメンター等としての適正も持つ。 その辺のものを投げるだけでも宝具になると言う高燃費対人宝具【影の国の御業(ガエ・スカイ)】 自分に優位な影の国の地形を呼び出す対軍宝具【影の国の女王(マビノギオン)】を持つ。 他にも鮭跳びの秘術による危機的状況からの安全離脱、しかも魔術に対する知識も豊富なルーン使い、 以上を兼ね備えたまさに最優のサーヴァント。 幾人もの英雄・勇者を育て上げた“導師”としての教育力を持ってヒロインのカレンを育て上げ、 ついでに空虚だったできる夫を立派な豚に調教したお人。 第三作をほぼ最良の形で終わらせたのは彼女の器用万能っぷりによる部分も大きい。 ちなみに、作中においてカレンというメインヒロインが明確に存在していたため、 できる夫とは男女の関係はおろか、互いにそういった感情に至ることさえ無かった。 ・【スケベしようや】 エイワスよりばくだんいわ氏に捧ぐ――― 冗談はさておき、若き日の鷲巣やる夫の決め台詞である。 ハッキリ言ってどう見ても気が狂っている単語だが、この言葉に至るまでの情熱的な口説き文句、 そして場の主導権の掌握とコントロール振りによってそこそこ見れない事も無いかもしれないレベルに収まっている。 ちなみに、元ネタはVIP『女の子のに抱きつきながら一番気持ち悪い事いった奴が優勝』スレより。 ・【涼宮ハルヒ】 やる挑の聖杯戦争参加者の一人。バーサーカーのマスター。異能者。 属性は火と地の二重属性。起源は破壊と創造の複合属性。 魔術師ではないが、世界の正しい流れを「破壊」し、自分に都合の良い流れを「創造」し直す神の如き異能を持つ。 制限は「心の底から強く望まなければ発動しない」「異能が引き起こした結果は覆せない」の二つ。 かつて事故死しかけた際に、友人が自分を庇って死んでしまい。それを受けれられずに無意識に異能を発動。 しかし規模が能力を超えていた為に改変に失敗。 自分の異能の大半を切り離されて「友人に似た何か」であるキョン子が創造されるに留まった。 その後【エイボン】から自身の異能の事を教えられ、 友人が死んでしまったのは「自分が死にたくないと望んだ事で異能が発動したせいだ」と認識する。 事実がどうであったかは誰にも分からないが。 そして彼女は過去に戻り、「異能は発動せず、友人ではなく自分が事故死する」という「正しい流れ」を目指す。 本来は聡明な少女だが「異能によって友人を理不尽に殺した」「自分が破壊した正しい世界を元通りにしなければ」 という強迫観念によって鉄心化している。 倫理観自体は普通。「願いを叶える為に人殺しになる以上、自分が彼の隣にいる資格は無い」と考えている。 アンチが多い、原作の「涼宮ハルヒ(序盤)」と過度に同一視され、根っからの碌でなしキャラと認識され、 【やる夫】とコミュ機会が無かったので終始敵対関係が続いて【抑止力】から嫌われた結果、一切の救い無く殺される。 行動自体は冷静な作戦も無く、場当たり的かつ過激で危険な行動ばかりだったが、結局被害者が出る事は無かった。 そして彼女の死がキョン子のラスボス化と【時の翁】の出現、そして【アレイスター】達の死へと繋がる。 一時の激昂と「危険だから殺した方が良い」という判断が、逆に絶望的な敵の出現を招いたという最悪の裏目に出た。 未来を見通せる等と人間が考えるのは傲慢で愚かしい、という事だったのだろうか。 【抑止力】最大の後悔の一つであり、今も尚行動に大小の影響を与え続けている。 ・【正妻戦争】 仁義なき戦い。一言で言うと「俺の嫁こそ至高」というスレ住人の叫び。 “やら死に”にはヒロイン候補が多数いるため、正ヒロインを巡って度々論争が起きた。 これがネタとして盛り上がる程度ならよかったのだが、多少を超えてエスカレートしがちで、 その有様はエイワスが辟易するほど。ヒロインディスりや展開ディスりは他の人を不快にするので止めよう(戒め)。 「あるヒロインを選んだら別のヒロインが退場するんじゃね?」「サーヴァント勢は失恋=消滅=死じゃね?」 「でも死ぬか否かでヒロイン決めるのって何か違くね?」「そもそもエンディング後の世の中ってどうなるの?」 「選んだヒロインが途中で死なない保障も無くね?」「俺はこのヒロインが良いんだ。他のは知らん」 「後にしろ。目の前の一歩間違えたら大惨事な状況を乗り切るのが先だ」 等と、複雑な状況的には止むを得ない所もあるのだが、本気で喧嘩をおっぱじめた事に関してはちょっと擁護出来ない。 自重という言葉をネタに出来る程度の良識を身に付けた上でレスすることがスレ住人には求められる。 最終的に話の流れとルートの決断で、ヒロインの脱落をどうにか防ぎつつエンディング後に持ち越す形となった。 結論としてはとびきりの無茶をした果てにヒロイン全員と日常を生きる事を目指す事にした。 十数年単位で待ってくれているヒロイン達もおり、無事誰も欠けずに生還して責任をとる事が出来た事を願いたい。 取り敢えず面倒を避ける為“できる叶”や“8番目”といった以後の作品はヒロインが単独になった。実際スムーズ。 “やる挑”も複数ヒロイン型の作品であったが、こちらはそもそもヒロインが一人残して全滅したので戦争にならなかった。 なお、今作の“彼月”(名称は暫定)では久しぶりに複数のヒロインが登場することになった。めでたい。 おまえら喧嘩するなよ!絶対に喧嘩するなよ!フリじゃないからな! ……とか言ってたらヒロイン二人抱えて出奔する事になった。解せぬ。戦線膠着の為故致し方無し。 当初は「正妻戦争再びか?」と思われるも、後にエイワスがそもそも本編中に結論を出させる気が皆無だった事が判明。 ヒロインレースは【メアリの告白】によって爆裂四散した。サヨナラ! ヒロイン同士の恋の鞘当を描くのは好きだけど、正妻戦争は読者が紳士的な喧嘩をしないので好きじゃないらしい。 ちなみにエロに対して節操が無い事で話題になるのは【やらない夫】だが、本編では割と自重気味の人物だったりする。 戦術上必要であっても「好き合ってないなら嫌だ」と言って断るのは毎度の事。回数自体も一人当たり一回きり。 修羅場の連続でそれどころでは無かった事もあるが「エロイベント入るの遅くね?」と当時は言われていたものである。 特に必要も無いのにエロしようとしたのは【黒猫】のメイド服姿に頭が茹った時ぐらいなもの(失敗したが)。 「ヒロインの中で誰が一番好きか」は戦争終結に間に合わなかったので、優柔不断と言えばその通り。 最後の決断によって、結論を言いに一旦戻るという訳にもいかなくなったという事もあるが。 厳密にエロに対して節操が無いと呼べるのは、 嫁であるアレイスターにボコられつつも、隙あらば様々な美女達とエロスに走ろうとしていた【やる夫】であろう。 妖怪爺の孫なので周囲の女っ気枯渇っぷりが深刻だったのである。女性に弱い事自体は父親譲りだが。 ちなみに優先順位では【アレイスター】が一番。ナナリーは聖杯戦争後に攫って抱え込む気だった肉食系男子。 では何故ネタにされないのかって? 「 ヒ ロ イ ン ほ ぼ 全 員 死 ん で る か ら 」だよ! 文字通り死ぬ程足掻いて皆を守る為に頑張ったのにこの結果。欝過ぎてネタにしにくいってレベルじゃねーぞ! 結果、スレのエロ担当は白長大根になるのであった。グランドハッピーエンドだからね。仕方ないね。 ・【正統派魔術師】 戦いではなく探究、研究が本分である魔術師を指す。 その性質故正面戦闘に置いては他のマスターに一歩譲るタイプが多いが 彼らの本領はその頭脳と戦闘分野以外での調査などにおける魔術の腕である。 エイワススレでの聖杯戦争は基本的に黒幕がおり、その黒幕の思惑を打ち破るために 彼らの存在が鍵となることが非常に多い。 が、人格的には探究・研究に重きを置く故に人命や周囲への被害を軽視することが多く、 【一般人】や抑止力と価値観が対立・衝突することが少なくない。 そのため、お互いに状況が悪化し、必要に迫られないと協力体制を築きにくいことが多い。 ・【聖杯】 “聖杯戦争”最大のキーワード。各作品毎にその正体は異なるが“万能の願望器”という点が共通する。 大抵機能不全で万能にはほど遠かったり、汚染されていて明らかに釣り合いの取れていない代償を要求してきたりするが。 各作品のネタバレが激しいので一応格納。観覧注意。 #region(第一作 やる夫は聖杯戦争に挑むようです) ・第一作【熾天の門】(セラフィックゲート、暗き渦) 元は葉隠市の地下大空洞にあった“暗き渦”。当初は無数の怪異や、生物の変異、変調を引き起こすだけのものだった。 “暗き渦”の隔離と封印を行っていた柊家の祖先が限界を感じていた所、西洋魔術を修めた鷲巣家の祖先が来訪、 ただ封印するのではなく、外部から制御すべきであると主張した。 柊は封印の管理そのものは自分が受け持つ事を条件に鷲巣の提案を受け入れた。 鷲巣は最終的に“暗き渦”に外部から干渉し、制御する術を完成。【暗渦魔術】と名付けた。 “熾天の門”の正体は“時間軸”と“並行世界”を無限に貫いた穴であり、内部では時間と世界の因子が無限に渦を巻く。 本物ではないものの性質としては同等の、擬似的な“根源の渦”。普通の人間が潜れば圧倒的情報量で瞬時に粉砕される。 鷲巣家が代々目指したものは“熾天の門”を潰されずに通り抜ける事が出来るだけの【暗渦魔術】の適正を持つ子孫である。 鷲巣巌は【熾天の門】にやる夫等の「門を通る適正を持つ者」を投入し、自分が無事通れる状態にする事を目的としていた。 #endregion #region(第二作 やらない夫は聖杯戦争で死に続けるようです) ・第二作【創造の館】(エテメナンキ、造物主の座) “巨人の穴倉(アトラス院)”の院長である“天才”ジェイル=スカリエッティがほぼ単独で作り上げたもの。 幾つもの国々と大地を取り込み、それらを基礎に、現実世界と並行して存在する巨大な“異界”を造り上げる大禁呪。 イメージ的には境ホラの「重奏神州」が分かりやすい。 術式に球磨川禊が有する【第一魔法(偽)】が組み込まれており“世界”からの修正力を遮断している。 内部に回路として取り込んだ全ての生物から魔力を蒐集し、莫大な規模の魔力を使用する事が可能。 使用回数に制限も無く、世界を滅ぼすに余りある能力を持ち、エイワスオリジナルの聖杯では最大の規模を誇る。 本来の用途は莫大な魔力を消費して根源にアクセスし“世界”の情報を呼び出して滅亡した現実世界に上書きする事。 失われた歴史を何もかも再生させる為、数億人の命分の魔力が必要となり、既に疲弊しきった星は耐え切れずに死ぬ。 一切の生命を生み出さない滅びた土塊の上に人間の箱庭を作る計画“世界再召喚の大禁呪”だった。 作中では根源から「滅亡以前の世界の情報」(=聖杯内部世界)を引き出し、後は星に上書きするだけという段階だった。 それを作業途中で裏切り【創造の館】を乗っ取って、自らを「大魔王」とした「聖杯戦争」を始めたのが球磨川禊である。 #endregion #region(第三作 できる夫は聖杯戦争で欲望を叶えるようです) ・第三作【この世全ての悪】(アンチキリスト) “封印指定の死徒”シックスが諏訪市の“龍脈”に仕込まれた術式を改造し、娘であるカレンに産ませようとした“子” “七つの大罪”を担う参加者達に“令呪”を付与し、その内の六つの“大罪”を吸わせた上で“聖杯の器”に回収。 六騎のサーヴァントの魂を“聖杯の器”に回収。 “聖母”の魔術特性を持つカレンを“聖杯の器”とする事で“魂”を作り、 大罪を吸った“6つの令呪”を用いて“人格”を作り、“6騎のサーヴァントの魂”で“肉体”を作り “悪意”の起源覚醒者シックス(sicks、six)を“呪い”として組み込む事で“聖杯”を汚染。 唯一外部を対象とする大罪“嫉妬”を担うできる夫を媒介として“この世全ての悪”を外界に顕現させようという試み。 できる夫と従兄妹同士に当たるカレンに子を作らせる事で近親婚(教会法)による穢れの要素の追加も試みた。 「これさえ倒せば悪い事は全て解決」という“絶大な力を持つ大魔王”を作る事によって人間の在り様を救済するという試み。 倒せなければそのまま滅びれば良いという歪んだ愛情モドキの産物。 #endregion #region(第四作 彼女は『8番目』として戦うようです) ・第四作【黄金聖餐杯】(ハイリヒ=エオロー) “第二魔法の遣い手”水銀の王メルクリウスと“三重に偉大なる”ヘルメス=トリスメギストスが作り上げたもの。 “万能の願望器”というのは参加者を誘う為のただの餌。 “ガイアの怪物を御す七騎の守護者”に見立てた七騎のサーヴァントの魂を取り込み、 “黄金聖餐杯”ラインハルト=ハイドリヒを“ガイア”の意志が介在しない“星の王”へと進化させる儀式を行い、 その成功によって他の人類にも同様の進化を促し、人類の生物としての段階を引き上げる事が目的。 但し大抵の人類は着いて来れず、襲来する異星の王達を迎撃する事で発生する莫大なエネルギーで星は滅びる。 ・第四作【大聖杯できない子】 メルクリウスらによって攫われたやる夫とナナリーの娘にいくらか調整が施されたもの。 彼女は「平行世界を貫く多元の門」との適合を目指した鷲巣家と、 「完全な人間の実現」によって根源を目指したランペルージ家のハイブリットであり、その肉体は“根源”に通じている。 メルクリウスは「星の王」達の激突で生まれる莫大なエネルギーを“第二魔法”で無限大に束ね、 彼女を経由して“根源”に直接叩き込む事で「根源」の破壊を試みようとしていた。 メタネタではあるが、仮に実現した所で「根源」の破壊は無理である。 副産物でどんな碌でもない事態が起こるかは全く予想出来ないが。 #endregion ・【聖杯戦争でチートしてない奴なんてバカだよバカ!】 真理。そりゃ勝ちさえすれば何でも願いが叶うんだから使えるものなら使うわな、という話である。 長編第二作“やら死に”の登場人物であるジェイル=スカリエッティの台詞。 エイワススレにおける聖杯戦争を端的に表した言葉であり、チートの体現者スカリエッティの開き直りである。 彼の作中でのチート行為は恩恵制約改竄、令呪無限チート、イケメン強奪など、詳しくはやら死にを参照されたし。 なおこの発言の後はチート状態の登場人物が出ても抑止力は騒がなくなったという。 これが天使の調教術か・・・。 実際にやら死ににおいて各マスターがしていたチートは以下の通り #region フェイト:小聖杯により、1ターンに全力の対界宝具を二発撃てるだけのMP回復 クロコダイル:魔王テスカトリポカとの同盟関係。またその鍵を使った大聖杯からの        魔力汲み出しによる魔神72柱召喚。 我妻由乃:番外サーヴァント三体、および令呪の引き継ぎ。令呪の数はおよそ10画程 ルルーシュ:我が身を小聖杯に改造し、一ターンに全力の対城宝具一発分のMP回復       魔王の鍵からの魔力汲み出しも狙っていたが、クロコダイルにその情報を奪われる。 スカイト:なぜかアサシンの攻撃をモロに喰らっても死なない。恩恵や制約の改竄      聖杯内の空間を弄って相手マスターを少しの間閉じ込めておく。      フェイトから小聖杯とカルキを奪う等々やりたい放題。      魔王の鍵が有ればそれを用いて令呪の作製、カルキを犠牲にして神霊であるヴィシュヌの一時的召喚も可能。 やらない夫:死に戻り能力、魔王達の助力による権能技、ぶっ壊れスキル魔王顕現       バルドルとのパスを通じた聖杯からの魔力汲み出し ネイト:特になし こんな中一人チートをしていなかったネイトさんとランサー兄貴のペアが本編でどうなったかは 【最低でも対軍】、【ランサー兄貴】の項目を参照されたし。 #endregion ・【セイバー】 魔力以外のステータスが一定以上の水準である事が該当条件のクラス。 基礎スペックが高い上に強力な【対魔力】スキルを備えている隙の無いクラス。固有スキルは【騎乗】【対魔力】。 特に彼月ではステータスのバランス良い高さがそのまま手札の数に繋がる為、極めて重要となっている。 大英雄かつ対人・対城宝具を同時に備えている事がほとんど。最優のクラスは伊達ではなかった。 長編企画においては味方に決定的な何かを残して脱落する事が多い。 一方、短編企画では最後まで生き残っている事がほとんど。 #region(歴代セイバー) やる挑:ガラハッド(ブリテン) 嫁魔神:シグルド(北欧神話) やら死に:フェルグス・マック・ロイ(ケルト)、ベイリン(ブリテン) できる叶:ベオウルフ(中世デンマーク) 8番目:ガラハッド(ケルト)、倭健命(古事記) 24時:宮本武蔵(江戸日本) テストプレイ:宮本武蔵(江戸日本) 小聖杯:程宗猷(明中国) 年末企画:バイバルス(バフリー・マムルーク朝) クロス企画:レッドライダー(黙示録)、宮本武蔵(江戸日本) W兄貴:安徳天皇(平安日本) 彼月:ガウェイン(ブリテン)、ウルスラグナ(古代ペルシャ) ねらう緒:マルフィーザ(フランク王国) パラレル:ウリエル(エノク書) #endregion ・【ゼウス】(ゼウ条さん) ギリシャ神話の主神、オリュンポスの主である最強の神王。全宇宙と天候、社会秩序を司る。 一撃で世界を熔解させ、宇宙を焼き尽くす雷霆ケラウノス(神王雷槍?)を持つ。 農耕の神クロノスと大地の女神レアの末子だが、クロノスに呑まれた兄弟らを救った際に順番が逆転し、長男となった。 好色な神として有名であり、多くの女性と交わり、ヘロスと呼ばれる半神の英雄達の父親となっている。 これはバルカン半島を征服した民族と土着民族の融合の象徴説や、古代ギリシャ王家の箔付けの結果説等がある。 以上、神話。 スレでの扱いは「クズ」の一言。女性に手を出すだけ出して放り出すエピソードに事欠かず、 純粋な外道行為のエピソードも同様である。拉致ってコマした挙句、娘を探しに来た父親を撃ち殺すとか普通にやる。 自分の血を引いている子供は愛でるが、子を産ませた女性自身は妻であるヘラに地獄を見せられようが余裕のスルー。 彼の兄弟姉妹である他のオリュンポスの神々も、一部数柱の例外を除いて、所業に関しては同等のレベルである。 ギリシャ人自身が後年「うちの神様ちょっと教育に悪すぎじゃね?」と人物描写を改変したレベルでヤバイ。 できる叶のライダーであるエウロパは被害者の一人だが、彼女は被害者の中でもかなりマシな方。「あれでも」マシな方。 エイワススレにおいてはやら死にで【テュポーン】絡みの話の時に上条AAで顔出しした為、ゼウ条さんと呼ばれる事も。 理由は「もし自身のフラグ体質を理解&利用して女性に手を出しまくったら?」という二次ネタ(通称ゲス条さん)から。 別にエイワスが上条さんが嫌いという訳ではない。この辺りはぶっちゃけマイナーネタ絡みなのでややこしい。 原作の上条さんの性格はTSキャラの上嬢さん同様、熱血漢な善人汎用救世主型主人公なので混同しないように。 ・【責任】 元々は「何かに対して応答する」「応答する状態」を意味している。 自分が自由意志で行った事が原因で起こった事や結果に対して『応答・対処する義務』の事。 社会的に見て自由である事に伴って発生した概念であり、 「自由の無い所に責任は存在せず、責任の無い所に自由は存在しない」とされる。 要するに「好き勝手やったら、その影響喰らった相手から『もう良いよ』と言われるまで後始末しろよ」って意味。 特に「あれをしたら、こうしなければならない」という形式的なものは無い。相手の要求次第でピンキリある。 つまり、面倒臭い相手に絡まれると物凄く面倒臭い事になる、という事である。 ・【全知スレ】 「ばくだんいわ」氏の長編前作“できる夫の相棒は全知全能のようです”を指す。 今作のムーンセルと同じく「もしも、詐欺もバグも汚染も無い、完全にどんな望みでも叶えてくれるものがあったら?」 という事が重要テーマとして扱われている。 ・【全裸】(鷲巣やる夫、やらない夫、始皇帝、阿部さん) 全裸とは何も服を着ていない、生まれたままのすっぽんぽんの状態の事である。 鷲巣やる夫はナナリーとガラハッドが初めて自宅を訪問して来た際、精霊(読者)の電波受信で素っ裸で彼女等を迎えた。 盲目であるナナリーはともかくガラハッドの怒りを買い、その後の決死の言い訳で良い話に仕立て上げて事なきを得た。 あくまでも精霊によって精神に影響を受けるという暗渦魔術の特性によるものである。決して趣味ではない。趣味ではない。 やらない夫の全裸は完全に趣味である。場の空気を和ませようとした時や、何かアホな事を考えた時、 そしてシリアスな事を考えている時等、要するに何時でも何処でも脱いでいる。時々無駄に神話的な絵面になる。 周囲の人々も「そういう奴だ」という事は把握する程に見慣れているので諦め気味なツッコミを入れる程度。 彼はエンディング後に“聖堂教会”の協力者である全裸の聖人と運命的な出会いをしてしまい、友情を深める事になる。 全裸で。 長編第四作の番外アーチャー“ゼンペラー”こと始皇帝もしょっちゅう脱ぐ。何故脱がせた。 場の空気が落ち込みそうになった時に脱ぐ事で雰囲気を和らげたりする。全裸=ムードメーカーの法則でもあるのか。 でも特に必要が無くても脱ぐ。やっぱり趣味なんじゃねーか! こちらは物理的に制裁される事が多い。主にコカーンを。 阿部さんの全裸も趣味である。いい男と一緒にいると興奮するからね、しかたないね。 西欧財閥の参謀ポジションであり、さらに状況がどん詰まりシリアスなので脱ぐに脱げないという割と気の毒な人。 ちなみに彼の主である黒神めだかは普通に脱ぐ(女の子なので半裸止まりだが)。 ・【創世神話】(やら死には創世神話) 長編二作目”やら死に”のこと。 その王道少年誌の様な感動的結末と、戦闘のぶっ飛んだインフレ具合から産み出された言葉。 特にインフレの具合はこの用語辞典を見るだけでも十分に察する事が出来るだろう。比較対象にしてはいけない。 じゃあ他作品のキャラクターは比較すると弱いのか?と聞かれれば、そんな事は全然無い訳だが。 対軍や対城を相殺するシステムが実装されていなかったので、直撃喰らって耐えるしか無かったのである。 基本的に一発で死ぬ様な威力には設定されていなかったのでどうにかなった。 ・【蕎麦】 彼月の主人公であるキル夫が誇るソウルフード。 生前からの得意料理だったようで、さやかや式からの評判も上々だった。 なにかと戦争や探索の合間を縫っては打ち、皆で啜っている。 みんなで蕎麦啜って仲良くしようぜ!という彼の思いは、 さやかや式との楽しかった思い出に拠るものなのかもしれない。 ちなみに、蕎麦の花言葉は「あなたを救う」「懐かしい思い出」「喜びと悲しみ」 色んな意味で"彼月"象徴そのものとでも言うべき存在なのかもしれない。 ・【それどころではない】 初出は第一作「やる夫は聖杯戦争に挑むようです」における参戦マスターの一人、柊かがみが陥った状態。 クトゥルフ神話における火の邪神“クトゥグア”の分霊をアーチャーとして召喚してしまい、参加者の中でも一人だけ 「聖杯に対する願い?彼女は今それどころではない」という悲惨な状況に。 やる夫(と読者)のあらゆる意味で捨て身な求愛行動の末に状況そのものはマシになったものの、姉妹ともどもに アーチャーこと赤王様の触手プレイの餌食になったりと、彼女のその後の人生に暗い影を落とす事となる。 尚、かがみんのみならず、その後の作品でも大体1人は「それどころではない」枠が存在する。 “魔王”モートに捕まって漏らすか漏らさないかの瀬戸際を戦ったネイトや、サーヴァントを召喚した直後に 令呪ごとマスター権を強奪されたミストさん、戦争開始から延々とカシャンカシャンされ続けたルサルカ バーサーカー:ホワイトライダーを召喚した華琳 エイワススレ史上最大の核地雷が爆発・直撃したキル夫などが該当する。 また、斜め上方向に「それどころではない」枠も居る。 お隣(ねらう緒は聖杯戦争を蹂躙するようです)の吉良吉影や、ねらう緒は聖杯戦争をきのこれるの……?のシェムハザ(通称シェムニキ)とヴェルゴさんのキャスター陣営があげられる。 どっちもねらう緒主人公なのは気にしてはならない。 ・【ソロモン】(ソロえもん) 古代イスラエル三代目の王。ダビデ王と、ヒッタイト人ウリヤの妻バト・シェバの次男。 ダビデがバト・シェバとの不義を隠す為にウリヤを謀殺した事で神の怒りを買い、長男は呪殺されている。 その後、他の王位継承を狙う者達を打倒して王になった。 エジプトのファラオに臣下の礼をとり、ファラオの娘を降嫁される事で安全保障を確立、 古代イスラエルの全盛期を築いた人物。 その後、夢枕に立った神から「願うものを与える」と言われて「知恵」を求めて彼の有名な指輪を授けられ、 多くの天使や悪魔を使役したとされる。 彼の知識と知恵は周辺諸国にも知られ、親交を求めて来朝する者が絶えなかった。 彼の統治による繁栄と名声は、一方で民衆に重税と賦役を課した。 出身部族であるユダ族の優遇やユダヤ教以外の信仰の黙認は王国が内在していた矛盾を増幅させ、 ソロモンの死と共に一気に噴出。国家分裂を招く事になる。 やら死にのキャスタークラスのサーヴァント。魔術王。AAはラインハルト・フォン・ローエングラム。 やら死にの実質的なラスボスの片割れであり、【出禁】サーヴァントの一人。 所有者に叡智と魔神を与える神授の指輪、EX魔術宝具【王の指輪(リング・オブ・ソロモン)】を持つ。 擬似サーヴァントとして召喚可能なのは、魔王級の力を持つが再召喚は困難な「王侯級魔神」と、 サーヴァント級の力を持ち、何度でも召喚可能な「貴族級魔神」。 必要なのは魔力だけだが、流石に消費自体は重たい。 通常の聖杯戦争なら【大神殿】を築いてそこから魔力を供出する形になるのだが、 やら死にでは裏技で規格外の魔力を聖杯から引っ張り出せる「魔王の鍵」が存在。 ルルーシュから鍵の使用法を聞き出し、魔王テスカトリポカの協力を得る事で脅威の「72柱全員召喚」を達成。 【蚩尤】の【軍神七十二将】と真正面から激突する事が出来る凄まじい戦力を得た。 彼自身も宝具級以外の魔術を無効化し、複数の魔術を同時展開し、対軍級魔術を使用する強力な戦力。 【テュポーン】の対城級攻撃のダメージすらもほとんど削りきる事が可能な辺りは凄まじい。 分かりやすい王様タイプ。「王とは国と言う怪物を御し正着を打っていく至高の指し手」という王道を掲げており、 【クロコダイル】を「王の器」として高く評価していた。だが一方で【やらない夫】の事も「英雄の器」と評し、 王としてではなく私人としてはその在り方を気に入っており度々助言を与えている。 余談だがAA元のラインハルトさんは、銀河英雄伝説において 【抑止力】が得意とする【高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に対処する】という作戦を取った軍をフルボッコし、 空前絶後の大敗を喫させている。 ・【孫悟空】(ランサー兄貴) 「西遊記」の主人公である上仙、道教の神。美猴王、斉天大聖、孫行者、闘戦勝仏などと呼ばれる。 東勝神州傲来国沖合の火山島「花果山」の頂の仙石から生まれた石猿であり、 島の谷川の水源である「水簾洞」という洞窟を見つけた事で島の猿達の王となる。 その後、不老不死の術を求めて須菩提祖師という仙人に弟子入り。 見事に地煞数という72般の変化の術を習得するも、それを他の弟子に見せびらかして追放される。 その後、島の猿を武装させたり地獄を荒らして閻魔帳から自分達の名前を消したり 天界に就職するも仙丹や仙桃を食い尽くして無敵化して天軍相手に無双して仏陀に封印される。 しかし最も有名なのは師である玄奘三蔵法師との天竺(インド)への取経の旅である。 最後はその旅において魔を降して善を広めたという抜群の功績によって仏となる。 やら死にのランサークラスのサーヴァント。AAは坂田銀時。 あだ名は原作クー・フーリンと共通だが、こちらは「青兄貴」と呼ぶ場合もある。 序盤で【テュポーン】の徘徊を避けた所で【モート】に捕捉されてしまい、 眷属を山と仕掛けられて逃走不能になるもネイトの令呪によって救援を呼ぶ為に単身脱出。 その後途方に暮れている所に安心のランサー補正で【マーラ】に捕まり、その気紛れで【やらない夫】達と出会う。 正統派の英雄である為やらない夫との相性が良く、初対面で真名を教える所まで仲を深め、 以降、頼れる兄貴分として仲間達を窮地で支え続けた。やらない夫に仙術を教えたのもこの人。 序盤において大英雄の実力というものを知らしめ、多くの戦いで活躍。 その正道を歩むまさしく「英雄」という在り方と実力は抑止力を魅了し、 「兄貴最高や!ゲロインなんていらんかったんや!」と言わしめるほどだった。 ……が、マスターが【聖杯戦争でチートをしない馬鹿】、【脳筋】、もとい正道を歩む騎士であったこと、 能力が多彩であったために、脳筋の極みである【イブキ】と違い抑止力が運用に迷ってしまったりしたこと、 一人だけ宝具がB+ランクの宝具一個(他はどいつもAランク以上の宝具を持っていた)だったことなどにより 終盤のインフレにはいまいち付いて行けず 抑止力の間では、知名度と逸話に比して戦闘方面で不遇なサーヴァントとして良く挙げられる。 あの孫悟空が「弱くはないんだけどちょっと物足りないよね」扱いになっているのだ。おかしい。 とはいえ、付いて行けないなりに魔王バアルと言った格上相手の足止めを務めたり、 一度は殴り合いになる連中が多い中終始やらない夫の味方、兄貴分としてい続けた まさしく英雄という在り方、雑魚だったやらない夫に抗うための力「仙術」を教えてくれたことからも 「兄貴の価値はプライスレス」と抑止力からは讃えられている。 彼月においてめだかちゃんのサーヴァントとして登場。システムとの相性の良さで戦力が鰻登り。 ちなみに彼の回想での三蔵法師のAAにはめだかちゃんが充てられていた。 脱衣癖のある善人とつくづく縁のあるお方のようである。 ▲&link_up() ---- *た行 ・【ダイスの女神】 しずまりたまえー! しずまりたまえー! 全世界の卓ゲープレイヤーの信仰と畏れを集める女神様。仲間に妖怪「いちたりない」などが存在する。 エイワススレ及びご近所では東風谷早苗のAAで表現される。 主に8番目スレで暴れ回り、前半のカシャンカシャン地獄を作り上げ、その結果ルサルカさんが奇跡の生還を果たした。 ケイ兄さんと手を組んでいたと専らの噂である。多分今作でも暴れるつもりなのだろう。 ・【対板宝具】(大禁呪) やら死に、最終決戦にて起きた奇跡。二度と再現出来ない世界そのものに負担をかける大禁呪。 無限の亡霊を召喚し、やらない夫達を吹き飛ばそうとする安心院さん。 何もかも蹂躙する大嵐に対抗するため我等が偽天使は抑止力達にこう呼びかけた。 エイワス: 【10分】以内に、可能な限り多くレスをしてください。 >連投制限などの細かい条件は不要。目標数【1000】レス。 結果、目標を遥かに上回る1618レスを達成し、エイワスから直接ストップが出る事態に。 その超重力は世界線を超えて他の世界(=別スレ)にまで影響を及ぼし、時計ズレまで発生させた。 結果、亡霊達は残らず吹き飛び、安心院さんから「頭おかしいんじゃねーの、お前ら……」との言葉を賜った。 抑止力、総出で一斉土下座であった。調子に乗るの、ダメ絶対(つまりF5アタックという板荒らしと変わらないため) ・【TAS】 Tool-Assisted-Speedrun(Superplay)の略称。 エミュレータのステートセーブ・ロード機能を駆使したタイムアタック等の理論値を目指すプレーのこと。 転じて、【ダイスの女神】の加護を受けてベストエンドへの最短距離を突っ走るような展開、或いはキャラを指す。 本シリーズでは最初から最後まで綱渡りを渡り切って爆発オチを回避したできない夫、マストダイな状況から無事生還を果たしたねらう夫(と、鯖との交流を通じてまさかの覚醒を果たしたグリニデ閣下%%と、全てのハードラックを全力で被らされたヴェルゴさん%%)等が挙げられる。 ・【チーム第三勢力】(伝説の第三勢力) 「凄いやキル夫さん! 流石伝説のチーム第三勢力のリーダーだ!」 「や め ろ」 彼月三日目に結成された伝説のチームのことである。 >潤也「めだか捕獲するんでこっちつけよオラ」 >俺ら「今の潤也勝たせる訳にはいかんだろ…リークするか殴って言う事聴かせるか…」 >モジャ「相応のもの賭けないと決闘してくれんと思うで。リークしたらやめるかもしれんけど取り込まれ確定だね」 >俺ら「やっぱ殴るしかないじゃないか。いつもどおりだね(白目)」 >出夢「あ、もしめだかが出てこなかったら僕が大暴れした挙句に自爆するからよろしく^^」 と言う理不尽な状況に追い込まれ完全に詰む寸前だったキル夫陣営は、我慢出来ずにブチ切れた結果絵札組とヒロイン二人を攫って第三勢力を組上げた事でなんとか状況の打開に成功する。 閉塞感から解き放たれてもう何も怖くない状態となったキル夫さんと抑止力だったが、実はそれは大いなる勘違いだった。 何とチーム第三勢力の構成員は、自鯖のコンラちゃん以外爆弾か黒幕と通じていたかのどちらかだったのだ! その比率大体黒幕:爆弾で3:2程。あっさり仲間になってくれた事で薄々怪しいとは思っていたが、まさか結成後一日で正体を現し解散する事になったことから、抑止力の間では黒歴史として記憶に残る事となった。有り難いとは思っているが、それはそれで禿げろモジャ。 果たしてキル夫さんと抑止力が満足出来る日は来るのだろうか。 ・【チョロイン】 所謂やたら惚れっぽい人物を指す。【抑止力】とか。 惚れた理由が今一はっきりしない、或いは描写が少なかったりするとこう呼ばれる事が多い。 惚れられた側の人物で何となく予想がつく場合も時々ある。 「素の行動の数々がクリティカルしただけで、実際は攻略難易度が高い」という紛らわしいパターンも多いので注意。 作者公認チョロインとしては【メリア】さんが挙げられる。生前が生前なので優しくされると依存し易い。 落とすのはとても楽である。ヤンデレ化するけど。精神的にちょっとタフなら大丈夫、多分。 別に惚れてはいないが、一見好感度が高そうに見える行為をするヒロインは「あざとイン」と呼ぶ。 ・【TS】 聖杯戦争のお約束。召喚された英霊が史実、伝承で語られているのとは違う性別として登場すること。 原作ではSNのセイバーを始めとして毎回最低一枠はTS枠があり、 やる夫スレでの聖杯戦争でも彩りを添えるためか頻繁に行われる。 ちなみに専ら♂→♀であり、逆はほぼない。むさい男よりも綺麗な女性の方が需要が多いからね、仕方ないね。 やらない夫のヒロインに至っては全員が史実、伝承では男性とされていた英霊である。義父(両方)の影響か。 エイワス長編でのTS枠英霊は以下。(※は型月公式でTS枠にされているキャラクター) やる挑:アレイスター、ガラハッド、フィン、エイボン やら死に:イブキ※、モードレッド※、バルドル、崇徳上皇、モート できる叶:なし 8番目:ヘルメス、ガラハッド、番外セイバー(両性具有)、番外バーサーカー 彼月:コンラ、ウルスラグナ、ファフニール ・【出禁】 出入り禁止の略。エイワス本人から登場不可のお墨付きを貰った人たち。 出禁指定には大まかに三種類存在する。なお、神霊は最初から含めない。 ①過去作で主人公のサーヴァント、あるいはそれに準じた扱いを受けた者たち。 ②能力が超絶チート過ぎて登場させるとゲームバランスを崩壊させる者たち。 ③原作のサーヴァント。Fate/staynightおよびFate/ZEROに登場した者たち。 ①と③は空気が読めれば理解出来るだろう。しかし、②だけは如何ともし難い。 例1:ソロモン。サーヴァントと同格の存在を多数、召喚できる。当然、処理データも膨大化する。 例2:弥勒菩薩。南無三!相手は死ぬ。「お隣」との共同企画ではデウス・エクス・マキナ役。 例3:クリシュナ。耐久無限が基本。ヴィシュヌと同一視されることもあって他の化身の能力も自由自在。 なお、ソロモンだけは正式に長編第二作“やら死に”に登場している。出禁の理由を知りたければ参考にされたし。 ※今作“彼月”で例:2の出禁指定が解かれた模様。ただし、正式なデータが掲載されるまで記事はそのままにしておく ・【できない子=ランペルージ】(ない子、ダークドレアム) 長編第四作“8番目”の主人公。厳密には本人ではなく、サーヴァント使役に特化した大聖杯の端末「ワイルド(切り札)」。 鷲巣家とランペルージ家の特性のハイブリッド的な存在であり、肉体が“根源”へと通じている。 その点に目を付けられ、ラインハルトとメルクリウスによって攫われ、大聖杯として調整を受ける羽目になった。 その後の聖杯戦争で父:やる夫に救助されるが、父はそのまま死亡し、聖杯戦争が切っ掛けとなり世界も滅亡してしまう。 その事に納得が行かなかった彼女は、再び自らを大聖杯に改造してメルクリウスと再会。 「やる夫がラインハルトに勝利して死ぬ」という因果を除去し、状況を先に進めたい彼から協力を引き出し、 さらにやる夫の元パートナーであるアレイスターを「やる夫が使用した召喚術式」を触媒に使用して召喚。 「やる夫が壊れて死ぬ」という因果を除去し、果てしない「やり直し」からやる夫を解放したい彼女の助力を得る。 やる夫を死の因果から救い、ラインハルトを打倒するだけの戦力を揃える為、自分の為の聖杯戦争を開催した少女。 キャスター:ケイ卿の聖杯への願いのお陰で、聖杯戦争に於いては幸運に極めて恵まれた。 運命の相手である安藤恵との出会いは勿論の事、聖杯戦争自体の進行も結果から見れば極めてスムーズに進行。 但し大規模破壊系の厄ネタが連日続く為、その対処で彼女達も町中を駆けずり回る羽目になった。 冷え性なのでいつも母であるナナリーに貰った誕生日プレゼントのマフラーを身に着けており、それがトレードマーク。 純情一途な甘えん坊。父親に似てややお調子者で一言多い。 保護欲を誘うのか、自分のサーヴァントや正規マスターの大人組からはそう粗略には扱われない。 さらに言えば世間知らずの箱入り娘な所がある。自分の所持戦力の他陣営から見た危険性に対する認識が薄い。 何より、読者的に最も印象深いのは安藤恵に対するベタ惚れっぷり。 右も左も分からないまま過酷な状況に放り込まれた娘が手厚く優しくされればそうなるのも無理からぬ事であろう。 男に無力感を与えてプライドを傷付けない様に配慮し、自分の弱さを使って甘え泣きついて保護欲を誘い、 それと平行して強力無比な戦力で危険を排除していくという、完璧な男の手綱取りを見せた「天然」娘である。 戦後は現代世界の本体と融合して普通の女の子に戻り、飼い主にじゃれるワンコの如く毎日安藤君に甘えている。 「一陣営としての所有戦力」に関しては主人公で最強クラス。と言うか、ぶっちゃけ最強の主人公。 聖杯戦争一つ分の戦力を「単身で」引き連れており、全方位に対処可能な切札を何枚も所持している。 一度に複数のサーヴァントを展開出来、移動にある程度の時間は掛かるものの、途中で選手交代させる事も出来る。 その辺を踏まえていたのか、乱戦や一対多の戦闘になるケースが非常に多かった。 魔力の即時回復能力等は無いものの、魔王級のレベルのサーヴァントすら涼しい顔で使役出来る辺り凄まじい。 タイムスリップの衝撃で弱体化していなければ聖杯戦争を片付ける分には大した問題は無い。 作中で梃子摺っていたのは弱体化による戦力不足と、街や相手を殺さない様に「配慮したから」というだけに過ぎない。 実際のところ、小ネタにおいて『他作主人公を全員まとめて完封』という恐るべきシミュレート結果を叩き出している。 本人の戦闘力は見た目通りの一般人少女?戦闘は一切出来ない? ……ところがどっこい、この娘は殺されようが自前の【死に戻り】持ちである。 「正面からは勝てないから弱いマスターを狙う」という戦術すら無意味。なにそれこわい。 代償は「過去の自分に憑依する形でなければ戦後に生き残れない」事である。本体は既に人間の原型を留めていない。 その圧倒的チートさから終了後は頻繁に抑止力からラスボス扱いされる。採用こそされなかったものの性格安価範囲に 「身内以外は割とどうでもいい」があり、もしそうなっていたらどんなことになっていたやら。 実際のところ、安藤兄が死亡したらラスボス化するんじゃね?とよく言われる。 ちなみに、ネタではあるが娘が出来た時のAA候補は熊本先輩らしい。 しかも父親である安藤くんを巡って不仲である。アカン。 ・【できる夫】(でっちゃん、白豚) 長編第三作“できる叶”の主人公。「時計塔」所属の封印指定執行者の人形使い(+魔術使い+魔拳士)。 希少な水・土・空の「三重属性(エイワススレオリジナル)」の持ち主。 没落した魔術師の家庭に生まれた奇才であり、何をしても人並み以上にこなせる。両親では育成も保護も手に余り、 唯一の伝手である封印指定の死徒:シックスに預けられた。 心の芯には欠けているものの、本来は他人と関われば緩やかに芯を構成出来る筈だった。 それが出来なかったのはシックスが自らの陰謀を達成する為の仕込みとして妨害していたからである。 基本的に魔術師的な効率主義者だが、別に効率自体への執着は無い。という奇妙な人物。 本人も自身に芯が無い事を気にしており、自他を問わず、信念や望みに対しては向き合い方が真摯。 半生を心の芯の探求に費やしただけあり、信念や望みの有無、心の迷いには一家言ある人物。 最終的には身内を大事にし、執着する%%白豚%%人物に収まった。 「戦略的な立ち回り」に関しては主人公で最強クラス。 人形を用いた広範な偵察能力に優れている。防御的・戦略的な立ち回りはお手の物。 元々根源を目指さず、魔術を道具として使う「魔術使い」であり、ある程度の科学技術も普通に扱う。 特定の戦い方や立ち回りに執着がある訳でもないので、他人の忠告も素直に受け入れる柔軟さがある。 相手には決して本領を発揮させず、勝てない相手とは戦わない。戦いの安定性が抜きん出ている。 できるだけ汗をかかず、危険を最小限にし、博打を避け、戦いの駒を一手一手進める男。 シックスの弟子であるという点や、本人も非道に抵抗が無いという点で信用が無く、交渉では苦戦する事が多い。 資材と時間以外はノーコストの戦力「戦闘用人形」を無尽蔵に作製出来る(政治的な手間の問題でやらないが)。 戦闘用人形の戦力は、最高で準サーヴァント級という破格ぶりであり、費用対効果的に主人公で最強のチートと言える。 ちなみにペース的には最高傑作(【サンタナ】や【アリエッタ】)にする事を考えなければ年に10体程。 主人公の中では戦後のパワーダウンが少ない人物(【ベオウルフ】から借りた宝具を失っただけ) 本人の戦闘系魔術は他の主人公と比較すれば大人し目だが、地味に礼装によって全ステータスが最高クラス。 防御面はともかく、火力面は英霊級。味方の連携戦とは云え、死徒と肉弾戦を繰り広げた上で撲殺している。 人形遣いが自分の人形より弱いなんて誰が決めた? 元々、偵察人形で警戒網を敷き、戦闘用人形を嗾けるか、義肢を装備して撲殺するというのが手筋だった模様。 四肢をホロに次々と食われていった為、義肢を装備出来る箇所も四箇所である。 父はドクオ、母はできない子(できない子=ランペルージとは別人)、叔母は銀、叔父兼義父はシックス、 従妹兼妻はカレン=キューブリック、娘はアリス。 名字は普通にあるが、特別な設定がある訳でもないので開示されていない。 ・【テュポーン】(百合子ちゃん) 大地母神ガイアと奈落神タルタロスの子。テュポーンの事。呼び名はAA元の一方通行の女性化?ネタから。 ティターンやギガースを倒し、驕り高ぶったオリュンポスの神々を罰する為に生み出されたギリシャ神話最強の蛇神。 その力は地球を炎上させ、全宇宙を大混乱させ、大神群が大恐慌を起こして為す術無く逃げ惑うしか無かった程。 ゼウスだけは応戦したものの、返り討ちにされて手足の腱を切り落とされ、武装共々取り上げられて監禁される。 しかしアテナに呼び戻されたヘルメスとパーンによってゼウスは武装と力を取り戻し、テュポーンと再戦。 テュポーンは勝利の為、運命の三女神から【勝利の果実】を奪おうとするも【無常の果実】を掴まされて逆に弱体化。 最終的にゼウスに敗れる。しかし、結局誰もテュポーンを殺す事は出来ず、山の下敷きにして封印するのが限界だった。 以上神話より。 やら死ににて魔王の一柱として登場。 セーラー服姿を見て「女装?」とうっかり零してしまった事で全力で殺意を向けられる羽目に。 しかしこれが【由乃】が裏切った際の仲間生存フラグになった。どういう事なの・・・ この事に深く感謝した【抑止力】達は機会を見て是非お礼を言いたいと思っていたのだが、 勢いに任せてお礼を言ったタイミングが、よりによって本人に仲間が全員挽肉にされたすぐ後である。 軽くドン引きされた(と言うかその直後に【死に戻り】しているので直接は覚えられていない)。やっちまったなあ! 通常攻撃が対城宝具というぶっ飛んだ強さで、レベル、ステータス共にゲームキャラとしては最強を誇る。 150レベルという事実上カンストレベルでありながら、格下の攻撃を全て無効化するという無理ゲー能力を持つ。 更に同格以上の相手と戦う時はパワーアップすると言うチートさ。しかも神話通り不死身。何だこのアルティメットワン。 普通なら弱体化方法があるものだと思うが、恐ろしい事に、『 こ れ が 弱 体 化 済 み 状 態 』である。 初戦闘に於いては大英雄三騎と一流マスター三人という強力な編成のPTを1ラウンドで壊滅させて見せた。 その後のやらない夫の受け答えから彼を自分の宿敵と定め【勝利の果実】を与え、 【勝利の果実】によって自身の父である【八俣遠呂智】の能力を覚醒させた【イブキ】によって正面から打倒される。 ちなみに、ここまでやっても敗北を認めこそすれ完全な撃破には至っていない。どこまでも規格外である。 以降はやらない夫に力を貸し、彼の最強火力として最終決戦にて活躍する事となる。【究極の一】二刀流の矛の方。 ソロモンの魔神の軍勢のアホみたいな質と量のパフデパフを貫通し、二発で汚ぇ花火にした一件はもはや語り草。 ちなみに余談だが、型月公式でも神獣の例として一行だけ触れられている。 それ曰く「もう生き物と言うより超兵器みたいなもん」らしいが良く解りました。ええ。 ・【父さんと父さん】 やらない夫の家庭環境の異常さを端的に示す言葉。 父さんと母さんではなく両親共に男であるマリオと準にゃんである。 この設定はエイワスの趣味ではなく、抑止力がブチ込んだものである。 1作目において邪神を口説くと言った数々の無茶振りを捌いたエイワスですら 「流石に最初から飛ばしすぎじゃありませんか?」「控え目に言って頭湧いているんじゃないかと」 と言う程のぶっ飛んだ安価であった。 そのぶっ飛び具合によりテスカトリポカに自身とその周囲の環境の異常性を突きつけられた時に やらない夫が向こうの意図しない思考の迷路に迷い込んでしまった。 なんだかんだで夫婦仲、もとい夫夫仲は非常に仲が良く 普段はそれに悩まされている、息子のやらない夫も「実際に愛し合っている仲」 だと判明した時は安堵しており、終盤に「俺の母さんは準母さんだけだ」と言っていることからも 普通からは大幅に外れているとはいえ当人たちが幸せなようなので、これも一つの愛、家庭の形と言えよう。 世界は広く、様々な在り方に対して寛容なのである。世界パネェ。 ・【毒手】 産廃。 #region(どうしてもその産廃っぷりが知りたい) 正式名称『毒蛇の義肢』。三作目”できる叶”において、聖杯戦争初日にでっちゃんが作成したアイテム。 名前の通り毒を仕込んだ義肢で、男のロマンであるロケットパンチも可能。 戦闘中であれば、毎ラウンドの終了毎に「最大HPの1割(端数切捨て)」に等しいダメージを HPに対して直接与える。戦闘外であれば「行動不能」となる。 と言う地味に役立ちそうなアイテムだったのだが……問題は以下の一文。 >この効果は「10レベル以下」のキャラクターに対してしか効果はない。 ……真っ当に考えるのなら、聖杯戦争にそんな低レベルのキャラクターが参戦してくる訳はない。 真っ当でない聖杯戦争の場合、【レベル10】とはチートの代名詞でありそんなモンに毒打つ暇があったら死んでいる。 こう言った産廃がたまに産まれるのも安価スレではあることだが、これは酷い。 結果、一度も使われる事なく、ライダーの宝具タロスに踏みつぶされて消滅した。 #endregion ▲&link_up() ---- *な行 ・【斜向かい】 「男爵」氏とその現行スレを指す。現行作品は“できる子は脳筋領主の部下のようです” ダイスの女神の本場として名高く、絶妙なタイミングで飛び出すクリティカル祭りに定評がある。 特に平凡な出目でほっと一息ついた次の瞬間に全力を出すパターンが非常に多く、気が抜けない。 一方で『【抑止力】達の懸念や議論を嘲笑うかのように、登場人物たちにとっての最良の形に落ち着く』ことが異様なまでに多い。(注:勝てるとは言ってない) ダイス目が荒ぶるとしばしば話題に昇る。お願いします座っててください。 短編小聖杯シリーズにおいて『自鯖死亡で抑止力大爆笑』『空中戦』『ポエムビーム』『クロさん』『SUMOUvs魔法少女』『南無阿弥陀仏』『バーサーカー×7』『死因:英仏』『風雲・跡部王国』等、 中聖杯戦争シリーズにおいても『腹パン』『1戦0勝1敗(優勝)』『鰐』『練炭』『初日で1スレ消化』『垂直射出型モアイ』『黒幕だけを殺す自走式地雷』『緒染』『原作顕現』『メタ視点ですら1ターン前の情報が役に立たない』『NHKとリアルシンクロ』『令呪1角失って5画削るダークヒーロー』『豊作祈願』『シンフォギアダイス×女神の加護』『MPK』『クレイジーサイコクズ』『アサシンの広報PR活動』『アサシンとキャスター(主人公)による盤面操作』『これ、ウッソ君です』『揺るぎなきチンピラ』『ただの彼岸島』『美樹さやかちゃんの姫プレイ』『4億分の1』『さすキャス』『令呪スポンジ』『弾けトマト』『愛の戦士』『初手で全陣営の盤面操作スキル全損』『爺のサーヴァント・セイバー』『黒幕系主人公と中ボス系ヒロイン』『おぞましき馬鹿』『多分これが一番早いと思います』『全戦全勝最速敗退』『―――侮ったな?』『おい、皿買わねぇか』『黒幕のバーゲンセール』『黙れ、失せろ、そして死ね』『質流れ聖杯戦争』等々、様々な伝説を残し続けている。 というか現在進行形で何かやるたびに新たな伝説が次々と生えていく。どういうことなの・・・・・・ Q:「一番ひどい聖杯戦争ってどれだ?」 A:「決まってるさ、次の聖杯戦争だ。だが、電と摩と魔法少女だけは勘弁な!」 選ばれしバカの暴れっぷりと、悪意に基づく愉悦枠及び黒幕がことごとく不憫枠に転げ落ちていくこと、 主人公(操作キャラ)以上に主役ムーブし始めるNPCが現れること、 そして恋する乙女や愛の戦士に対する女神の荒ぶりと最低勝率保障の仕事っぷりに定評がある。 シリアスさんとプロットさんが心肺停止しつつ何やかやで大団円(ただし悪党と黒幕は除く)に墜落させる辺り、やっぱり女神様に愛されているのだろう。 また、スターシステム的に出演する一部特定のキャラのダイス目が常軌を逸した荒ぶり方をすることから、『AA幸運量保存の法則』なるものが存在するのでは?との声もある。 本当にあの修羅どもは5%の壁を何度突破すれば気が済むんでしょうかねえ・・・・・・それと摩は座ってろ。あと恋姫勢とBLEACH勢は、その、頑張れ。 なお、聖杯戦争とは別の小ネタにおいて6ターンで2回のクリティカルと3度のベストエンド、 パラレルラインに至っては4ターンでクリティカル4回(キャスター3回、自鯖1回)、黒幕裏ボス含めて完全決着というちょっと何を言っているのか解らない事態が発生。やはり本場は格が違った。 ちなみに、GMとしての男爵氏はむしろ詳細なデータに基づくシステム構築やバランス調整等に定評があり、 緻密な理詰めに基づく土台にダイスの運否天賦による「遊び」で物語を回すスタンスを、 物語的にはNPCたちの独自の思惑に基づく群像劇を好むタイプなのだそうである。 %%だから女神様と選ばれし馬鹿たちが全力で荒ぶるんですねわかります%% 合言葉は「NPCがPCにとって都合良く動いてくれるといいですね」。%%実際に都合良く動いてしまうことが多いから割とガチで困る%% 実際のところ、どれだけプロットが爆発四散しても予め用意していたセーフティで物語を盛り上げつつ 最終的に落とすべきところに%%墜落%%着陸させているあたり、GMとしてもストーリーテラーとしてもガチで優秀。 その様子は「1週目では本来行けないはずのグランドルートに突撃をかましている」と評される。 ちなみに、際限の無いインフレの抑制と煩雑なルールを簡略化した、いわゆる『小聖杯戦争』を作り出し、更にそこから『中聖杯戦争』へと発展させたのも氏であり、 聖杯戦争の枠を超えて「システムもストーリーも手軽で簡潔な安価スレの題材」として『闘争中』を考案したのも氏。 こうして見ると、割とガチに安価スレ界隈の裾野を広げることに貢献している。 また、その性質上聖杯戦争においては比較的マイナーな鯖が選出されることが多く、真名当ての難易度が高い。 小聖杯に至ってはwikiの個別ページが無いことすらあり、その地味さが逆に鯖の個性になることさえあった。 ・【ナナリー=ランペルージ】(人間嫁) やる挑のヒロインの一人。セイバーのマスター。 「完全な人間の実現」を目指し、高度な【王器】を中心とした精神干渉系の魔術を代々特徴とするランペルージ家の当主。 温厚で大人しい性格ながら、最優のセイバー:ガラハッドを連れて堂々とした立ち回りを見せた。 やる夫の渾身の口上や聖杯戦争本番での豪快な立ち回り等により早期に高い好感を抱き、親密な同盟関係となる。 主に人手の確保や財力による支援を担当。やる夫のヒモ生活が始まる前兆である。 最終的にはガラハッドの“聖杯”により、消失寸前であったやる夫の体を癒して結ばれた。 当初は「聖杯戦争後にやる夫がナナリーを奪い去る」という約束だったのだが、逆にやる夫を抱え込んだ女傑。 聖杯戦争中の色々壮絶な経験(赤王様に夢の中に引き擦り込まれたアレとか)で大いに成長。 ランペルージ家の「女帝」として大いに家中を掌握している。 やる夫とは生涯仲睦まじく、娘としてできない子=ランペルージをもうけている。 •【何事も暴力で解決するのが一番だ】 元ネタはアイエエの小説ことニンジャスレイヤー作中の名(迷)言 。 ある意味この世の真理……なのだろうか? 相手がどのような目的、信条、地雷を抱えていようが、とにかく戦闘で何とかしようというなんかである。 なんかものっそい脳筋なアレだが聖杯戦争とか戦闘安価スレだからストーリー上この名言が真理となる事も多い。 特に主人公が最強レベルの本作では暴力こそが全てを解決しかねないのだから恐ろしい、%%メアトース様?知らんな%% ・【並のサーヴァント】 この世界には存在しないもの。「普通の聖杯戦争」の類義語。 原作を見ればどんなものか解るだろう……と思った方もいるだろうが、第五次自体が最強クラス勢揃いなので参考にはならない。 大体の目安は、レベル60、召喚クラスの基礎ステータス、Bランク対人宝具(因果干渉系以外)を一つ所持。 と言うか、この次元度の戦闘能力を持った マ ス タ ー がゴロゴロいる以上、普通の聖杯戦争など望むべくもないのだろう。 ・【70%】 【できない子】の料理の成功率。 そう悪い確率ではないようにも思えるが、作中で失敗した際は台所が使用不能になるほどの惨事を引き起こした。 よほど独創的な料理なのか、あるいは成功してようやく「食べることはできる」程度の出来になるのか…… 第二第三の飯テロ発生を防ぐため、はじめて料理する時の心得を記す。 簡単な料理を選ぼう。一品で食卓が成立する上に焦げつかず、材料を切るのも楽なシチューなどがお勧めだ。 必ずレシピ通りに作ろう。人数が少ないからといって下手に調整してはいけない。くれぐれもアレンジはしないように。 冷めてもおいしいものか、温めなおせる料理を作ろう。料理を同時に仕上げるのは難しく、黒焦げフラグが立ちかねない。 これらを守って台所にやさしい料理を作ろう。抑止力との約束だ! ちなみに、得意料理はお好み焼き丼とのこと。 ・【難易度:エイワス】 エイワススレではデフォルトの難易度。データ、演出でのインパクトが酷いのが特徴。 一見無理ゲーに見えるが、参加者の頑張りでちゃんと攻略できるように絶妙な調整が施されている。 このような調整を行えるのはスレ主エイワスがTRPGのGMとして積んだ経験に依るものが大きいとされる。 参加者を生かさず殺さず阿鼻叫喚させる手腕は流石の一言。 ただし、クリアを想定していなかったり、エイワス自身の想定に誤りがあったりもする。 以下にその例と当時のエイワスの発言を挙げておこう。 #region(小ネタ企画「24時」にて) 24時間で勝利条件を満たせなかった場合、赤王様、ことクトゥグアが降臨する予定であったがしかし、 もし勝利条件を満たしても汚染された聖杯が暴走し爆発することになっていたのである! しかし、できない夫と共闘した参加者の一人、ラインハルト・ハイドリヒが聖杯の汚染を除去できる人物だったため、 聖杯は爆発することなく事態は収拾されるのだった。 #endregion エイワス「エンディングは爆発オチしか考えてなかった。」 #region(「やら死に」におけるフェイト&カルキ戦にて) この戦闘は「机上の空論の極低確率の勝ち目が存在する」実質イベント敗北戦、言うなれば「難易度:イケメン」である。 詳しくは・【イケメン】・【リレイズ】の項目を参照していただきたい。 また、「8番目」においてはカルキが主人公の手持ち鯖となったため、敵に対してこの難易度が課されることとなった。 イケメン自重しろ! #endregion エイワス「すまない。イケメンがあまりにもイケメン過ぎたんだ。」 ま さ に エ イ ワ ス ・【何でこの人生きているんだろう枠】 天使の魔の手から運よく逃げ延びた方々。 本来ならば死んでいて当然の目に遭ったり、物語上死ぬポジでありながら 主人公の尽力、【ダイスの女神】の加護などにより見事生き残った方々。 次の人物たちが該当すると言われている #region やら死に 我妻由乃:本来ならシナリオ的に中ボスで死んでいるであろうポジ。元々は場を荒らす要員。 ルルーシュ:シナリオ的には生き残っていてもおかしくないポジだが         聖杯戦争中におけるピンチの回数が半端じゃなかった。 できる叶 ウルフウッド:「ありがとう。そしてさようなら。君は最高の道化だったよ」と          シックスに言われて殺されるとか言われまくっていた兄貴分ポジ。死亡AA(支援)が多い。 8番目 ルサルカ:立場と戦略、敵によって開始時でほとんど詰んでいたポジ。       良くも悪くも彼女の運命はカシャンカシャンによって決まっていたと言っても過言ではない。       エイワスも殺す気満々で、抑止力もそこまで積極的に助けようとしていなかったのに       【ダイス】の女神の加護により見事生き延びた。ただし他の「なんでこの人生きているんだろう枠」       はED後幸せに暮らした描写があるのに、彼女だけはその後も波瀾万丈という感じであった。南無。 クロス企画 華琳:レジスタンス陣営のマスターだったが実は西欧財閥陣営のスパイという明らかに死亡フラグっぽいポジ。     さらに強力なサーヴァントであるホワイトライダーをバーサーカーで呼びだしており、     結果的に最前線に叩きこまれながら裏切った場合はレジスタンス側のアーチャーが射殺するという、     進むも地獄退くも地獄という状況だったのだがなぜか生還、なんで生きてるんだろうこの人。     なお彼月では死んでいる可能性が極めて高いが詳細は不明。 年末企画 ねらう緒:命を燃やし尽くしてラスボスと刺し違える主人公ポジ。っていうかそのもの。       何しろ鯖の呼ぶ時にも、単純な戦力に加えて「万一の時に殺してもらうため」という程。       が、そこで召喚したホグニ王とのコミュや志を同じくする仲間たちとの邂逅、       そして何より幾多の幸運%%とヴェルゴさんの不運%%に恵まれたことにより、カムクライズルを打倒し、       最終的に人としての生き方を取り戻すことに成功。ハッピーエンドを掴み取ってみせた。 パラレルライン アーチャー:やらない子の獲物として目をつけられ、あっさりバルベロの手に落ちてしまう。         そのまま使い潰されるかと思われたが、最終決戦で色々あってまさかの復活、         対やらない子の重要な鍵として(本人の意思とほぼ無関係な所で)棚ボタ的な優勝(?)を果たす。         なお、一応願いはかなえたものの、そこに到るまでの経緯があまりにもgdgd過ぎて         最終的にエイワスすら扱いに困って描写を放り投げる前代未聞の事態に。 #endregion ・【>>2】 「ちよ 原稿を進めるんだ」 「でも 描いてるうちに面白いかどうかわからなくなっちゃって」 「面白いかどうかなんていい 原稿を進めるんだ」 最近の我らが天使の脳内。スレが立つたびに>>2にAAが配置されその度に創作系抑止力を吐血させる。 ・【日常】 そんなものは無い。 ……半分は冗談であり、半分は事実である。 やら死にに於いて「戦争パート」と「日常パート」が実装されたのだが、 「日常パート」に於いて戦闘や地雷、交渉イベント(普通に死亡する)が延々と続き、有名無実の代物になったのだ。 実家(一般民家)の場所が割れているわ、敵に遠見や使い魔、予言持ちがいるわで一挙手一投足まで監視付き。 戦闘態勢ばっちりの「戦争パート」の方が安らげるという意味不明っぷりだった。 その反省によって以降のできる叶からは対外交渉や戦争とは分離された、純粋なコミュパートが実装された。 ちなみにやる挑では基本方針が穴熊戦術による引き篭もり。 コミュったり自己強化したりがメインなので、やら死に程安らぎの無い流れにはならなかった。 但し、時間制限付きの乗り越えなければならない試練は途切れなく現れる為、やっぱり胃壁は削れるというオチ。 ・【ねらう緒】(仮面ライダー、ニトロ系主人公) 2013年末(2014新年)企画聖杯戦争の主人公。 通りすがりの邪神チクタクマンことカムクライズルによって、戯れにド・マリニーの時計を心臓に埋め込まれた一般人。 その力は絶大だが、元来魔力を持たない彼にとっては心身を蝕む猛毒でしかなく、 ついでに魔術師たちに目を付けられては幾多の死線と修羅場の山を踏み越えて生き抜いてきた。 そんな中にあっても心折れず、半機半人となりボロボロになった肉体と魂を引き摺り、 己の誇りと覚悟、信念にかけてカムクライズルを討つため、彼の用意した聖杯戦争の舞台に身を投ずる。 戦闘形態は仮面ライダーカブト及びそれをモチーフにした支援絵AA。 基本的な行動原理は「自分のような被害者をこれ以上出さないこと」であり、 己の運命と境遇に嘆くことはあっても、他者の穏やかな幸せを願える善良な性格。 その生き様は諸悪の根源たる邪神をして%%ヒロイン化%%興味を抱かせるほどで、 本人曰く、「自分が正気なのかとっくの昔に発狂してるのか判断がつかない」とのこと。 サーヴァントのぐう聖っぷりと合わせて悲壮感と死亡フラグっぷりが鰻登りである。 ちなみにメタ的にはこんなことになったのは殆ど抑止力のせい。 企画の開始前の抑止力達は「よっしゃー息抜きのつもりでネタ設定ぶっこむぞー」と息巻いていたが 自由枠で「改造人間」が採られたことからノリが一変、上記の仮面ライダーモチーフな重く悲惨な設定がフル投入。 流石に自鯖のクラス決めはランダムでは無く任意にしようとしたら、何とスナイパーがよりにもよって「バーサーカー」を選択。 結果マストダイな状況へと追い込まれることになった。%%おいお前ら息抜きってどう言う意味か言ってみろ。%% しかし縁召喚した鯖の真名が狂化抑制可能で普段はぐう聖たる【ホグニ】さんだったことや、 最大の難敵であろうと思われていた執行者がコンビのキャスターのせいで【ハード枠】に叩き込まれたこと、 そして何よりヒロインからの贈り物の時計の振り直し効果が続々と降り掛かるバッドイベントを弾き返して%%ヴェルゴさんに押しつけて%%くれたこと等の運Exっぷりによって、事前の確定死ムードを吹き払って見事に邪神を討ち滅ぼし、目的を達して見せた。 ちなみに、このねらう緒というキャラクターは他作者諸氏の聖杯戦争でも何度か主役格として登場しているのだが、 『邪仙』『パルクール』『星落とし』等々、異様に濃いキャラ付けになることが多く、また何故か変態に絡まれるor自分が変態になる率が妙に高い。 興味がある人はそちらもご覧ください。 ・【脳筋】 「脳味噌まで筋肉」の略称。 能力が筋肉。思考が筋肉。戦法が筋肉。あるいはその全てを併せ持つ逸材のこと。 交渉安価を苦手とするスレ住民が自虐を含めて自称することもある。 “8番目”における自鯖の面々は大半が安価で募ったものだが、見事に「力こそパワー」仕様である。 ゼンペラーは違う?皇帝特権の暴威を利便スキルと申すか…… 類義語:レベルを上げて物理で殴ればいい ・【望み】(願い、願望) 全てのキャラクターが持つもの。万能の願望器を巡る戦いである【聖杯戦争】で最も重要な事柄。 至極単純な「○○したい」「××が欲しい」というだけの純粋な願望。 どんな方針を定めるか・誰と親しくなり誰と相容れないか・何に妥協して、何に妥協しないのかetcの根幹に当たる。 あくまでも純粋な願望なので、善悪や達成難易度等とは一切無関係に生じる。 望みの内容が非現実的であったり道徳的に間違っているからと言ってそれで相手を妥協させようとしてむほぼ無意味。 ぶっちゃけ、とうの昔に大勢の人物に同じような事を腐るほど言われ、同じだけ拒否っている場合がほとんどなので。 そして善悪や他人等の「不純物」が絡むと【望み】は異質なものへと変貌してしまう。混ぜるな危険。 よくあるのは「個人的好みと善悪の認識がごちゃ混ぜになっている」(=○○が正しいので、そうしないのは間違っている)」 「他人を自分の望みの山車にする」(=○○の幸せの為に××をしてやる) これらは独善的かつ余計なお世話な行動や、徒労、恩着せがましい勝手な憎悪を生じる事へと繋がる危険性を持つ。 「○○の幸せの為にあんなに俺が骨を折ってやったのに○○は俺に報いない!」というのは過去実際にやらかした事。 自分の望みを他人に無理矢理押し付けず、自分の素直な欲求をそのまま掲げる事が大事。 見苦しい行動や不本意な結果を得ない為にも、大事に考えよう。 ▲&link_up() ----
エイワス作品本スレや雑談所で出てくる単語集とその意味の早引き 全作品のネタバレ全開なので未読での閲覧は非推奨。作品初見時の新鮮な驚きを損ねるので注意。 #contents ↓以上、了解の上でスクロールしてご覧下さい ---- *あ行 ・【アサシン】 気配遮断に該当する能力を持っている事が該当条件のクラス。 冬木市の聖杯では“山の翁”ハサン=サッバーハのみに限定されている。 バーサーカー同様極めて該当条件が緩いクラス。固有スキルは【気配遮断】。 【気配遮断】による不意打ちや暗殺、情報収集を得意とし「マスター殺し(?)」のクラスと呼ばれる。 しかしエイワススレでは他のサーヴァントと比較して直接戦闘能力が抑え気味であり、 相手マスターがサーヴァントから離れなかったり、そもそも相手マスターの方が強かったりするとアウトな者が多い。 ぶっちゃけ能力全般がしょっぱい上に宝具性能でも他のクラスに少し見劣りする事が多い。 特にやら死にでは、そもそもマスターを持たない「魔王」という存在がいたので暗殺要素が息をしていない。 全体的に不遇な扱いのクラスである。 と、思っていたがクロス企画で登場したハサン先生は、その認識を覆す大金星を叩きだした。 ……なんで暗殺者が対城宝具持ってるんですかねぇ……。 #region(歴代アサシン) やる挑:死神(概念) 嫁魔神:シモ・ヘイヘ(フィンランド) やら死に:モードレッド(ブリテン) できる叶:無し 8番目:メイヴ(ケルト)、茨木童子(平安日本) 24時:ハサン・サッバーハ(中東) テストプレイ:オペラ座の怪人(フランス文学) 小聖杯:碓井貞光(平安日本) 年末企画:シャルロット・コルデー(革命期フランス) クロス企画:ペイルライダー(黙示録)、ハサン・サッバーハ(中東) W兄貴:渡辺綱(平安日本) 彼月:セイレーン(ギリシャ神話)、シャルル=アンリ・サンソン(革命期フランス) ねらう緒:ハサン・サッバーハ(中東) パラレル:村正(~江戸) #endregion ・【アショーカ】(アショ勝さん) 古代インド、マガダ国マウリヤ朝の三代目。インド亜大陸をほぼ統一した大王。AAは本多・忠勝。 法(ダルマ)の政治を行った「転輪聖王(チャクラヴァルティラージャン)」。1大陸を支配する「鉄輪王」。 仏陀の死後100(或いは200)年後に現れたという伝説を持ち仏法の守護者としても知られる。 父であるビンドゥサーラ王と不仲であり、軍も武器も与えられずに地方反乱の鎮圧へ向かわされた際、 「もしも私が王者に相応しい者なら軍と武器が現れるだろう」と言い、大地から神々の軍と武器を与えられた。 即位後に多くの兄弟を粛清し、暴君として振舞っていたが、大国カリンガとの戦争で無残な被害を出して改心。 その後は仏教に帰依し、他の様々な宗教とも融和的な政治を進めた。晩年は地位を追われて幽閉されたとされる。 【8番目】の番外ランサークラスのサーヴァント。【できない子】の二人目の仲間。 晩年の仏法の守護者としての側面で召喚された為、温厚な性格になっている。優しいおじいちゃんポジション。 ランサーなのに神仏の加護で運勢バリバリ。霊や魔に対して有効な仏教系の能力を持つ高バランスタイプ。 霊・魔に特効の対人宝具【不朽の王柱(アショーカ・ピラー)】と、 軍勢を召喚する対軍宝具、皆大好き【獅子聖王鉄輪宝(チャッカヴァッティ・シーハナーダ・スッタンタ)】を持つ。 【始皇帝】の軍勢召喚宝具と併せて、正規アサシン組が凄い事になった。 ・【アーチャー】 弓に限らず、射撃関連の能力を持っていることが該当条件のクラス。 そのため原作の時点で超解釈によりこのクラスに収まっている英霊がいる始末である。 エイワススレにおいても眷属の「火の精霊」を撃ちだす、眼力を飛ばす、部下を投げ飛ばすのはまだマシな方。 拳を光のように撃ち込む、密航して日本国外へ「飛び出そう」としたと言った理由でこのクラスに収まっている者がいる始末。 せめて武器を飛ばせ。 原作的には基礎能力が低い代わりに強力なスキルと宝具を持つ。固有スキルは【単独行動】【対魔力】。 エイワススレでも単独行動によるマスターへの魔力負担や強力な宝具を持った英霊が多い。 特に1作目のアーチャーは全作品中最強クラスのチートキャラであり(詳しくは該当項目参照)抑止力を阿鼻叫喚させた。 また、長編企画においては主人公にとって何らかの形で重要な役割を与えられている。 一方の小ネタ企画に於いては、真っ先にリタイアしていることが多い。 #region(歴代アーチャー) やる挑:クトゥグア(クトゥルフ) 嫁魔神:サリエル(エノク書) やら死に:天津甕星(日本書紀) できる叶:スカアハ(ケルト) 8番目:源頼光(平安)、始皇帝(春秋戦国中国) 24時:菅原道真(平安日本) テストプレイ:バジリスク(ギリシャ~) 小聖杯:マクシミヌス・トラクス(軍人皇帝ローマ) 年末企画:吉田松陰(江戸日本) クロス企画:ロビンフッド(中世イングランド)、ヴァシリ・ザイツェフ(ソ連) W兄貴:空也上人(平安日本) 彼月:無銘(不明)、ピロクテテス(ギリシャ神話) ねらう緒:李広(前漢中国) パラレル:楊大眼(北魏中国) #endregion ・【―――――――貴方を、愛してる。キル夫。】(キルオキルオキルオキルオ) メアリ・クラリッサ・クリスティの告白の言葉。その破壊力は紛れもなくエイワス作品史上最大。 ここで詳しく語るのは無粋だろう。最高の告白がどういうものかは、是非自分の目で確認して欲しい。 ・【兄貴殺し】(大神殺し) 【百合子ちゃん】ことテュポーンの必殺アビリティ【大神殺し】の事。神王ゼウスにぶち込んだという最強の一撃。 「神性持ちに対して最終ダメージを二倍にする」効果があるのだが 他の神性持ちであるバアルに使った際は竜殺しのスキルによってその効果を無効にされ テスカトリポカに使った際には【ソロモン】のチート防御魔術によって効果を無効にされ、 唯一【ランサー兄貴】に対して使われた際にのみ、その効果を発揮したためこの名前が付いた。 ちなみにこれを【ランサー兄貴】に対して使った時のテュポーンさんは 「まずはランサー!てめぇだ!」と実に良い笑顔をしていた。 ちなみに彼月で活躍した【変装さん】も兄貴殺しに含めようかという案も存在している。 ・【天目できない夫】(KOUMUIN、安藤できない夫) 特別企画“24時間”“8番目テストプレイ”の主人公。日本国護国機関ヤタガラス所属。一流の錬金術師(伝承保菌者)。 製鉄・鍛冶神である「天目一箇神」の系譜で「緋緋色金」を精製し、対人宝具を自分で造れる。名門の魔術師である。 優秀な支援要員だが、基本的に荒事を嫌がるので窓際気味。 上司の手違いで「24時間以内に問題を処理しないと日本が傾く(物理的に)」というとんでもない任務を押し付けられる。 基本的にヘタレ気味であり、ギリギリまで追い込まれないと腹を括らないが、 地味に「公務員である自分は市民の味方である」という一線だけは誰にも譲らない覚悟を持っている。 「危ないのは嫌だけど市民の平和の為なら命までなら賭けられる」人。 自身の武器を有効に扱える、日ノ本最強の剣豪:宮本武蔵をセイバーとして召喚。 見事に制限時間の半分である12時間程で、被害を抑えた上で正常化された聖杯によって主催地を復旧させた。 本来は爆発オチ予定しか無かったのに、実際にはコンティニュー1回で済んだと言うのだから大概である。 その後は武蔵に受肉して貰い、仕事のパートナーになって貰う。 結果として荒事を次々に押し付けられる様になったのは仕方が無い。 この世界線の、ランサー:李書文を率いたラインハルトを正面撃破して満足させ、友人にしていたり、 方々の人々に鍛えられて緋緋色金の武具を自分で扱えるだけの優秀な剣士に成長していたりと地味に凄い人物。 サーヴァントと併せたバランス良く優秀な能力と強運による「大物殺し」が得意な人物。 同僚に葉隠思考で古風な学生の婚約者がいる。勿論手は出してないよ!犯罪だからね!二回も手なんか出してないよ! 短編の主人公なのに、何故か長編主人公並にネタになり色んな企画に出張させられている扱い易いキャラクター。 第三回人気投票では主人公で初めて総合一位を獲得。流石KOUMUINは格が違った。 長編第五作“彼月”では安藤兄弟の義父にしてレジスタンス最大派閥の長「安藤できない夫」として登場。 元公務員でレジスタンスと西欧財閥の争い自体を憂い、どうにか穏便に協力する方向に行けないか模索していた人物。 本編の十年前に月の聖杯に挑み、皆を守ろうとして足掻き、そのまま月の海に消えた。 ・【アライメント】(属性) そのキャラの精神的な傾向を「大雑把に」示すもの。(それぞれ程度や方向性というものも別にある) メガテン式とFate式で中身が全く別物であり、読者の認識がよく混乱する。 エイワススレではFate式アライメントが採用されているので、そちらのみを表記する。 #region(長くなるので格納) 【重んじる方針】:生前の社会的な善悪観(生前社会)に対する姿勢。社会と自分の善悪観がどの程度一致するか。 【秩序】 個人的な善悪観が社会的・公共的な善悪観に近い事を示す。 政治階級や神職等の社会を維持する側の立場であった人物に多い。 現代社会的な善悪観と彼らの善悪観が一致しているとも限らない。 ルールや規範に従う傾向がある、理性的・理屈的・大局的な人格。個人的な考えを引っ込めがちな気質。 「社会維持の為に」小を殺して大を生かす等の、あまり個人的でない理由で「必要悪」を受け入れたりもする。 マスターへの恭順度が高い傾向有り。 【混沌】 個人的な善悪観と社会的・公共的な善悪観の違いが大きい事を示す。 隠者や自由人、暴君、革命家等、社会と関わりが薄い・社会に縛られない・社会を変革した人物に多い。 或いは社会や公共から「悪」として扱われた存在もこの属性を得る。なので反英雄にも多いタイプ。 ルールや一般的な規範に束縛されず、個人の考えがそのまま判断基準な傾向がある、精神的・感情的な人格。 この属性は人格が善良・邪悪である事とは関係が無い。 【中立】 社会的・公共的ルールに積極性が無い事を示す。 「秩序」程ルールや規範に厳格な訳ではなく、「混沌」程ルールや規範から自由な訳でもない。 どちらかを肯定も否定もしなかったり、自分に都合の良い面を部分的に肯定したり否定したりするパターンもある。 【性格】:個人的な善悪観に対する姿勢。「自分の」善悪観にどの程度縛られるか。 【善】 自分が「善い」と思っている事を行い、「悪い」と思っている事を行いたがらない(抵抗感が強い)姿勢。 自分の善悪観に拘りを持ち、過程や生き様を重んじる傾向がある。 砕いて言えば、「本人的にセーフ」な事を行い、「本人的にアウト」な事をしたがらない姿勢。 【悪】 自分が「悪い」と思っている事でも、「自分にとって」必要なら行う(抵抗感が薄い)姿勢。 善悪をあまり気にせず、結果や目標達成を重んじる傾向があり、血腥い行動に出やすい傾向がある。 砕いて言えば、本人的にアウトだと思っている事でもホイホイやっちゃう姿勢。 【中庸】 「善」「悪」どちらにも偏りが無い姿勢。「在り様」「目的達成」両方を重んじるか、両方を軽んじるか、関心が薄いか。 自分が「善い」と思っている事に、「善」程には執着が強くない。 自分が「悪い」と思っている事を、「悪」よりは躊躇う。 【狂】 【バーサーカー】の属性。狂化スキルで「人格が失われている」状態。 #endregion ・【アリエッタ】 【できる夫】が作製し、【カレン】が「聖母」の特性によって擬似的な魂【心魂機関】を吹き込んだ合作戦闘用人形。 名前の意味はイタリア語の「そよ風」から。AAはアイギス。 できる夫の最高傑作の片割れ。天真爛漫で無邪気な性格。しっかり者振ってしっかりボケる妹ポジション。 筋力が低くて重い家具を持ち上げられなかったり、不器用で料理が出来なかったりとポンコツかわいい。 できる夫組のサポートキャラ。準備期間が限られていた為「味方の行動を補助する事」に特化して設計されている。 できる夫組の弱点である「火力不足」を【直接火砲支援】で補い、結界を展開して味方への攻撃を軽減する。 逃走時には【GTS】と共に味方を抱えて逃走する事も可能であり、 さらに魔術師の「工房」として最低限の機能を内蔵しており、野外に簡易拠点を展開出来る。 ちなみに【心魂機関】のお陰で義肢の装備(両手両足の四箇所)も可能だったりする。 戦力としてはまだまだ伸び代があるのだ。 ・【アルキュオネウス】 「8番目」の正規バーサーカー。天空神ウラノスと大地母神ガイアの子。テュポーンの種違いの兄達の一人。AAはゼルエル。 ギリシャ神話の巨人ギガース最強の戦士であり、故郷プレグライの地に触れている限り無敵の身体を持つ。 大地と農耕の神クロノスにタルタロスに幽閉されていたが、ゼウス達によって解放され、 クロノスを始めとするティターン神族との戦い「ティタノマキア」でゼウスを援助した。 しかし戦後のティターン神族への処遇に不満を持ったガイアに援助を求められて「ギガントマキアー」を起こし、 ヘラクレスを味方につけたオリュンポス側に敗れる事となる。以上神話。 本編に於いてはマスターの手によって強固な布陣を敷いており、余程の大火力でなければ太刀打ち出来ず、 大砲があってもバランス良く高いステータスによってゴリ押しされるという強豪の一角であった。 しかし蓋を開けてみれば相性最悪のカシャンカシャンに粘着され、最後は対城宝具のサンドイッチで退場である。これは酷い。 こうして読者に笑いを提供して退場かと思われたが、 最後の最後で「聖杯で母(ガイア)の体を少しでも良くしたい」という願いが判明。読者の心に見事に刺さった。 結果は【イブキ】以来二人目のバーサーカーの人気投票入賞である。親孝行だったからね。仕方ないね。 ・【アレイスター=クロウリー】(尻、英霊嫁) やる挑の相棒サーヴァント。キャスタークラス。鷲巣やる夫が最も愛した女。但し生前は男。AAはC.C。 イギリスの近代最高の魔術師、世界最大悪人。終末の獣マスターテリオン。 「黄金の夜明け団」に入団して教義を学び、後に神秘主義結社「銀の星」を開設。 偽天使エイワスの啓示による星幽界交信文書【法の書(リベル・レギス】を著した。 「汝の意志することを行え、それが法の全てとなろう」という文言で有名。 主催者特権により好きなクラスのサーヴァントを選べる身でありながら「最弱」と呼ばれるキャスターを選び、 いくらかの候補の中から引き当てた「最高の相性を誇るサーヴァント」。まさに「運命」の相手。 無数に分岐するあらゆる魔術を巨視的・総体的に捉え「それらは全て神秘という一本の川である」として扱い、 広範な分野に渡る魔術を新規に作製する事が出来る魔術宝具【法の書】を持つ。 弱点は「低出力の魔術しか作れない」事だが、それもやる夫の【暗渦魔術】によって克服されている。 尚、直接戦闘力に関しては長編作品では最弱クラス。下手をすれば強力なマスターにも負ける。 近代出身かつサーヴァントとして生前より弱体化していればそんなもんなのだろう。 やる夫が持ち込んだ素材を使い、魔術や礼装の作製、番外サーヴァントの召喚、やる夫の改造等で自陣を強化。 次々現れる困難をやる夫との二人三脚で乗り越えて行ったのだが、最後の最後で致命的な敵【時の翁】が出現。 味方サーヴァントが軒並み戦力を無効化される中、少しでも対抗する力を稼ぐ為、 時の翁に有効な「終末」属性を持つ自らの別側面「マスターテリオン」を召喚する触媒となって消えた。 マスターテリオン召喚、そして最後の【決戦存在】の使用を決めた後のやる夫のプロポーズと、 自分を削ってまで足掻いたのに「一緒にいたい」というだけの願いが叶わないという絶望の叫びは作中屈指の愁嘆場。 そして二人は「何時か」「何処か」で英霊同士として再会する事を約束する。 第四作である8番目では【できない子】の共犯者、もう一人の「8番目」であるルーラーのサーヴァントとして登場。 娘を攫った【ラインハルト】を打倒しては死亡し続けた果てに、守護者として世界に囚われたやる夫を救うべく動いていた。 「やる夫がアレイスターを召喚した術式」「第一作の聖杯と関連を持つできない子」という要素により、 「やる挑の記憶を覚えている」という奇跡的な状態。 最終決戦では自身のサーヴァントの肉体に無銘の英雄を降ろして共闘。 見事に勝利してやる夫を破滅の因果から救い出し、満足して消えていった。尽くしっぷりが半端無い方である。 ・【荒れネタ】 その名の通り、話題になると読者が声を荒げ始め、スレが荒れやすくなる会話のネタを指す。 エイワススレに限らず、何処でも極ありふれた問題。 主人公の行動選択が効率的か否かで意見が分かれて喧嘩したり、 交渉で失敗したり、色好い返事を貰えなかったりして戦犯探しをしてみたり、 先行きが不安だからとスレで延々ネガティブな言動を繰り返して他の人を苛立たせたり、 出典を問わず、キャラ比較をして片方を褒めて片方をディスってみたり、 キャラの人生や選択の正しさを上から目線で評価・断罪してみたり、 勝利の為、自陣営に都合の悪い動きをしてきた他陣営を理不尽に憎悪して人格攻撃をしてみたり、 ストーリー内で自分がヒロインっぽくないと思ったヒロインをディスって喧嘩になったりと様々。 全ての荒れネタの原因は「何かをディスる」事で起きている。自分の好きなものを馬鹿にされれば人は怒るのである。 そして人間は好みでない存在には平然と理不尽な悪罵や危害を「『悪い』なんてこれっぽちも思わずに」向けてしまう。 言葉や言い回しには気を付けて、何かを馬鹿にする様な言動は出来る限り抑えて頂きたい。 同意者がいるからOKとか、気分がむしゃくしゃしているから仕方ないとか、そういう問題ではない。 ゲーム進行に直接的な実害が発生する事にも繋がる危険行為なのだ。作者にも読者にも精神衛生というものがある。 また、そういう言動を見かけた時は「やんわりとした口調で」注意するか、見なかった事にして流してしまおう。 同意したり尻馬に乗ったりする事も可能な限り避けて頂きたい。 一度荒れてしまったらちょっとやそっとでは止まらないから「瀬戸際でのブレーキ」が重要。 ぶっちゃけ、言っても分からない人というのは何処にでもいる。 ・【哀れな姿だな、ライダー】 長編第二作“やら死に”終盤にてキャスターのマスター:クロコダイルがカルキの攻撃を受けて言い放った言葉。 この時のカルキは確かに宝具を失い、大幅に弱体化した状態ではあったのだが、 それでも2000ダメージを2発というサーヴァントであろうと沈むような攻撃を受けながらも 平然としているクロコダイルの異常ぶりを示している台詞。 参考までに【メリア】ことモードレッドが序盤にて「二発は耐えられない」と言ったヘズの攻撃が、 およそ1300ダメージである。 ・【安藤恵】(安藤兄、安藤くん、お兄ちゃん) 【8番目】のヒロイン兼ヒーロー。超能力を持つ学生。【逸般人】。 AA元は「魔王 juvenile remix」の安藤(下の名前は不明)。恵という名前は8番目オリジナル。 普通の学生だったが帰宅途中に聖杯戦争に巻き込まれ、 正規アサシン陣営の下っ端に喰われそうになった所を通りかかった【できない子】に救われる。 その後、家無し金無し記憶無しのできない子を自宅に連れて行って居候させる。 平凡純情な心優しい少年であり、できない子はあっと言う間に夢中になった。ついでに男なのにやたら色気がある。 「どんな時でも最善を目指して考える事を止めたくない」という信念を持ち、できない子の方針に大きな影響を与えた。 参加者である同級生【狛枝】や織莉子達とも、あくまで日常の友人目線で向き合い続け、その心を動かしている。 使用する異能は「腹話術」。人間の意識を飛ばして好きな行動を喋らせる能力である。 サーヴァントには基本的に通じないが、【やる夫】と融合しているセイバーにはクリティカルに効いた。 欠点は「使用する程死に近付く」事。特に対象が格上の時には大きく消耗する。 その上で彼は容易く覚悟完了して死線を踏み越えてしまうので目が離せない。「信念>自分の命」な人。 友情や愛情の為ならすぐ命を賭けてしまう重い人。 できない子とは極めて相性が良い。安藤よりも弱い彼女が縋り付いて世話して貰って【砂糖】をぶち撒けている内に、 大量に揃えた英雄達に障害を排除して貰い「腹話術」すら使わせない鉄壁の布陣を敷いた。 彼が死ぬと周囲の人が芋蔓式に病むので実に結構な話であった。【九頭竜市】は死に、世界は滅びる。 実際にどんな風になるかは【彼月】を見てね!(白目) ・【安藤潤也】(弟、魔王、潤也君) 直前の記事にある安藤君の弟。 "8番目"の頃は砂糖を撒き散らす兄と居候に間近で相対しながら空気を読めるよく出来た弟だった。 ちなみに、兄と違ってできない子と積極的に関わらなかったためか、聖杯戦争自体には限りなくノータッチであり、鉄火場に巻き込まれることもほぼ無かった。 出典元においても兄の死をトリガーに覚醒する人物だったので、安藤君が死んだらどうなるのか読者は内心でビビっていたのだが…… "彼月"においては、レジスタンスのリーダー『魔王』として聖杯戦争に参加。サーヴァントはアサシン。 元々は黒神めだかとも友人だったが、兄が西欧財閥とレジスタンスの抗争で死亡したことから運命が狂い始める。 それから1年も経たないうちに当時の過激派を叩き潰し、力と恐怖でレジスタンスを纏め上げた。 兄と父を殺した考えなしの人間たち、ひいては世界を心底から憎んでいる。 異能『1/10』と、歪みながらも曲がらずブレない精神から繰り出されるネゴシエーションで、キル夫の胃壁を削り取る。 ただし、【社長】と違ってキル夫の事情や信条は最大限に考慮してくれている。むしろ性質が悪いとも言えるが。 そして、物語が進み舞台裏が明かされてくるにしたがって、割と全編通して 「ギリギリのところまで譲歩しつつ、キル夫に対して最大限と言うのも憚られるほど気を遣ってくれていた」ことが発覚。 何だかんだ言ってやっぱり彼も安藤家の血を引く男であり、そして気配り上手の弟君という核は変わっていなかった。 ……答えが解りすぎてしまうってのも大変なんですね。%%もう彼もヒロインでいいんじゃね?%% ちなみに8番目と彼月で惚れた女性が別人である(付き合っているか否かも違う)。 ・【アンノウン】 やら死にに於ける聖杯が中断した「世界再召喚」の儀式を進める為に生み出した因子を、 聖杯に封印されている安心院なじみが改竄し、【球磨川禊】の聖杯戦争に介入する為に作った手駒。 【やらない夫】や【我妻由乃】、【外道やらない夫】が該当する。 安心院の封印までしか出来ない球磨川も、状況を打開するべくアンノウンに、 「いずれかの聖杯戦争の勝利者」というステータスを付与。 さらに安心院は勝利者の持つ「渇望」を元に「やり直し(由乃)」【死に戻り(やらない夫)】等の特性を付与し、 使用すれば使用する程、魂を削って元の自分が介入する為の手駒へと戻っていく様に仕組んだ。 球磨川の聖杯戦争自体もアンノウンに対して無理難題を引っ掛ける事による足留めと、 無理難題をクリアして安心院にも対抗し得る者の出現を待つ試験代わりという面がある。 時間経過で安心院が致命的な影響力を掴むのが先か、対抗存在が現れるのが先か、という形。 ・【一般人】 その名の通り、元々魔術や戦いとは無縁な生活を営んでいた人物を指す。所謂「巻き込まれ枠」。 知識と経験には劣る中、聖杯戦争に己の人間性一つで殴り込む者達。 尤も、サーヴァントを曲がりなりにも使役出来ている点で魔術師としての素質自体は高いことが多い。 変に擦れていなかったり善良だったりする場合が多い為、真っ当な正英雄と相性が良い傾向がある。 反面、戦いの心得が無く未熟な場合が多い為、サーヴァントの能力が劣化したり迂闊な行動で足を引っ張ることも。 まあ、結局の所は個人の能力次第。 交渉に関しては若干有利。敵意が薄く、能力も低いので侮られて後回しにされたり、利用されそうになる事が多い。 サーヴァントも大抵鉄火場のプロなので、意見を敢えて無視しなければそう酷い事にはならない。 また、普通の魔術師と異なり、サーヴァントをただの使い魔扱いせずに情のある扱いをする場合が多い。地味に重要。 魔術の知識も薄いか皆無なので、聖杯戦争後の別れを意識して一線を引いた付き合い方をする、という事もあまり無い。 ちなみに、一般人扱いされつつ、普通に超能力だのチート異能だのを持つ者達は【逸般人】と呼ばれる。 ・【一般論】 例外的な人物・状況は脇に置いた上で、全体を大雑把にまとめた議論の事。 誤用ではあるものの、広く世間に認められた考え方を指す俗語としても使われる。類義語:【常識】。 普通に生きている普通の人物には大体通じる反面、変わった状況や変わった人物には通じないのが難点。 一般論がそのまま通じるか否かの判断は会話の時に重要だ。 ・【INOSHISHI】 世界中で数多の英雄を屠った最凶の獣。 有名なカリュドーンのINOSHISHIは各国の英雄との想定比較で1:10程度のキルレシオを有している。 INOSHISHIに出会ったら、静かにその場を離れるようにしましょう。 急に走り出してINOSHSHIを興奮させないこと。 INOSHISHIが興奮している場合は、後ろを向くと襲ってくることもあります。 なるべく背中をみせないよう、ゆっくりと後退するようにしましょう。 棒を振り上げたり、石を投げたりしてINOSHSHIを挑発するのは大変危険です。 逆上したINOSHSHIが向かってくることもあります。 INOSHISHIなのはガワだけという説もある。 余談だが原作における四次ランサーを生前、ぶっ殺したのもINOSHISHIである。 直接的な原因はフィン・マックールではない。 彼は過去の恨みを思い出してもたもたしていたら結果的に見捨てただけである。それはそれで酷いが。 ・【茨木童子】 【テストプレイ】のキャスタークラス、そして【8番目】の番外アサシンクラスのサーヴァント。AAはルイズ。 大江山の副首領。越後の国の茨木童子。元から女性の鬼という説を持っている。 頼光四天王筆頭である渡辺綱と戦っていたが【酒呑童子】が討たれるのを見て逃走した。大江山討伐唯一の生き残り。 その後も宿敵である渡辺綱と戦い、源氏重代の刀である鬼切こと髭切で腕を切り落とされたり奪い返したりしている。 何気に討たれたという話が無い。 大江山の貴重な頭脳枠(鬼基準)。彼女の人生(鬼生?)は脳筋と苦労に塗れている。ちなみにガチレズ男嫌い。 【テストプレイ】では自己強化&強制一騎打ちの固有結界【百鬼羅生門】を持つ物理戦闘可能なキャスター。 【8番目】では変化によって気配遮断を任意継続させる宝具【羅生門の悪鬼】を持つ偵察系アサシンとして登場。 どちらにしてもサーヴァントとしては中堅レベル。そこそこ強いが格上は沢山いる。一応イブキと同じく鬼神。一応。 【できない子】の初めての相棒でお姉ちゃん的存在。やっぱりイブキと同様、素直に褒めるとデレる。 できない子が【安藤恵】と頭のネジが飛んだ様な砂糖流出を始めると、 何処からともなく現れて「まるで成長していない……」と安西先生フェイスで成長が見られないことを嘆いていた。 嘆いていただけで、特に止めたりはしたりしない。だって馬に蹴られて死にたくないし。 年頃の女の子が重い荷物背負っているのだ。彼氏とイチャつくぐらい何が悪い。 【始皇帝】が【全裸】になる度に【フンババ】と一緒にオシオキしていたツッコミ役。 でも彼女自身もボケるので【フンババ】に自分がオシオキされる事もある。 ・【インド】 チートの代名詞。 カルキ、ラーヴァナ、ラーマ、アショーカ、カルナといった層々たる英雄達が並ぶ。 中でもカルキがどれほどチートだったのかは、【カルキ】、【十大化身】、【リレイズ】の項目を参照されたし。 偶然なのか意図的なのか、マスターが全員そろって必死に頑張る少女達であり 強さだけではなく精神面でもマスターを支えるイケメン達である。 彼月では初の男性マスター持ちのナラシンハが登場した。 ・【ウーゼル=ペンドラゴン】(パパドラゴン) やる挑のライダークラスのサーヴァント。アーサー王の実父。AAはキング・ブラッドレイ。 親友であるコーンウォール公ゴルロイスと共にブリテン統一戦争の中核を担っていた人物だが、 同時に痴情の縺れで戦線を崩壊させた人物でもある。ぶっちゃけゴルロイスの奥さん寝取ってアーサー王孕ませた人。 正確にはマーリンに生まれた子(アーサー)を引き渡す事を対価にゴルロイスの姿に変身させて貰い、 ゴルロイスが留守の内に城に潜入し、奥さんのイグレーヌを食っちゃった人。 国が割れるわ諸侯の求心力が吹き飛ぶわサクソン族が再び突っ込んでくるわの大騒ぎになり、その最中で毒殺された。 ゴルロイスの娘の妖后モルガン達から大いに恨まれ、後のブリテン崩壊フラグを乱立する。 やる挑での望みは「騎士の端くれとして、戦場で名誉の戦死の一つ経験しときたい」。ぶっちゃけ道楽参戦である。 人生エンジョイし過ぎだろこの親父。一応軽く弁護しておくと、当時は略奪婚は別に珍しく無い。以上、弁護終わり。 本編終了後に生前のあれこれが明らかになる連れ、株価が暴落気味という珍しい人。 立ち振る舞い自体は堂々としており、ノリも良く憎めない性格をしているが、何と言うか、台詞をよく見ると色々アカン人。 ・【運勢】(人生万事塞翁が馬、勝負は時の運) ステータスの【幸運】とは異なる。所謂「リアル運勢」。 聖杯戦争の趨勢を引っ繰り返す恐るべき要素。 「ランダム表」や「トリップ指定安価」、「誰が台詞安価や行動安価を取れたか」等に関わる。 どんなに高度な戦略を練っていようが、これに恵まれなければ悲惨な目に遭い、負ける。 逆に戦略が愚かで危険性や難易度が高かろうが、これに恵まれれば勝てる。 では戦略戦術に何の意味があるのかと言えば、ちょっとでも勝利に近付き、敗北から遠ざかりたいという努力の産物。 しかしその努力が勝利に繋がるか敗北に繋がるかすらも運が絡む。残酷な事実である。 結局の所はひたすらに勝利を目指すなり、非効率でも我が道を貫くなり精一杯やれば良いだけ。 「こういう風に立ち回れば絶対勝てる」と言える都合の良い手筋は何処にも存在しない。 勝利して「自分は間違っていなかった」と笑って言えるかもしれない。 敗北して「ああしていれば良かった」と泣くかもしれない。 或いは「自分の望むままにした結果だから後悔は無い」と言えるかもしれない。 エイワス作品のみに限らず、あらゆる事で決して侮ってはいけない要素。 愚考・失敗がその後の危機の決定的な打開フラグになったり、鉄壁の布陣が僅かな隙から吹き飛んだりは何時もの事。 ・【エイボン】 やる挑の過去に於いて鷲巣巌が召喚した「キーパー」クラスのサーヴァント。やる夫の父、鷲巣ほむらの仇。 邪神ツァトゥグァを信仰する太古の「魔法使い」であり、公式で判明している三つの魔法の一端を使うドチート。 無限の厚みを持つ異界の壁で自分への攻撃を「届かなくさせる」結界宝具【遥か遠き夢幻郷(サイクラノーシュ)】 過去に騙して支配下に置いた「叡智の魔神」を使役する【魔神の指輪(リング・オブ・エイボン)】 我が身に触れた異能、魔術、技能、宝具を取り込むEX対人宝具【暗黒世界・無限書宮(ヒューペルボリア)】を持つ。 「小さな人間が世界にどれだけの波紋を起こせるか」を重要視しており、 葉隠市の【暗き渦】に適正がある者を放り込んだ結果何が起こるのかを確かめようとしていた。 根源行きには全く興味が無いので、根源行きを目的とする鷲巣巌にも興味が薄く、 危機が近付いている事を意図的にスルーしたり、独断で好き勝手に動いたりしていた。 【鷲巣やる夫】が想定外に人間である事を逸脱し、力を得た事によって途中退場する事になったものの、 彼の父親:鷲巣ほむらの死体を人形化して使役したり、仲間を脱落させたり、 お色気で抑止力を動揺させたりと尋常ではない暴れっぷりを見せ付けた。 ・【エイワス】 「えげつない いやらしい わるだくみのとくいな スレ主」 の略。 2割くらいは冗談である。我らがスレ主。 大体毎日投下を続け、初めて二年も経たない内に、短編もしばしば混ぜつつ長編四作を書き切り、 今第五作目の投下の真っ最中という天使と言うより体力お化け。 読者の精神をごっすんごっすん蹴りまくるのが大好きで、おかげで読者が脳みそ茹らせて暴走する事多数。 でも作品の結末は大体ハッピーエンドに収まっている。頑張り甲斐があって実に結構。身体に気を付けて頑張って欲しい。 AAは菊池たけしのアバターのアメリカお化けにクジャクの羽をくっつけたもの。 名前の由来はアレイスターの守護天使から。変形機能がついておりキャス狐やQBの姿で登場する事も。 ・【エルキドゥ】(KEDAMONO) 古代メソポタミア、ギルガメッシュ叙事詩の登場人物。創造の女神アルルに創られた泥人形、野人エルキドゥ。 主人公ギルガメッシュと同等の存在として神々に創られた親友。元々はギルガメッシュを倒す為の存在。 地上に降りた当初は獣と同じ様に生活し、ほとんど知能が無かった。 罠や道具を破壊して狩人の邪魔をしていた事がギルガメッシュの耳に入り、 聖娼シャムハトを派遣して六日七晩交わらせる事で彼女の似姿と人間の知性を与えた。 彼とギルガメッシュはお互いの存在をそれぞれ教えられ、邂逅の時を待つ。 その後、ギルガメッシュが新婚の花嫁に初夜権を行使しようとした事に憤慨して争いになるも決着せず、 彼が怒りを収めて帰ろうとしたギルガメッシュを讃えた事で親友となった。 その後、二人は共に様々な冒険を成功させるも、神々の領域に手を出した事でエルキドゥは衰弱死する事となる。 できる叶のランサークラスのサーヴァント。AAは蒼星石。 死後の像が金とラピスラズリ製だったり似姿を得たシャムハト役が翠星石であったりと地味に原典ネタ絡みの配役。 誕生の経緯により基本的に「願いを聞く」存在なので自分の願いを主張したりはしない人物。 獣じみた絶大な身体能力と、「ギルガメッシュの対抗存在」というコンセプトによる「宝具無効化」という凄まじい能力持ち。 宝具は魔獣殺しと結界破壊の効果を持つ対人宝具【大地の刈り手(ルガルバンダ)】と、 本来は常時発動である自己強化と宝具無効化効果を持つEX対人宝具【戦いの神獣(ビースト・オブ・ニヌルタ)】 但し、神罰によって殺された為、Aランク以上の神性スキル持ちには「若干」弱くなる。 余談だが、後に情報が開示された原作のエルキドゥは泥の体による武器ガトリングが出来た模様。 ギルガメッシュの宝具ガトリングもそれに対抗する為に編み出したものだとか。 ちなみにできる叶では相方と揃ってエロ担当。部屋に施したルーンによる防音がまるで意味が無かった。 昨日はお楽しみでしたね。そして主人公とヒロインはエロ無しである。純愛にエロは不要(キリッ) ・【オスカル】(ほむカル) ケルト神話。フィアナ騎士団団長フィン・マックールの孫であり、騎士団最強の戦士「鋼の角」のオスカル。 刀身が折れて短くなった「カラドボルグ」である【ゲル・ナ・グコラン】という剣を所持していたとされる。 ディルムッド・オディナの親友でもあり、グラニア姫とのゲッシュと、 騎士としての忠誠の板挟みで悩む彼の相談に乗っていたりもする。 ディルムッドが猪から致命傷を受けた際にフィンを脅して治療させようとしたり、 治療が間に合わずにディルムッドが死亡した際は「ディルムッドではなくフィンが死ねば良かった」と言っている。 その後、騎士団が仕えている上王がコーマックからケアブリに代替わりし、 騎士団の力を警戒したケアブリと戦いになった際には、相討ちではあるがケアブリを仕留めている。 瀕死の彼を見て嘆くフィンに対し「私は貴方が死んでも泣きはしない」とは言うものの、 それでも嘆くフィンを見て最後は和解したという。 小聖杯戦争での【やる太】とアリスのサーヴァント。バーサーカークラス。AAは暁美ほむら。 クンカクンカwwwペロペロwwwアッヒャアアwwwディルムッッドォォォォ 狂化でディルムッドが好き過ぎてまともにコミュれないアレっぷりを発揮したが、 幼子であるやる太とアリスとはどうにかコミュる事が出来た。ちなみに女装した男性である。 色々な意味で子供の教育に悪い素行が多かったが、騎士として頼り甲斐のある姿も時々見せる。 仮にまた聖杯戦争が起きたら、きっとやる太達の呼びかけに答えると騎士として約束して還った。 聖杯への願いは「ディルムッドに対して幸運を与える」事。 ・【お向かい】 「さけぽん」氏とその現行スレを指す。現行作品は“やらない夫は運命と混沌に弄ばれるようです” やら死にの時代に【日常】パートが全然日常じゃない事に磨耗した【抑止力】が流入し、 ひたすら聖杯戦争を避けて妹やサーヴァントや幼馴染とイチャコラし続けて日常を満喫した。 満喫しすぎて聖杯戦争を放置していたら詰んだ。今は「弱くてニューゲーム(【死に戻り】)」中。 「(」・ω・)」さけ!(/・ω・)/ぽん!」という基本的に同一IDでの連投を行わずに進行する儀式で有名。 時々付き合いのあるスレに混沌(これ→(」・ω・)」)が漏れ出す事があるので、 その時は穏便かつ速やかに「巣にお帰り」と、巣(混沌スレ)にお帰り頂こう。 ただし安易に帰れと発言すると自治行為と見なされるほか、スレ主も混沌と一緒に巣へ帰る場合があるので注意 自分が知らないネタが突然かつ頻繁に現れる事で驚いて気分を害する人がちょこちょこいるのだ。 ・【お隣】(お岩さま) 「ばくだんいわ」氏とその現行スレを指す。現行作品は“やらない夫は100年を生きるようです” 「読者は資源ですから、大切に愉悦しないと。」がモットー。 キャラの立場で最適解を求めるのが得意、そのため……  岩「エイワスさんエイワスさん、この場面ではこのキャラはこう行動するのでは?」  天使「なるほどその手があったか!」 かくして抑止力は阿鼻叫喚の渦というのがよくある。 中の人は浄土真宗のお坊さんである、これが末法の世か。 ・【オレステス】 AAはニンジャスレイヤーとパーン。【藻屑ちゃん】の”王子様”である。 「ドーモ、アヴェンジャーです。英雄殺すべし、慈悲はない!」 彼がアイサツした瞬間、抑止力は「Avenger・Reality・Shock」を発症し、スレは「アイエエエ!?」と恐慌状態に陥った。 通称【エイユウスレイヤー】=サン。 企画ランサー相手に100%以上の勝率を叩き出し、山の上の神々に怒りを燃やし、片っぱしから参加者に喧嘩を売る。 その方針は「全方位棍棒外交」と評されたが、直後、抑止力には盛大に%%スリケン%%ブーメランが突き刺さることになった。 クラスはアヴェンジャー。アガメムノンの息子であり本物の王子様。 と同時に、ギリシア神話、トロイア戦争の負債を全て押し付けられた悲劇の英雄である。 具体的には >・父親が戦勝祈願の為に妹を生贄にする >・幼馴染で相思相愛の婚約者ヘルミオネを「ネオプトレモスに嫁がせるから」と父親に奪われる >・娘を生贄に捧げた上に10年間も戦争から戻ってこない夫に愛想を尽かした母親が浮気し、家庭崩壊 >・その父親が王女カサンドラを性奴隷にして帰還した挙句、母親と浮気相手に暗殺される >・オレステス自身もまた母親に暗殺されかけ、姉エレクトラを残して国外逃亡 >・母親と浮気相手、トロイア戦争の原因となったヘレナ、ネオプトレモスへの復讐を決意 >・尚、母親を殺すまでの間エレクトラはひたすら虐待されていました >・あと、ヘレナはヘルミオネの母親でした >・オレステスは母殺しの罪悪感から発狂 >・裁判にかけられるも陪審員の意見が真っ二つに割れて結論が出ない >・神々の裁定が下ってようやく無罪放免 母親はカサンドラを殺してるし、ネオプトレモスはヘクトルの赤ん坊を惨殺してるし、ヘレナは言わずもがな。 つまり一言で説明してしまうと&bold(){ギリシア軍総大将の息子がトロイア王家の仇討ちをした}という誰得な展開である。 尚、人類間引きの為にトロイア戦争を起こしたのも、アガメムノンへ娘を生贄に捧げたりネオプトレモスにヘルミオネを嫁がせるよう命じたのも、オレステスに復讐を唆したのも、呪って発狂させたのも、裁判にかけたのも、エレクトラに懇願されるまで「唆したの俺」って証言しなかったのも、ドヤ顔で無罪判決にしたのも、ぜーんぶ&bold(){オリンポスの神々}。 オレステスが全方位棍棒外交したくなるのも仕方ないね。 ・【女心(乙女心)】 複雑怪奇で面倒臭いもの。しかし取り扱いをミスると後の禍根となり得るもの 状況に対する自重とか男性への配慮とか、でも出来れば察して欲しい本音とか期待とか色々混ぜ込ぜになった感情 これが軸となった行動に上手く対処する事が出来れば得られる好感は大きい 女心が発動中であるという兆候例 1・何時もの主張と異なる、妙に物分りの良い事を言い出した(全面的嘘ではないが、本音を看破して欲しい) 2・何時もは物分りの良いのに、妙な我が儘を言い出した(要するに黙って済ませられない程大切な本音を言っている) 1番の「物分りの良い事」を男性が受け入れた直後に、速攻で逆の事を言い出したら100%黒(そっちが本音) 良い対応 1・本音の要望を引き出す(ポイントが高い。「自分を理解して貰っている」と言うのと同義) 2・本音の要望を満たそうと努力する(とてもポイントが高い。「自分にはそこまでする価値がある」と言うのと同義) 3・本音の要望を実際に満たして見せる(完璧。男性側の優秀さのアピールとなる。格好良い) 女性側の好感度が低いと3番が重要になる。好感度が高いと2番の時点で割と満足する 要するに「自分の為に頑張ってくれている」姿に胸キュン的なアレ 悪い対応(女性側が欲求不満状態になる) 1・本音にそもそも気付かない(良くない。気難しい女性はヘソを曲げる。鈍感男と認識されているとダメージ低い) 2・本音に気付かない上に面倒臭そうにする(最悪。「そこまでする価値が無い」と言うのと同義) 3・本音に気付いた上で難色を示す(良くない。物分りの良い女性は遠慮して理解はしてくれる。一応) 3番で遠慮してくれた女性にしても「本音に配慮して欲しかったな」という気持ちはどうにもならないので、 せめて姿勢(ポーズ)だけでも女性に配慮しようとしているように見せた方が満足感の足しになる ちなみに長編男性主人公達の場合 ・やる夫 魔術師よりも詐欺師の素質がある、と言われる通り、女性を魅了し続ける事に長けている スーパープレイを継続して連打するタイプ。反面、女性側が置いてきぼりにされがちな所も僅かにある とは言っても普通の仕事男な男性という程度のレベルの要素なので特に重要なポイントではない 彼は分かりやすく魅力的な男(ダンディ或いはタフガイ)なのだ ・やらない夫 普段のボケ倒しの態度から大して期待できない盆暗と見せかけて、 本音をゴリゴリ引き出し、本音を満たす為に必死で走り回り、実際に満たしていくというナチュラルボーンタラシ 状況逼迫時や絶不調状態の時に大ポカをしているが、普段の行いで貯まり続ける好感度がそれを補って余り有る この面子の中で唯一の20歳未満というのが末恐ろしい(R-18エイワススレの登場人物は全員18歳以上だ。良いね?) ・できる夫 コミュ障故に普段の振る舞いは「酷い」の一言だが、 その分低い期待値と、要所の度に叩き出されるクリティカルの連打が普段の振る舞いを補って余り有り過ぎる男 浅い付き合いだと分かりにくいが、深く付き合ってみるとしっかりした味がある、というギャップ萌えな人物 これはカレン相手に限らず、彼と接してきた全ての人物との間に言える事でもある ・キル夫 特殊なタイプの人物。本人自身が変わり者である為、基本的に付き合える(着いていける)人物も変わり者 実は歴代主人公の中では「遠慮させない事」と「本音を吐かせ、隠させない事」に一番優れている どんな無茶振りであろうと(それこそ完全に社会性に反する事でも)拒まないで受け止める その分課せられる負担も大きいのでヒーコラ言っている事が多いが、 根本的に自分の好きな事しかやらない男である事、女性陣が寄り掛かるばかりではなく支える気がある事が救い よく言われる「哀れでカワイソーな男」ではない。ただ、凡人が彼と同じ事をしようとしたら勝負の舞台に立つ事すら無理 最初の文の通り、彼が変わり者(超人)だからここまで来る事ができたというだけ ▲&link_up() ---- *か行 ・【改造】 無銘英雄=鷲巣やる夫は改造人間である。 彼を改造したアレイスター=クロウリーは、受肉を企む世界最大悪人である。 鷲巣やる夫は愛と地球と胃の平和の為に、マジキチ達と戦うのだ! (AAは%%てつを%%仮面ライダーBLACK RX→ナイトブレイザー) 実際は改造を主体的に進めているのはやる夫自身である。改造結果は強力無比。その代わりやる夫は死ぬ。 彼を生かす為には、第三者が奇跡レベルの力技でどうにかするしか無い。 改造に使用した(身体に取り込んだ)物は「邪神の魂の欠片」や「神血が入っていた杯」等どう見ても厄い物揃い。 そして様々な礼装を任意に選択して取り込む魔術【闇黒魔闘術(マギア・エレベア)】を戦闘中に使用している。 また彼が参入した代から【ランペルージ家】の彼の子孫にも改造癖が受け継がれている。 ちなみに全員尽くが「自らの死亡を前提とする」改造である。こいつら捨て身過ぎる。 ・【我妻由乃】(由乃さん) やら死ににおけるアサシンのマスター。【アンノウン】の一人。主人公と恋愛しない系ヒロイン(女主人公)。 やら死にはやらない夫の物語であったと同時に彼女の物語の最終章であったとも言われている。 他のマスターや英霊達全員から会うたびに「嫌な目をしている。信用できない」という安定のフルボッコ評価を受ける中、 やらない夫だけは彼女を見捨てずその尽くしっぷりから「やらない夫が聖杯戦争中に一番尽くした相手」と言われている。 死ぬ度に記憶と「何か一つ」を持ち越して次回の聖杯戦争に参戦させられる【やり直し】の能力を持つ。 【アンノウン】である自分の「付属物」として作られた天野雪輝が、死後何の痕跡も残らず消されてしまった事に絶望。 死ぬ度に安心院なじみから干渉を受けた事もあり、発狂して「自分と天野雪輝以外の人類の絶滅」を願うに至った人物。 「なんでこの人生きているんだろう」枠。抑止力の間ではグランドルート以外なら どのルートでも確実に中盤辺りで死んでいるポジだろうと専らの噂。 狡猾で鋭いキレの頭脳を持ち、地雷が撤去され正真正銘の仲間になった中盤以降では 脳筋やお人好しばかりで、相手を出し抜くという発想が湧かないやらない夫陣営において 参謀としてスカリエッティやクロコダイルとの交渉、戦略相談において活躍を見せた。 実際のところ、彼女抜きで彼らと交渉するのは怖すぎます。 ・【カシャンカシャン】 第四作「彼女は『8番目』として戦うようです」における最大のトラウマ。 本作の正規セイバーの通称で、物語前半においてほぼ毎日現れてはその圧倒的な戦闘力と、 地雷原+爆薬庫のど真ん中でドンパチやらかすマジキチっぷり、 極めつけに記憶の城にまで出没してゼンペラーとアショ勝さんのタッグを一蹴し、読者を恐怖と絶望の底に叩き落とした。 この効果音が表示されるだけで読者の大半が泣き叫ぶ。いいからこっち来んな。来ないで下さい。 とは言え、彼の暴れっぷりが本作のエンディングルートを決める最大の要因の一つになってしまったのだから、 世の中解らないものである。 ・【上嬢当子】(上嬢さん) できる叶のマスターの一人。AAは禁書の上条さんのTSネタから。 「男の幻想殺し」の二つ名を持つ漢女で、魔術については無知な巻き込まれ枠の所謂【逸般人】キャラ。 シックスの聖杯完成を阻むために【抑止力】からの後押しを受けており(メタ的に言うと発言安価の対象キャラになる事があり)、 主人公のできる夫よりも高い主人公力を持っている時も結構あった。 どこぞの白長や元ネタ同様の汎用救世主型主人公系メンタルの持ち主であるが、 残念ながら話の主役は中立・悪のでっちゃんである為空回りする事もしばしば。 大事にはされるものの、彼女が主体的に動き回る事に積極的に協力してくれる人はいなかったのが白長と違う所。 白長みたいな事が出来なかったからと言ってディスられる事もあるが筋違いなので要注意。 そしてできる叶のエロを一手に引き受けたパス繋ぎ担当。詳しい事は【KEDAMONO】の項目で。 本編終了後もKEDAMONOと過ごす傍ら、様々なトラブルに首を突っ込んではそげぶし続けているらしい。 ・【蟹座さん】 ヘラクレスの十二の試練の一つ「ヒドラ退治」に登場した、 ヒドラと同じ沼に住んでいた、ヒドラの友人&異父兄弟である化け蟹カルキノスの事。 最初はヒドラとヘラクレスの戦いを見ていたが、ヒドラが形勢不利になったのを見て飛び出し、ヘラクレスの足を挟んだ。 実際奥ゆかしい友情であったが、ヘラクレスに速攻で踏み潰されてネギトロめいた死を迎えてしまった。テラカルキノス。 彼はその兄弟想いの優しさと勇気を認められ、ヘラによって天に上げられて星となった。 ・【カルキ】(イケメン) やら死にと8番目で登場したライダークラスのサーヴァント。AAはツナシ・タクト。 ヒンドゥー教、維持神ヴィシュヌの10番目にして最後のアヴァターラ(化身)。未来王。 名前は「永遠」「時間」「汚物の破壊者」を意味する。白馬に跨った英雄、或いは白き馬頭の巨人の姿で現れる。 悪魔カリが支配する悪徳の末世カリ・ユガに出現し、悪を滅ぼして世界を黄金期クリタ・ユガに輪廻させる存在。 分かりやすく英雄な立ち振る舞いの人物。割とマスターを選り好みするタイプで、認めたマスターには従順。 最高神の化身だけあってEX対界宝具【天地輪廻す終極の星(クリタ・ユガ)】やそれによる無敵の相殺防御を持ち、 白馬との融合によって巨人化する対人宝具【全王化身・終焉の騎士(アヴァタール・カルキ)】を持つ。 弱点は魔力を馬鹿喰いするモンスターマシンな所だが、それさえ満たせば攻守に隙の無い最強クラスの強さを誇る。 対城宝具を1ターンに三連打されると攻撃が通るのが弱点だ。【リレイズ】持ってるけどな!(白目) やら死にでセイバー組とバーサーカー組withバルドルの共同戦線に圧勝して見せたのは抑止力のトラウマの一つである。 やら死にでは専用の小聖杯マスターの【フェイト】によって無尽蔵のMPを供給された無敵要塞状態。 その後、一度はスカリエッティによって人格を消されるも【やらない夫】達の活躍によって復活する。 宝具は全部失ったが、全体回復や相殺防御、対魔攻撃等を持った勇者っぽい能力で活躍した。 8番目ではほんのり弱体化したが、対戦相手にほぼ勝ち目が無いネタは健在。 ついでに本来は世界を回す「装置」という存在なので英雄願望持ちだった事が判明した。 できない子にとっては優しくて格好良いパーフェクトお兄ちゃん的存在。 ・【カレン=キューブリック】 できる叶のヒロイン。AA元は本家Fateから。ちなみに当時のエイワスが一番好きなキャラであったらしい。 【シックス】の実の娘であり、【できる夫】とは従兄妹に当たる(母親同士が姉妹)。 母である銀は霊的な存在と交わり子を産む“聖母”という第三魔法に通じる魔術特性を持っており、 それ故にシックスによって攫われた上で改造を受け、カレンを出産した際のショックで死亡している。 カレン自身も“聖母”の魔術特性を継ぎ“この世全ての悪”を顕現させる“聖杯の器”としての役を負わされる。 できる夫に渡される前までは与えられた屋敷に軟禁され、孤独な人生を送っていた。 できる夫と出会った後は、時々無自覚にカレンへの執着を零すできる夫に赤面しつつ、彼の性格を粘り強く矯正。 聖杯戦争の内にどうにか心の芯を見出させる事に成功。できる夫もシックスの野望を砕き、無事結ばれた。 基本的に冷ややかで素っ気無い態度が多いが面倒見も良い。 慌てると少女らしい態度を見せる事もあり、愛を自覚した終盤のできる夫に大いに押された。 戦後はカレンや愛娘に愛情過多気味なできる夫をお仕置きしつつ、何だかんだで甘やかしてしまう日々。 ・【鬼帝】(覇王鬼帝) 厳密にはエイワススレでは無く、EX板の王様ゲームスレ21期にて生まれた言葉。 21期の王様ゲームの参加者には、めだかちゃん、安藤潤也、メアリ・クラリッサ・クリスティとどこかで見たような面子がいたため、 幾人もの抑止力がその奇縁と行く末に興味を持ち、そして混迷した本編状況から離れて癒されようと王様ゲームスレへと向かった。 #region(ネタバレ注意) ーーーーへぇっ! そこに居たのは欲望に忠実に生きる事を諦めない、超肉食系ドS百合少女鬼帝さんだった。 めだかちゃんをその標的とし、ラップ越しのキスから始まって非常に高度な言葉攻めを使って彼女を籠絡し、一緒に幸せになる事を狙うその姿はまさに雌豹。 シャーリィインストールされててた本編のメアリさんを忘れに行った筈が、シャーリィよりあかんものがインストールされていた。どうしてこうなった……。 その暴走具合は天使のみならずお隣の岩さんまでも困惑の感想を漏らしたり、 向こうのスレ主のトェェェェイさんも「現在メアリ使ってる他スレに悪いんじゃないか(特に天使さんとこ)」と悩む程。 結果エイワス直々に「問題ないですよ」と言いに行くことになった&s(){でも本当に不憫なのは原作の漢前メアリさんだと思うの}。 ついでに抑止力達の妄想(現実逃避とも)レパートリーの中にハーレム狙いの超肉食系ドSバイメアリさんが増える事と相成った。 ちなみに王様ゲームスレのめだかちゃんは、潤也とメアリの間で揺れていて実に可愛らしいので一見の価値有り。 #endregion() なお王様ゲームのスレ主は男爵さんのお向かいさんであるが、むやみにエイワススレの事を向こうに持ち出すのは自重しよう。 ちなみに、この言葉の元ネタは2010年度KOTY携帯機大賞『ハローキティといっしょ!ブロッククラッシュ123!!』。 あまりに理不尽な鬼畜難易度から「キティ→きてい→鬼帝」と呼ばれるようになった。%%色んな意味でハマりすぎである%% ・【┌(┌^o^)┐キボ゙ォ…】 第四作“8番目”に登場したおぞましい何か。 安藤兄の周辺に大量発生するとの報告があるが、関連性は不明である。 類似品に┌(^o^┐)┐ホモォ…が存在するが、区別する必要性は特に見受けられない。 ・【きめぇ代】 【史実戦争】の主人公の自嘲込みの自称。本名不明(名字は岡部)。あだ名はきぃちゃん。 祟神ミシャグジ様の転生体だが、生まれたのが科学者の家だった悲運の少女。 魔術師の家でない為に適切な対応を受けられず、姿は常に異形。制御出来ぬ祟りを振りまき、 貴重な存在として他の魔術師に身柄を狙われて母親は殺され、父親は事態の打開策を求めて姿を消した。 塞ぎ込んでいた所を父親の「知人」に諭され、自らの呪いを解くべく聖杯戦争に身を投じる。 気弱で怯えた態度を取るが、地味に言いたい事ははっきり言う少女。自己奮起の為の厨二ネタは空回り気味。 最初は自分が召喚した破天荒なランサー:森長可に振り回され気味。 他の話が分かるタイプのマスター達と協力し、若干外道属性に感染しつつ勝ち進んでいった。 過去から呼び出されてしまったマスター島津豊久を過去に送還した事で聖杯の力は減ったものの、 自分の力を制御出来る様になり、少しは友人も出来たという、かなり良い成果を挙げる。 「潜在能力」に関しては主人公で最強と言われる。 仮にも神の転生体であり、一切の戦闘訓練を受けていない状態で、 レベル50、【運】以外のステータスに100(10ランク)ポイントを自由配分という強力な戦闘能力を持つ。 古い神が偶然、人間の少女として転生。人間の理性と自我を持っているというだけで、身体は人間ではない。 ・【キャスター】 原作においてその性質故最弱と呼ばれるサーヴァント。だがエイワススレではチートの代名詞。 基本的に準備整っていない序盤では、彼らの脅威度は比較的低く、高い対魔力と白兵戦能力を誇る セイバーやランサーであれば十分単騎でも打倒可能なレベルであることが多い。 だが時間が経過し、魔力が貯まると一気にその実力を発揮し、到底一つの陣営では 勝つことなど不可能の領域と化し、打倒のためには複数の陣営が協力することが必須のレベルとなる。 1作目が主人公のサーヴァントであったため、抑止力がその脅威を身を以て実感したのは2作目となった。 以来、キャスターは序盤に潰せという教訓は抑止力の心の深くに刻み込まれた。 だが「予め準備期間が設けられている」「そもそも異界に引きこもっている」 などの理由によって、全く準備していない最弱状態のキャスターを潰すと言う行為はそう簡単に実行出来ない。 最弱どころか弱体化したキャスターですら自爆宝具を持っていてこちらに大損害を与えて来たことすらある。 参考までにエイワス作品では中堅レベルである、第三作のキャスターの能力を一行で纏めるとこうなる。 >最高レベルのクラス別スキル、多岐に渡る召喚能力、A++ランクの対城宝具を持つ。 主催地を荒らし回って悪目立ちした為、大規模な共同戦線を張られて袋叩きにされて退場したが、 それでも一歩手筋を間違えていれば返り討ちにされる可能性があった辺り恐ろしい。 #region(歴代キャスター) やる挑:アレイスター・クロウリー、マスターテリオン(近代イングランド) 嫁魔神:バロール(ケルト) やら死に:ソロモン(古代イスラエル)、“魔女”という概念(中世欧州) できる叶:アブドゥル・アルハザード(クトゥルフ。中世中東) 8番目:ヘルメス・トリスメギストス(古代エジプト)、無銘の英雄(現代)、サー・ケイ(ブリテン) 24時:チクタクマン(クトゥルフ) テストプレイ:茨木童子(平安日本) 小聖杯:アラン・ベネット(近代イングランド) 年末企画:セルウィウス・トゥッリウス(王政ローマ) クロス企画:マクレガー・メイザース(近代イングランド)、クリームヒルト(中世ドイツ) W兄貴:ランダ(インドネシア) 彼月:アングルボザ、ウートガルザ・ロキ(北欧神話)、モルガン・ル・フェイ(ブリテン) ねらう緒:シェムハザ(エノク書) パラレル:エドガー・ライス・バローズ(近代アメリカ) #endregion ・【葛葉ねらう代】(麈殺戦鬼(スローターデーモン)、ゴリラ、メスゴリラ、剛力羅拳伝承者、ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ、森の賢人) 2015年新年企画聖杯戦争の主人公。千年単位の神秘がそこらに転がるNIPPONの護国を生業とするKOUMUIN。 宮内庁直属機関"帝都守護役"の末席。枯れた魔術師の家出身で魔術や異能の才能は皆無。 聖杯戦争における魔力供給は、専ら相棒であるホムンクルスのコリエル12号によるもの。 葛葉の性を名乗っているのは養子として迎え入れられたため。 YAMAで培い鍛え上げられた肉体と猟犬じみた調査能力を「人より巧く、速く扱う」ことで、 多くの不逞の魔術師を僅かな痕跡から狩り出し、追い詰め、その内臓をネギトロに変えてきた。 エリート国家公務員(物理)でヒヒイロカネ製武具の支援を受けており1000年ものの神秘によって 実戦時にはAランク(50)相当の魔術攻撃をぶち込み、Bランク以下の魔術を無効化してくる。サツバツ! 現在、チャンピオンの指導により格闘術にさらなる磨きをかけている模様。お前はどこへ向かう気だ。 開幕からメスゴリラ扱いされ、作品投下時の度にゴリラと化した抑止力の戦意を高める鳴き声とドラミング音が鳴り響く。 あ、女子力?ねえよ、そんなもん。 末端故のフットワークの軽さから、”黒鬼”としてある意味で上司以上に恐れられている。 戦闘能力よりもむしろ捜査力と洞察力こそが彼女の真骨頂であり、 『帝都の魔人』こと加藤保憲をして「厄介に過ぎる」「繊細さを要求される策謀は無意味」との評価を受ける。 実際、抑止力の後押しと諸々の幸運、モリアティ教授の茶目っ気等が重なり、僅か三日で聖杯戦争の裏に隠されたシスター・カーミラの正体および策謀をほぼ暴きあげ、対策を敷くことに成功した。 森教授「(^ω^三^ω^)カーミラくん、ねぇどんな気持ち?ねぇねぇ今どんな気持ち?」 なお、今作の黒幕と目されるシスター・カーミラの起こした過去の聖杯戦争が原因で弟が失踪しており、 その失踪した弟というのが2014年企画のねらう緒である。 時間軸的にはそちらの聖杯戦争の数年前ということになる。 ちなみに、戦力的には全力を出した弟を真っ向から叩き潰せる模様。なにそれこわい。 性格は基本的には一般の公務員レベルには善良。 ただ、裏稼業にもドップリ漬かっていることから、必要とあれば手を汚すことを厭わない非情さも持つ。 『目的のためには手段を選ばないが、必要以上に外道に染まる気はない』という点で弟と似ていると言われたりもする。何気にアライメントも中立・善で同じ。 同僚であり師匠でもある『山神』オオヤマミツチヒメからは、「生まれついての強者でないが故に、行動の基準を『自分の中の正義(自分の中の判断基準)』でなく『集団としての秩序(自分の外の判断基準)』に置いている」「その上で『正しいこと』を最終的に選び出すことが出来る人間であり、『正しさの奴隷』或いは『正義の味方』として、帝都守護役に最も相応しい人物」と評されている。 この辺を踏まえると、中立の中でもかなり秩序寄りの人格であり、公務員としてはまさに理想的なパーソナリティであると言える。いささか皮肉が混じることは否定できないが。 鯖であるパーシヴァルとも重なる部分が多く、やっぱり縁召喚だったんじゃね?と抑止力からは囁かれる。 弟を救えなかった悔恨を引きずっており、仕事に私情が少なからず混ざっていることを自覚している。 (先述のアライメントが秩序でなく中立となっている理由の大部分がここにあるとの声も) その辺も含めてワーカホリック気味である。%%そんなだから貰い手が居ないグワーッ!%% 割とはっちゃけた一面が見られるのは職場に濃厚な人が多いからではないかと噂される。 ・【九頭竜市】(九頭竜ダイン、タブンネちゃん) 不幸にも4作目である8番目の聖杯戦争の舞台となった街。マスコットキャラはタブンネちゃん。 何が不幸だったかと言うと、聖杯戦争に参加した面子が 極力実行したくなかったとはいえ、いざとなれば街ごと対国宝具で吹き飛ばすつもりであったセカンドオーナー 虐殺等こそ積極的にやらないものの、街への被害はアウトオブ眼中のバトルジャンキーの鬼 多少は考慮するものの、その秘策発動により後一歩で街を廃墟にしかけた正統派魔術師 人食いやる奴を特に止める理由もないので口出しせずに放置しといた殺し屋 より大きな希望を産むために毒ガス作戦をやるつもりだった希望厨 娘を救うためにほとんどバーサーカー状態だったカシャンカシャン 満足出来ればそれで良い状態な黄金の獣 ……と、どいつもこいつも殆ど町への被害を考慮していなかった点である。 実際にできない子が介入していなかった歴史ではカシャンカシャンと黄金の獣の激突によって毎回吹っ飛んでいた模様。 本編中でも度々危機に陥り、そのたびに抑止力からは「九頭竜ダイーーーン!!!」と言われた。 (元ネタはダイの大冒険のおっさんことクロコダイン) また、九頭竜市の崩壊が後の『破滅の未来』へと繋がっていることが明言されている。 しかし、できない子と安藤君の尽力もあってどうにか建物がいくつか吹っ飛んだりした 程度で済んだ模様で、地獄の聖杯戦争を見事に生き抜いた。 ちなみに「安藤君が死ねばもう九頭竜市に配慮する必要などない」が抑止力のほぼ共通認識であり そのことからも安藤君は九頭竜市が自らを護るために生み出した化身との説がある。 ・【クトゥグア】(赤王様、嫁王様、宇宙嫁、脳内嫁) やる挑のアーチャークラスのサーヴァント。AAは赤セイバー。 フォーマルハウトの生ける炎。極寒の冷気を伴う灰色の炎アフーム=ザーを生み、炎の精を従えるという。 葉隠市の【聖杯】の特殊性故に召喚されてしまった【神霊】。 サーヴァントの枠に無理矢理押し込められて相応に弱体化したとは云え、 本来の力を一時的に取り戻すEX対星宝具【硫神邪苦火(クトゥグア)】を使われれば詰むと言われたバランスブレイカー。 悪神故に当然人間心理などに配慮する訳が無く、人食いで多くの被害を出した。 存在がヤバ過ぎる為、本来ならアラヤの【抑止力】がマッハで飛んで来る事態だが、 人間を害悪と見做しており、人類が滅びるに留まる分には一向に構わないガイア側によって対処に来れなかった模様。 【やる夫】達は自力での対処を迫られた。 しかし何度も接触を繰り返している内に、サーヴァントの枠に押し込まれた事とやる夫の熱烈な干渉の数々によって 徐々に人間自体に対して関心を持つ様になり態度も軟化。果てはやる夫に口説かれ愛し合う仲へ至る。 マスターである柊かがみとも、相容れない存在という関係なりに情を交わす仲になる事が出来た。 第一作最大の計算外。赤王様マジヒロイン。 決戦での大暴れと、決戦のダメージと自ら宝具を縛った上でのやる夫との決闘はやる挑最大の山場の一つ。 最後はやる夫に己の魂の欠片を託し、彼の身を突然の襲撃から庇えた事を喜びながら消えた。 後にこの魂の欠片は英霊へと至ったやる夫の最強宝具【焦熱世界・無銘英雄(フォーマルハウト・サガ)】となる。 これで出番終了かと思いきや、やる夫が魂の欠片を取り込んだ事で極稀に夢の中で会える様になったり、 【暗渦魔術】で最大出力が出せた時の召喚術【幻想具現化】で召喚獣として登場したりと割とそうでもなかった。 【ナナリー】も夢の中に引き摺り込まれており、やる夫と二人揃って凄い目に遭った(無論、記憶残ってる)。 エンディング後のナナリーの女帝化の原因の一つってこれじゃないですかねえ・・・。 次の作品のやら死にでも死亡時の赤王道場の主として登場。 【アンノウン】に対して超越者・安心院なじみが干渉する安心院道場から【やらない夫】の魂を保護していた。 彼はもはや【無銘の英雄】とは別人だが、それでも嘗て愛した男の魂に勝手な事をされるのは気に入らなかったとの事。 第四作である8番目”でもサーヴァント、或いは道場主として登場する予定だったが、 できない子とダイスの女神がウルトラCを決めた結果出番無し。 なお、エイワススレでは彼女と原作赤セイバーの呼び方が被っている為結構紛らわしい。文脈で判断しよう。 ・【首切りレース】 エイワススレのトラウマ1。駄天使自身も後に「二度とやりません」と反省したレベルの果てのない苦行。 長編第二作“やら死に”において羅刹王ラーヴァナとの戦いを一言で表した言葉である。 ラーヴァナは“HPが0以下になった際即座にHPを1000点回復し、これを最大9回発動できる” つまりラーヴァナの伝承にある10本の頭全てを落とさなければならないという 原作のヘラクレスを思い浮かべるどう考えてもイベント仕様のような能力を所有していた。 (なお、こちらに対城宝具所有者はいない) これに加えラーヴァナは途中から攻撃するのを時々止め、自身の回復に手を回し始めたのである。 (一回使用につき500点回復) 例えるなら城壁をヒノキの棒と弓だけで崩すような光景であった。 この頃は参加者安価全盛期であり、相手に与えるダメージやダメージ減少は ひとえに住民のゾロや0末尾収得能力に直結していた為、ミスれない眠る事も出来ないデスレースと化していた。 その果てがない様に思える淡々と続く苦行はやらない夫達のMPどころか住民の脳内物質さえも尽き始め ある者は力尽き、ある者は喋る気力さえもなくし、ある者はイブキさんの狂化のように発狂したという。 結局イベント移行は最後の首を刎ねるまで挟まれず、 最終的なラウンドは8ラウンド、戦闘時間はおよそ5時間3分ほど、未だ破られない最長記録である。 だがこの後に現れるインドの本気を考えれば、倒す事が出来るラーヴァナなど単なる苦行なだけでまだマシであった。 ・【くびわつきけものどの】 "8番目"の正規キャスターであるヘルメスが、礼装作成の合間に個人的に作り上げた愛玩用使い魔。かわいい。 作成者とモチーフが揃ってアレなため、根源に繋がっている(可能性がある)というとんでもない代物。 最終決戦後にルサルカに託されるが、そのせいで彼女は余計な苦労を背負いこむ羽目になる。 やら死にに登場したくびわつきけものとの関連性は不明。 ・【球磨川禊】(クマー) やらない夫の親友であり、悪友であり、やら死にのラスボス。第一魔法(偽)の使い手、大魔王デミウルゴス。 生まれつき世界全てが醜く捻じ曲がって見える【負完全】という精神的に破綻した存在であり、 人並みに持っていた倫理や道徳観との摩擦で、幼い頃は極めてネガティヴでマイナス思考な人物だった。 しかし破綻した目から見ても美しいと思えた少女、生まれついての魔法使いである安心院なじみと出会いが契機となり、 「人間の尺度がどうであれ、それで世界の在り様自体が変化する訳ではないし、それで良い」という意見に落ち着く。 ある時、安心院は他の人々の様に願いを乞わず、あくまで人間として彼女に接する禊に願いを求めてみた。 そして禊は少し括弧を着けて「自分の様にこの世界の誰もが幸せに生きれたら良い」と言ってしまう。 安心院はその日を境に、禊に「もう要らないから」と第一魔法を押し付けて姿を消す。 禊は「いつか彼女が帰ってくるかもしれない」という思いを胸に魔法によって一人生き永らえ続けた。 スカリエッティの計画に協力したのも彼女が帰ってくる世界を無くさない為のもの。 そして「世界の情報」を呼び出すべく、儀式によって根源に接続した瞬間、 禊の願いを叶える為に根源に向かい、人格を粉砕されて約束を果たす為だけの残骸と化した安心院なじみが現れた。 禊は儀式を中断。異能【却本作り】によって安心院を縛り、聖杯内部に封印した。 しかし共に「他人の願いを叶える」存在である安心院と聖杯は親和性が高く、 聖杯の魔力を奪って封印を内側から破壊されかねなかった。 そこで安心院が影響を及ぼせる範囲の魔力を大量消費する為に始めたのが聖杯戦争である。 普段は格好付けだが極めて根性のある人物。年齢の割に純情。結構惚れっぽいらしい。 自己評価がド底辺かつ見下され慣れている為、狂人や傲慢な人物とも普通に会話が出来る。 サボったり裏でごそごそやっていたりで文句を言われる事は多いが、何だかんだで古参の別格三魔王からの信任はある。 やらない夫とは特に何の裏も無く、普通に出会って普通につるんで普通に親友になった間柄。 幼いやらない夫をマリオと準の元に連れてきた人物でもある辺り、どうも存在をすっかり忘れていたっぽい?。 ラスボスらしい振る舞いはしているものの、やらない夫が親友の立場を貫いたせいで割と早期に敵意が吹っ飛んだ。 何気に作者を含めて終盤まで誰も気付かなかった、やらない夫の本質を理解している様な発言を物語序盤でしている。 自分が召喚した魔王である水銀燈との付き合いが長く、お互いに悪からず想っている仲。 戦後どうなったかは言うだけ野暮。大仕事を終えて二人でのんびりしている。 ・【黒猫】(五更瑠璃、汚染存在) やら死にのヒロインの一人。聖杯戦争に関わる人間としては珍しい完全な【一般人】。異能なんて何も無い。 やらない夫の同級生であり友人の一人。以前から両片想いの関係だった。 ちなみにやらない夫は一目惚れ、黒猫は友達付き合いの中でじっくり惚れた。 デスペナルティで因果律に介入を受け、死亡率が爆上げされて危うく死に掛けた。 具体的にはデートでやらない夫に告白した後、彼がアサシン組の救助に行く為に一旦別れ、 その後「聖杯戦争」の事を知ってしまい由乃に殺されそうになった所をやらない夫に庇われて死亡回避に成功。 その後身柄の保護の為にやらない夫の部屋で同棲開始。 惚れた男が毎度行う無茶を止めずに好きにやらせ、黙って帰りを待っていてくれるという半端無く良い女。 やらない夫が敵に捕獲された際は、元魔王であった友人水銀燈に力を借り、救出を行っている。 覚悟が決まれば恐ろしい相手に対してもヘタレない。恋する女は強し。イブキ好みのタイプ。 厨二病趣味らしく神話や伝説の知識が豊富であり、北欧神話の大型船の情報をすらすらと列挙したり、 テスカトリポカの能力をほぼ正確に看破したりしている。 初対面の水銀燈が彼女から洒落者の貴族や歌人を連想したりと、かなり古風な感性を持っている。 やらない夫の事は長い付き合いで大体お見通し。馬鹿な所も含めて割とベタ惚れ。 想いをストレートに伝えられると嬉しそうにする、一昔前の旦那と家内的な関係。 あまり素直ではないので自分からやらない夫にアピールするのは苦手。大抵間が悪い。 状況が切迫している場面だったり、格好の刺激が強過ぎてやらない夫や抑止力を興奮させてしまったりして失敗する。 逆にやらない夫が自分から彼女へアピールする際は割と安定している。落ち着きは大事である。 その精神の強靭さと内助の功から、しばしば漢女と称される。 戦後は【フェイト】と一緒にやらない夫の帰りを待ち続けている。 ちなみに汚染存在というのは腐女子趣味持ちかつその布教を行う事からついた呼び名である。 作中では水銀燈やメリア、フェイト辺りが布教されている。 同人活動もしているらしく、やらない夫も時々手伝わされている模様(遠回しなデートの誘いっぽくもある)。 ・【軍勢変生】 やら死ににおける軍神:蚩尤の権能技。味方の戦力を飛躍的に増加させる。元ネタは神座万象シリーズ。 一般人を一流の戦士へ、一流を超一流へ、英雄を大英雄へ、と味方の強さの格を実質一段階引き上げる恐るべき能力。 ……なのだが、取得時期が最終盤とタイミングがこの上なく悪かった。 この後の敵は鯖の通用しないマーラ、イベント戦闘球磨川、権能技を強奪するタナトスしか残っていなかったのだ! 【爆肉鋼体】ですら一度は凄く役に立ったのに、役立つどころか効果を発揮する機会すらなかった不遇の能力。 ちなみに、エイワスは当初主人公のサーヴァントである酒呑童子がラスボスに奪われ、仲間全員でそれと戦う と言ったシナリオにする予定であったのだが「ラスボスは心置きなくぶちのめせるような奴の方が良いよな」 と考え直し、タナトスに変更となった。本来のシナリオであったなら一回のみの活躍だが 文字通りの神スキルとして抑止力の心に残り続けたであろう事から非常に哀れな能力。 後に本来の持ち主である獣殿が8番目に参戦した時は、自身の勝率補正とMP無限化というチートスキルとなって登場。 嘗ての役立たずだった味方が強敵となって現れた事を知った抑止力は、軍勢変生さんが裏切った!と驚愕したそうな。 ・【ゲオルギウス】(カミナギウス、アニキ) 特別企画"ミッシェルは聖杯戦争を終わらせるようです"の主人公、ライダーのサーヴァント。 AAはカミナ。カミナ+ゲオルギウスでカミナギウス。 ちなみにゲオルギウス本人ではなく、「悪竜を退治した名も無き聖人がゲオルギウスとして召喚された」という扱い。 良くも悪くも自分の信条、信念、信仰に真っ直ぐな熱血漢。宝具から察するに、退治した竜ともマブダチになっている模様。 斜め上の展開から息つく暇なくメガトン級の地雷が次から次へと連鎖爆発する"彼月"中の企画ということもあり、 解りやすい熱血%%脳筋%%キャラということで喝采と共に迎えられた。 抑止力の後押しを受けるのがマスターでなくサーヴァントというのは何気に珍しいパターン。 「俺が信じるイエスでもねぇ、お前が信じるイエスでもねぇ。お前を信じるイエスを信じろ!!」 ・【外道やらない夫】 やら死にのラスボス【タナトス】の本体。並行世界の【やらない夫】。 但しコピーした聖杯戦争優勝者は【無銘の英雄】とは別人。 「望むままに望む事をする。自分の行為を自分以外の何かに委ねない」という在り方をしており、 哀れな事情だの理由だのによる自己正当化を一蹴する。 しかし同時に完全無欠の外道嗜好持ち。他人を踏み躙るのが大好き。 結果として「自分以外の誰かに踏み躙られる日まで、自分以外の誰かを踏み躙り続ける」生き方をしている。 腹が減ったら飯を食い、眠くなったら寝て、女を抱きたくなったら犯す。悪と呼ぶならご自由に、というスタンス。 安心院なじみに与えられた【アンノウン】としての特性は不明だが、 やらない夫同様、安心院の干渉を第二段階まで進めており、彼女から破壊神■■■■を貰っている。 その加護を以って共同戦線を仕掛けて来た参加者達をまとめて始末。【魔王】も【イブキ】も叩き潰して聖杯中枢に進撃。 その時には望みが「自分以外の全ての他人を踏み躙りたい」に変化している。 これに関して安心院の干渉がどの程度あったのかは不明。 世界を滅ぼす為に聖杯の魔力を求めるラスボスと化し、逆に主人公と化した【球磨川禊】と対峙。 最終的には残った魔王である【マーラ】と【テュポーン】も踏み躙るも、世界線諸共に消滅させられた。 それ以降どうなったかに関しては【ラスボス】の項目を参照。 自分にとっての「当たり前」を貫く点はやらない夫と同じだが、「当たり前」だと思っている事のベクトルが逆方向な人物。 「大切な人を幸せにしたいのは当たり前」と「人間は他人を踏み躙って生きるのが当たり前」の違い。 ・【決戦存在】(ラスト・スタンド) かつての鷲巣やる夫の奥の手である「英雄の固有結界」。 世界の「異物排除の修正力」を投影し、自身の肉体を「異物を排除する英雄」へと塗り替える能力。 全ステータスが二段階上昇し、「異物」として定めた対象の強さに応じた強力なボーナス修正を得るが、 三回以上使用すると、自身の肉体自体が「異物」へと変質してしまい、世界の修正力によって消されてしまう。 ・【ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン】 最後の騎士と呼ばれた神聖ローマ皇帝マクシミリアン一世時代の騎士。鉄腕ゲッツ。義手は大砲での負傷によるもの。 決闘の一種フェーデを悪用して強盗・恐喝・追剥ぎを繰り返して財産を築いた「盗賊騎士」。 血の気が多く戦いには首を突っ込まずには居られない性分だったという。晩年はホルンベルク城主となった。 史実よりもゲーテ24歳の時の戯曲「鉄の手のゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン」で美化された英雄としての姿が有名。 戯曲では英雄的人物として若死にしたが、史実では80歳過ぎまで長生きしている。 戯曲の【Leck mich am Arsch!(俺の尻を舐めろ!)】という台詞で有名。「ゲッツ」が同じ意味の罵倒語になった。 史実聖杯戦争のバーサーカークラスのサーヴァントとして登場。AAはジョジョのジョセフ。 受肉して酒池肉林の大暴れをするのが望みだったが、聖杯の破壊が目当ての公務員片倉優樹と組んでしまう。 恐らく彼女に召喚の触媒を与えた上司は戯曲でも読んで人物を勘違いしたのだろう。 令呪を持っている彼女に逆らう訳にもいかず、すっかりやる気を無くして不貞腐れていた。 ちなみに聖杯に望みがあるマスターだった場合は表面上は従順に働き、土壇場で後ろから刺してくる。どうしようもねえ。 その後もあんまりやる気を見せなかった為に令呪命令で盾代わりにされたり城壁に特攻させられ、 頭を抱えている内にアサシンを失った参加者・月詠と遭遇。ヒャッハーコンビを結成した。 その後、最終決戦で【きめぇ代】達ランサー組と戦うも、二人揃って【森長可】の鬼畜能力が直撃して瞬殺された。 対戦相手が誰も発動させた事が無かったからね。仕方ないね。 宝具は自分を史実英雄から戯曲の美化英雄へと変化させる【Leck mich am Arsch!(俺の尻を舐めろ!)】。 彼自身にとっては他人に作られた、本来とは異なる思いっきり黒歴史的な姿なので使いたがらない。 ・【ケルト的価値観】 敵であろうと気に入った相手なら酒を酌み交わし仲良くできるし、命よりも誇りを重んじ、戦いを厭うのではなく むしろ相手が強大であればあるほど燃えるといった価値観、またその価値観で行動する人物を指す。%%もしかして:野菜星人%% 上記のとおり敵であろうと話を持ちかければきちんと聞いてくれたり、戦士の誇りを重んじ 正々堂々と行動していると高く評価してくれて、明確なメリットなどを提示しなくても 思いの丈をぶつかれば「気に入ったから」といった理由で力を貸してくれるので、 この価値観を有する人物と抑止力との相性は基本的に良い。 逆にメリットをきちんと示さなければ行動してくれない情の薄いタイプとの相性は基本的に悪い。 実際の所は情が全く通じず、損得のみでしか行動しない人物というのは層々いないのだが、 その見極めを誤り、失敗しかけることが多々ある。 抑止力(読者)の生死の認識が軽めな思考もこれに似ているが、どちらかと言えばゲーム脳と言った方が近い。 ゲームの敵キャラを殺すのを躊躇う人間はそうそういないという事であるが、 「役割を演じる」ロールプレイ形式である安価スレの場合、しばしばコミュニケーション面で支障が出る。 現実で他人をゲームキャラみたいに扱ったらドン引きされるのと同じ理屈。 ・【高度な柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対応する】 抑止力達の間で長きにわたり受け継がれてきた伝統の戦略である。 一見単なる行き当たりばったりの言い換えであるが、きっと自分の考えとは異なる安価をとられても 笑って柔軟に対応しようという深い意味が隠されているのだろう。 ――というよりもダイスの女神様が跳梁跋扈する安価スレのおいて一定の方針こそ持っていても 具体的な戦略を持つことが極めて難しい以上、これはこれで合理的な戦略なのである。 別に抑止力達が脳筋なわけではない、ないったらないのである。 ちなみに元ネタは銀英伝屈指の名参謀、アンドリュー・フォーク准将の発言。 ・【狛枝凪斗】(希望厨) 長編第四作「8番目」の正規アーチャーのマスター。 「8番目」世界が滅亡した後の、アトラス院主催の聖杯戦争「コロシアイ聖杯戦争」の優勝者。 主催者の様々な干渉によって友人達と殺しあいをさせられる中、親友である日向創と共に足掻いていたものの、 最終盤で主催者側の出来レースにより、日向創は参加者達の能力を吸収した救世主と化してしまう。 危うく殺されそうになるものの、日向創が寸前で自決する事によって生き延び、想定外の優勝者となってしまう。 死に切れない親友に自分の手で止めを刺した事、実は世界がとっくの昔に滅んでいた事を知って絶望。 聖杯を渡されたところで到底自分では世界を救えないと判断し、聖杯によって世界滅亡の分岐点へ時間移動し、 友人達を犠牲に生き延びた事で折れるに折れられない心を抱え、世界を救う「希望」を探して彷徨っていた少年。 「友人を得たい」という平凡ながらも極めて困難であり、切実な望みを持つ。 聖杯戦争では「希望」と見込んだクラスメイト【安藤恵】に様々な無茶振りをするが、 その尽くを【できない子】が防ぎ、その間に安藤くんが対話を重ねる事によって過去を克服。 最終決戦にも出向き、終始自分を支えてくれたアーチャー:源頼光に正面から礼を言って別れ、 『彼自身の聖杯戦争』にもケリをつける事が出来た。 戦後は異能によってしばしばトラブルを招きながらも、友人達と協力して乗り切り、良き日々を過ごしている。 マスターとしては全作品中最強の能力【超高校級の幸運】を持つ。 システム的には周囲の禍福を捻じ曲げる異能によって、常に「戦力の優位」を得る恐るべき能力であり、 仮に対軍宝具を持つサーヴァントと組めば、一部例外を除いて一方的に対軍宝具による滅多打ちが可能となる。 じゃんけん破壊どころか数値の優劣比較というルールすらガン無視である。インチキにも程度があろう。 また、自分の身に降りかかった危険を「自動で他者に逸らす」事で回避し勝利を得るという捻くれた能力でもある。 悪気は無いのに自分の周囲にトラブルが起こってしまうという因果な能力。幸運と呼ぶには皮肉が過ぎる。 「未来世界の聖杯戦争の優勝者」「仲間を全て失った孤独の勝利」という、 【やらない夫】の対の存在というコンセプトで組まれているキャラクターである。言うなれば「日常で(オート)」の末路。 立場が近いが得た結果が逆というお互いの相性が悪い存在。ぶっちゃけ欝ネタ。 ・【コミュニケーション能力】(コミュ力) 他者とコミュニケーションを上手に図ることができる能力の事。交渉力そのものでは無いが、それに通ずるもの。 感情をお互いに理解しあう能力や、合意に辿り着く能力も含んでいる。 社会人的には「折衝能力」「交渉能力」「説得能力」等を主に指す。 歴代主人公は多少の差こそあるものの、どの主人公も概ね悪くない結果を挙げているのでそう低い者はいない。 精々【やらない夫】がやや高く、【できる夫】がやや低いという程度。 やらない夫は素人なのでプロ的なリスク回避の意識が薄めな事と、露骨な善人かつ雑魚な事によるもの。 できる夫は他者との交流を師によって抑制されていた事と、聖杯戦争以前の行動による前評判が悪かった事によるもの。 そもそも相手にコミュ自体を拒否られればコミュ力もへったくれも無いのである。 コミュを拒否られる理由は「意見が合わないのが見えている」「得体が知れないので接触したくない」等、様々。 ・【殺し愛】 男と女が愛と誇りを胸に、全身全霊を賭してぶつかりあうガチンコ勝負のこと。或いはそこに至るまでのアレコレのこと。 大抵の場合、両想いか片想いかは問わない。 「貴方にとって特別な存在でありたい」「互いのありのままを思うままにぶつけ合いたい」という想いが、 聖杯戦争という場を借りて行き着く所まで行っちゃった結果。 この状態になると対決はほぼ不可避となり、抑止力は頭を抱えることになる。 なお、この相手は愛情表現や感情の在り方が普通の人間のそれと致命的にズレていることが多く、転じて殆どが人外である。 主なものとしてはクトゥグアとやる夫、ホロとできる夫などが挙げられる。 キル夫に至っては生前の式(消化済み)を筆頭に、ヒロイン格ほぼ全員と殺し愛フラグが立っている。解せぬ。 ちなみに、稀なケースとして同性同士でも起こることがあるらしい…… ・【棍棒外交】 端的かつ乱暴に言うと「こんにちは!死ね!!」 相手の目的、信条、状況その他諸々を一切考慮に入れず、問答無用で戦闘に入るスタンスのこと。 「戦いを楽しむ」という考えが無いことから【バトルジャンキー】とは少し立場が異なる。 ちなみに、元々は20世紀初頭のアメリカの西半球を抱え込む(武力を背景とした)外交政策を指す言葉であり、 『でっかい棍棒を手に持っていれば、穏やかな口調でも言い分は通る(注:アフリカの諺の引用)』という当時の大統領の言葉からこのように呼ばれた。 なので、本来の使われ方とは意味合いが違う。【社長】との%%圧迫面接%%交渉が近いか。 ・【コンラちゃんだったか。良い名前だな】 自分のサーヴァントの真名を知ったときのキル夫さんの反応。 メガテンかFateを知らなければコンラどころか父親のクーフーリンすらまず知らないだろうので、一見普通の反応に見える。 しかしこの男、異常なまでに偉人や伝承に詳しかったのだ……! その知識を持って(正確にはその裏にいた抑止力の真名看破スキル:Aにより)、僅かな情報から真名を見抜く姿はまるで名探偵か歴史学者。 血の匂いと医術の心得の情報だけからシャルル=アンリ・サンソンの名前を思い浮かべ、 子殺しの英雄という情報のみでロスタムであると察し、 中東系の軍神という情報だけからウルスラグナの真名を見抜き、 超過駆動で魂が消し飛ぶほどの反動を伴う規格外の武器という情報しかないのにレーヴァテインと看破する。 何故そこまで知っていてクーフーリンやコンラを知らぬ剣鬼。 ▲&link_up() ---- *さ行 ・【サー・クロコダイル】(社長、ワニ社長) 第二作“やら死に”の登場人物、世紀末中東の魔術師犯罪結社「バロックワークス」社長 現在では【出禁】となっている“魔術王”ソロモンをキャスターとして従え、数々の策略・謀略を展開した人物。 「石橋を叩いて渡らずに、横に自分で鉄橋を造って渡る」と言われる程に誰も信じず、 ちょっとでもリスクがある限りは勝負に出ようとしない。些か過剰なレベルで慎重な人物。 不確定要素である我妻由乃を利用し、“魔王”の一柱であるテスカトリポカと共謀した事からもその高度な手腕が伺える。 予言や未来視を持つ魔神を多数従え「作者視点で動く事が出来る」という、全作品中「最悪のマスター」。 社長との圧迫面接と交渉(という名の脅迫)はトラウマになっている読者も多い。 交渉を成功させる手筈を万端済ませた後でないとやって来ないのだからお手上げである。 逆を言えばこちらから攻勢を仕掛けて斜め上の方向で暴れまくるという方法なら勝ち目が出てくる。 最終的に自分以外の参加者6組と、別格の“魔王”蚩尤を「同時に」敵に回した上で互角以上の戦いを演じてみせた。 “やら死に”における事実上の最終決戦であり、あまりの激戦・連戦に読者もスレ主も半ば灰となった。 個人戦闘力に関しては、体内展開型の砂の固有結界【沙漠の魔獣(バジリコック)】を持ち、 同格以下からダメージを受けないという【テュポーン】の人間版の様な男。「当代最強の魔術使い」と呼ばれる。 最終決戦ではソロモンの魔術による改造と魔神達の権能山盛り状態でサーヴァントに匹敵する強さを見せ付けた。 ちなみに普通に悪人ではあるが「余所者の良いようにされない自分達だけの国を作る」事が目的。意外に真っ当。 自分に従う者には面倒見が良い。 ・【サー・ケイ】(ケイ卿、ケイ兄さん) 【8番目】の番外キャスターのサーヴァント。AAはジェイド・カーティス。 アーサー王の義兄。円卓の騎士の一、宮廷内を取り仕切る司厨長。 嫌味な人物として知られ、宮廷を訪れた騎士達に罵声や嫌味を浴びせ掛ける道化的ポジションな人物。 また、彼を倒せる事が円卓の騎士が務まる大体の戦闘力の目安とされる。 ウェールズ伝承「マビノギオン」では九日九晩水中で息が続く、九日九晩寝ずに働ける等超人的特技の数々を持つ。 地味に単身で巨人ウルナッハ討伐を行い、舌先三寸で騙して首を落とし、そのナイフを奪っていたりもする。 伝承が新しくなればなる程に弱体化している疑惑有り。 【できない子】の聖杯戦争での面接官役を担当。 その毒舌でサーヴァント達の触れられたくない部分にも容赦無くツッコミを入れ、 聖杯への望みを持つ等の不適格な者を外し、できない子への協力を事前確約させて戦力を整えた人。 彼自身は魔法戦士タイプではあるが、【茨木童子】以上に戦闘向きでは無いと自己申告している。 その後、役目を果たしてキャスタークラスの枠を空ける為に消える際、 できない子がお礼として聖杯で何かちょっとした望みでも叶えて行って欲しいと頼み、 「できない子を守る幸運に出会えるように。その先の結末を笑って迎える事が出来る様に」という望みを願った。 できない子が【安藤恵】と出会えたのは彼のこの願いによるもの。嫌味ながらも優しいお兄さんそのものな人だった。 余談ではあるが、あまりのハッピーエンド直行の予定調和っぷりに、 この人が所謂【幸運の女神様】と裏で組んでランダム表弄ってたんじゃね?という【抑止力】からの疑惑がある。 実際は多分偶然なのであろうが、「もし」と考えれば暖かい話ではなかろうか。 なお、ねらう代聖杯戦争の相棒であるパーシヴァルとも色々と関わりがあり、 いつの間にやら皮肉と嘲笑の陰険鬼畜眼鏡から正論と気遣いの偽悪的苦労人にクラスチェンジしてしまった。 ちゃうねん。それもこれも色々とアカン連中勢揃いな円卓の連中が悪いんや・・・・・・主にランスロットとか。 ・【最低でも対軍】(対軍は通常攻撃) やら死にの終盤のインフレぶりを端的に表した言葉。 神霊である魔王の存在などによりインフレが進行し対城、対界規模の攻撃が飛び交う 創世神話となったやら死に終盤においてもはや対軍とは通常攻撃と化したのであった。 対軍級の攻撃が撃てるやらない夫、クロコダイル、対城宝具もちのフェイト 支援特化型で参謀として交渉時などに活躍が見られた由乃、 潤沢な魔力を誇るヒーラーのルルーシュ、なんでもありのスカリエッティ などの他のマスターに比べ、ステータス自体はマスター中屈指のスペックでありながら アビリティに恵まれず序盤万能、終盤器用貧乏になってしまった 「マスターである」ネイトさんに対して良くつかわれる。 繰り返すがこれはサーヴァントではなく「マスター」に求められた水準である。 ・【作品名】 文字通り、作品の名前である。 流石に毎度毎度フルネームで書くとページの文字数を圧迫する為、各項目では略称での記述をお願いされたし。 #region(長編企画) ・【やる夫は聖杯戦争に挑むようです】(やる挑) 長編第一作。「運命(Fate)」の物語。 『冬木』の聖杯戦争の終結より十数年後、葉隠れ市において新たなる聖杯戦争が幕を開ける。 今回の聖杯戦争を仕組んだ御三家の一つ鷲巣家九代目当主である鷲巣やる夫は祖父鷲巣巌の命を受け、 マスターとして聖杯戦争に参加することになる。 やる夫が召喚したサーヴァントは最弱のサーヴァント「キャスター」。この選択がやる夫の運命を大きく変えることとなる。 以上、やる夫wikiからあらすじ。 第一作目である為か今から振り返ると色々はっちゃけた設定も多い。荒削りな作品である。 (アーチャーやアサシンの真名、やる夫やキーパーのスキル、通りすがりのサラリーマンとか) 全作品中、主人公自身が最も立ち回りや交渉に優れていたであろう作品でもある。 この作品でのあれこれの経験や展開は、後の作品の展開や読者の姿勢に大きく関わっている。 戦闘は使用ステータスのランクに応じた数の安価末尾の合計を中心に算出。 同数末尾が連続すると0点として処理されてしまうので安定感に欠けた。 また、1点や2点などの低得点を狙って取る事で荒らす事も容易、という問題もあった。 ・【やらない夫は聖杯戦争で死に続けるようです】(やら死に) 長編第二作。「終焉(End)」の物語。 どこにでもいる普通の高校生やらない夫のいつもと同じ日常は、その日スキンシップ過剰な妹に起こされ、 両親と朝食をとり、学校で友人と駄弁り、久しぶりに登校した友人から貸りたゲームを帰宅後に起動して……終わった。 ふと気がつくと荒野に立っていたやらない夫に怪物が襲いかかる。 手も足も出ずに殺されようとしたその時、一人の美女が怪物を粉砕した。 ―――これは、“運命(Fate)”ではない。 ―――これは、“終焉(End)”を語る物語である。 以上、やる夫wikiからあらすじ。 「Fateなのにメガテンやってる」「創世神話」「王道少年漫画」「最低でも対軍」と言われるレベルのインフレが特徴。 偽天使の思惑も超えたグランドハッピーエンドを迎え、今でも度々話題になる傑作である。 戦闘はアビリティによるHPの削り合い。攻撃は戦闘行動安価の末尾で与ダメージが上下。 防御は末尾の連続成功数で被ダメージが上下。やはり荒らす事は難しくない。 終盤には読者の数が激増した事でスレに負荷が掛かり、末尾合わせがほぼ不可能となってシステム崩壊。 また最善手を打ち続けなければ勝利出来ないが、敵アビリティの性能が大きく戦況を左右してしまう。 相手の伝承やプロフィールから所持能力を何となく予測して対処するというかなり感覚頼りな内容となっている。 逆にステータスは高くてもあまり戦闘に影響を及ぼさない。 対軍・対城宝具は消費MPが多い以外、他の行動と変わった事は無い。 毎ラウンドの連打が可能であり、相殺システムも未実装。その分、HPと比較してのダメージも低く設定されている。 ・【できる夫は聖杯戦争で欲望を叶えるようです】(できる叶) 長編第三作。「欲望(Desire)」の物語。 生まれた時より己の“空虚さ”に苛まれる人形師できる夫。 “魔術”という神秘に触れても、幾多の死線をくぐり抜けてもそれが埋まることは決して無かった。 もう、望む答えなどこの世にありはしないのかと、そう考えた矢先。 かつての師であるシックスより聖杯戦争の参加者たる証“令呪”を授けられる。 聖杯の器たる少女、カレンと共に。 さぁ、聞かせてはくれまいか?      Desire 君が抱く“欲望”を。 果たしてそれは―――― “聖杯”を満たすに足るや否や―――――。 以上、やる夫wikiからあらすじ。 できる夫の周囲は師匠もドS、鯖もドS、そしてなにより嫁がドS。どっちを向いてもドSだらけ。 主人公の属性が「悪」であり、Fate/Zeroに近い雰囲気で行われる(筈だった)聖杯戦争。 インフレしまくる事に定評のあるエイワス聖杯戦争の中では最も普通の聖杯戦争に近いスケールである。 戦闘では末尾安価による判定が無くなった。戦闘行動の選択も多数決となり荒らしが困難になった。 但しステータス強化や固定値強化が雑多であり、それぞれの組み合わせでの最終的な数値を把握しきれない。 全体攻撃は対軍宝具以上から可能となり、対軍・対城宝具にチャージ時間と相殺システムが実装された。 設定ダメージも跳ね上がって、直撃すると一撃必殺級となっている。 前作では専用アビリティが必要だった味方を庇う行動も、標準システムとして実装された。 ・【彼女は『8番目』として戦うようです】(8番目) 長編第四作。「残酷劇(Grand Guignol)」と「最良の結末(Grand Finale)」の物語。 少女は目覚めた時、記憶を失っていた。 持っているのはマフラーとそこに書かれた名前、「王」たる才と二騎のサーヴァント。 そして九頭竜市で行われる聖杯戦争へ乱入するという目的……。 少年は平凡な日常を送っていた。 幼い頃に両親を亡くし、弟と二人暮らし。生活は決して楽ではなかったが、友人にも恵まれそれなりに充実した高校生活。 その夜、運命に出会うまでは……。 ―――――――では、諸君。      グランギニョル 此度の“残酷劇”を始めよう―――――。 “最良の結末”へと至るために。 以上、やる夫wikiからあらすじ。 ”ある参加者”の背景から第一作目「やる挑」と深い関係のある作品である為、そちらを先に読んでおくことを推奨する。 聖杯戦争なのに聖杯に願いをかける参加者が0と言う異色の聖杯戦争。 それどころか参加者の半数が最初から聖杯を持っていた「聖杯(を持っている者)戦争」であった。なんだこれ。 そして砂糖。なにより砂糖。これが砂糖流出と言う名の神咒神威。砂糖に溺れて糖死しろ。 戦闘システムは前作から大幅に変更。ステータスを選択して数値を比較する形となった。選択は多数決式。 HP(LP)・MPはパーティー単位で計算されるようになり、死亡も逃走手段が無くなってからの判定になった。 相性で数値が下がらない【宝】、相性が悪いステータスと比較しても10点下がるだけの【運】がやや強力過ぎた。 ・【彼らは月の聖杯を求めるようです】(彼月) 長編第五作。「悲劇(Tragoidia)」の物語。現行スレ 十年前。 空に浮かぶ月で戦争があった。 三年前。 地上で一人の少年が命を落とした。 現在。 十年前の因縁と三年前の哀しみを呑み込み、聖杯大戦の幕が再び上がる。 月より地上に降りそそぐは神による救いか、魔王による滅びか……。 そして、覚醒めた剣鬼は霊子虚構世界「SE.RA.PH」に何を見るのか。 物語の名は、“悲劇”という。 以上、やる夫wikiからあらすじ。 戦闘は前作同様ステータス比較式だが内容は異なる。【運】と【宝】は戦闘行動では比較に使用しなくなった。 LP・MPは再びキャラ毎に計算する方式に戻り、メイン・サブ・その他の中でメインにいるキャラ同士が殴りあう形。 体力も「LP最大値から削る」のではなく「ダメージを蓄積」し、一定値に達する毎にペナルティが課せられる。 集団戦の処理は未だ実行されておらず未知数。 #endregion #region(小ネタ企画) ・【できない夫は24時間で聖杯を手に入れるようです】(24時) 小ネタ第一作。一周年記念企画 ・【できない夫は24時間で…… を使っての次回作テストプレイ】(テストプレイ) 小ネタ第二作。8番目のテストプレイ企画 ・【やる太は小聖杯戦争で頑張るようです】(小聖杯) 小ネタ第三作。突発企画、ワールドワイド(笑)小聖杯戦争 ・【きめぇ代は聖杯戦争で振り回されるようです】(年末企画、史実戦争) 小ネタ第四作。年末企画、史実系鯖オンリー戦争 ・【彼らは月の聖杯を奪い合ったようです】(奪い合ったようです、クロス企画) 小ネタ第五作。ばくだんいわ氏との合同企画、彼月の前日譚if ・【ミッシェルは聖杯戦争を終わらせるようです】(W兄貴) 小ネタ第六作。突発企画、カミナギウス兄貴で鯖ロール ・【ねらう緒は聖杯戦争を生き残れるの…………?】(ねらう緒) 小ネタ第七作。年末企画、ねらう緒ハード、実際はヴェルゴハード ・【Fate/Parallel Lines】(パラレル) 小ネタ第八作 ・【葛葉ねらう代の帝都聖杯戦争】 小ネタ第九作 #endregion ・【雑談】 読んで字の如く、雑談である。投下中の合いの手も含む。 場の雰囲気を盛り上げたり、盛り下げたり、険悪にさせたり、疑問を提示したり、議論を発生させたりと色々な事が起きる。 スレの終わり(本スレの9500レスとか、雑談所の900レスとか)が近くなってきたら、 次スレが立つまではスレを埋め切ってしまわない様に御用心願いたい。 さらに時々起こる現象なのだが、読者個人のキャラ観が雑談で予想外に(ギャグ的に)受けたり、 似たような側面を持つキャライメージが合体事故を起こした結果、本編中から微妙にキャラが変質を起こしてたりもする。 雑談中に「あれ、あのキャラそういう性格だっけ?」という疑問が生じたら、是非過去作品を読み返してみよう(ステマ)。 連載当時の自分とは変わった目線で作品を見る事で、以前と違ったものが見えてきたりもするかもしれない。 エイワス作品には限った事ではないが。 ・【砂糖】 第四作“8番目”にて、舞台である九頭竜市に大量に降り積もったもの。 主にできない子と安藤君の周囲で頻繁に流出することが確認されている。 要するにラブがコメでドキがムネムネな甘々展開のこと。 第四回キャラクター人気投票 ――何故これに入れたし部門―― 第三位 今作においても稀にアンブッシュを仕掛けてくる油断ならない奴。 ・【サンタナ】 【できる夫】が作製し、【カレン】が「聖母」の特性によって擬似的な魂【心魂機関】を吹き込んだ合作戦闘用人形。 名前の意味はカリフォルニア州における秋に東から強く吹く季節風から。 できる夫の最高傑作の片割れ。寡黙で落ち着いた性格。若干素っ気無いが面倒見は良い長男ポジション。 地味に料理が出来る程度の器用さを持っている。AAはシャドームーン。 できる夫組のメイン盾。準備期間が限られていた為「味方を攻撃から守る事」のみに特化して設計されている。 その堅牢さたるや、サーヴァントの攻撃を止め、神罰を再現した術式を止め、宝具以外のシックスの攻撃を完封する程。 ちなみに【心魂機関】のお陰で義肢の装備(両手両足の四箇所)も可能だったりする。 戦力としてはまだまだ伸び代があるのだ。 ・【ジェイル=スカリエッティ】(スカイト) やら死に世界の【アトラス院】の元院長。やら死にの【聖杯】をほぼ単独で造り上げた天才錬金術師。 【第一魔法(偽)の遣い手・球磨川禊】「英雄・マリオ」「小聖杯・渡良瀬準」と並ぶ「始まりの四人」の一人。 「恩恵」や「制約」を自由に改竄したり、リソースさえあれば令呪を作る事も可能であったりと凄まじい技量を持つ。 彼の頭脳に着いて行けるのは同じく天才である【ルルーシュ】ぐらいなもの。 フェイトから古狸と呼ばれたりと腹芸が得意な老獪な人物だが、本来は研究畑の人物なので戦術面は今一。 アトラス院の掃除屋「カイト」にそっくりな外見のホムンクルスに自らの魂を移してアーチャーのマスターとして参戦。 人類の滅亡を回避する手段を模索した結果、現実的に全てを救う事は不可能と結論。 人類が英々と築き上げた成功と失敗の集大成である奇跡「人類史」を生き残らせるべく、 瀕死の星の命と聖杯に取り込んだ人類の約半数の命を犠牲とする事を決断した。 目的の為には非人道的な手段も厭わない「信念の怪物」。 なお、彼自身は決して悪辣外道な人物という訳ではない。研究家気質で言動がやたら無神経なので分かりにくいが。 【フェイト】が年頃の少女である事に配慮して、本来は粛清装置である【カルキ】を人格を持つ英雄として召喚したり、 【やらない夫】に星と人々の命を犠牲にする事を非難されて、 「他に方法があればこんな事する訳ないだろ」と思わず語気を荒げていたりと地味に善人寄りな気質持ち。 やらない夫とは終盤まであまり接する事が無く、自分を削りながら他者を救い続ける彼を 自分と別方向の同類である「『犠牲者を出さずに全てを救う』という信念の怪物」と認識して嫌悪していた。 最終的に「勝つにはやらない夫が天津甕星を殺すしか無い」という状況に嵌めて勝利を確信するものの、 予想外に、迷いはしたものの最終的に勝利の為に天津甕星を殺す事を決断した事で敗れた。 実は「誰も殺さない信念」を持っていた訳ではなく、「日常を貫く事が望み」だった。という勘違いであった。 結局この一件で色々と思う事があったのか、勝利者であるやらない夫の行く末を黙って見守る方向になり、 聖杯戦争決着後の超越者・安心院なじみとの戦いでは嘗ての友である球磨川禊の窮地をマリオや準と共に救う。 それでも一時は自爆を試みるまで追い詰められるも、過去の世界線から一瞬だけ現れた天津甕星に救われる。 自分の望みは叶わなかったが奇妙な満足感を抱いて生還し、眠りについた。その後の行方は誰も知らない。 ちなみに、後の"彼月"のトップ二人の願いが揃って突き抜けた感情に基づいた破滅的なものだったため、 それに比べて『自分に可能な現実的なラインで真っ当に世界を救おうとしていた』ことから 相対的に本編完結後に読者の評価が上がった。なかなか珍しいケースである。 ・【シェムハザ】(シェムニキ) 堕天使の一人であり、堕天使の集団であるグリゴリの指導者のひとり ねらう緒の年末企画にてキャスターとして登場 魔術の祖であり、行動を消費せずに大神殿を構築する、礼装を1ターンで大量に量産するなど典型的な準備型キャスター また、キャスターの弱点である対魔力を宝具で無効化し、さらには相手の魔術をすべて無効化することも可能。 キャスターの完成系の一つであり、ハイエンドキャスターの一角と呼んでよい、強力なサーヴァント%%であった%% 時計塔から狙う緒を狙うヴェルゴさんと組んで狙う緒を追い詰める強敵…と当初は思われていたが、 女帝ことマルフィーザと出会ったのが%%ヴェルゴさんにとっての%%運のつき 実はこのシェムハザ、堕天した理由が「人間の女の子マジかわいい、prprしてえ!」であり、 そんな彼が麗しい女騎士であるマルフィーザ相手に我慢など出来るわけがなく、何を血迷ったか求婚(物理)してぶっ飛ばされた挙句 ストーカーと化して最後はキャスターが大神殿を飛び出して最優のセイバーを殴りに行くというちょっと何を言っているか理解できない事態に シリアスな企画の清涼剤となってくれた。%%ヴェルゴさんも巻き込まれてギャグキャラ化したが%% これでも実は我様と似た感じの善性なサーヴァントであり、また、可愛い女の子が大好きという分かりやすい性格から 抑止力たちからは尊敬と親しみを込められてシェムニキと呼ばれ慕われている %%自鯖として一緒に馬鹿をやりたいという声も%% ・【死に戻り】 死亡時にちょっと場面を巻き戻してゲームを再開する事の俗称・・・というだけではない。 エイワス作品に於いては「やら死に」と「8番目」の主人公がこの能力を「所持」している。双方共に時間逆行能力。 【やらない夫】の方はオリジナルの「望む結末を得たい」という渇望を使って「安心院なじみ」に付与された特性。 「自分の死」をトリガーとした時間逆行能力。 彼自身の能力ではない為、安心院や【タナトス】相手には発動せず、聖杯戦争後は消失している。 誰の意志でどのタイミングまで逆行するのかは実際にやってみないと分からない。 球磨川は『僕の気分次第』と言っているが、括弧付きなので実際に正しいのか違うのかは分からない。 使用時の代償は「安心院に、やらない夫の魂そのものを削られ、傀儡へと近付く」事。作成された目的もこれである。 削れた回数が10回を越える毎に干渉のレベルも上昇する。 球磨川の干渉で、安心院の干渉を「他者の因果律」へずらす事が可能になっている。 こちらは10回目(干渉レベル第一段階)までは【球磨川】によって回避可能か痛みが少ない形に干渉が軽減されている。 10回目以降(第二段階)からは球磨川による軽減がかなり弱まり、他者への干渉力が上がる。 20回目以降(第三段階)からは狙った者をほぼ確実(奇跡が起きれば回避可能)に死亡させるイベントを起こす。 30回目で「やらない夫自身」が削れ切って消失。安心院の傀儡化(ゲームオーバー)する。 「他者の因果律への干渉」でも20回を越えると、それによる犠牲でやらない夫が崩壊する。 攻略の為に自分から死にまくっているとよく言われるが、ぶっちゃけ本人ではなくメタ視点の読者の話である。 実際は普通にしくじったり、罠に嵌まったりで死んでいる。死亡率が高い役目は終盤まで仲間に任せようとしなかったが。 また、やらない夫はこの特性を利用し、【バルドル】と自分のパス経由で聖杯から大規模の魔力を供給する事による、 「肉体と魂の破壊」に無理矢理耐えている。通称「大根おろし」。 例えるなら高圧電源に安物のコンセント(やらない夫)を挿したら、コード(肉体と魂)が物凄い勢いで焼き切れている感じ。 別に魂を削って魔力に変換している訳ではない。 【できない子】の方は「大聖杯の端末」である事を利用した時間逆行能力。 トリガーは「自分或いは自分のサーヴァントの死」である。 使用時の代償は「死亡前に起きてしまった出来事」を覆す事の難易度が上昇する事。 なのだが、結局一度も使用されない一発クリアだったので詳細は不明である。 ちなみにこの能力、読者受けは悪い。 失敗のキャンセル&偵察。行動とリソース振りの再検討が出来る凄まじい能力であり、 原作で否定された(?)「失敗をやり直す」という過去改変に似たものなのでアレルギーを持つ人はいる。 (原作で否定されたのが「過去改変」なのか「選択自体への後悔」なのかは脇へ置く) やら死にと難易度に特に差が無い(彼我戦力的な意味で)他作品主人公はほぼ死んでいないというのも大きい。 実際にどんな原因で死亡したのかはやら死にWikiの【赤王スタンプ】を参照して欲しい。既にWiki自体が消えているが。 ・【死ね、やらない夫!!!】 「お隣」のスレ主こと、ばくだんいわ氏の託宣。 処女作である“やる挑”が終了後、次回作の登場候補となる鯖を安価で募った。 しかし、ばくだんいわ氏は「範囲安価逃した!」と、エイワスにその旨を告げる。 優しいエイワスは「採用枠を一つあげるから、候補の中から好きな名前を選びなさい。」と返す。 かくして長編第二作”やら死に”における事実上のラスボスが登場することに相成ったのである。 ちなみに採用事故が起きないようにするため、前作の自鯖クラスを選ぶ徹底ぶりである。 選ばれた鯖は現在、出禁指定を受けている。さすがはばくだんいわ氏、スレ主とスレ住人に優しくない。 実は当時、ばくだんいわ氏が連載していたスレに「死ね、やらない夫」と記された掛け軸が存在する。 探してみるのも一興であろう。 ・【邪神】(エイワス、ばくだんいわ、さけぽん、etc) 主にやる夫板EXにおいて信仰を集める神々。 愉悦を信仰基盤としており、スレを隔てて「囁く」能力を標準装備する。 「囁き」が発動すると、「囁き」が行われたスレの住人が高確率で悲鳴を上げる羽目になる。 セッションという儀式を行うことで互いの愉悦力を高めており、それゆえに結束力も堅い。 総じてスレ住人をヒギィさせるのが趣味であるが、たまに自爆して自らをヒギィするお茶目さんたちである。 邪神勢力の一覧は雑談所の>>1を参考にされたし。恐るべき事に大半が長編の安価スレ主である。 ・【蚩尤】(教授、ベル) 古代中華において七十二柱の眷属を率いて天(黄帝)に戦いを挑んだ軍神、蚩尤を指す。 二作目である“やら死に”において魔王の一柱として登場。AAはネロ=カオス(本体)とベール=ゼファー(習合一部)。 球磨川の聖杯戦争の初回から君臨している最古参の“別格魔王”である。 癖が強く、連帯感など皆無であった魔王陣の中で一際安定感に定評があり、 AA元の通称も相まって“教授”と呼ばれることが多い。 聖杯戦争の参加者の動きが膠着し、戦況が停滞した時、参加者の全てを粉砕して聖杯戦争を終了させる “幕引き役”を努めており、そのために我妻由乃のトラウマともなっていた。性格としては武人肌で、小賢しさを嫌う。 ガイア側のアークエネミーとして参戦しているものの、人類が星を犠牲にすることについても一定の理解を示し、 「否定はしないが、強者として人にとっての壁となる。成し遂げたければ力を示せ」というスタンス。 “別格魔王”の一柱に数えられるだけはあり、その戦闘力は異次元の領域。 軍神の権能と兵器を発明した第一の存在であることから、戦争に特化したスキル群を持ち、 宝具「軍神五兵」の宝具やスキルによる防御貫通、遠距離攻撃、対軍宝具としての火力などを 併せ持つ万能の攻撃手段も所有。また極めつけのEX宝具「軍神七十二将」は、 自らと全く同等の能力を持つ眷属を七十二体使役する (データ的には本体である蚩尤と全く同じ蚩尤が七十二体、合わせて七十三体の蚩尤が存在するということ)。 これによる蚩尤の総軍は、具体的に言えば対城宝具並の火力の対軍宝具が七十三連発 (魔王特権を含めれば百四十六連発)、その気になれば撃ち込まれうる、と言えば解りやすいだろうか。 蚩尤単体の戦闘力は最強の魔王であるテュポーンには及ばないが、 軍勢としての力を振るってくることから、聖杯戦争の参加者側にとってはある意味テュポーン以上の脅威。 つまり一言で言えば「数の暴力を魔王が使ってくる」。 その戦力はソロモン七十二柱の魔神と配下の軍勢を完全に圧倒する程である。 その戦闘スタイルから、主人公であるやらない夫との相性は致命的。宝具によってイブキの防御アビリティを貫通する上、 攻撃回数の多さにより復活スキルが役に立たず、また範囲攻撃を持ち合わせていないため倒しきれない。 “魔王権限”が使えればまだワンチャンあるが、その場合蚩尤の奥の手である“眷属合体”によるリレイズが立ちはだかる。 作中でもやらない夫パーティを苦しめ、数多の敵を破ってきたやらない夫が勝利を収めていない数少ない存在であり、 未だ抑止力が明確な勝ち筋を見出せていない、ある意味で最強の魔王である。 ちなみに聖杯内部世界で習合された地方神の一人が「占い師のベル」としてストレス発散の為に占い師をしていた。 やらない夫達も早期に聖杯関係者である事は予想しており、助言を得る為に入り浸っていたのだが、 最終決戦前に正体バレ。やらない夫を占うついでにやらない夫の未来の行動とか全部筒抜けだった事が判明。ワロス。 でも【社長】陣営が好みに合わない事と、そこそこ期待されていた事で手心を加えて貰う事になった。わーい。 ・【主人公】(操作キャラ) 作品の花形であり、物語の中核である存在であり、【抑止力】が介入して操作する存在。 毎作品で危険がマッハな世界を救う役も兼ねる。無論、一人で行うという訳ではない。 実際には【アライメント】補正や性格補正等の微調整も入る。 基本的にその作品に見合った存在であるので、強さ比較にはあまり意味が無い。 初期状態の主人公を別作品同士で交換しても色々不足するのだ。 力を手に入れる方法やタイミングの問題や、純粋なパワー不足、能力の相性等、中身は色々。 ・【十大化身】 ヴィシュヌのアヴァターラである「カルキ」、「ラーマ」が有していたチートスキル。 他のアヴァターラの能力を使えるというふざけたスキルであり、 中でもやら死に時に【イケメン】が持っていた【リレイズ】は皆のトラウマであり、 アサシン涙目の完全気配遮断効果を持つナラシンハの権能、リジェネ効果、デバフ無効 などなどその能力は挙げ出せばきりがない、まさしくぶっ壊れといっていいレベルのスキル、 というかスキルの欄にあるだけで実質対人宝具みたいなものであった。 8番目では【リレイズ】だけでなく、仲間であるアサシンの出番を奪わないように空気を呼んだイケメンは 「ナラシンハ」の権能も持ってこずに弱体化。強スキルではあるがぶっ壊れという程ではなくなった。 ・【酒呑童子】(イブキ、ゲロイン、エロイン、クッパ姫、動く富士山) やら死にの主人公の相棒サーヴァント。バーサーカークラス。【やらない夫】の最高の相棒。AAは弱音ハク。 大江山の頭領。日本三大化生の一。最強の蛇神、八俣遠呂智の子。最強の鬼神、大江山の酒呑童子。 大江山を拠点として竜宮の様な御殿に住み、多くの鬼達を従えていた。鬼ながら多くの女性に好かれたとされる。 しばしば京を荒らし、人を攫った為に【源頼光】と頼光四天王に討伐の命が下り、 住吉三神の力を借りて、宴席にて神便鬼毒酒によって酔い潰れた所を配下共々討ち取られた。 首を刎ねられた際には「鬼に横道無し」と叫び、頼光の頭を噛み砕こうとしたものの「星兜」によって阻まれて力尽きた。 死後は生前の行いを悔い、首から上の病を癒す神になったと言われる。 戦闘、魔術に何の心得も無い【やらない夫】が縁によって出会った「似たもの同士」。「イブキ」の名は幼名・伊吹童子から。 最悪の魔力消費量を必要とするバーサーカーながら、宝具による弱体化で狂化の負担を自己軽減出来る変り種。 魔性を弱める【神便鬼毒酒】は同時に人間を癒し、心身を強化する事も出来る。 対軍級の鬼神の本性を一時的に取り戻す固有結界【大江山酒呑童子絵巻】を持つ純粋なパワーファイター。 本来は妖術を自在に操る事も出来たがバーサーカークラス故に失われている。 最終的には【テュポーン】の宝具【勝利の果実(ディスコルディア)】と【バアル】の権能によって、 己の身に眠る父の力、EX対神宝具【高志之八俣遠呂知】の制御に成功(所謂「神話礼装」的なもの)。 対城級の相殺防御によって仲間を守る鉄壁と化した。やらない夫の【究極の一】二刀流の盾の方。 極めて情が深い人物であり、面倒見が良い任侠姉御気質。情を持てば碌でなしでも見捨てない。 生前は人里を追われて人喰いの魔性と化してしまった「土蜘蛛」達を哀れみ、【茨木童子】と共に保護していた。 人間への怒りと衝動のままに凶行に走り続ける土蜘蛛達に付き合い、いずれ来る破滅の終わりを予感しながらも、 「自分達が“鬼”であり、世の“歪み”であると言うなら、それは“正される”べきもの」 「この“歪み”を贖うに値するだけの“正道”がこの世にあるのであれば鬼達の魂の慰めにもなるだろう」 と思っていた。「“歪み”を止めるのは“正道”だ」と無邪気に信じていた形。 但し、平安とは名ばかりの疲弊した時代で神話級の怪物を打倒出来る「英雄」は現れなかった。 山伏として自らを仲間と偽った源頼光達によって宴席に毒酒を仕込まれ、身動きも出来ずに皆殺しという憂き目を見る。 彼女が「大事なものを失う恐れで何かをせずにはいられない」という人の愛を知るには【メリア】の暴走を待つ事になる。 鬼神の性として「恐怖」というものを持たず、未来に対する怯えが無い事が人間への無理解へ繋がった形。 やらない夫の一般人スペックと本人の反英雄という属性により、魔術師にも劣る程弱体化が著しく、 【神便鬼毒酒】による嘔吐や反英雄という【一般人】に嫌われやすい存在故に、当初の扱いは非常に悪かった。 しかし、やらない夫とのお互いの情の深さを理解し、心身を支え合って正道を歩み続ける中で絆を深め、 気付けばさながら数十年も連れ添った夫婦の様に、如何なる道でも共に進む無二の相棒同士となった。 戦後は【バルドル】を優しい日常に連れ帰り、皆で「最高のめでたし」を迎える為、メリアと共にやらない夫を支えている。 ちなみにバイのエロイン。【五更瑠璃】は凄く好み。 生前は【茨木童子】がガッツリ抱え込まれている。彼女が男嫌いなのもあるが。 楽しく騒ぐ事が好きで歌や踊りを得意とする(鬼は大体そんな感じらしいが)。地味に【バトルジャンキー】ではない人。 ・【常識スーツ】 創世神話の大英雄、聖杯の守護者やらない夫が有していたとされる宝具。 聖杯の守護者は重要な交渉時にはこの宝具を必ず纏ったと言う。 【全裸】の項目からわかるように二作目【主人公】やらない夫はとにかくすぐに脱ぐ、 そしてボケる、重い空気だろうと相棒である【イブキ】共々すぐシリアスブレイクする。 だが、全裸にならずスーツを身に纏っているときはボケずに非常にシリアスかつ 常識的な意見を述べるために、それを讃え身に纏っているスーツにこの名が付いた。 所有者がすぐに脱ぐために、縫いつけといてくれるアサシンの宝具である 「クラレント」さんとは非常に仲が良いとの噂である。 ・【常識的に考えておかしいと思わない?水銀燈なんて名前】 やら死ににおいて魔王崇徳院であった銀ちゃんが言ってしまった、 やる夫スレ、いやフィクションにおける髪の色にツッコむレベルの禁句。 ちなみにこれを言われた親友の黒猫は 「今流行のDQNネームかと思っていたわ」とコメントした。 ・【常識フィルター】 初出は小ネタ第一作“24時”。主人公であるできない夫が堂々、引っ提げてきたスキル。 (厳密にはやら死にの黒猫が所持してたのが最初) 「できない夫という常識的なキャラクターには、非常識な言動は似合わない」という名目の下、 エイワスがスレ住人の頭の沸いた安価を弾くために築いた防波堤(アヴァロン)である。 以後は長編もの、小ネタを問わない、主人公の基本装備である。 最も至極まともな交渉安価で、明らかに場違いなレスを幾度も弾いてたわけで、実績は確かである。 "8番目"においては、砂糖を撒き散らすできない子にツッコミを入れる茨城童子がしばしば外付け常識フィルターと呼ばれた。 長編五作目”彼月”に至ってはとうとうマスクデータ扱いとなってキル夫に実装される運びとなった。オノレ。 ・【情熱大陸】(玉突き事故) ランダム行動が斜め上に重なり、多数(目安:半数以上)の陣営が一堂に会して大規模な戦闘が発生すること。 特定の陣営がボコされるか、各陣営入り乱れた乱戦になるかは概ね問わない。 当然ながら、複数の陣営が戦闘に参加することによって展開は一気に加速する。 参加できなかった陣営は消耗等を考えると戦争においては有利になるはずなのだが、 物語的には蚊帳の外に置いていかれてしまうケースが妙に多い。 ・【女難】 男性が女性に好かれることによって身に受ける災難。女禍。 エイワス主人公に関しては、英雄し過ぎて邪神と殺し愛する羽目になった【鷲巣やる夫】 女誑し過ぎて【メリア】に刺された【やらない夫】 %%コミュ障%%虚無過ぎて人の愛し方を忘れた女人狼に目を付けられ、四肢を喰われた【できる夫】等が該当。 まぁ、安価スレという物語の構造的に主人公の女難というのはつきものである。 ちなみに【できない子】は主人公が女子ということを差し引いても、 最初から最後まで安藤君一筋だったため、その手のトラブルとは無縁だった。 むしろ大変だったのは安藤君の方であろう。%%彼の場合はむしろ希望難か%% そして、そんな中にあってなお最凶の女運を誇るのが"彼月"の【美樹キル夫】である。 家から叩き出される事にショックを受けて捨て鉢になった【美樹さやか】のその後のあれこれで半端に殺人鬼化し、 実は殺し愛欲求持ちだった幼馴染である【両儀式】との決闘の末に殺され、 【黒神めだか】が神になる事を止める為に決闘する羽目になり、 【匂宮出夢】に殺人鬼を辞めさせる為に決闘する羽目になり、 キル夫に関する事でしか喜怒哀楽を感じられない【メアリ・クラリッサ・クリスティ】と向き合う羽目になっている。 とまあ、頻度と数が多すぎる。ヒロイン候補全員がほぼバトル前提ってどういうことなの…… しかし、乗り越えた果てには彼女らからの手助けが得られる可能性は高いので頑張って欲しい(白目)。 ・【地雷】 エイワススレという平原に満遍なく敷き詰められているもの。 過剰設置というわけではなく、あくまで平常運転である。 当然、埋めた当人も何処にあるのか完全に把握出来ているわけでない(ゆえに作動不良ミスもあると思われる)。 エイワススレでは序盤の内にさっさと起爆し、十分な後始末の時間を確保するのがお決まりの対応となっている。 後半忙しくなってから爆発されても手一杯になって十分な対処ができなくなりそうだから、というのが主な理由。 ・【始皇帝】(ゼンペラー) 中国を最初に統一した皇帝。秦の始皇帝嬴政(えいせい)。 万里の長城や等身大の兵馬の人形に当時の軍装をさせた上で陣形を組ませた秦始皇帝陵の建設、 全国の貨幣や計量単位の統一や交通規則制定など、多くの犠牲を払いつつ様々な大事業を行った。 休戦協定の人質として趙国に送られていた公子・子楚を父としており、割と苦労人。 祖父の昭襄王が碌に人質にも配慮せずに趙を攻め、父も自分と母を置いて逃げ、 自分で母と共に敵地内で潜伏する羽目になった事もある。怜悧な判断力を持った人物とされる。 彼の死後、宦官である趙高の策謀による独裁が始まり、帝国は早々に崩壊したが、 彼が多くの臣下達と共に生前に組み上げた統治システムは漢へと受け継がれる事になる。 【できない子】が召喚した番外アーチャークラスのサーヴァント。AAは葵トーリ。 呼び名の由来は【全裸】で「エンペラー(皇帝)」だから。 居るだけで味方の生来のスキルをブーストするチート能力【皇帝特権】を持つ。 実体化している必要も、戦いの現場に居る必要も無く機能するというぶっ飛び具合である。 城壁と軍勢を召喚し、魔術を劣化させる効果を持つ対軍宝具【秦始皇帝陵(そのいこう、ならぶものなし)】。 そして、実体化して参戦中の戦いで味方を強化、さらにMPの緊急回復効果を持ち、 さらに誰かに自分が望む「何か」を受け継がせるEX対人宝具【伝国玉璽(てん、さだめをたすく)】を持つ。 玉璽を受け渡して失った次の戦闘ではEX結界宝具を持つ者以外を自分と道連れに消滅させる事も可能。 これは「どんな栄華を極めた皇帝であれ、必ず滅び去るのが歴史の必定」という「人類史における滅びの概念」であり。 これを受けて滅びないのは「滅び」の概念自体を持たない存在しかいない(不死身である【テュポーン】とか)。 ちなみに「人間が存在している事」に存在が依存している【マーラ】にも通じ、 さらに【蚩尤】に対しても有利な補正を持つ。【できない子】がやら死に世界でも戦える要因の大部分を占める人。 素の殴り合いでも大英雄相応の実力を持っているが、 聖杯大戦などの団体戦においては、ある意味単純に強い【カルキ】よりも恐ろしいかもしれないサーヴァント。 「8番目」のMVPは間違いなく彼である。 【全裸】の系譜故すぐにボケて空気を和ませるできない子陣営のムードメーカー的存在で 【茨木童子】や【フンババ】に度々ツッコミで股間を殴られ、或いは蹴られていた。 できない子にとってはひょうきんで優しい兄のような存在だった人。 厳しめの【式バー】に比べてやや甘め。 ・【小アイアス】(チンピランサー) W兄貴のランサーのサーヴァント。トロイア戦争に於けるアカイア軍の将の一人。 ロクリス王オイレウスとエリオーピスの子であり、ロクリス人を率いて40隻の船と共に参戦した。 神を敬わない不遜な人物で知られ、トロイア王女カサンドラを「アテナ神殿内でアテナ像諸共押し倒して犯す」 という事をやらかしてアテナをキレさせ、それを仲間に責められて殺されそうになったのを 「アテナの祭壇に隠れる」事でやり過ごし、その後の帰り道でアテナから風を吹き付けられて船が難破。 ポセイドンが一度は岩礁に乗り上げさせる事で救ったものの、 そこでさらに「自分には神罰も及ばない」と煽った事でポセンドンまでキレさせ、トライデントで岩礁を砕かれて溺死。 W兄貴で登場したサーヴァントの中では明らかに弱い方であり、 願いも聖杯の容量を結構食うので他人との協調もし辛く、必然小狡い立ち回りを心掛けている。 願いの内容は「受肉と自分好みの美女」。神様に振り回されるのにうんざりしているので当人にとっては切実。 マスターである風鳴弦十郎とは、面倒見の良い教師とそれに懐いた不良のような関係。 風鳴弦十郎の接し方が誠実であったため、割と従順である。 あまり良識的な性格でない事、協力関係になれず敵対関係であった事で読者から嫌われたり舐められていたが、 最近は地味にカサンドラの登板の期待が出てきた事もあり読者のヘイトが再び上昇気味。 時代的には破壊と略奪は「勝ったらやって、負けたらやられる」だけの単なる一般風習なので責めるだけ徒労である。 ぶっちゃけそれが当時の侵攻戦に於けるメイン収入であり、やらなきゃ命を軍にタダ売りするようなもんである。 ・【神便鬼毒酒】(酒さん) やら死にの【酒呑童子】と、8番目の【源頼光】の宝具。 源頼光と四天王が住吉三神から授けられた神酒。人間が呑めば力漲り、鬼が呑めば神通力を失う。 彼らは宴席で酒呑童子達に飲ませて酔い潰す事で大江山討伐を成功させた。 酒呑童子の方は自己弱体化・人間治療&強化宝具。源頼光の方は自己強化効果も持つ。 レベル+10、ステータス1段階強化、精神・毒・病気への耐性を付与し、負傷を全快させる。 先祖に人狼がいるネイトは強化出来ず、ホムンクルスである【フェイト】は強化可能。 強化の結果、フェイトが大英雄クラスの【セイバー】にしか見えないステータスになったのでしばしばネタにされる。 なお、イブキの狂化を抑制する効果もあるため、日常においても飲んでいないとやらない夫の命やら何やらがマッハになる。 人間に利する神酒とはいえ強すぎる為、呑み続けると段々人間から外れていくという副作用があるが、 結局毎日がクライマックス過ぎたので【やらない夫】達は毎日呑み続ける事になった。 ・【神霊】 所謂神様。主に自然現象が人格を得たもの。 基本的に自分勝手でフリーダムだが、立場上理をもって何かを乞われればある程度は応えてくれる。 しかし何かを貰ったからと言って調子に乗ってはいけない。大抵、機嫌を損ねれば即ボッシュートである。 基本的に聖杯では呼べない存在。聖杯は脱落した英霊の魂を膨大な魔力として使用する事で願いを叶えるのだが、 神霊を呼べるだけの魔力があるなら、最初からそれを使って願望器を起動させれば良い、という話である。 エイワス作品で神霊をサーヴァントとして召喚する要件はいくらかある。 【人間の化身、側面を持つ神霊を、その側面で召喚する】(例:カルキ、ヘルメス・トリスメギストス、ウルスラグナ) 【生前に人間であった神霊を、その側面で召喚する】(例:倭健命、坂上田村麻呂、菅原道真) 【零落して悪魔や怪物と化し神性が著しく劣化した神霊を、その側面で召喚する】(例:アルキュオネウス、ソロモンの魔神) 【神霊自体をサーヴァントの枠に無理矢理押し込め、弱体化して召喚する】(例:クトゥグア、時の翁) やら死にに於いてはモロに神霊である【魔王(アークエネミー)】という規格外のサーヴァントが存在したが、 あれは規格外の規模の【聖杯】によるものである。別に彼らが脱落しなくても【聖杯】には膨大な魔力が有り、 そしてその膨大な魔力を聖杯戦争によって消費し続けなければ不味い事情があったのである。 詳細は【球磨川禊】と【聖杯】の項を参照。 ・【水銀燈】(二票、崇徳院) 鳥羽天皇と中宮・藤原璋子の子とされるが、実は曽祖父である白河法皇の子ではないかという疑惑を受け、 父からは「叔父子」と呼ばれ、忌み嫌われていたとされる。 即位中は父による院政によって実権が無く、藤原得子(キャス狐の元ネタの人物・美福門院)を寵愛した父によって、 得子との子である近衛天皇に譲位させられる(しかも養子なのに皇太弟扱い=将来の院政不可)。 しばらくは和歌の世界に没頭する日々を送る。鳥羽法皇が和歌に熱心でなかった事もあり、当時の歌壇の中心人物。 その後近衛天皇は17歳で崩御し、後継を決める王者会議が行われるも、 最有力であった崇徳院の第一王子・重仁親王は弾かれ、弟である後白河天皇が即位。 院政は完全に不可能になり、法皇の権勢を背景にした政治的圧力を受け続ける事になる。 その後、鳥羽上皇の崩御後に後白河天皇との間に保元の乱が勃発し、敗北。 400年振りに上皇でありながら地方配流され、配下の武士達も300年振りに復活した死刑で散っていった。 これによって後白河天皇達は宮中を掌握するも、同時に「問題の武力解決は許される」という事を公に示してしまう。 歴史の転換点・武士の世の始まりとされる事件だった。 讃岐への配流後は仏教に傾倒して極楽往生を願い、 五部大乗経(法華経・華厳経・涅槃経・大集経・大品般若経)の写本作りに専念。 「戦死者の供養と反省の証に」と京の寺に収めて欲しいと朝廷に送るも、 「呪詛が込められている可能性有り」と送り返されてしまう。 その怒りと失意の果てに大怨霊・大天狗と化してしまったとされるのが日本三大化生としての崇徳院である。 実際は悲嘆の中で年々病気の症状が重くなり亡くなったとも言われており、あまり怨念や怒りは見られない。 第二作“やら死に”の登場人物。やらない夫がつるんでいる友人達の一人であり、特に五更瑠璃と仲が深い。 かつては魔王として聖杯戦争の参加者達を屠ってきたが終わらない戦いに磨耗してしまい、 球磨川に受肉&強制引退させられて聖杯内部世界に放り込まれた。 最初は周囲と馴染めず鬱屈とした日々を送っていたが、瑠璃に絡まれて以来徐々に穏やかな日々に馴染む様になる。 聖杯戦争に関しては下手に参加者に手を貸せば、反則として却って不味い事態になるので不干渉という立場。 やらない夫が、由乃と組んで主催者陣営を裏切ったテスカトリポカに捕まった際には例外として瑠璃と共に助けてくれた。 超越者:安心院なじみから干渉を受けて大怨霊へと戻りかけた後は、一方的に別れを告げてきた球磨川を追って参戦。 戦況も終盤の、最早反則合戦で罰則を与える所ではなくなったタイミングであったので渡りに船だった。 地味に根性がある性格。不幸ではあったが足掻くだけ足掻き、それでも駄目なら写経という神頼みもした。 流石に神頼みすら拒絶された時には文字通り死ぬ程落ち込んだが。 「滅びや終末を理由にして諦めるな。世が乱れるのはそんなあやふやな言葉に惑わされる人の心の弱さこそが理由だ」 「諦めるのは死んだ後からでも遅くない」という持論を持つ。 弱体化こそしているが、後衛の味方を完全にカバー出来る盾キャラであり、強力な魔術を扱う。 何よりも宝具【血書・五部大乗経】は任意にルールの書き換えを行えるというチート宝具である。 ルルーシュやネイトの「マスター殺害」「味方殺害」の制約を、恩恵も一緒に消えるとは云え無事解除してくれた人。 他にもソロモンの魔神の権能を妨害したり、イブキが令呪で操られる事を阻止したりと活躍は多い。 惜しむらくは活躍が人気投票の後が中心であった事か。 キャラクター数が膨大であったお陰で票がバラけてしまい、得票数が僅か二票であった。 露骨に活躍に見合っていない点がネタになり、今でもしばしばネタにされる不憫な人。 【黒猫】との友情の比率が大きいせいで目立たないが、やらない夫の事も大事な友人とは思っているし、心配もしている。 単に黒猫贔屓なせいで、少しその他の人物への風当たりが若干キツ目なだけである。 ちなみに第一作“やる挑”にもバーサーカー:バイヴ=カハの一柱“ネヴァン”のAAとして出演している。 ワタリガラスの姿で戦場を飛び回り、恐ろしい鬨の声で戦士達を狂乱させ、同士討ちさせる女神である。 ・【スカアハ】(GTS、先生) ケルト神話における影(スカイ)の国と呼ばれる冥界を統べる女神。影の国の戦士アードガムの娘。 呪術師であるが武芸に秀でている事で知られ、多くの戦士達を弟子として育て上げた事で知られる。 クーフーリンの師、そして愛人であり絶大な力を持つ彼にのみ魔槍投擲の奥義と魔槍ゲイボルグを授ける。 他にもフェルグス・マック・ロイや、ライバルであるオイフェとクーフーリンの子であるコンラの師でもある。 単純に戦士としても強いが、相手と状況に対する「戦う術」に特に優れている。 力で敵わないなら技を、技で優られているなら術を、術が通じないなら力を。 その全てが通じないなら、如何なる手段を使っても討ち倒す希代の女傑。 しかしあまりに強く、幽鬼や堕ちた神を屠り過ぎた為に人間でなくなり、死ぬ事も出来なくなってしまった女神。 また、彼月の相棒サーヴァントであるコンラの師匠(伯母)でもある。 早熟な弟子の死の運命を知りつつ、神の身では運命を変えられないので送り出さざるを得なかった。 できる叶の相棒サーヴァント。アーチャークラス。他にもランサーやメンター等としての適正も持つ。 その辺のものを投げるだけでも宝具になると言う高燃費対人宝具【影の国の御業(ガエ・スカイ)】 自分に優位な影の国の地形を呼び出す対軍宝具【影の国の女王(マビノギオン)】を持つ。 他にも鮭跳びの秘術による危機的状況からの安全離脱、しかも魔術に対する知識も豊富なルーン使い、 以上を兼ね備えたまさに最優のサーヴァント。 幾人もの英雄・勇者を育て上げた“導師”としての教育力を持ってヒロインのカレンを育て上げ、 ついでに空虚だったできる夫を立派な豚に調教したお人。 第三作をほぼ最良の形で終わらせたのは彼女の器用万能っぷりによる部分も大きい。 ちなみに、作中においてカレンというメインヒロインが明確に存在していたため、 できる夫とは男女の関係はおろか、互いにそういった感情に至ることさえ無かった。 ・【スケベしようや】 エイワスよりばくだんいわ氏に捧ぐ――― 冗談はさておき、若き日の鷲巣やる夫の決め台詞である。 ハッキリ言ってどう見ても気が狂っている単語だが、この言葉に至るまでの情熱的な口説き文句、 そして場の主導権の掌握とコントロール振りによってそこそこ見れない事も無いかもしれないレベルに収まっている。 ちなみに、元ネタはVIP『女の子のに抱きつきながら一番気持ち悪い事いった奴が優勝』スレより。 ・【涼宮ハルヒ】 やる挑の聖杯戦争参加者の一人。バーサーカーのマスター。異能者。 属性は火と地の二重属性。起源は破壊と創造の複合属性。 魔術師ではないが、世界の正しい流れを「破壊」し、自分に都合の良い流れを「創造」し直す神の如き異能を持つ。 制限は「心の底から強く望まなければ発動しない」「異能が引き起こした結果は覆せない」の二つ。 かつて事故死しかけた際に、友人が自分を庇って死んでしまい。それを受けれられずに無意識に異能を発動。 しかし規模が能力を超えていた為に改変に失敗。 自分の異能の大半を切り離されて「友人に似た何か」であるキョン子が創造されるに留まった。 その後【エイボン】から自身の異能の事を教えられ、 友人が死んでしまったのは「自分が死にたくないと望んだ事で異能が発動したせいだ」と認識する。 事実がどうであったかは誰にも分からないが。 そして彼女は過去に戻り、「異能は発動せず、友人ではなく自分が事故死する」という「正しい流れ」を目指す。 本来は聡明な少女だが「異能によって友人を理不尽に殺した」「自分が破壊した正しい世界を元通りにしなければ」 という強迫観念によって鉄心化している。 倫理観自体は普通。「願いを叶える為に人殺しになる以上、自分が彼の隣にいる資格は無い」と考えている。 アンチが多い、原作の「涼宮ハルヒ(序盤)」と過度に同一視され、根っからの碌でなしキャラと認識され、 【やる夫】とコミュ機会が無かったので終始敵対関係が続いて【抑止力】から嫌われた結果、一切の救い無く殺される。 行動自体は冷静な作戦も無く、場当たり的かつ過激で危険な行動ばかりだったが、結局被害者が出る事は無かった。 そして彼女の死がキョン子のラスボス化と【時の翁】の出現、そして【アレイスター】達の死へと繋がる。 一時の激昂と「危険だから殺した方が良い」という判断が、逆に絶望的な敵の出現を招いたという最悪の裏目に出た。 未来を見通せる等と人間が考えるのは傲慢で愚かしい、という事だったのだろうか。 【抑止力】最大の後悔の一つであり、今も尚行動に大小の影響を与え続けている。 ・【正妻戦争】 仁義なき戦い。一言で言うと「俺の嫁こそ至高」というスレ住人の叫び。 “やら死に”にはヒロイン候補が多数いるため、正ヒロインを巡って度々論争が起きた。 これがネタとして盛り上がる程度ならよかったのだが、多少を超えてエスカレートしがちで、 その有様はエイワスが辟易するほど。ヒロインディスりや展開ディスりは他の人を不快にするので止めよう(戒め)。 「あるヒロインを選んだら別のヒロインが退場するんじゃね?」「サーヴァント勢は失恋=消滅=死じゃね?」 「でも死ぬか否かでヒロイン決めるのって何か違くね?」「そもそもエンディング後の世の中ってどうなるの?」 「選んだヒロインが途中で死なない保障も無くね?」「俺はこのヒロインが良いんだ。他のは知らん」 「後にしろ。目の前の一歩間違えたら大惨事な状況を乗り切るのが先だ」 等と、複雑な状況的には止むを得ない所もあるのだが、本気で喧嘩をおっぱじめた事に関してはちょっと擁護出来ない。 自重という言葉をネタに出来る程度の良識を身に付けた上でレスすることがスレ住人には求められる。 最終的に話の流れとルートの決断で、ヒロインの脱落をどうにか防ぎつつエンディング後に持ち越す形となった。 結論としてはとびきりの無茶をした果てにヒロイン全員と日常を生きる事を目指す事にした。 十数年単位で待ってくれているヒロイン達もおり、無事誰も欠けずに生還して責任をとる事が出来た事を願いたい。 取り敢えず面倒を避ける為“できる叶”や“8番目”といった以後の作品はヒロインが単独になった。実際スムーズ。 “やる挑”も複数ヒロイン型の作品であったが、こちらはそもそもヒロインが一人残して全滅したので戦争にならなかった。 なお、今作の“彼月”(名称は暫定)では久しぶりに複数のヒロインが登場することになった。めでたい。 おまえら喧嘩するなよ!絶対に喧嘩するなよ!フリじゃないからな! ……とか言ってたらヒロイン二人抱えて出奔する事になった。解せぬ。戦線膠着の為故致し方無し。 当初は「正妻戦争再びか?」と思われるも、後にエイワスがそもそも本編中に結論を出させる気が皆無だった事が判明。 ヒロインレースは【メアリの告白】によって爆裂四散した。サヨナラ! ヒロイン同士の恋の鞘当を描くのは好きだけど、正妻戦争は読者が紳士的な喧嘩をしないので好きじゃないらしい。 ちなみにエロに対して節操が無い事で話題になるのは【やらない夫】だが、本編では割と自重気味の人物だったりする。 戦術上必要であっても「好き合ってないなら嫌だ」と言って断るのは毎度の事。回数自体も一人当たり一回きり。 修羅場の連続でそれどころでは無かった事もあるが「エロイベント入るの遅くね?」と当時は言われていたものである。 特に必要も無いのにエロしようとしたのは【黒猫】のメイド服姿に頭が茹った時ぐらいなもの(失敗したが)。 「ヒロインの中で誰が一番好きか」は戦争終結に間に合わなかったので、優柔不断と言えばその通り。 最後の決断によって、結論を言いに一旦戻るという訳にもいかなくなったという事もあるが。 厳密にエロに対して節操が無いと呼べるのは、 嫁であるアレイスターにボコられつつも、隙あらば様々な美女達とエロスに走ろうとしていた【やる夫】であろう。 妖怪爺の孫なので周囲の女っ気枯渇っぷりが深刻だったのである。女性に弱い事自体は父親譲りだが。 ちなみに優先順位では【アレイスター】が一番。ナナリーは聖杯戦争後に攫って抱え込む気だった肉食系男子。 では何故ネタにされないのかって? 「 ヒ ロ イ ン ほ ぼ 全 員 死 ん で る か ら 」だよ! 文字通り死ぬ程足掻いて皆を守る為に頑張ったのにこの結果。欝過ぎてネタにしにくいってレベルじゃねーぞ! 結果、スレのエロ担当は白長大根になるのであった。グランドハッピーエンドだからね。仕方ないね。 ・【正統派魔術師】 戦いではなく探究、研究が本分である魔術師を指す。 その性質故正面戦闘に置いては他のマスターに一歩譲るタイプが多いが 彼らの本領はその頭脳と戦闘分野以外での調査などにおける魔術の腕である。 エイワススレでの聖杯戦争は基本的に黒幕がおり、その黒幕の思惑を打ち破るために 彼らの存在が鍵となることが非常に多い。 が、人格的には探究・研究に重きを置く故に人命や周囲への被害を軽視することが多く、 【一般人】や抑止力と価値観が対立・衝突することが少なくない。 そのため、お互いに状況が悪化し、必要に迫られないと協力体制を築きにくいことが多い。 ・【聖杯】 “聖杯戦争”最大のキーワード。各作品毎にその正体は異なるが“万能の願望器”という点が共通する。 大抵機能不全で万能にはほど遠かったり、汚染されていて明らかに釣り合いの取れていない代償を要求してきたりするが。 各作品のネタバレが激しいので一応格納。観覧注意。 #region(第一作 やる夫は聖杯戦争に挑むようです) ・第一作【熾天の門】(セラフィックゲート、暗き渦) 元は葉隠市の地下大空洞にあった“暗き渦”。当初は無数の怪異や、生物の変異、変調を引き起こすだけのものだった。 “暗き渦”の隔離と封印を行っていた柊家の祖先が限界を感じていた所、西洋魔術を修めた鷲巣家の祖先が来訪、 ただ封印するのではなく、外部から制御すべきであると主張した。 柊は封印の管理そのものは自分が受け持つ事を条件に鷲巣の提案を受け入れた。 鷲巣は最終的に“暗き渦”に外部から干渉し、制御する術を完成。【暗渦魔術】と名付けた。 “熾天の門”の正体は“時間軸”と“並行世界”を無限に貫いた穴であり、内部では時間と世界の因子が無限に渦を巻く。 本物ではないものの性質としては同等の、擬似的な“根源の渦”。普通の人間が潜れば圧倒的情報量で瞬時に粉砕される。 鷲巣家が代々目指したものは“熾天の門”を潰されずに通り抜ける事が出来るだけの【暗渦魔術】の適正を持つ子孫である。 鷲巣巌は【熾天の門】にやる夫等の「門を通る適正を持つ者」を投入し、自分が無事通れる状態にする事を目的としていた。 #endregion #region(第二作 やらない夫は聖杯戦争で死に続けるようです) ・第二作【創造の館】(エテメナンキ、造物主の座) “巨人の穴倉(アトラス院)”の院長である“天才”ジェイル=スカリエッティがほぼ単独で作り上げたもの。 幾つもの国々と大地を取り込み、それらを基礎に、現実世界と並行して存在する巨大な“異界”を造り上げる大禁呪。 イメージ的には境ホラの「重奏神州」が分かりやすい。 術式に球磨川禊が有する【第一魔法(偽)】が組み込まれており“世界”からの修正力を遮断している。 内部に回路として取り込んだ全ての生物から魔力を蒐集し、莫大な規模の魔力を使用する事が可能。 使用回数に制限も無く、世界を滅ぼすに余りある能力を持ち、エイワスオリジナルの聖杯では最大の規模を誇る。 本来の用途は莫大な魔力を消費して根源にアクセスし“世界”の情報を呼び出して滅亡した現実世界に上書きする事。 失われた歴史を何もかも再生させる為、数億人の命分の魔力が必要となり、既に疲弊しきった星は耐え切れずに死ぬ。 一切の生命を生み出さない滅びた土塊の上に人間の箱庭を作る計画“世界再召喚の大禁呪”だった。 作中では根源から「滅亡以前の世界の情報」(=聖杯内部世界)を引き出し、後は星に上書きするだけという段階だった。 それを作業途中で裏切り【創造の館】を乗っ取って、自らを「大魔王」とした「聖杯戦争」を始めたのが球磨川禊である。 #endregion #region(第三作 できる夫は聖杯戦争で欲望を叶えるようです) ・第三作【この世全ての悪】(アンチキリスト) “封印指定の死徒”シックスが諏訪市の“龍脈”に仕込まれた術式を改造し、娘であるカレンに産ませようとした“子” “七つの大罪”を担う参加者達に“令呪”を付与し、その内の六つの“大罪”を吸わせた上で“聖杯の器”に回収。 六騎のサーヴァントの魂を“聖杯の器”に回収。 “聖母”の魔術特性を持つカレンを“聖杯の器”とする事で“魂”を作り、 大罪を吸った“6つの令呪”を用いて“人格”を作り、“6騎のサーヴァントの魂”で“肉体”を作り “悪意”の起源覚醒者シックス(sicks、six)を“呪い”として組み込む事で“聖杯”を汚染。 唯一外部を対象とする大罪“嫉妬”を担うできる夫を媒介として“この世全ての悪”を外界に顕現させようという試み。 できる夫と従兄妹同士に当たるカレンに子を作らせる事で近親婚(教会法)による穢れの要素の追加も試みた。 「これさえ倒せば悪い事は全て解決」という“絶大な力を持つ大魔王”を作る事によって人間の在り様を救済するという試み。 倒せなければそのまま滅びれば良いという歪んだ愛情モドキの産物。 #endregion #region(第四作 彼女は『8番目』として戦うようです) ・第四作【黄金聖餐杯】(ハイリヒ=エオロー) “第二魔法の遣い手”水銀の王メルクリウスと“三重に偉大なる”ヘルメス=トリスメギストスが作り上げたもの。 “万能の願望器”というのは参加者を誘う為のただの餌。 “ガイアの怪物を御す七騎の守護者”に見立てた七騎のサーヴァントの魂を取り込み、 “黄金聖餐杯”ラインハルト=ハイドリヒを“ガイア”の意志が介在しない“星の王”へと進化させる儀式を行い、 その成功によって他の人類にも同様の進化を促し、人類の生物としての段階を引き上げる事が目的。 但し大抵の人類は着いて来れず、襲来する異星の王達を迎撃する事で発生する莫大なエネルギーで星は滅びる。 ・第四作【大聖杯できない子】 メルクリウスらによって攫われたやる夫とナナリーの娘にいくらか調整が施されたもの。 彼女は「平行世界を貫く多元の門」との適合を目指した鷲巣家と、 「完全な人間の実現」によって根源を目指したランペルージ家のハイブリットであり、その肉体は“根源”に通じている。 メルクリウスは「星の王」達の激突で生まれる莫大なエネルギーを“第二魔法”で無限大に束ね、 彼女を経由して“根源”に直接叩き込む事で「根源」の破壊を試みようとしていた。 メタネタではあるが、仮に実現した所で「根源」の破壊は無理である。 副産物でどんな碌でもない事態が起こるかは全く予想出来ないが。 #endregion ・【聖杯戦争でチートしてない奴なんてバカだよバカ!】 真理。そりゃ勝ちさえすれば何でも願いが叶うんだから使えるものなら使うわな、という話である。 長編第二作“やら死に”の登場人物であるジェイル=スカリエッティの台詞。 エイワススレにおける聖杯戦争を端的に表した言葉であり、チートの体現者スカリエッティの開き直りである。 彼の作中でのチート行為は恩恵制約改竄、令呪無限チート、イケメン強奪など、詳しくはやら死にを参照されたし。 なおこの発言の後はチート状態の登場人物が出ても抑止力は騒がなくなったという。 これが天使の調教術か・・・。 実際にやら死ににおいて各マスターがしていたチートは以下の通り #region フェイト:小聖杯により、1ターンに全力の対界宝具を二発撃てるだけのMP回復 クロコダイル:魔王テスカトリポカとの同盟関係。またその鍵を使った大聖杯からの        魔力汲み出しによる魔神72柱召喚。 我妻由乃:番外サーヴァント三体、および令呪の引き継ぎ。令呪の数はおよそ10画程 ルルーシュ:我が身を小聖杯に改造し、一ターンに全力の対城宝具一発分のMP回復       魔王の鍵からの魔力汲み出しも狙っていたが、クロコダイルにその情報を奪われる。 スカイト:なぜかアサシンの攻撃をモロに喰らっても死なない。恩恵や制約の改竄      聖杯内の空間を弄って相手マスターを少しの間閉じ込めておく。      フェイトから小聖杯とカルキを奪う等々やりたい放題。      魔王の鍵が有ればそれを用いて令呪の作製、カルキを犠牲にして神霊であるヴィシュヌの一時的召喚も可能。 やらない夫:死に戻り能力、魔王達の助力による権能技、ぶっ壊れスキル魔王顕現       バルドルとのパスを通じた聖杯からの魔力汲み出し ネイト:特になし こんな中一人チートをしていなかったネイトさんとランサー兄貴のペアが本編でどうなったかは 【最低でも対軍】、【ランサー兄貴】の項目を参照されたし。 #endregion ・【セイバー】 魔力以外のステータスが一定以上の水準である事が該当条件のクラス。 基礎スペックが高い上に強力な【対魔力】スキルを備えている隙の無いクラス。固有スキルは【騎乗】【対魔力】。 特に彼月ではステータスのバランス良い高さがそのまま手札の数に繋がる為、極めて重要となっている。 大英雄かつ対人・対城宝具を同時に備えている事がほとんど。最優のクラスは伊達ではなかった。 長編企画においては味方に決定的な何かを残して脱落する事が多い。 一方、短編企画では最後まで生き残っている事がほとんど。 #region(歴代セイバー) やる挑:ガラハッド(ブリテン) 嫁魔神:シグルド(北欧神話) やら死に:フェルグス・マック・ロイ(ケルト)、ベイリン(ブリテン) できる叶:ベオウルフ(中世デンマーク) 8番目:ガラハッド(ケルト)、倭健命(古事記) 24時:宮本武蔵(江戸日本) テストプレイ:宮本武蔵(江戸日本) 小聖杯:程宗猷(明中国) 年末企画:バイバルス(バフリー・マムルーク朝) クロス企画:レッドライダー(黙示録)、宮本武蔵(江戸日本) W兄貴:安徳天皇(平安日本) 彼月:ガウェイン(ブリテン)、ウルスラグナ(古代ペルシャ) ねらう緒:マルフィーザ(フランク王国) パラレル:ウリエル(エノク書) #endregion ・【ゼウス】(ゼウ条さん) ギリシャ神話の主神、オリュンポスの主である最強の神王。全宇宙と天候、社会秩序を司る。 一撃で世界を熔解させ、宇宙を焼き尽くす雷霆ケラウノス(神王雷槍?)を持つ。 農耕の神クロノスと大地の女神レアの末子だが、クロノスに呑まれた兄弟らを救った際に順番が逆転し、長男となった。 好色な神として有名であり、多くの女性と交わり、ヘロスと呼ばれる半神の英雄達の父親となっている。 これはバルカン半島を征服した民族と土着民族の融合の象徴説や、古代ギリシャ王家の箔付けの結果説等がある。 以上、神話。 スレでの扱いは「クズ」の一言。女性に手を出すだけ出して放り出すエピソードに事欠かず、 純粋な外道行為のエピソードも同様である。拉致ってコマした挙句、娘を探しに来た父親を撃ち殺すとか普通にやる。 自分の血を引いている子供は愛でるが、子を産ませた女性自身は妻であるヘラに地獄を見せられようが余裕のスルー。 彼の兄弟姉妹である他のオリュンポスの神々も、一部数柱の例外を除いて、所業に関しては同等のレベルである。 ギリシャ人自身が後年「うちの神様ちょっと教育に悪すぎじゃね?」と人物描写を改変したレベルでヤバイ。 できる叶のライダーであるエウロパは被害者の一人だが、彼女は被害者の中でもかなりマシな方。「あれでも」マシな方。 エイワススレにおいてはやら死にで【テュポーン】絡みの話の時に上条AAで顔出しした為、ゼウ条さんと呼ばれる事も。 理由は「もし自身のフラグ体質を理解&利用して女性に手を出しまくったら?」という二次ネタ(通称ゲス条さん)から。 別にエイワスが上条さんが嫌いという訳ではない。この辺りはぶっちゃけマイナーネタ絡みなのでややこしい。 原作の上条さんの性格はTSキャラの上嬢さん同様、熱血漢な善人汎用救世主型主人公なので混同しないように。 ・【責任】 元々は「何かに対して応答する」「応答する状態」を意味している。 自分が自由意志で行った事が原因で起こった事や結果に対して『応答・対処する義務』の事。 社会的に見て自由である事に伴って発生した概念であり、 「自由の無い所に責任は存在せず、責任の無い所に自由は存在しない」とされる。 要するに「好き勝手やったら、その影響喰らった相手から『もう良いよ』と言われるまで後始末しろよ」って意味。 特に「あれをしたら、こうしなければならない」という形式的なものは無い。相手の要求次第でピンキリある。 つまり、面倒臭い相手に絡まれると物凄く面倒臭い事になる、という事である。 ・【全知スレ】 「ばくだんいわ」氏の長編前作“できる夫の相棒は全知全能のようです”を指す。 今作のムーンセルと同じく「もしも、詐欺もバグも汚染も無い、完全にどんな望みでも叶えてくれるものがあったら?」 という事が重要テーマとして扱われている。 ・【全裸】(鷲巣やる夫、やらない夫、始皇帝、阿部さん) 全裸とは何も服を着ていない、生まれたままのすっぽんぽんの状態の事である。 鷲巣やる夫はナナリーとガラハッドが初めて自宅を訪問して来た際、精霊(読者)の電波受信で素っ裸で彼女等を迎えた。 盲目であるナナリーはともかくガラハッドの怒りを買い、その後の決死の言い訳で良い話に仕立て上げて事なきを得た。 あくまでも精霊によって精神に影響を受けるという暗渦魔術の特性によるものである。決して趣味ではない。趣味ではない。 やらない夫の全裸は完全に趣味である。場の空気を和ませようとした時や、何かアホな事を考えた時、 そしてシリアスな事を考えている時等、要するに何時でも何処でも脱いでいる。時々無駄に神話的な絵面になる。 周囲の人々も「そういう奴だ」という事は把握する程に見慣れているので諦め気味なツッコミを入れる程度。 彼はエンディング後に“聖堂教会”の協力者である全裸の聖人と運命的な出会いをしてしまい、友情を深める事になる。 全裸で。 長編第四作の番外アーチャー“ゼンペラー”こと始皇帝もしょっちゅう脱ぐ。何故脱がせた。 場の空気が落ち込みそうになった時に脱ぐ事で雰囲気を和らげたりする。全裸=ムードメーカーの法則でもあるのか。 でも特に必要が無くても脱ぐ。やっぱり趣味なんじゃねーか! こちらは物理的に制裁される事が多い。主にコカーンを。 阿部さんの全裸も趣味である。いい男と一緒にいると興奮するからね、しかたないね。 西欧財閥の参謀ポジションであり、さらに状況がどん詰まりシリアスなので脱ぐに脱げないという割と気の毒な人。 ちなみに彼の主である黒神めだかは普通に脱ぐ(女の子なので半裸止まりだが)。 ・【創世神話】(やら死には創世神話) 長編二作目”やら死に”のこと。 その王道少年誌の様な感動的結末と、戦闘のぶっ飛んだインフレ具合から産み出された言葉。 特にインフレの具合はこの用語辞典を見るだけでも十分に察する事が出来るだろう。比較対象にしてはいけない。 じゃあ他作品のキャラクターは比較すると弱いのか?と聞かれれば、そんな事は全然無い訳だが。 対軍や対城を相殺するシステムが実装されていなかったので、直撃喰らって耐えるしか無かったのである。 基本的に一発で死ぬ様な威力には設定されていなかったのでどうにかなった。 ・【蕎麦】 彼月の主人公であるキル夫が誇るソウルフード。 生前からの得意料理だったようで、さやかや式からの評判も上々だった。 なにかと戦争や探索の合間を縫っては打ち、皆で啜っている。 みんなで蕎麦啜って仲良くしようぜ!という彼の思いは、 さやかや式との楽しかった思い出に拠るものなのかもしれない。 ちなみに、蕎麦の花言葉は「あなたを救う」「懐かしい思い出」「喜びと悲しみ」 色んな意味で"彼月"象徴そのものとでも言うべき存在なのかもしれない。 ・【それどころではない】 初出は第一作「やる夫は聖杯戦争に挑むようです」における参戦マスターの一人、柊かがみが陥った状態。 クトゥルフ神話における火の邪神“クトゥグア”の分霊をアーチャーとして召喚してしまい、参加者の中でも一人だけ 「聖杯に対する願い?彼女は今それどころではない」という悲惨な状況に。 やる夫(と読者)のあらゆる意味で捨て身な求愛行動の末に状況そのものはマシになったものの、姉妹ともどもに アーチャーこと赤王様の触手プレイの餌食になったりと、彼女のその後の人生に暗い影を落とす事となる。 尚、かがみんのみならず、その後の作品でも大体1人は「それどころではない」枠が存在する。 “魔王”モートに捕まって漏らすか漏らさないかの瀬戸際を戦ったネイトや、サーヴァントを召喚した直後に 令呪ごとマスター権を強奪されたミストさん、戦争開始から延々とカシャンカシャンされ続けたルサルカ バーサーカー:ホワイトライダーを召喚した華琳 エイワススレ史上最大の核地雷が爆発・直撃したキル夫などが該当する。 また、斜め上方向に「それどころではない」枠も居る。 お隣(ねらう緒は聖杯戦争を蹂躙するようです)の吉良吉影や、ねらう緒は聖杯戦争をきのこれるの……?のシェムハザ(通称シェムニキ)とヴェルゴさんのキャスター陣営があげられる。 どっちもねらう緒主人公なのは気にしてはならない。 ・【ソロモン】(ソロえもん) 古代イスラエル三代目の王。ダビデ王と、ヒッタイト人ウリヤの妻バト・シェバの次男。 ダビデがバト・シェバとの不義を隠す為にウリヤを謀殺した事で神の怒りを買い、長男は呪殺されている。 その後、他の王位継承を狙う者達を打倒して王になった。 エジプトのファラオに臣下の礼をとり、ファラオの娘を降嫁される事で安全保障を確立、 古代イスラエルの全盛期を築いた人物。 その後、夢枕に立った神から「願うものを与える」と言われて「知恵」を求めて彼の有名な指輪を授けられ、 多くの天使や悪魔を使役したとされる。 彼の知識と知恵は周辺諸国にも知られ、親交を求めて来朝する者が絶えなかった。 彼の統治による繁栄と名声は、一方で民衆に重税と賦役を課した。 出身部族であるユダ族の優遇やユダヤ教以外の信仰の黙認は王国が内在していた矛盾を増幅させ、 ソロモンの死と共に一気に噴出。国家分裂を招く事になる。 やら死にのキャスタークラスのサーヴァント。魔術王。AAはラインハルト・フォン・ローエングラム。 やら死にの実質的なラスボスの片割れであり、【出禁】サーヴァントの一人。 所有者に叡智と魔神を与える神授の指輪、EX魔術宝具【王の指輪(リング・オブ・ソロモン)】を持つ。 擬似サーヴァントとして召喚可能なのは、魔王級の力を持つが再召喚は困難な「王侯級魔神」と、 サーヴァント級の力を持ち、何度でも召喚可能な「貴族級魔神」。 必要なのは魔力だけだが、流石に消費自体は重たい。 通常の聖杯戦争なら【大神殿】を築いてそこから魔力を供出する形になるのだが、 やら死にでは裏技で規格外の魔力を聖杯から引っ張り出せる「魔王の鍵」が存在。 ルルーシュから鍵の使用法を聞き出し、魔王テスカトリポカの協力を得る事で脅威の「72柱全員召喚」を達成。 【蚩尤】の【軍神七十二将】と真正面から激突する事が出来る凄まじい戦力を得た。 彼自身も宝具級以外の魔術を無効化し、複数の魔術を同時展開し、対軍級魔術を使用する強力な戦力。 【テュポーン】の対城級攻撃のダメージすらもほとんど削りきる事が可能な辺りは凄まじい。 分かりやすい王様タイプ。「王とは国と言う怪物を御し正着を打っていく至高の指し手」という王道を掲げており、 【クロコダイル】を「王の器」として高く評価していた。だが一方で【やらない夫】の事も「英雄の器」と評し、 王としてではなく私人としてはその在り方を気に入っており度々助言を与えている。 余談だがAA元のラインハルトさんは、銀河英雄伝説において 【抑止力】が得意とする【高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に対処する】という作戦を取った軍をフルボッコし、 空前絶後の大敗を喫させている。 ・【孫悟空】(ランサー兄貴) 「西遊記」の主人公である上仙、道教の神。美猴王、斉天大聖、孫行者、闘戦勝仏などと呼ばれる。 東勝神州傲来国沖合の火山島「花果山」の頂の仙石から生まれた石猿であり、 島の谷川の水源である「水簾洞」という洞窟を見つけた事で島の猿達の王となる。 その後、不老不死の術を求めて須菩提祖師という仙人に弟子入り。 見事に地煞数という72般の変化の術を習得するも、それを他の弟子に見せびらかして追放される。 その後、島の猿を武装させたり地獄を荒らして閻魔帳から自分達の名前を消したり 天界に就職するも仙丹や仙桃を食い尽くして無敵化して天軍相手に無双して仏陀に封印される。 しかし最も有名なのは師である玄奘三蔵法師との天竺(インド)への取経の旅である。 最後はその旅において魔を降して善を広めたという抜群の功績によって仏となる。 やら死にのランサークラスのサーヴァント。AAは坂田銀時。 あだ名は原作クー・フーリンと共通だが、こちらは「青兄貴」と呼ぶ場合もある。 序盤で【テュポーン】の徘徊を避けた所で【モート】に捕捉されてしまい、 眷属を山と仕掛けられて逃走不能になるもネイトの令呪によって救援を呼ぶ為に単身脱出。 その後途方に暮れている所に安心のランサー補正で【マーラ】に捕まり、その気紛れで【やらない夫】達と出会う。 正統派の英雄である為やらない夫との相性が良く、初対面で真名を教える所まで仲を深め、 以降、頼れる兄貴分として仲間達を窮地で支え続けた。やらない夫に仙術を教えたのもこの人。 序盤において大英雄の実力というものを知らしめ、多くの戦いで活躍。 その正道を歩むまさしく「英雄」という在り方と実力は抑止力を魅了し、 「兄貴最高や!ゲロインなんていらんかったんや!」と言わしめるほどだった。 ……が、マスターが【聖杯戦争でチートをしない馬鹿】、【脳筋】、もとい正道を歩む騎士であったこと、 能力が多彩であったために、脳筋の極みである【イブキ】と違い抑止力が運用に迷ってしまったりしたこと、 一人だけ宝具がB+ランクの宝具一個(他はどいつもAランク以上の宝具を持っていた)だったことなどにより 終盤のインフレにはいまいち付いて行けず 抑止力の間では、知名度と逸話に比して戦闘方面で不遇なサーヴァントとして良く挙げられる。 あの孫悟空が「弱くはないんだけどちょっと物足りないよね」扱いになっているのだ。おかしい。 とはいえ、付いて行けないなりに魔王バアルと言った格上相手の足止めを務めたり、 一度は殴り合いになる連中が多い中終始やらない夫の味方、兄貴分としてい続けた まさしく英雄という在り方、雑魚だったやらない夫に抗うための力「仙術」を教えてくれたことからも 「兄貴の価値はプライスレス」と抑止力からは讃えられている。 彼月においてめだかちゃんのサーヴァントとして登場。システムとの相性の良さで戦力が鰻登り。 ちなみに彼の回想での三蔵法師のAAにはめだかちゃんが充てられていた。 脱衣癖のある善人とつくづく縁のあるお方のようである。 ▲&link_up() ---- *た行 ・【ダイスの女神】 しずまりたまえー! しずまりたまえー! 全世界の卓ゲープレイヤーの信仰と畏れを集める女神様。仲間に妖怪「いちたりない」などが存在する。 エイワススレ及びご近所では東風谷早苗のAAで表現される。 主に8番目スレで暴れ回り、前半のカシャンカシャン地獄を作り上げ、その結果ルサルカさんが奇跡の生還を果たした。 ケイ兄さんと手を組んでいたと専らの噂である。多分今作でも暴れるつもりなのだろう。 ・【対板宝具】(大禁呪) やら死に、最終決戦にて起きた奇跡。二度と再現出来ない世界そのものに負担をかける大禁呪。 無限の亡霊を召喚し、やらない夫達を吹き飛ばそうとする安心院さん。 何もかも蹂躙する大嵐に対抗するため我等が偽天使は抑止力達にこう呼びかけた。 エイワス: 【10分】以内に、可能な限り多くレスをしてください。 >連投制限などの細かい条件は不要。目標数【1000】レス。 結果、目標を遥かに上回る1618レスを達成し、エイワスから直接ストップが出る事態に。 その超重力は世界線を超えて他の世界(=別スレ)にまで影響を及ぼし、時計ズレまで発生させた。 結果、亡霊達は残らず吹き飛び、安心院さんから「頭おかしいんじゃねーの、お前ら……」との言葉を賜った。 抑止力、総出で一斉土下座であった。調子に乗るの、ダメ絶対(つまりF5アタックという板荒らしと変わらないため) ・【TAS】 Tool-Assisted-Speedrun(Superplay)の略称。 エミュレータのステートセーブ・ロード機能を駆使したタイムアタック等の理論値を目指すプレーのこと。 転じて、【ダイスの女神】の加護を受けてベストエンドへの最短距離を突っ走るような展開、或いはキャラを指す。 本シリーズでは最初から最後まで綱渡りを渡り切って爆発オチを回避したできない夫、マストダイな状況から無事生還を果たしたねらう夫(と、鯖との交流を通じてまさかの覚醒を果たしたグリニデ閣下%%と、全てのハードラックを全力で被らされたヴェルゴさん%%)等が挙げられる。 ・【チーム第三勢力】(伝説の第三勢力) 「凄いやキル夫さん! 流石伝説のチーム第三勢力のリーダーだ!」 「や め ろ」 彼月三日目に結成された伝説のチームのことである。 >潤也「めだか捕獲するんでこっちつけよオラ」 >俺ら「今の潤也勝たせる訳にはいかんだろ…リークするか殴って言う事聴かせるか…」 >モジャ「相応のもの賭けないと決闘してくれんと思うで。リークしたらやめるかもしれんけど取り込まれ確定だね」 >俺ら「やっぱ殴るしかないじゃないか。いつもどおりだね(白目)」 >出夢「あ、もしめだかが出てこなかったら僕が大暴れした挙句に自爆するからよろしく^^」 と言う理不尽な状況に追い込まれ完全に詰む寸前だったキル夫陣営は、我慢出来ずにブチ切れた結果絵札組とヒロイン二人を攫って第三勢力を組上げた事でなんとか状況の打開に成功する。 閉塞感から解き放たれてもう何も怖くない状態となったキル夫さんと抑止力だったが、実はそれは大いなる勘違いだった。 何とチーム第三勢力の構成員は、自鯖のコンラちゃん以外爆弾か黒幕と通じていたかのどちらかだったのだ! その比率大体黒幕:爆弾で3:2程。あっさり仲間になってくれた事で薄々怪しいとは思っていたが、まさか結成後一日で正体を現し解散する事になったことから、抑止力の間では黒歴史として記憶に残る事となった。有り難いとは思っているが、それはそれで禿げろモジャ。 果たしてキル夫さんと抑止力が満足出来る日は来るのだろうか。 ・【チョロイン】 所謂やたら惚れっぽい人物を指す。【抑止力】とか。 惚れた理由が今一はっきりしない、或いは描写が少なかったりするとこう呼ばれる事が多い。 惚れられた側の人物で何となく予想がつく場合も時々ある。 「素の行動の数々がクリティカルしただけで、実際は攻略難易度が高い」という紛らわしいパターンも多いので注意。 作者公認チョロインとしては【メリア】さんが挙げられる。生前が生前なので優しくされると依存し易い。 落とすのはとても楽である。ヤンデレ化するけど。精神的にちょっとタフなら大丈夫、多分。 別に惚れてはいないが、一見好感度が高そうに見える行為をするヒロインは「あざとイン」と呼ぶ。 ・【TS】 聖杯戦争のお約束。召喚された英霊が史実、伝承で語られているのとは違う性別として登場すること。 原作ではSNのセイバーを始めとして毎回最低一枠はTS枠があり、 やる夫スレでの聖杯戦争でも彩りを添えるためか頻繁に行われる。 ちなみに専ら♂→♀であり、逆はほぼない。むさい男よりも綺麗な女性の方が需要が多いからね、仕方ないね。 やらない夫のヒロインに至っては全員が史実、伝承では男性とされていた英霊である。義父(両方)の影響か。 エイワス長編でのTS枠英霊は以下。(※は型月公式でTS枠にされているキャラクター) やる挑:アレイスター、ガラハッド、フィン、エイボン やら死に:イブキ※、モードレッド※、バルドル、崇徳上皇、モート できる叶:なし 8番目:ヘルメス、ガラハッド、番外セイバー(両性具有)、番外バーサーカー 彼月:コンラ、ウルスラグナ、ファフニール ・【出禁】 出入り禁止の略。エイワス本人から登場不可のお墨付きを貰った人たち。 出禁指定には大まかに三種類存在する。なお、神霊は最初から含めない。 ①過去作で主人公のサーヴァント、あるいはそれに準じた扱いを受けた者たち。 ②能力が超絶チート過ぎて登場させるとゲームバランスを崩壊させる者たち。 ③原作のサーヴァント。Fate/staynightおよびFate/ZEROに登場した者たち。 ①と③は空気が読めれば理解出来るだろう。しかし、②だけは如何ともし難い。 例1:ソロモン。サーヴァントと同格の存在を多数、召喚できる。当然、処理データも膨大化する。 例2:弥勒菩薩。南無三!相手は死ぬ。「お隣」との共同企画ではデウス・エクス・マキナ役。 例3:クリシュナ。耐久無限が基本。ヴィシュヌと同一視されることもあって他の化身の能力も自由自在。 なお、ソロモンだけは正式に長編第二作“やら死に”に登場している。出禁の理由を知りたければ参考にされたし。 ※今作“彼月”で例:2の出禁指定が解かれた模様。ただし、正式なデータが掲載されるまで記事はそのままにしておく ・【できない子=ランペルージ】(ない子、ダークドレアム) 長編第四作“8番目”の主人公。厳密には本人ではなく、サーヴァント使役に特化した大聖杯の端末「ワイルド(切り札)」。 鷲巣家とランペルージ家の特性のハイブリッド的な存在であり、肉体が“根源”へと通じている。 その点に目を付けられ、ラインハルトとメルクリウスによって攫われ、大聖杯として調整を受ける羽目になった。 その後の聖杯戦争で父:やる夫に救助されるが、父はそのまま死亡し、聖杯戦争が切っ掛けとなり世界も滅亡してしまう。 その事に納得が行かなかった彼女は、再び自らを大聖杯に改造してメルクリウスと再会。 「やる夫がラインハルトに勝利して死ぬ」という因果を除去し、状況を先に進めたい彼から協力を引き出し、 さらにやる夫の元パートナーであるアレイスターを「やる夫が使用した召喚術式」を触媒に使用して召喚。 「やる夫が壊れて死ぬ」という因果を除去し、果てしない「やり直し」からやる夫を解放したい彼女の助力を得る。 やる夫を死の因果から救い、ラインハルトを打倒するだけの戦力を揃える為、自分の為の聖杯戦争を開催した少女。 キャスター:ケイ卿の聖杯への願いのお陰で、聖杯戦争に於いては幸運に極めて恵まれた。 運命の相手である安藤恵との出会いは勿論の事、聖杯戦争自体の進行も結果から見れば極めてスムーズに進行。 但し大規模破壊系の厄ネタが連日続く為、その対処で彼女達も町中を駆けずり回る羽目になった。 冷え性なのでいつも母であるナナリーに貰った誕生日プレゼントのマフラーを身に着けており、それがトレードマーク。 純情一途な甘えん坊。父親に似てややお調子者で一言多い。 保護欲を誘うのか、自分のサーヴァントや正規マスターの大人組からはそう粗略には扱われない。 さらに言えば世間知らずの箱入り娘な所がある。自分の所持戦力の他陣営から見た危険性に対する認識が薄い。 何より、読者的に最も印象深いのは安藤恵に対するベタ惚れっぷり。 右も左も分からないまま過酷な状況に放り込まれた娘が手厚く優しくされればそうなるのも無理からぬ事であろう。 男に無力感を与えてプライドを傷付けない様に配慮し、自分の弱さを使って甘え泣きついて保護欲を誘い、 それと平行して強力無比な戦力で危険を排除していくという、完璧な男の手綱取りを見せた「天然」娘である。 戦後は現代世界の本体と融合して普通の女の子に戻り、飼い主にじゃれるワンコの如く毎日安藤君に甘えている。 「一陣営としての所有戦力」に関しては主人公で最強クラス。と言うか、ぶっちゃけ最強の主人公。 聖杯戦争一つ分の戦力を「単身で」引き連れており、全方位に対処可能な切札を何枚も所持している。 一度に複数のサーヴァントを展開出来、移動にある程度の時間は掛かるものの、途中で選手交代させる事も出来る。 その辺を踏まえていたのか、乱戦や一対多の戦闘になるケースが非常に多かった。 魔力の即時回復能力等は無いものの、魔王級のレベルのサーヴァントすら涼しい顔で使役出来る辺り凄まじい。 タイムスリップの衝撃で弱体化していなければ聖杯戦争を片付ける分には大した問題は無い。 作中で梃子摺っていたのは弱体化による戦力不足と、街や相手を殺さない様に「配慮したから」というだけに過ぎない。 実際のところ、小ネタにおいて『他作主人公を全員まとめて完封』という恐るべきシミュレート結果を叩き出している。 本人の戦闘力は見た目通りの一般人少女?戦闘は一切出来ない? ……ところがどっこい、この娘は殺されようが自前の【死に戻り】持ちである。 「正面からは勝てないから弱いマスターを狙う」という戦術すら無意味。なにそれこわい。 代償は「過去の自分に憑依する形でなければ戦後に生き残れない」事である。本体は既に人間の原型を留めていない。 その圧倒的チートさから終了後は頻繁に抑止力からラスボス扱いされる。採用こそされなかったものの性格安価範囲に 「身内以外は割とどうでもいい」があり、もしそうなっていたらどんなことになっていたやら。 実際のところ、安藤兄が死亡したらラスボス化するんじゃね?とよく言われる。 ちなみに、ネタではあるが娘が出来た時のAA候補は熊本先輩らしい。 しかも父親である安藤くんを巡って不仲である。アカン。 ・【できる夫】(でっちゃん、白豚) 長編第三作“できる叶”の主人公。「時計塔」所属の封印指定執行者の人形使い(+魔術使い+魔拳士)。 希少な水・土・空の「三重属性(エイワススレオリジナル)」の持ち主。 没落した魔術師の家庭に生まれた奇才であり、何をしても人並み以上にこなせる。両親では育成も保護も手に余り、 唯一の伝手である封印指定の死徒:シックスに預けられた。 心の芯には欠けているものの、本来は他人と関われば緩やかに芯を構成出来る筈だった。 それが出来なかったのはシックスが自らの陰謀を達成する為の仕込みとして妨害していたからである。 基本的に魔術師的な効率主義者だが、別に効率自体への執着は無い。という奇妙な人物。 本人も自身に芯が無い事を気にしており、自他を問わず、信念や望みに対しては向き合い方が真摯。 半生を心の芯の探求に費やしただけあり、信念や望みの有無、心の迷いには一家言ある人物。 最終的には身内を大事にし、執着する%%白豚%%人物に収まった。 「戦略的な立ち回り」に関しては主人公で最強クラス。 人形を用いた広範な偵察能力に優れている。防御的・戦略的な立ち回りはお手の物。 元々根源を目指さず、魔術を道具として使う「魔術使い」であり、ある程度の科学技術も普通に扱う。 特定の戦い方や立ち回りに執着がある訳でもないので、他人の忠告も素直に受け入れる柔軟さがある。 相手には決して本領を発揮させず、勝てない相手とは戦わない。戦いの安定性が抜きん出ている。 できるだけ汗をかかず、危険を最小限にし、博打を避け、戦いの駒を一手一手進める男。 シックスの弟子であるという点や、本人も非道に抵抗が無いという点で信用が無く、交渉では苦戦する事が多い。 資材と時間以外はノーコストの戦力「戦闘用人形」を無尽蔵に作製出来る(政治的な手間の問題でやらないが)。 戦闘用人形の戦力は、最高で準サーヴァント級という破格ぶりであり、費用対効果的に主人公で最強のチートと言える。 ちなみにペース的には最高傑作(【サンタナ】や【アリエッタ】)にする事を考えなければ年に10体程。 主人公の中では戦後のパワーダウンが少ない人物(【ベオウルフ】から借りた宝具を失っただけ) 本人の戦闘系魔術は他の主人公と比較すれば大人し目だが、地味に礼装によって全ステータスが最高クラス。 防御面はともかく、火力面は英霊級。味方の連携戦とは云え、死徒と肉弾戦を繰り広げた上で撲殺している。 人形遣いが自分の人形より弱いなんて誰が決めた? 元々、偵察人形で警戒網を敷き、戦闘用人形を嗾けるか、義肢を装備して撲殺するというのが手筋だった模様。 四肢をホロに次々と食われていった為、義肢を装備出来る箇所も四箇所である。 父はドクオ、母はできない子(できない子=ランペルージとは別人)、叔母は銀、叔父兼義父はシックス、 従妹兼妻はカレン=キューブリック、娘はアリス。 名字は普通にあるが、特別な設定がある訳でもないので開示されていない。 ・【テュポーン】(百合子ちゃん) 大地母神ガイアと奈落神タルタロスの子。テュポーンの事。呼び名はAA元の一方通行の女性化?ネタから。 ティターンやギガースを倒し、驕り高ぶったオリュンポスの神々を罰する為に生み出されたギリシャ神話最強の蛇神。 その力は地球を炎上させ、全宇宙を大混乱させ、大神群が大恐慌を起こして為す術無く逃げ惑うしか無かった程。 ゼウスだけは応戦したものの、返り討ちにされて手足の腱を切り落とされ、武装共々取り上げられて監禁される。 しかしアテナに呼び戻されたヘルメスとパーンによってゼウスは武装と力を取り戻し、テュポーンと再戦。 テュポーンは勝利の為、運命の三女神から【勝利の果実】を奪おうとするも【無常の果実】を掴まされて逆に弱体化。 最終的にゼウスに敗れる。しかし、結局誰もテュポーンを殺す事は出来ず、山の下敷きにして封印するのが限界だった。 以上神話より。 やら死ににて魔王の一柱として登場。 セーラー服姿を見て「女装?」とうっかり零してしまった事で全力で殺意を向けられる羽目に。 しかしこれが【由乃】が裏切った際の仲間生存フラグになった。どういう事なの・・・ この事に深く感謝した【抑止力】達は機会を見て是非お礼を言いたいと思っていたのだが、 勢いに任せてお礼を言ったタイミングが、よりによって本人に仲間が全員挽肉にされたすぐ後である。 軽くドン引きされた(と言うかその直後に【死に戻り】しているので直接は覚えられていない)。やっちまったなあ! 通常攻撃が対城宝具というぶっ飛んだ強さで、レベル、ステータス共にゲームキャラとしては最強を誇る。 150レベルという事実上カンストレベルでありながら、格下の攻撃を全て無効化するという無理ゲー能力を持つ。 更に同格以上の相手と戦う時はパワーアップすると言うチートさ。しかも神話通り不死身。何だこのアルティメットワン。 普通なら弱体化方法があるものだと思うが、恐ろしい事に、『 こ れ が 弱 体 化 済 み 状 態 』である。 初戦闘に於いては大英雄三騎と一流マスター三人という強力な編成のPTを1ラウンドで壊滅させて見せた。 その後のやらない夫の受け答えから彼を自分の宿敵と定め【勝利の果実】を与え、 【勝利の果実】によって自身の父である【八俣遠呂智】の能力を覚醒させた【イブキ】によって正面から打倒される。 ちなみに、ここまでやっても敗北を認めこそすれ完全な撃破には至っていない。どこまでも規格外である。 以降はやらない夫に力を貸し、彼の最強火力として最終決戦にて活躍する事となる。【究極の一】二刀流の矛の方。 ソロモンの魔神の軍勢のアホみたいな質と量のパフデパフを貫通し、二発で汚ぇ花火にした一件はもはや語り草。 ちなみに余談だが、型月公式でも神獣の例として一行だけ触れられている。 それ曰く「もう生き物と言うより超兵器みたいなもん」らしいが良く解りました。ええ。 ・【父さんと父さん】 やらない夫の家庭環境の異常さを端的に示す言葉。 父さんと母さんではなく両親共に男であるマリオと準にゃんである。 この設定はエイワスの趣味ではなく、抑止力がブチ込んだものである。 1作目において邪神を口説くと言った数々の無茶振りを捌いたエイワスですら 「流石に最初から飛ばしすぎじゃありませんか?」「控え目に言って頭湧いているんじゃないかと」 と言う程のぶっ飛んだ安価であった。 そのぶっ飛び具合によりテスカトリポカに自身とその周囲の環境の異常性を突きつけられた時に やらない夫が向こうの意図しない思考の迷路に迷い込んでしまった。 なんだかんだで夫婦仲、もとい夫夫仲は非常に仲が良く 普段はそれに悩まされている、息子のやらない夫も「実際に愛し合っている仲」 だと判明した時は安堵しており、終盤に「俺の母さんは準母さんだけだ」と言っていることからも 普通からは大幅に外れているとはいえ当人たちが幸せなようなので、これも一つの愛、家庭の形と言えよう。 世界は広く、様々な在り方に対して寛容なのである。世界パネェ。 ・【毒手】 産廃。 #region(どうしてもその産廃っぷりが知りたい) 正式名称『毒蛇の義肢』。三作目”できる叶”において、聖杯戦争初日にでっちゃんが作成したアイテム。 名前の通り毒を仕込んだ義肢で、男のロマンであるロケットパンチも可能。 戦闘中であれば、毎ラウンドの終了毎に「最大HPの1割(端数切捨て)」に等しいダメージを HPに対して直接与える。戦闘外であれば「行動不能」となる。 と言う地味に役立ちそうなアイテムだったのだが……問題は以下の一文。 >この効果は「10レベル以下」のキャラクターに対してしか効果はない。 ……真っ当に考えるのなら、聖杯戦争にそんな低レベルのキャラクターが参戦してくる訳はない。 真っ当でない聖杯戦争の場合、【レベル10】とはチートの代名詞でありそんなモンに毒打つ暇があったら死んでいる。 こう言った産廃がたまに産まれるのも安価スレではあることだが、これは酷い。 結果、一度も使われる事なく、ライダーの宝具タロスに踏みつぶされて消滅した。 #endregion ▲&link_up() ---- *な行 ・【斜向かい】 「男爵」氏とその現行スレを指す。現行作品は“できる子は脳筋領主の部下のようです” ダイスの女神の本場として名高く、絶妙なタイミングで飛び出すクリティカル祭りに定評がある。 特に平凡な出目でほっと一息ついた次の瞬間に全力を出すパターンが非常に多く、気が抜けない。 一方で『【抑止力】達の懸念や議論を嘲笑うかのように、登場人物たちにとっての最良の形に落ち着く』ことが異様なまでに多い。(注:勝てるとは言ってない) ダイス目が荒ぶるとしばしば話題に昇る。お願いします座っててください。 短編小聖杯シリーズにおいて『自鯖死亡で抑止力大爆笑』『空中戦』『ポエムビーム』『クロさん』『SUMOUvs魔法少女』『南無阿弥陀仏』『バーサーカー×7』『死因:英仏』『風雲・跡部王国』等、 中聖杯戦争シリーズにおいても『腹パン』『1戦0勝1敗(優勝)』『鰐』『練炭』『初日で1スレ消化』『垂直射出型モアイ』『黒幕だけを殺す自走式地雷』『緒染』『原作顕現』『メタ視点ですら1ターン前の情報が役に立たない』『NHKとリアルシンクロ』『令呪1角失って5画削るダークヒーロー』『豊作祈願』『シンフォギアダイス×女神の加護』『MPK』『クレイジーサイコクズ』『アサシンの広報PR活動』『アサシンとキャスター(主人公)による盤面操作』『これ、ウッソ君です』『揺るぎなきチンピラ』『ただの彼岸島』『美樹さやかちゃんの姫プレイ』『4億分の1』『さすキャス』『令呪スポンジ』『弾けトマト』『愛の戦士』『初手で全陣営の盤面操作スキル全損』『爺のサーヴァント・セイバー』『黒幕系主人公と中ボス系ヒロイン』『おぞましき馬鹿』『多分これが一番早いと思います』『全戦全勝最速敗退』『―――侮ったな?』『おい、皿買わねぇか』『黒幕のバーゲンセール』『黙れ、失せろ、そして死ね』『質流れ聖杯戦争』『三つ巴バーサーカー』『プロット偽造』等々、様々な伝説を残し続けている。 というか現在進行形で何かやるたびに新たな伝説が次々と生えていく。どういうことなの・・・・・・ Q:「一番ひどい聖杯戦争ってどれだ?」 A:「決まってるさ、次の聖杯戦争だ。だが、電と摩と魔法少女だけは勘弁な!」 選ばれしバカの暴れっぷりと、悪意に基づく愉悦枠及び黒幕がことごとく不憫枠に転げ落ちていくこと、 主人公(操作キャラ)以上に主役ムーブし始めるNPCが現れること、 そして恋する乙女や愛の戦士に対する女神の荒ぶりと最低勝率保障の仕事っぷりに定評がある。 シリアスさんとプロットさんが心肺停止しつつ何やかやで大団円(ただし悪党と黒幕は除く)に墜落させる辺り、やっぱり女神様に愛されているのだろう。 また、スターシステム的に出演する一部特定のキャラのダイス目が常軌を逸した荒ぶり方をすることから、『AA幸運量保存の法則』なるものが存在するのでは?との声もある。 本当にあの修羅どもは5%の壁を何度突破すれば気が済むんでしょうかねえ・・・・・・それと摩は座ってろ。あと恋姫勢とBLEACH勢は、その、頑張れ。 なお、聖杯戦争とは別の小ネタにおいて6ターンで2回のクリティカルと3度のベストエンド、 パラレルラインに至っては4ターンでクリティカル4回(キャスター3回、自鯖1回)、黒幕裏ボス含めて完全決着というちょっと何を言っているのか解らない事態が発生。やはり本場は格が違った。 ちなみに、GMとしての男爵氏はむしろ詳細なデータに基づくシステム構築やバランス調整等に定評があり、 緻密な理詰めに基づく土台にダイスの運否天賦による「遊び」で物語を回すスタンスを、 物語的にはNPCたちの独自の思惑に基づく群像劇を好むタイプなのだそうである。 %%だから女神様と選ばれし馬鹿たちが全力で荒ぶるんですねわかります%% 合言葉は「NPCがPCにとって都合良く動いてくれるといいですね」。%%実際に都合良く動いてしまうことが多いから割とガチで困る%% 実際のところ、どれだけプロットが爆発四散しても予め用意していたセーフティで物語を盛り上げつつ 最終的に落とすべきところに%%墜落%%着陸させているあたり、GMとしてもストーリーテラーとしてもガチで優秀。 その様子は「1週目では本来行けないはずのグランドルートに突撃をかましている」と評される。 ちなみに、際限の無いインフレの抑制と煩雑なルールを簡略化した、いわゆる『小聖杯戦争』を作り出し、更にそこから『中聖杯戦争』へと発展させたのも氏であり、 聖杯戦争の枠を超えて「システムもストーリーも手軽で簡潔な安価スレの題材」として『闘争中』を考案したのも氏。 こうして見ると、割とガチに安価スレ界隈の裾野を広げることに貢献している。 また、その性質上聖杯戦争においては比較的マイナーな鯖が選出されることが多く、真名当ての難易度が高い。 小聖杯に至ってはwikiの個別ページが無いことすらあり、その地味さが逆に鯖の個性になることさえあった。 ・【ナナリー=ランペルージ】(人間嫁) やる挑のヒロインの一人。セイバーのマスター。 「完全な人間の実現」を目指し、高度な【王器】を中心とした精神干渉系の魔術を代々特徴とするランペルージ家の当主。 温厚で大人しい性格ながら、最優のセイバー:ガラハッドを連れて堂々とした立ち回りを見せた。 やる夫の渾身の口上や聖杯戦争本番での豪快な立ち回り等により早期に高い好感を抱き、親密な同盟関係となる。 主に人手の確保や財力による支援を担当。やる夫のヒモ生活が始まる前兆である。 最終的にはガラハッドの“聖杯”により、消失寸前であったやる夫の体を癒して結ばれた。 当初は「聖杯戦争後にやる夫がナナリーを奪い去る」という約束だったのだが、逆にやる夫を抱え込んだ女傑。 聖杯戦争中の色々壮絶な経験(赤王様に夢の中に引き擦り込まれたアレとか)で大いに成長。 ランペルージ家の「女帝」として大いに家中を掌握している。 やる夫とは生涯仲睦まじく、娘としてできない子=ランペルージをもうけている。 •【何事も暴力で解決するのが一番だ】 元ネタはアイエエの小説ことニンジャスレイヤー作中の名(迷)言 。 ある意味この世の真理……なのだろうか? 相手がどのような目的、信条、地雷を抱えていようが、とにかく戦闘で何とかしようというなんかである。 なんかものっそい脳筋なアレだが聖杯戦争とか戦闘安価スレだからストーリー上この名言が真理となる事も多い。 特に主人公が最強レベルの本作では暴力こそが全てを解決しかねないのだから恐ろしい、%%メアトース様?知らんな%% ・【並のサーヴァント】 この世界には存在しないもの。「普通の聖杯戦争」の類義語。 原作を見ればどんなものか解るだろう……と思った方もいるだろうが、第五次自体が最強クラス勢揃いなので参考にはならない。 大体の目安は、レベル60、召喚クラスの基礎ステータス、Bランク対人宝具(因果干渉系以外)を一つ所持。 と言うか、この次元度の戦闘能力を持った マ ス タ ー がゴロゴロいる以上、普通の聖杯戦争など望むべくもないのだろう。 ・【70%】 【できない子】の料理の成功率。 そう悪い確率ではないようにも思えるが、作中で失敗した際は台所が使用不能になるほどの惨事を引き起こした。 よほど独創的な料理なのか、あるいは成功してようやく「食べることはできる」程度の出来になるのか…… 第二第三の飯テロ発生を防ぐため、はじめて料理する時の心得を記す。 簡単な料理を選ぼう。一品で食卓が成立する上に焦げつかず、材料を切るのも楽なシチューなどがお勧めだ。 必ずレシピ通りに作ろう。人数が少ないからといって下手に調整してはいけない。くれぐれもアレンジはしないように。 冷めてもおいしいものか、温めなおせる料理を作ろう。料理を同時に仕上げるのは難しく、黒焦げフラグが立ちかねない。 これらを守って台所にやさしい料理を作ろう。抑止力との約束だ! ちなみに、得意料理はお好み焼き丼とのこと。 ・【難易度:エイワス】 エイワススレではデフォルトの難易度。データ、演出でのインパクトが酷いのが特徴。 一見無理ゲーに見えるが、参加者の頑張りでちゃんと攻略できるように絶妙な調整が施されている。 このような調整を行えるのはスレ主エイワスがTRPGのGMとして積んだ経験に依るものが大きいとされる。 参加者を生かさず殺さず阿鼻叫喚させる手腕は流石の一言。 ただし、クリアを想定していなかったり、エイワス自身の想定に誤りがあったりもする。 以下にその例と当時のエイワスの発言を挙げておこう。 #region(小ネタ企画「24時」にて) 24時間で勝利条件を満たせなかった場合、赤王様、ことクトゥグアが降臨する予定であったがしかし、 もし勝利条件を満たしても汚染された聖杯が暴走し爆発することになっていたのである! しかし、できない夫と共闘した参加者の一人、ラインハルト・ハイドリヒが聖杯の汚染を除去できる人物だったため、 聖杯は爆発することなく事態は収拾されるのだった。 #endregion エイワス「エンディングは爆発オチしか考えてなかった。」 #region(「やら死に」におけるフェイト&カルキ戦にて) この戦闘は「机上の空論の極低確率の勝ち目が存在する」実質イベント敗北戦、言うなれば「難易度:イケメン」である。 詳しくは・【イケメン】・【リレイズ】の項目を参照していただきたい。 また、「8番目」においてはカルキが主人公の手持ち鯖となったため、敵に対してこの難易度が課されることとなった。 イケメン自重しろ! #endregion エイワス「すまない。イケメンがあまりにもイケメン過ぎたんだ。」 ま さ に エ イ ワ ス ・【何でこの人生きているんだろう枠】 天使の魔の手から運よく逃げ延びた方々。 本来ならば死んでいて当然の目に遭ったり、物語上死ぬポジでありながら 主人公の尽力、【ダイスの女神】の加護などにより見事生き残った方々。 次の人物たちが該当すると言われている #region やら死に 我妻由乃:本来ならシナリオ的に中ボスで死んでいるであろうポジ。元々は場を荒らす要員。 ルルーシュ:シナリオ的には生き残っていてもおかしくないポジだが         聖杯戦争中におけるピンチの回数が半端じゃなかった。 できる叶 ウルフウッド:「ありがとう。そしてさようなら。君は最高の道化だったよ」と          シックスに言われて殺されるとか言われまくっていた兄貴分ポジ。死亡AA(支援)が多い。 8番目 ルサルカ:立場と戦略、敵によって開始時でほとんど詰んでいたポジ。       良くも悪くも彼女の運命はカシャンカシャンによって決まっていたと言っても過言ではない。       エイワスも殺す気満々で、抑止力もそこまで積極的に助けようとしていなかったのに       【ダイス】の女神の加護により見事生き延びた。ただし他の「なんでこの人生きているんだろう枠」       はED後幸せに暮らした描写があるのに、彼女だけはその後も波瀾万丈という感じであった。南無。 クロス企画 華琳:レジスタンス陣営のマスターだったが実は西欧財閥陣営のスパイという明らかに死亡フラグっぽいポジ。     さらに強力なサーヴァントであるホワイトライダーをバーサーカーで呼びだしており、     結果的に最前線に叩きこまれながら裏切った場合はレジスタンス側のアーチャーが射殺するという、     進むも地獄退くも地獄という状況だったのだがなぜか生還、なんで生きてるんだろうこの人。     なお彼月では死んでいる可能性が極めて高いが詳細は不明。 年末企画 ねらう緒:命を燃やし尽くしてラスボスと刺し違える主人公ポジ。っていうかそのもの。       何しろ鯖の呼ぶ時にも、単純な戦力に加えて「万一の時に殺してもらうため」という程。       が、そこで召喚したホグニ王とのコミュや志を同じくする仲間たちとの邂逅、       そして何より幾多の幸運%%とヴェルゴさんの不運%%に恵まれたことにより、カムクライズルを打倒し、       最終的に人としての生き方を取り戻すことに成功。ハッピーエンドを掴み取ってみせた。 パラレルライン アーチャー:やらない子の獲物として目をつけられ、あっさりバルベロの手に落ちてしまう。         そのまま使い潰されるかと思われたが、最終決戦で色々あってまさかの復活、         対やらない子の重要な鍵として(本人の意思とほぼ無関係な所で)棚ボタ的な優勝(?)を果たす。         なお、一応願いはかなえたものの、そこに到るまでの経緯があまりにもgdgd過ぎて         最終的にエイワスすら扱いに困って描写を放り投げる前代未聞の事態に。 #endregion ・【>>2】 「ちよ 原稿を進めるんだ」 「でも 描いてるうちに面白いかどうかわからなくなっちゃって」 「面白いかどうかなんていい 原稿を進めるんだ」 最近の我らが天使の脳内。スレが立つたびに>>2にAAが配置されその度に創作系抑止力を吐血させる。 ・【日常】 そんなものは無い。 ……半分は冗談であり、半分は事実である。 やら死にに於いて「戦争パート」と「日常パート」が実装されたのだが、 「日常パート」に於いて戦闘や地雷、交渉イベント(普通に死亡する)が延々と続き、有名無実の代物になったのだ。 実家(一般民家)の場所が割れているわ、敵に遠見や使い魔、予言持ちがいるわで一挙手一投足まで監視付き。 戦闘態勢ばっちりの「戦争パート」の方が安らげるという意味不明っぷりだった。 その反省によって以降のできる叶からは対外交渉や戦争とは分離された、純粋なコミュパートが実装された。 ちなみにやる挑では基本方針が穴熊戦術による引き篭もり。 コミュったり自己強化したりがメインなので、やら死に程安らぎの無い流れにはならなかった。 但し、時間制限付きの乗り越えなければならない試練は途切れなく現れる為、やっぱり胃壁は削れるというオチ。 ・【ねらう緒】(仮面ライダー、ニトロ系主人公) 2013年末(2014新年)企画聖杯戦争の主人公。 通りすがりの邪神チクタクマンことカムクライズルによって、戯れにド・マリニーの時計を心臓に埋め込まれた一般人。 その力は絶大だが、元来魔力を持たない彼にとっては心身を蝕む猛毒でしかなく、 ついでに魔術師たちに目を付けられては幾多の死線と修羅場の山を踏み越えて生き抜いてきた。 そんな中にあっても心折れず、半機半人となりボロボロになった肉体と魂を引き摺り、 己の誇りと覚悟、信念にかけてカムクライズルを討つため、彼の用意した聖杯戦争の舞台に身を投ずる。 戦闘形態は仮面ライダーカブト及びそれをモチーフにした支援絵AA。 基本的な行動原理は「自分のような被害者をこれ以上出さないこと」であり、 己の運命と境遇に嘆くことはあっても、他者の穏やかな幸せを願える善良な性格。 その生き様は諸悪の根源たる邪神をして%%ヒロイン化%%興味を抱かせるほどで、 本人曰く、「自分が正気なのかとっくの昔に発狂してるのか判断がつかない」とのこと。 サーヴァントのぐう聖っぷりと合わせて悲壮感と死亡フラグっぷりが鰻登りである。 ちなみにメタ的にはこんなことになったのは殆ど抑止力のせい。 企画の開始前の抑止力達は「よっしゃー息抜きのつもりでネタ設定ぶっこむぞー」と息巻いていたが 自由枠で「改造人間」が採られたことからノリが一変、上記の仮面ライダーモチーフな重く悲惨な設定がフル投入。 流石に自鯖のクラス決めはランダムでは無く任意にしようとしたら、何とスナイパーがよりにもよって「バーサーカー」を選択。 結果マストダイな状況へと追い込まれることになった。%%おいお前ら息抜きってどう言う意味か言ってみろ。%% しかし縁召喚した鯖の真名が狂化抑制可能で普段はぐう聖たる【ホグニ】さんだったことや、 最大の難敵であろうと思われていた執行者がコンビのキャスターのせいで【ハード枠】に叩き込まれたこと、 そして何よりヒロインからの贈り物の時計の振り直し効果が続々と降り掛かるバッドイベントを弾き返して%%ヴェルゴさんに押しつけて%%くれたこと等の運Exっぷりによって、事前の確定死ムードを吹き払って見事に邪神を討ち滅ぼし、目的を達して見せた。 ちなみに、このねらう緒というキャラクターは他作者諸氏の聖杯戦争でも何度か主役格として登場しているのだが、 『邪仙』『パルクール』『星落とし』等々、異様に濃いキャラ付けになることが多く、また何故か変態に絡まれるor自分が変態になる率が妙に高い。 興味がある人はそちらもご覧ください。 ・【脳筋】 「脳味噌まで筋肉」の略称。 能力が筋肉。思考が筋肉。戦法が筋肉。あるいはその全てを併せ持つ逸材のこと。 交渉安価を苦手とするスレ住民が自虐を含めて自称することもある。 “8番目”における自鯖の面々は大半が安価で募ったものだが、見事に「力こそパワー」仕様である。 ゼンペラーは違う?皇帝特権の暴威を利便スキルと申すか…… 類義語:レベルを上げて物理で殴ればいい ・【望み】(願い、願望) 全てのキャラクターが持つもの。万能の願望器を巡る戦いである【聖杯戦争】で最も重要な事柄。 至極単純な「○○したい」「××が欲しい」というだけの純粋な願望。 どんな方針を定めるか・誰と親しくなり誰と相容れないか・何に妥協して、何に妥協しないのかetcの根幹に当たる。 あくまでも純粋な願望なので、善悪や達成難易度等とは一切無関係に生じる。 望みの内容が非現実的であったり道徳的に間違っているからと言ってそれで相手を妥協させようとしてむほぼ無意味。 ぶっちゃけ、とうの昔に大勢の人物に同じような事を腐るほど言われ、同じだけ拒否っている場合がほとんどなので。 そして善悪や他人等の「不純物」が絡むと【望み】は異質なものへと変貌してしまう。混ぜるな危険。 よくあるのは「個人的好みと善悪の認識がごちゃ混ぜになっている」(=○○が正しいので、そうしないのは間違っている)」 「他人を自分の望みの山車にする」(=○○の幸せの為に××をしてやる) これらは独善的かつ余計なお世話な行動や、徒労、恩着せがましい勝手な憎悪を生じる事へと繋がる危険性を持つ。 「○○の幸せの為にあんなに俺が骨を折ってやったのに○○は俺に報いない!」というのは過去実際にやらかした事。 自分の望みを他人に無理矢理押し付けず、自分の素直な欲求をそのまま掲げる事が大事。 見苦しい行動や不本意な結果を得ない為にも、大事に考えよう。 ▲&link_up() ----

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