バラガン・ルイゼンバーン


「理解できまい 死とはそういうものだ
 そして ここから先この戦いが終わるまで
 貴様の頭で理解できる事など 何一つ起こる事は無い」

漫画『BLEACH』の登場人物。地底怪獣とか親父ィ…ではない。後者とは髭に隻眼(ただし潰れた目が逆)と容姿は結構似てるが
悪霊「(ホロウ)」の中でも死神の力を手に入れて魂の限界を取り除いた上位種「破面(アランカル)」の一体にして、
藍染惣右介に仕える最高幹部「十刃(エスパーダ)」のNo.2。
アニメの担当声優は 飯塚昭三 氏。

外見は頭部に王冠の形をした仮面の残滓を持つ隻眼の老人の姿をしている。
藍染が虚圏(ウェコムンド)を支配する前までは圧倒的な力で「虚圏の王」を自称して虚達を纏めていた、
大虚(メノスグランデ)の中でも最上級であるヴァストローデ級の一体であり、従属官(フラシオン)達の数もザエルアポロ・グランツに次いで多い。
破面で彼より序列の高いコヨーテ・スタークは新参らしい上に自分から率先して動くタイプではなく、
かつて唯一拮抗した実力を持つ好敵手だった大虚は零番隊により斬魄刀「已己巳己巴(いこみきどもえ)」へと変えられていたため、
長らく並ぶものがない絶対的な支配者として永年虚圏に君臨していたが、ある日突如襲来してきた藍染に居城である虚夜宮(ラスノーチェス)を占領され、
藍染に屈して傘下に渋々加えられた経緯を持つ。
このため、藍染の事をボスと呼んでいるが、忠誠心は微塵も無く、十刃の中では唯一「エスパーダ」を名乗らなかった。

なお、元々「十刃」の原型となった集団は藍染以前にバラガンが作ったらしい
(七つの大罪をモチーフとして7人がいたそうで、バラガン以外には少なくともザエルアポロ、アーロニーロヤミーがいたのは確定している)。
また、過去に虚圏で自分に次ぐ実力者だったティア・ハリベルにも何度も勧誘を蹴られたため、良い感情を抱いていない。
なお、全盛期のザエルアポロとヤミーは解放状態に限りバラガンを超える実力者だったようだが、バラガンが両者をどう思っていたかは不明。

+ 戦闘能力
虚の固有能力として「老いの力」を持ち、あらゆるものを急速に老朽化させることができる。
劇中ではこの能力で、近付いてきた敵の動きを鈍くしたり、敵の体組織を部分的に老朽化させて骨折させるなどした。
この老いの能力は単純な生物や物質のみならず、鬼道にさえも効力を発揮し、
その気になれば防御用の結界すらも簡単に朽ち果てさせることができる。

+ 帰刃

「…滑稽じゃな
 死神でも 死には恐怖するものらしい」


  • 帰刃(レスレクシオン)髑髏大帝(アロガンテ)
大虚時代のようなボロボロのローブを纏った骸骨の姿になる。
その姿は悪霊というよりも、皮肉も敵対者である(西洋の)死神に近い。
この形態になると、老いの力を飛び道具として周囲に飛散させることが可能になり、
敵を朽ち果てさせるだけでなく、敵の攻撃を老朽化させて無効化する等の防御にも使える。
また、近接戦では「滅亡の斧(グラン・カイーダ)」と呼ばれる戦斧を振るう。
加えて砕蜂の卍解「雀蜂雷公鞭」をまともに受けても、体がボロボロになりながらも戦闘を続行するタフネスを誇る。

老いの力を飛ばす「死の息吹(レスピラ)」は死神屈指の機動力を誇る砕蜂すら避けきれないスピードだが、
老いが肉体を侵食するスピードはそれほど早くなく、この技を指先に受けた砕蜂には老いが広がる前に左腕を切り落とすことで対処されている。
また、バラガンはこの能力を対処方法は無いと自負しているが、実はこの老いの力はバラガン本人に対しても有効であり、
使用中は密かに見えないバリアのようなものを使って自滅を防いでいる。
このため、理論上は防ぐことは不可能ではないらしい。
自身を「虚圏の神」と称して死神を侮蔑し、老いの力を振るうバラガンであったが、
彼もまた「老い」や「死」を恐れて自分から遠ざけていた命の一つに過ぎなかったのである。

上記の虚時代の已己巳己巴(仮)も固有能力「無限の成長」を持っていたため老いの力と相性が悪く、
逆に已己巳己巴(仮)もバラガンの老いの防御を破れる手札を持たず、互いに暗黙の了解的に不干渉な関係を保っていたらしい。


MUGENにおけるバラガン・ルイゼンバーン

Afterglow氏の製作した『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが公開中。
戦斧型の斬魄刀を振るうパワーファイターな性能となっているが、老いの力を纏い一時的に無敵になるトリッキーな技も持つ。
超必殺技では帰刃状態となって攻撃する。
AIもデフォルトで搭載されている。
DLは下記の動画から


「我こそは"大帝" バラガン・ルイゼンバーン
 虚圏の 神だ!!!!」


出場大会

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最終更新:2023年01月20日 23:22