戸愚呂(兄)


「ただ…オレと弟で決定的に違うところが一つある」

「オレはよく約束を破る」

冨樫義博氏の漫画『幽☆遊☆白書』の登場人物。
アニメの担当声優は 鈴木勝美
「戸愚呂兄弟」の兄の方であり、作中では共々フルネームは不明。

巨漢な弟と違い小柄で細身の男。
元人間で幻海とは同門であったが、50年前の暗黒武術会に参加し、褒賞として弟同様に妖怪へと転生
(ただし長く自分の強さを維持しようという動機があった弟とは異なり自分の欲望のために転生した)。

性格は弟と真逆で命乞いをする相手を容赦無くトドメを刺したり
雪菜の目の前で彼女が友達にしていた小鳥達を手捕らえて惨殺したり、
幻海が死んだ事を知らなかった桑原に対して腕を変化させて幻海の死を再現したりと、かなり外道かつ残酷な性格。
弟からは「兄者」と呼ばれ、それなりに立てられる態度を取られていたが、
相手を甚振ったり精神的に追い詰めて嘲る気質については悪い癖と内心辟易とされていた。

初出の霊界探偵編では闇ブローカーとして弟と一緒に垂金に雇われ、幽助桑原のペアと対決。
弟と共に幽助と桑原を追い詰めるが、桑原の捨て身の攻撃によってあえなく敗北する。
しかし、実際は本当の依頼人の左京の指示でやられたふりをしていただけであった。

暗黒武術会編の最終決戦では桑原の霊気棒で全身を潰されて死亡した…かに見えたが、幽助対戸愚呂(弟)の開始時にボロボロになりながらも復活。
だが、挑発のために幻海の死を罵倒し続けたその下劣さを弟に見限られて殴り飛ばされて粉微塵になった……。

と思ったら、元探偵の仙水忍に救助され首だけの姿で生き延びる。正直しつこ過ぎる
その後、仙水の仲間で食べた相手の能力を得る能力を持つ巻原に食べられるも、逆にその体と心を乗っ取り幽助達の前に現れる。
「不死身+巻原の能力+心を読む能力(巻原が前もって食べていた能力)」を持ち勝負を挑むも、
戸愚呂兄の挑発にキレた蔵馬によって、魔界の寄生植物「邪念樹」を植え付けられ蔵馬を殺し続ける幻影を永遠に見続ける羽目になった
不死身故に死ぬ事が出来ず、仮に幻影を見破れたとしても邪念樹を振りほどけるだけの力も無い)。

妖怪としての能力は肉体操作による武器化「武態」と「不死身の肉体」。
自身の体を変形して、剣や盾に変形して弟に装備させて戦う他に、
暗黒武術会では、体から槍のように変化した肉体で広範囲を攻撃したり、腕を変化させて自分の分身を作ったりもできる。
さらに両手足を切り落とされようともすぐに治る。


MUGENにおける戸愚呂(兄)

JK氏の製作した『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.0専用のちびキャラが公開中。
高い機動力と発生の早いコンボ攻撃が得意なスピードキャラとなっている。
また、弟をストライカーとして呼ぶ技も持つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画(DLリンクあり)

上記の他に、はにゅう丸氏によるMDソフト『幽遊白書 ~魔強統一戦~』のドットを用いたものも存在。
こちらにはヅァギ氏による外部AIが存在したが、現在は公開を終了している。

出場大会

  • 「[大会] [戸愚呂(兄)]」をタグに含むページは1つもありません。
削除済み


最終更新:2024年01月06日 19:20