安い

コンボのダメージ総量が低いこと。
またはゲージ消費などのコストに比して、キャラの攻撃力や補正などによって全体的な火力が低いことを指す。
ただし元々は「状況判断やコンボのミス等により、最大ダメージを取り損ねた」という意味に使われていた。

この現象の原因としては、コンボが主なダメージソースとなるキャラでのプレイヤーの力量不足、すなわちコンボの精度が低い場合が多い。
他にもカス当たり時や、ダメージより成功率を重視した安定型コンボが原因に該当することもある。

誤解されがちだが、「火力が低い」とは似て非なる言葉である
まあ、火力が低いキャラはしばしば「安い」ことがままあるので、結局誤解されてしまうのだが……。

「死ななきゃ安い」とは某紙忍者使いの言。
この言葉は本来「いつでも死が見えているのだから、生きているだけで儲けものとしよう」という意味の、
とても謙虚な(悪く言えばネガティブな)御言葉だった。
ところが全員が実用的な即死コンボ永久コンボ一撃必殺技を持っているような世紀末バランスのゲームや、
ゲーム内バランスは取れていても、1ミスで試合終了が在り得る一撃で3~4割が当たり前というゲームでは、
「死ななきゃ(まだ逆転できる可能性があるから)安い」というポジティブな意味で使われるようにもなった。「ワンチャンスを活用した方が勝つ」。
このため、ギリギリに追い込まれた状態から逆転勝利した際の賛美の言葉、もしくは逆転勝利された側の嘆きの言葉として使われることが今は多い。

なお極端な話だが、ゲーム内の全キャラに永久が存在する場合「最大火力は全員10割で同じである」ということになるため、
立ち回りの強さがそのままキャラの強さになったり、安い方がゲージの回収上有利で
紙である方が敵にゲージを献上しなくて済むと言うような事態も発生する。

参考動画


関連項目



最終更新:2023年01月01日 02:26