アーチェ・クライン








「てへっ、やっちゃいましたぁ♪」


 年齢:17歳
 身長:157cm
 体重:39kg(自称)
 声: かないみか

ナムコのRPG『テイルズオブファンタジア』の登場人物。
魔法使い。ローンヴァレイ育ちのハーフエルフ。
気象学者の人間バートとエルフのルーティ(ルーチェ)の間に生まれた娘で、過去の世界において親友のリアの敵を討ったクレス達に強引に同行する。
性格は天真爛漫そのものだが、ハーフエルフ故極めて長寿かつ博識な所もある。笑い方は「ウッシャッシャ。」

意外に酒豪であり、酔い潰れてもクラースと違い二日酔いになっていない
(PS版では「うわばみ」なる称号を得る。PSPでは削除されて「ゆめみるおとめ」となっているが)。
体型はミントの逆を行く、所謂「幼児体型」で、それに対してややコンプレックスを抱く。
料理が壊滅的に下手で、チェスターから称号「××料理人」を得るほど。ただしフルーツを用いたデザート系は得意。
通常攻撃は箒で行う。また、箒で空を飛んでいる状態で魔法を使う。そのため一部の術は当たらない。
初めてチェスターと会ってアーチェが放った第一声が「なんか弱そう」だったため、いきなり犬猿の仲になる
(実際シナリオの都合上チェスターと他の仲間はかなりレベルが離れているので仕方がない…?)。
何気ない一言だったが、チェスターは密かに傷付いて深夜に特訓をするようになり、後にそれを目撃したアーチェは反省している。
その後も結局ケンカは耐えなかったが、ケンカするほど仲がいいという事で。

最上級魔法に行き着くと天体を落とす「メテオスォーム」や「ブラックホール」、果てには「ビッグバン」ととんでもない事になっており、
特にビッグバンは吸収されない限り他の魔法を食ってしまう威力と戦闘フィールドのどこにいても当たる攻撃範囲である。
「とんでもないダメージ」「範囲が戦闘フィールド全体に及ぶ」という仕様は後のシリーズにも引き継がれており、
敵が使ってくる場合は秘奥義扱い(=「オーバーリミッツ」と呼ばれるアーマー状態)である事が多く、
一度使われると戦線をあっという間に崩されてしまう。

また、戦闘中いつでも箒で空を飛べるというのは中々得難い性能であり、プレーヤー操作で自在に制空権を取り、
頭上から隙の少ない通常攻撃連打で雑魚敵を封殺なんていう後衛職にあるまじき遊び方も出来たり出来なかったり。

+ 動画まとめ
SFC版特技集(5:50~)
PS版特技集(9:55~)
SFC版ボイス集
PS版、PSP版ボイス集
GROOVYアーチェ。未来編のトールで遊べるSTGゲーム
アーチェでポン!。こちらは体験版のみ存在するモード
Let's go Arche。GBA版のみのゲームシナリオモード

+ アーチェはきよきおとめの資格がない
かつて彼氏が居たと語っており、「きよきおとめ」ではないと自覚している。
そのコンプレックスの為、作中で聖獣ユニコーンに会う際にミントと共に仲間から推薦され森に入ったのだが、
「私は別の方を探す」といってこっそりUターンし、自分が横にいてはミントが「きよきおとめ」でも会えないだろうと棄権した。
アーチェの元彼氏との日々についてはテイルズオブシリーズのノベライズに定評のある、
矢島さら氏の『真紅の瞳』(ファミ通文庫刊)で描かれている。


…まあ、作中でユニコーンに会える女性の条件というのは「きよきおとめ」であるという曖昧なものであり、
別にアーチェがかつて恋人がいてもそういう経験を済ませた」とは、原作でも文庫でも明確にされていない。
酔っぱらった時のうわ言がやけに卑猥だったり、色仕掛けで交渉しようとするのは経験から来るものなのかどうか、
この辺りは未だにファン間で未経験か経験済みかが論争の種だったりするが、妄想の余地は両者にある、としておくのが無難であろう。
言い伝えにあるユニコーンは「きよきおとめ」でない女性を見ると怒り狂って角で刺し殺すらしいので、会わなくて正解だったかもしれない

シリーズ最初期の人気キャラクターという事で、後の作品のゲストやオールスターにも数多く参加している。
ファンタジアの後日談となる『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン』及びリメイク版の『~X(クロス)』では、
主人公達の時代に一人で暮らしている。ファンタジア本編でのアーチェの時代はアセリア暦4202年、『なりきり』の主人公達の時代は4408年なので、
計算すると年齢にして223歳。ハーフエルフの長寿設定が活かされ、4408年に唯一登場する歴代キャラ。
チェスター曰く「少し性格変わったんじゃないか?」との事だが、基本は元の天真爛漫な性格で、見た目はほぼ変化してない。

+ 『なりダン』参考動画まとめ
アーチェ戦
(4:16~)
『なりダンX』
『なりダンX』特技集

+ 他作品のゲスト出演
PS版『デスティニー』ではクレスと共に登場。
エターニア』ではハード以上の闘技場でクレスに挑むと登場する。
また、キールかメルディである条件を満たすと一定時間彼女を操作して攻撃する事ができる。
PS版『デスティニー』(9:53~)
『エターニア』クレス・アーチェ戦
『エターニア』特技集(0:30~)

『テイルズ オブ バーサス』に登場した際はチェスターと共に精霊闘技場の番人を務めている。
同作では、クレスの昔馴染という設定。「ビッグバン」を秘奥義として使用出来る。


MUGENにおけるアーチェ・クライン

+ Yasainoyama氏製作
  • Yasainoyama氏製作
『なりきりダンジョン3』のスプライトを使用して製作されている。
現在使用可能な術は10種類で、インデグニションが原作と違って秘奥義扱いになっている。

+ bara氏製作
  • bara氏製作
最新版は2011年4月3日公開版。
ファンタジアのミニゲーム『GROOVYアーチェ』を元にしたSTG仕様。
独自要素として、『なりきりダンジョンX』のスプライトを用いた秘奥義を採用している。
ただし使用可能なのは「ビッグバン」のみ。


これらの他にNIN氏によるものも存在していたが、現在は入手不可。


「あたし、バイバイなんて言わないよ。もう会えないって訳じゃないもんね。でも…
 100年も会えないなんて…寂しすぎるよぉ…」

出場大会



最終更新:2024年03月12日 01:02