相対論1(特殊)

(ここでは主に特殊相対論についての書籍を紹介します.一般相対論については相対論2を参照してください.)


相対性理論 (岩波文庫)

【著者】A. アインシュタイン (著), 内山 龍雄 (翻訳)
【出版社】岩波書店 (1988/11/16)
【難易度】☆
【お勧め度】☆☆☆☆☆
【コメント】
  • アインシュタインの原論文.相対論の考え方が一番わかりやすく書かれている名著だと思う.但し,エッセンスしか書かれていません.その為,相対論を使いこなすには他の本も読む必要があります.次の本としてはシュッツ,最後にランダウを僕は薦めます. -- kz (2012-10-20 17:08:10)
  • あんなに有名なのに三平方の定理がわかっていたら読めるというすばらしい論文。大学生のみならず高校生にもおすすめ。厨二病患者にもおすすめ。厨二「ふっ、アインシュタインか。奴の論文を読んだことあるが、なかなかできるな・・・さすが天才と言われているだけのことはある」と言えるようになる。 -- sgmt (2011-12-26 05:46:35)
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第2版 シュッツ 相対論入門 I 特殊相対論

【著者】Bernard Schutz (著), 江里口 良治 (翻訳), 二間瀬 敏史 (翻訳)
【出版社】丸善 (2010/12/11)
【難易度】☆
【お勧め度】☆☆☆☆☆
【コメント】
  • 非常に丁寧で極めてわかりやすい.時空図の説明も丁寧.非常に簡単な,しかし理解に助けになる演習問題が大量に載っています.物理学は使いこなしてなんぼです.演習問題がたくさん載っていて,使いこなす練習に良いです.まさに,自学自習の為の本.(ゼミで勉強するには向かないと思います.ゼミで勉強するにはランダウの本がお勧めです.)アインシュタインの原論文の次の本を読む時に最適. -- kz (2012-10-20 17:10:10)
  • 相対論入門書のスタンダード。本文の解説がこんなに必要かというほどかなり詳しくてわかりやすく、いかにもアメリカンな教科書である。教養レベルの力学、電磁気学と熱力学の知識があったら読み始められる。流体の章があるが、流体力学に関する知識はまったく不要。演習問題もたくさんあるにはあるが、解答はあまり充実していないので類書を参照した方がいいかも。 -- sgmt (2013-12-16 17:04:26)
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相対性理論入門講義 (現代物理学入門講義シリーズ)

【著者】風間 洋一
【出版社】培風館 (1997/02)
【難易度】☆☆
【お勧め度】☆☆☆
【コメント】
  • アインシュタインの原論文をベースに定式化しています.アインシュタインより数学的には平易に書かれています.東大では1,2年向けの教養学部の教科書として使われていました. -- kz (2011-12-28 18:20:18)
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場の古典論 原書第6版―電気力学、特殊および一般相対性理論 (ランダウ=リフシッツ理論物理学教程)

【著者】エリ・ランダウ (著), イェ・エム・リフシッツ (著), 恒藤 敏彦 (翻訳)
【出版社】東京図書 (1978/10)
【難易度】☆☆☆☆☆
【お勧め度】☆☆☆☆☆
【コメント】
  • 前半が特殊相対論の章.特殊相対論と電磁気学を統一的に扱います.相対論が電磁気学との整合性から出てきたことを考えると,とても合理的です.また,物理として重要な例題が網羅されていて,一度は必ず目を通すべきです.ですが,一冊目にはお薦めできません.特に,特殊相対論の導入は天下りすぎます.数学的にはとても美しいですが,最初に読むと物理的な直観がわからないと思います.アインシュタインの元論文など,初等的で物理的に理解可能な本を読んだ後で読むべき本です.ゼミで輪講するのも良いかもしれません.あと,解析力学に堪能であることが前提として求められているので,ランダウ教程の力学の巻は既習の上で読むべきです. -- kz (2012-10-20 17:17:10)
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最終更新:2013年12月16日 17:04
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