2周クリア攻略:はじめに

プロギア2周攻略の壁は2つあります。1つは1周目で残機を9機まで溜めれるかどうか、もう1つは2周目道中の安定パターンを最後まで作りこめるかどうかです。2周目はかなり高難度ではありますが、厳しい箇所は残機とボムを消耗して乗り越えられるので、技術的な難易度はそれほど高くありません。単に攻略要素のボリュームが多いだけです。強いて言うならばパターン通り迷い無く動けるようになっておく必要はあると思いますが、これに関しては経験を積むことで上達しやすい部分だと思います。

残機を9機まで溜めれるかどうかという点に関しては、実質ノーミスノーボムが達成できているかどうか(さらに言うなら5ボスノーミスノーボムができるかどうか)で決まると思います。なぜならエクステンド回数を増やすよりもミス回数を減らす方が難易度が低いためです。ノーミスノーボムを達成するために配慮すべき点に関しては2周目突入攻略でできる限り詳しく書いたつもりなので、まだ達成できていない人は今一度自分のやっているパターンを再確認してもらうと良いと思います。

次に2周目道中のパターン作成に関してですが、これに関しては正直このゲームが出たタイミング的に運が悪かった(プレイヤー層の入れ替わりが発生した)のではと感じています。というのも、このゲームが稼動した当時は動画投稿サイトなど無い時代で、新作の攻略は自分(とその仲間)でやるのが原則みたいな所がありました。稼ぎに関する攻略はあってもクリア優先の攻略があまり無いのはその辺の文化の違いが原因だと思います。


1周目との違い

システム関連での主な違いについて解説します。

ショットパワー

2周目でミスするとショットパワーが最強の状態で復活します。その代わり復帰時にパワーアップアイテムが出ないのでジュエルを回復できません。ちなみに1周目を最弱状態でクリアすると2周目開始時も最弱になります。(ショット最弱だとジュエル数は多少下がるが撃ちこみ点が稼げるかもしれないと思って調べた事があったが、想像通り無茶苦茶だった)。

撃ち返し

敵を破壊した時の爆風の中から多数の撃ち返し弾が飛んできます。撃ち返す弾数は敵の種類によって決まっています。ケツイなどと違って、どこで倒しても同じ数の撃ち返し弾が発生します(ただし爆風が画面外に消えた場合やキャラオーバー、弾封じを除く)。

救済措置として自機の周辺からは撃ち返しが発生しないようになっています。プロギアはこの範囲が比較的広めの部類に入り、敵に近づきながらの撃ち返し封じがかなり有効です。

撃ち返し弾は基本的には自機狙いなのですが、飛ぶ方向はかなり限定されています(目視で確認した限りでは24方向)。完全な自機狙いという訳でもないらしく、2-2開始直後の雑魚(ビットボーイ)編隊を左上の端から撃っていると、撃ち返しが真上に近い方向に飛ぶなど、まだ解明できていない現象があります。なお、ガンナーモード中に発生した撃ち返し弾はファイターモード中よりも狙う角度が若干ばらける傾向があります(画像参照)。指輪を回収しようとしただけでも一瞬ばらけるので注意して下さい。


移動速度の速い雑魚などを破壊するとその時の進行方向に爆風が流れるため、撃ち返しが予期せぬ方向に飛ぶ事があります。また中・大型機の場合は爆風の範囲が広いためか、正面で破壊しても撃ち返しが斜めに飛びやすいです。

なおボス戦では2-4ボスの一部の雑魚を除いて撃ち返しはありません。

リトライ

道中でミスするとその面の最初からのやり直しとなります。ミスした後、本来ならば復帰する瞬間のタイミングが道中ならばリトライになります。道中かどうかの判定は、ボス戦開始のテロップが出たかどうか(アニメーションが開始された時点で出たと見なされる)で決まります。そのためボス直前のぎりぎりの所で撃ち返しを喰らった場合などはリトライにならない事があります。

通常のステージ開始時の無敵時間は120フレーム(約2秒)ですが、リトライ時はミス後の復帰扱いなので240フレーム(約4秒)になる点に注意して下さい。

なおリトライ中は全ての得点が10分の1(1の位は切り捨て)になります。このためジュエル数が100000以上ないと撃ち込み点は入りません。

エクステンド

2周目では点数によるエクステンドはありません。1周目で溜めた残機とジュエルカウンターを消耗しながらの戦いとなります。

なお、1UPは1周目と同じ方法で取れますが、1度出現させてしまうとその後リトライしても2度と出なくなります。

ジュエルアイテムの落下速度

ジュエリングで出現した指輪や宝石の落下が早くなっています(アニメーションが高速に再生されたような挙動)。最初は違和感を感じるかも知れませんが慣れればそれほど影響はないと思います。

ランク

2周目はランク変動は無く、常に最高ランクとなっています。ただし敵弾数の上限が通常時とリトライ時で変化する箇所があります。

なお、ボス戦の経過時間による難度上昇は2周目にも存在します。

敵弾数の上限

道中・ボス戦共に敵弾数の上限が1周目よりも高めに設定されている箇所が多いです。このため、ジュエリングしやすく処理落ちが酷い傾向があります。

敵弾数の上限に関する詳細はシステム詳細のジュエルアイテム数と敵弾数の上限を参照してください。

A-γやB-αのメインショット性能変化の条件

1周目では好感度49以上が条件でしたが、2周目では24以上となります。2周目突入する頃には活躍度がほぼMAX(72)のはずなので、24以上には確実になっていると思います。そのため2周目に入ったら特に意識しなくてもショット性能が上がっている事が多いです。


基本的な流れ

なるべく少ないプレイ回数で結果を出したい場合にベストと思われる方針を書きます。

まずは先の面(2-5)に進むことだけを考える

私の場合、2-5突入安定までにかかった時間とそこから2周クリアにかかった時間がほぼ同じでした。プレイ回数的にも大体同じような感じだったと思います。何が言いたいかというと、2-5はそれだけ大変だということです。当時は攻略情報無しの自力攻略で、2-5突入までの試行錯誤で時間を食っている感があるので、実際はもっと2-5の比重が上がると思います。

要するに2-5をたくさん練習する必要があるので、2-5までのパターン作成はほどほどにして、2-5にたどり着く事を優先した方がいいということです。1周目の稼ぎや2周目のノーボムパターンも含めてきっちり作りこみ過ぎると、2-5以外で練習する要素がなくなってきて"飽きて"きます。2-5が一向に進歩しなかったりすると進展が止まってしまうため、挫折に陥りやすいです。

この攻略では道中でボムを使い切らないようなボム配分にしていますが、2-5突入を目指す段階では、道中で全て決めボムするようなパターンにしてしまって問題ありません。面倒な箇所は決めボムしてパターン作成を後回しにします。

1周クリア時点で残5位あれば2-5突入を狙えると思います。

2-5道中の練習

通常ならコンティニューで練習する所ですが、この段階ではコンティニューはあまりやらないのが無難です。コンティニューで練習しても休むことができず考える暇が無いので、費用対効果が悪いです。とりあえず少しずつ先に進めるようになっていれば問題ありません。上手くいかなかった場合は失敗の原因を考えて次に生かすように心がけます。

パターンの改良

2-5まである程度来れるようになったら、各面のパターンの改良をしていくことになります。最も重要視すべきは1周目のノーミスノーボム達成です。ノーミスノーボムができるようになれば2周クリアの権利を得たと言っても過言ではありません。ミスが目立つ場合はパターンの見直しを徹底的にやります。場合によっては妥協もやむを得ないです。

残機が溜めれるようになってきたら、後半面(2-4)から順番にパターンを改良していきます。仮で決めボムしていた箇所のノーボムパターンを練習します。パターンは一気に変えようとしないで一箇所ずつ練習すると良いです(一気に変えると後半面に進めず思ったような練習が出来ない)。

1周目の稼ぎの改良

1周目のノーミスノーボムがそこそこできるようになり、2-5以外のパターンもほぼ完成してきたら、いよいよ2-5を本格的に練習することになります。この頃には2-5に残せる残機も増えていて、事前にある程度練習済みなので、コンティニューしなくても内容のある練習ができるようになっていると思います。ただしこの時期が一番飽きやすいタイミングでもあるので、残9安定のために1周目の稼ぎパターンを改良していくと良いです。この辺に関しては2周クリア攻略:1周残9安定のための稼ぎの方で解説していこうと思います。

2-5ボスの練習

2-5道中を何回かに1回は抜けられるようになったら、2-5ボスをコンティニューしてもいいので通しで練習してください。ただし、コンティニューするとジュエルカウンターが足りなくなるので、基本的にはノーボムの避け方を練習することになります。詳細は2周クリア攻略:STAGE2-5を参照してください。


ボス攻略に関して

ボス攻略に関しては2周目突入攻略のボス攻略と同じような形式で解説します。ただし、ボスの各パーツや性質など、1周目の仕様から変更が無い部分に関しては記述を省略し、2周目で変更されたり新たに追加された部分のみ解説することにします。ボス攻略を見る場合は、2周目突入攻略の方と同時に閲覧することを推奨します。
最終更新:2012年01月14日 02:28