35-777「佐々木 ◎ 」

佐々木 ◎

キョン「佐々木、おまえの下の名前はなんてよむんだ?二重丸?」
佐々木「キョンがそういうならそう呼んでくれてもいいよ
    ~丸という名前は古代日本では厄除けの意味をこめて子供につける名前だったのだよ
    ~麻呂というのも同じさ。本当の意味はちょっとキタナイけれどね」
キョン「なんだかよくわからんが。実のところなんて読むんだ」
佐々木「キョン、今日の塾の講義の内容をおぼえているかい」
キョン「まず、受験にそなえて、理科の総復習をやったな」
佐々木「じゃあ◎に見覚えはないかい?」
キョン「えーとあれか、炭素を●、酸素を◎であらわすとき、二酸化炭素はとかいうやつ」
佐々木「きみにしてはよく講義をきいていたね。でもあれは本当はCやOなどの化学式であらわすものなんだとも
    先生は言っていなかったかい?」
キョン「違うのか」
佐々木「ちょうどいいぐあいに●がでてきたところだ。●といえば何だった」
キョン「だから炭素だろ」
佐々木「化学式とは別でなにか覚えはないかい?」
キョン「あったっけ?」
佐々木「やはりきみは講義の全部が頭にはいったわけじゃないのだね」
キョン「そりゃ3年間の理科が全部わかってりゃ塾なんて来ないさ」
佐々木「そうかい、さみしい事を言うね。少なくともぼくは今、この塾に学業以外の意味も見出しているのだがね。
     ……おっと、口がすべったようだ。キョン、天気の単元は次回の小テストに出すと先生が言っていたよ。
    早めに復習をしておくといいよ」

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最終更新:2008年08月31日 17:09
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