ライオトルーパー

【名前】 ライオトルーパー
【読み方】 らいおとるーぱー
【登場作品】 仮面ライダー555
劇場版仮面ライダー555 パラダイス・ロスト
仮面ライダーディケイド
【分類】 オルフェノク
【モチーフ】 ギリシャ文字の「Ο(オミクロン)」

【詳細】

スマートブレイン社がライダー騎兵用に開発した戦闘用特殊強化スーツ。別名「ライダー騎兵」。

扱うものに資質を求めるフォトンブラッドを使わないためスペックこそ劣るものの、ファイズ、カイザを超える高い汎用性と装着者を選ばない手軽さを備えている。
変身の際にはスマートバックルと呼ばれるスマートブレインの社章が刻まれたバックル型の装備を必要とし、劇場版とTV版では変身手順が異なる。

ファイズギアを始めとするライダーズギアの「量産型」的な立ち位置にあり、一体一体の性能ではなく、チームワークと数でライダー達を翻弄した。
性能はこちらを参照。
短剣と光線銃に変形するアクセレイガンを装備し、ジャイロアタッカーという量産型バイクを操る。
劇場版ではジェットスライガーにすら搭乗している個体も確認できる。

『HERO SAGA』では進化形態のライオトルーパーver.2が登場。村上峡児が変身していた。

【仮面ライダー555】

TV版でスマートブレイン社の地下にある流星塾校舎で元社長の花形が密かに開発していたという設定で、6体が登場。

花形が覚醒しようとするオルフェノクの王を抹殺するべく、スマートブレインの新社長になった木場勇治に6本のスマートバックルを譲り、木場から受け取ったスマートバックルで海堂直也とオルフェノク6人の社員が変身。
それぞれに与えられた使命を達成しようとした。

チームワークでライダー達を翻弄し、途中から海堂は木場との考え方の違いで離反。
最期は全員まとめて、ファイズの強化スパークルカットでスーツごと灰化された。
スマートバックルも破壊されたと思われる。

【劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト】

10000人の大部隊「SWAT」を編成しているという設定で、その一部が登場。
SWATに所属するライオンオルフェノクモールオルフェノクムースオルフェノクが変身して戦った。オルフェノクによって少数となった人類が組織した「人間解放軍」を壊滅すべく暗躍する。

人間解放軍を数や質の両面で圧倒し、アジト襲撃時はほぼ一方的に解放軍や市民を蹂躙。
だが、解放軍のバズーカ攻撃やドラム缶を利用した攻撃で数体が倒されるか、変身解除されている。

回想シーンではファイズを数で圧倒し一度は打ち倒す様子が描かれた。
しかし、中盤で復活したファイズの前にはなす術もなく、10数人で包囲して挑んだものの、その全てが強化クリムゾンスマッシュを受け敗退した。

【仮面ライダーディケイド】

海東大樹が手駒として、3体まとめて召喚し使役している(超電王トリロジーでは5体)。
「ディエンドの世界」で召喚された際、自分達と同じ戦闘員タイプの怪人であるダークローチを瞬殺する活躍を見せた。
ディエンドが所持する中では「ライオトルーパーズ」と複数形となっている唯一のカード。

また、『MOVIE大戦2010』では士を追うユウスケが配下として数十体を引き連れていたものの、激情態の前に手も足も出なかった。

【余談】

同じく量産型ライダー系統の戦闘員には『仮面ライダーカブト』に登場したZECTのゼクトルーパーやネオトルーパーが存在する。
量産型として作られた仮面ライダーはショッカーライダー等に系譜を見ることができる。

武器であるアクセレイガンは仮面ライダーエグゼイドに登場するライドプレイヤーの武器にリペイント等され使用された。
両者ともに「命の危険がある量産型ライダー」でカラーリングも似通っている共通点が有る。

名称の由来はおそらく「RIOT(暴動、混乱)」+「TROOPER(騎兵)」。
また、RIOTには「暴動を鎮圧する~」という意味もあるため、さしずめは「暴動鎮圧用の騎兵」。

最終更新:2022年04月22日 22:16