ソード・ワールド2Aの冒険の舞台は、ラクシア世界のどこかに存在する大陸のひとつ、リアクレイス大陸です。*1
他大陸との交流は盛んではなく、他大陸では見られない独自の文化が存在します。


歴史

リアクレイス大陸は、魔動機文明が興るまではテラスティア大陸などラクシア世界の他の大陸とほぼ同様の歴史を辿ってきました。
神紀文明の頃には何があったのかよく分かっておらず*2
魔法文明時代はファルザラシア王国というひとつの国家が大陸を統治していました。
この時代に、大陸出身の神が現れるなど、おおいに栄えたようですが、ファルザラシアも他の魔法王国と同様に謎の消失を遂げてしまいます。

魔動機文明の時代になると、リアクレイス大陸はリーフォンツヴァイ王国が治めるようになりました。
長らく平和と繁栄の時代が続いていましたが、およそ300年ほど前に、リアクレイス大陸と他の大陸の通信・交通が突然遮断されるという事件が起こります。
この時リアクレイス大陸に何が起きたのか、他の大陸はどうなってしまったのか、当時も今も事件の真相を知る術はありません。

そして150年前──リアクレイス大陸に蛮族の大侵攻が始まります。
長きに渡って、他大陸からの孤立と平和が続いた大陸では蛮族の侵略に抵抗し得ず、リーフォンツヴァイ王国は首都リーフォンを含む大陸の3分の2を失陥。
人族は大陸北部の3分の1の地域に押し込められ、崩壊した王国に代わって生存者たちがそれぞれに小さな国としてまとまり、各個に生存のための抵抗を続けて行きます。

それから人族は100年以上の歴史を蛮族との戦いに費やし、数度の大戦と、無数の小競り合いが続きました。
そして10年前に、幾度目かの人族の存亡を賭けた大戦に勝利し──蛮族戦争の開戦から初めて、大陸の領域の一部から蛮族を追い払うことに成功しました。
しかし、人族の軍の疲弊も大きく、蛮族が居なくなった地域を軍事的に維持することはできず、
住民を移住させて長期的な支配地域とするほどの国力・人口も残っていませんでした。

こうして、人族が住む北部地域と、蛮族が支配する中部・南部地域の間に、勢力の空白地帯が生まれました。
人族も蛮族も、常に空白地域への進出を狙っていますが、どちらも国力の回復と軍の再建、そして人族同士・蛮族同士の国家間の牽制で手一杯の状態です。
いずれかの勢力が空白地域の本格的な制圧が可能な国力・兵力を整えるのが終わるまで、早ければ3年、遅ければ20年ほどと想像されている時間……
時代は国家や軍隊が動かすものではなく、ごく少数の精鋭たちで編成された最小単位の実戦行動部隊であり、国家間の対立という制約を受けない者たち──
冒険者が動かす時代となったのです。

そして、ここから先の物語を紡いでいくのはGMであり、物語を動かしていくのはPCたちです。
人族と蛮族の大戦争が再開されるであろう数年後にリアクレイス大陸がどうなっているのか、
冒険者たちは町の便利屋さんとして活動し続けているのか、今は無人の空白地域を統治する新たな王として蛮族討伐の戦を指揮していくのか、
それは皆さんの冒険の先にあるのです。*3

より詳しい歴史については、歴史のページを参照してください。


地図

リアクレイス大陸北部の地図です。
地図の1マスは5km四方で、一般的なキャラクターは徒歩で1時間に1マス移動できるものとします。
(徒歩で時速5km。移動速度14=通常移動60分で5040m。より詳しくは基本ルール-巡行移動を参照してください)
騎獣や乗り物で移動する場合、1時間に、馬車で3マス(馬車の護衛を徒歩でしているのなら1マス)、馬で6マス、魔動バイクで10マス進めます。

人族と蛮族との戦いは最前線であるリルヴァンと辺境伯領において行われており、他の人族の国家の中では平和が保たれています。
人族の領域における冒険者の役割は、魔剣の迷宮の攻略や山賊退治などになります。

騎士の国リルヴァン

  • 人族の領域の南東部に位置します。蛮族の領域と直接相対する最前線で、蛮族戦争で最も多くの被害を受け、最も多くの戦果を挙げた国です。
  • 人族の国家の中で最も戦力が高く、発言力が強く、強硬な独裁傾向にあります。
  • リルヴァンにおける冒険者の仕事は、南方から襲撃をかけてくる蛮族の撃退が主になります。バトルシナリオの国です。

辺境伯領

  • リルヴァンの南部に位置する、蛮族の領域に対する最前線となる3つの城塞都市です。
    いずれも戦争で勝利した地域を確保した橋頭堡であり、目下のところ戦線の維持と国力の増大が課題となっています。
  • 冒険者の役割は、さらに南部に位置する蛮族の領域への偵察や探索です。最も危険に満ち、そして波乱と栄光が期待される地域です。

神聖国家アルテル

  • 人族の領域の北東部に位置します。蛮族の領域とは接しておらず、平和を満喫している国です。
  • 宗教、農業、商業、芸術など平和的な物事を一手に引き受け、他国への食料輸出で国を保っています。
  • アルテルにおける冒険者の仕事は、貴族や商人に雇われての揉め事解決が主になります。シティアドベンチャーの国です。

魔法使いの町フィレーン

  • 人族の領域の中央部に位置します。魔法文明の生き残りの魔術師たちが暮らしている独立都市です。
  • 大陸最大の魔剣の迷宮「メガタワー」があり、もとはメガタワーの攻略と研究のために作られた町とも言われています。
    他にも周辺には大小様々な魔剣の迷宮やドラゴンが住む湖などがあります。
  • フィレーンにおける冒険者の仕事は、様々な魔剣の迷宮の攻略や、魔術師たちの起こす騒動の解決です。ダンジョンハックの町です。

エルフの国クレプサイド

  • 人族の領域の北西部に位置します。森を越え、湖の横、海に接している風光明媚な国です。
    国民の多くはエルフたちで、おおむね穏和で享楽的、悪く言えば不真面目で無責任な性格です。
  • 大陸の北端に位置する森の向こうの妖精の国、ということで文明的な開発が行き届いておらず、謎の地形や遺跡が未発見で眠っている地域です。
  • クレプサイドにおける冒険者の仕事は、自然の中で起きた不思議な出来事の解決や、未探索の遺跡の発見が主になります。

鉱山都市デライラ

  • 人族の領域の西部に位置します。ドワーフが多く暮らしています。
  • 剣、鎧、銃弾などを生産する人族の軍備の生命線と言える町です。
    地方都市では唯一SSランクの武具を取り扱っています。この町がSSランクの武器防具の原産地です。
  • 東部地域への唯一の道は山越えで、道中の峠には山賊が現れます。
    山賊は何度討伐してもしばらくすると新しい山賊が現れるので、初級冒険者の山賊退治シナリオに困りません。

退廃の町ナルドール

  • 人族の領域の南西部に位置します。もともとこの地域は人が住むには適していない環境で、蛮族戦争の難民が流れ着いて集まった町です。
    国力は人族の国家の中で最も低く、都市のほとんどはスラム化しています。
  • 町の統治機関すらできておらず、様々な秘密結社が支配権を争っています。また、近隣のクレプサイドやデライラの権益を狙った陰謀も行われています。
  • 町の南部の広大な沼地には蛮族が住み着き、西の海には海賊たちの住む島があり、町の安全が脅かされています。
    しかし町に存在する各勢力は自己の権益の拡大にしか目を向けず、他国もナルドールの存在をほとんど無視している状態です。
  • ナルドールにおける冒険者の仕事は、沼地経由で攻め込もうとしてくる陸上蛮族の撃退や、海から現れる海賊の撃退です。
    また、町の勢力争いの手駒として戦ったり、クレプサイドやデライラに対する侵略計画の一端を担うという陰謀型のシナリオをプレイしたり、
    逆に、他の町の冒険者はナルドールから送られてくる間諜や暗殺者を撃退するシナリオもあり得るでしょう。

地図の外の地域

大陸地図に表示されているのは、かつて大陸が12の地域に分かれて治められていた頃の区分で言えばクレプサイド、アルテル、リルヴァン、エナジーガ、ガルドの5地域ぶんです。
これより南に、残り7地域ぶんの広さの土地が存在します。(この地図の1.5倍~2倍くらいの広さが残っています)
南の地形は具体的に設定されておらず、今後設定されることもありません。
分かっている地図の先にはどんな地域が待っているのか、どんな蛮族が住んでいるのか、全てGMが自由に設定します。

NPCのレベル

リアクレイス大陸におけるNPCのレベルは、以下のようになっています。
「各国でトップレベルの人たちを除いて、10レベルまでの範囲に収まっている」「世界のトップでも13レベルぐらいまでに収まる」というレベル設定で、
GMが特別に設定しない限り、15レベル以上のキャラクターは存在しません。

辺鄙な村

規模 人口数百人程度の集落で、大陸地図上に載っていないぐらいの小さな村です。
(つまり、地図上で平地になっている場所にもこうした村が存在する場合があります)
守りの剣 なし
商店 武器防具はBランクまでで、魔法の武器+1加工が為されている武器は扱っていません。
装飾品やアイテムは1000ガメルまでのものを扱っています。
ライダーギルド 存在しません。
教会 プリースト技能3レベルの神官がおり、神に祈れば神聖魔法による奇跡を起こせるのだという事を村人たちに実証しています。
聖印の販売、HPの回復、毒の治療(達成値12)を行うことが可能です。
マギテック協会 メカニック技能3レベルの担当者がおり、簡単な機械の修理やメンテナンスを行っています。
マギスフィアの販売、妖精の武器加工が可能です。魔法の武器+1加工はできません。
魔法学園 存在しません。そのため田舎の村では魔法についてあまり知る機会がありません。
魔法の発動体の販売や、魔晶石を販売している店が存在しないことに注意して下さい。
警備態勢 衛兵はファイター3レベル程度の者が数名います。それだけの人手で村を守り切れるわけではなく、冒険者の協力が不可欠です。
そのため、この人口規模では冒険者たちは「村の社会規範や人間関係から外れたアウトロー」ではなく「村を守る自警団員」と言う立場です。
はっきり言ってしまえば、アウトローを置いておけるほど共同体が裕福ではありません。
他の村との連絡用に魔動ミニバイクが最低1台配備されるという事になっていますが、
配備が遅れていたり、何かの事件で破壊されてから支給が来ないという可能性もあります。
魔法使いは組織的に配備されてはいませんが、衛兵の中で個人的にプリースト技能レベルを持っている者がいたり、
一般的に「おまわりさんは鉄砲持ってる」とか「猟師さんはライフル銃持ってる」という程度に火器が存在します。
冒険者 村で一番強いパーティーは、冒険者レベル3~4、経験点3000+7000で作成される強さです。「一人前」と見なされるレベルです。
この強さのパーティーが1チームあり、それよりも弱い2~3レベルほどの強さのパーティーが3~4チームあります。

小さな町

規模 人口1000~5000人ほどの町で、大陸地図上に載っている一般的な町です。
守りの剣 なし~1本。
守りの剣が1本しかない町では、結界維持の儀式を行う日はどうしても隙ができます。
また、安全な地域では蛮族が多く出現せず、剣のかけらが集まらないため、起動させ続けていた守りの剣が力を使い果たしてしまうという事もあります。
その事態を恐れて、何か事件が起きるまでは起動していないこともあります。
このような複数の理由が重なり、「この町は守りの剣で防御されているはずだと安心していたのに蛮族に襲われた」という事件も起きてしまいます。
商店 武器防具はBランク~Aランクまでを販売しています。装飾品やアイテムは10000ガメルまでのものを扱っています。
ライダーギルド ホース、魔動ミニバイク、魔動バイクを取り扱っています。
教会 プリースト技能5レベルの神官がおり、聖印の販売、HPの回復、毒と病気の治療(達成値15)を行うことが可能です。
ただ、「どうせ達成値15ならわざわざ人手を伝うよりポーション買った方が早い」という事でもあります。
マギテック協会 メカニック技能5レベルの担当者がおり、マギスフィアの販売、妖精の武器加工が可能です。魔法の武器+1加工はできません。
魔法学園 ハイ・ソーサラー技能5レベルの教授がおり、弟子たちの育成や、魔法の発動体の販売、魔晶石の販売を行っています。
魔法の発動体加工を行うことはできず、発動体の販売も他の町からの支給に頼る状態です。(クリエイトデバイスの8レベルが遠い)
リアクレイス大陸の魔術師たちはアルケミスト・ワークスの解説ほど恐れられている存在ではなく、排他的でもありません。
冒険者たちが協力や質問に赴く時は、(教会やマギテック協会と同様に)一定の礼儀と謝礼があれば普通に接してくれます。
警備態勢 衛兵はファイター5レベル程度の者を隊長として、3レベル程度の部下たち5名ほどで構成された警備部隊が2~10隊ほどで町を守っています。
(衛兵の最大人数は人口の1%程度です)
冒険者 町で一番強いパーティーは、冒険者レベル5~6、経験点3000+17000で作成される強さです。「町レベル」と見なされるレベルです。
この強さのパーティーが1チームあり、それよりも弱い3~4レベルほどの強さのパーティーが2~3チームほど、さらに弱いパーティーが大勢あります。

大きな都市

規模 人口10000~20000人ほどの都市で、交通の要路にある重要な都市です。
守りの剣 2本~4本。複数を交代で使用して都市を防御しています。
商店 武器防具はBランク~SSランクまで、全てのランクのものを販売しています。装飾品やアイテムは購入不可能な物を除いて、全て扱っています。
また、武器商店で可能な全ての加工を行うことが可能です。(武器・防具の加工のページを参照)
ライダーギルド ホース、ウォーホース、魔動ミニバイク、魔動バイク、ホバーバイク、スカイバイクを取り扱っています。
特殊な生物や魔物の騎獣は、それぞれの都市の状況によります。たとえば海や湖に面した都市でなければドルフィンは取り扱われていません。
教会 プリースト技能8レベルの神官がおり、聖印の販売、HPの回復、毒・病気・呪い・石化の治療(達成値20)を行うことが可能です。
マギテック協会 メカニック技能8レベルの担当者がおり、マギスフィアの販売、マギテック協会で可能な全ての加工が可能です。
魔法学園 ハイ・ソーサラー技能8レベルの教授がおり、弟子たちの育成や、魔法の発動体の販売、魔晶石の販売を行っています。
魔法学園で可能な全ての加工が可能です。
警備態勢 衛兵はファイター7レベル・ライダー5レベル程度の者を隊長として、
ファイター5レベル・ライダー3レベル程度の部下たち10名ほどで構成された警備部隊が10~20隊ほどで都市を守っています。
そうした多数の部隊を統括する守備隊長はファイター9レベル・ライダー7レベルほどの強さを持っています。
プリースト、ガンナー、ハイ・ソーサラーなどの魔法使いたちも各部隊に2人以上は配備されており、より実戦的な防備体勢を整えています。
冒険者 町で一番強いパーティーは、冒険者レベル7~8、経験点3000+37000で作成される強さです。「都市レベル」と見なされるレベルです。
この強さのパーティーが1チームあり、それよりも弱い5~6レベルほどの強さのパーティーが4~5チームほど、さらに弱いパーティーが大勢あります。

首都

規模 人口30000人ほどを抱える巨大な都市で、王国の行政・軍事の中心地となっています。
守りの剣 5本~8本。複数を交代で使用して都市を防御しています。
商店 武器防具はBランク~SSランクまで、全てのランクのものを販売しています。装飾品やアイテムは購入不可能な物を除いて、全て扱っています。
また、武器商店で可能な全ての加工を行うことが可能です。(武器・防具の加工のページを参照)
ライダーギルド ホース、ウォーホース、魔動ミニバイク、魔動バイク、ホバーバイク、スカイバイクを取り扱っています。
特殊な生物や魔物の騎獣は、それぞれの都市の状況によります。たとえば海や湖に面した都市でなければドルフィンは取り扱われていません。
教会 プリースト技能10レベルの神官がおり、聖印の販売、HPの回復、毒・病気・呪い・石化の治療(達成値23)を行うことが可能です。
「レベレイション」によってプリースト技能1レベルを授ける儀式など、重要な儀礼行為に忙しい立場です。
マギテック協会 メカニック技能10レベルの担当者がおり、マギスフィアの販売、マギテック協会で可能な全ての加工が可能です。
魔法学園 ハイ・ソーサラー技能10レベルの教授がおり、弟子たちの育成や、魔法の発動体の販売、魔晶石の販売を行っています。
魔法学園で可能な全ての加工が可能です。
警備態勢 衛兵はファイター9レベル・ライダー7レベル程度の者(全力攻撃IIはあるでしょう)を隊長として、
ファイター7レベル・ライダー5レベル程度の部下たち(正騎士とされるランクです)20名ほどで構成された警備部隊が20隊で都市を守っています。
そうした多数の部隊を統括する守備隊長はファイター11レベル・ライダー11レベルほどの強さを持っています。
(SSランクの防具で身を固め、騎芸「騎乗指揮」を使える将軍です)
冒険者 町で一番強いパーティーは、冒険者レベル9~10、経験点3000+57000で作成される強さです。「国レベル」と見なされるレベルです。
この強さのパーティーが2~3チームあり、それよりも弱い7~8レベルほどの強さのパーティーが6~7チームほど、さらに弱いパーティーが大勢あります。

辺境伯領

規模 蛮族を追い払ったあとの土地に、人族が入植を始めてから10年。人口5000人ほどの都市となっています。
最前線であるために農産・物流などは内地より遅れがちになっていますが、警備態勢・軍事能力は突出しています。
守りの剣 4本~6本。複数を交代で使用して都市を防御しています。
商店 武器防具はBランク~SSランクまで、全てのランクのものを販売しています。装飾品やアイテムは購入不可能な物を除いて、全て扱っています。
また、武器商店で可能な全ての加工を行うことが可能です。(武器・防具の加工のページを参照)
ライダーギルド ホース、ウォーホース、魔動ミニバイク、魔動バイク、ホバーバイク、スカイバイクを取り扱っています。
特殊な生物や魔物の騎獣は、それぞれの都市の状況によります。たとえば海や湖に面した都市でなければドルフィンは取り扱われていません。
教会 プリースト技能8レベルの神官がおり、聖印の販売、HPの回復、毒・病気・呪い・石化の治療(達成値20)を行うことが可能です。
冒険者たちの中にはさらに高いレベルのプリーストもおり、運良く彼らと出会うことができれば、
より高い達成値(と高額の謝礼金)になります。
マギテック協会 メカニック技能8レベルの担当者がおり、マギスフィアの販売、マギテック協会で可能な全ての加工が可能です。
魔法学園 ハイ・ソーサラー技能8レベルの教授がおり、弟子たちの育成や、魔法の発動体の販売、魔晶石の販売を行っています。
魔法学園で可能な全ての加工が可能です。
警備態勢 ファイター11レベル・ライダー9レベル級の精鋭部隊が配備されており、日々実戦で鍛え上げられています。
50名ほどの部隊が全員SSランクの装備を持っているという軍団です。
この部隊を統率する辺境伯たちは13~14レベルの実力を持った人物で、人族の最前線を支える重責を担っています。
冒険者 冒険者レベル11以上、経験点3000+97000で作成される英雄たちが蛮族との戦いで活躍しています。「第一人者」とされるレベルです。
さらに多数の冒険者たちが戦いを求めて辺境に集まり、ある者は資質を見いだされて国軍にスカウトされ、
ある者は指揮系統を離れた自由戦力として蛮族領の奥深くまで偵察を試みます。


他大陸との違い

リアクレイス大陸の歴史と文化の環境は、テラスティア大陸など、「ソード・ワールド2.0」で扱われる公式設定の舞台とは、以下の点が異なります。
  • 300年前の「大破局」を経験していません。その時期から他大陸とは連絡が取れなくなっています。これが「大破局」の影響なのかどうかは、分かっていません。
  • 魔動機文明は大きな打撃を受けましたが、完全に崩壊・滅亡したわけではありません。
    蛮族の侵攻から150年しか経っておらず、長命な種族であれば平和な時代の生き残りが存在します。
    その直弟子たちが技術をそのまま学び取っており、物的資源さえあれば技術レベルの再建は可能な状況にあります。
  • 主要言語の「交易共通語」が作られていません。そのため、他大陸の人物とは会話が通じない場合があります。
    人族の共通言語は「魔動機文明語」です。
  • ソーサラー技能・コンジャラー技能が統合されており、穢れに関する魔法が破棄される代わりに、魔術師たちは社会的に忌避される存在ではなくなっています。
    詳しくはハイ・ソーサラー技能歴史のページを参照して下さい。
  • 神を信仰する事について、特定の神を信仰するのではなく、おおまかに「神様」「神々」といった括りで信仰するようになっています。
    詳しくはのページを参照して下さい。


最終更新:2015年03月15日 22:19

*1 世界のどこにあるのか、正確な位置は設定しません。設定した後で、同じ場所に追加設定があると困ってしまうためです。

*2 神紀文明時代の遺跡もわずかに発見されており、無人の大陸ではなかったようです。

*3 ローカルルール作成側は「リアクレイス大陸の将来」を設定することはありません。