神龍戦争の後、古代魔導帝國は崩壊しました。
これによって、大陸は諸勢力の分裂支配体制下となりました。
機神のようなものは、作ることも難しいが、使うことも難しい兵器となってしまい、諸国は機装甲を開発して行きました。
帝國のように、大規模に機装甲を開発量産できる勢力はそれほど多くないようです。
そのため、諸国ごとに様々な機装甲があるようです
一般に、
戦列を組んで戦う重装甲の重機装甲
戦列支援のために、散開し、また機動戦闘を行う、軽装甲
の二種類が存在するようです。
さらにこれらを支援する魔道機もありますが、魔道機を系統だって開発調達できる勢力は少ないようです。
少なくとも帝國はその力を持ち、聖グアベロ皇国も名の知られた魔道機を持っています。魔道に優れた森族もそうかもしれません。
帝國は、機卒を直接戦闘に投入することを止め、戦闘支援任務までにとどめるようになりました。
諸国がどの程度、追従しているかは不明です。
帝國SSに登場する「普通」の王国は、機神1柱に、魔道機が20から30くらい、機装甲が200から300、程度と位置づけています(当然ながら、もろもろの事情でこれは上下します)
大国になると、機装甲の数が1000の大台にのると考えられます。南方では、アル・ファロス、アル・レクサ、ハ・サールの三王国がこのレベルでしょう。
北方諸国はゴーラ帝国の強い影響下にありました。
古代魔導帝國直系を誇りまた、その遺産と天然資源を背景にした工業力は<現在>の帝國に匹敵するとも言います。
:機神「グイン」
ゴーラ帝国皇帝ゴルムの乗機といわれます。
非常に強力といわれますが、詳細は不明のままです。
現在の乗り手は、ゴルム帝といわれますがゴルム帝は高齢のため、実際に搭乗できるかどうかわかりません。次代の乗り手は決まっていないといわれます。
:名称不明(スカニアの機神)
ゴーラ帝国スカニア大公国の機神です。
詳細不明です。
:名称不明(ヴィーキアの機神)
ゴーラ帝国ヴィーキア大公国の機神です。
詳細不明です。
:重魔道機
∴レーヴァテイン
フィンゴルド大公国の象徴として、ゴルム皇帝に命じられ、スカニアで作られた機体です。正規の乗り手はハーラル大公その人、その息女ヒルデガルドにも搭乗が許されているようです。
:機装甲
∴スカニア
エイシル
古代魔導帝國直系を誇るスカニアの機装甲です。
同世代として高い品質と機能を持つようです。
∴フィンゴルド
エインヘリャル
フィンゴルド内製の機装甲です。
品質的機能的に他のゴーラ諸国機には劣るようですが、集団戦に適合し十分な能力を発揮するといいます。
:機卒
∴フィンゴルド
ドヴェルグ(仮)
フィンゴルド内製の機卒です。
品質的機能的に諸国機には劣るようです
バルト諸国にはそれぞれに機神があると言われています。
詳細は不明です。
機装甲と機卒がどのような系列であるのか不明です。
:機神「タブラ・ラサ」
古代魔導帝國機神群の最終世代のひとつのようです。
その能力は不明のままです
:その他機神
不明です。
ただし、王冠盟邦の大国ぶり、また国名の示す統治体制からして、選帝侯や、封建領主は機神をもっていてもおかしくはありません。
:機装甲
不明です。
ただしおそらく、帝國のような整備体勢とは違うでしょう
:機卒
不明です。
「関税同盟」(関税同盟は西方複数国家の同盟集団です)
その国家体制からして、軍備はそれぞれの国家単位で養われ、連合軍として運用されると思われます。
:聖グアベロ皇国(「神殿」総本山の宗教国家)
聖グアベロ皇国は古代魔導帝國の時代にさかのぼることができるほど古い国家です。以下に示すとおり、高度な機装甲を保有しています。
∴機神「ベルタ・ロマノレヴィ・アクアヴィテ」
「アウィス・ラパクス」と同世代の極初期型機神。皇国聖堂騎士団の団長機でもあります。
∴魔道機装甲「ベルタ・ソライア」
「ベルタ・ロマノレヴィ・アクアヴィテ」を原型として製作された魔道機装甲です。火水風土の四大精霊の力を自由に操る事ができる強力な魔道機ですが、近接格闘戦は得意ではありません。皇国聖堂騎士団の主力機です。ちなみに機体のフレームは共通のものが使われていますが、機体そのものは搭乗する騎士に合わせてチューンされています。
∴重機装甲「ベルターニ・ルーチェ」
皇国聖堂騎士団の前衛として戦列を組み、「ベルタ・ソライア」による魔道攻撃のための盾として前方に戦列を組むための重機装甲です。これも「ベルタ・ロマノレヴィ・アクアヴィテ」を原型としています。この機体も、搭乗する騎士に合わせてチューンがなされています。
:ヴルダヴァ王国(東欧系 「げっと!」登場)
<らっちぇぷむ氏「げっと!」より抜粋>
ヴルダヴァ王国の騎士が持ちこんだだけで重軽あわせて五〇機もの機装甲がいる。騎士団全体ならば二〇〇機は軽くいることになるし、機卒も数えるならば全部で五〇〇を下回ることはない-
戦列運用される重機装甲と、
戦列を援護する軽機装甲が描写されています。。
加えて、機卒も戦闘に参加するようです。
:ゼニア共和国(西方貿易国家)
関税同盟内の有力商業国家です。同盟最大の金融力を有し、多数の海外植民地を持つ交易国家です。
軍備は、海軍主体で陸軍は小規模ですが、本土及び植民地防衛のために強力な重魔道機装甲を配備しています。
∴重魔道機装甲「バルバレスコ・リヴェッティ・ディ・ヴァルッテリーナ」
現在ゼニア共和国軍に配備されているの主力重魔道機装甲です。機神を除けば関税同盟内では最強の機体でした。
∴機神「バローロ・ファンティーノ・ディ・ヴァルッテリーナ」
帝國軍の「黒の二(ニグレド・デュオ)」に対抗して開発された簡易量産型機神です。「黒の二」同様に魔導能力等機神としての機能の多くが省かれていますが、既存の重魔道機装甲と一線を隔する強力な機体です。トイトブルグ干渉戦争に少数機が参加した可能性があります。
::便宜的に追記
ゼニア共和国には二つの軍がある。
一つは、共和国国民によって編成された常備軍であり、共和国親衛隊と呼ばれる。上記二機種の機装甲、機神は共和国親衛隊にのみ装備される。
もう一つは、傭兵を集め、共和国議会が任命した将軍に指揮される部隊である。
おそらく、この部隊も機卒等を装備しているであろう。
:オクシタニア公国/リュクシタニア候国(森族系:森族と人族の交渉緩衝国家)
いずれも同盟内の有力国家です。
軍備も相応のものでしょう。
森族には、弓を武器とする機装甲が存在することが知られています。
またこれらは森族の魔道能力を生かした、魔道機の能力を持っているようです。
∴重魔道機装甲「アヴェラウ・カスク・マチュアード」
重機装甲としての格闘戦能力と、魔道機としての魔道機能を併せて搭載した機体です。
通常は、機体全体を隠せるカイトシールドを並べて、刺突攻撃のための剣グラディウスで敵機装甲と格闘戦を行い、
火水風土の精霊の力を増幅して攻撃や防御に使用します。また開闊地では、長弓による射撃戦も行います。
∴機卒スタウト・キルケニー
長弓を主兵装として、「アヴェラウ・カスク・マチュアード」の戦列の後ろから射撃を行い、敵の戦列を崩すための機卒です。
:ブルグント大公国
同盟内の有力国家で、工業国であることが知られています。
軍備も相応のものでしょう。
詳細は不明です。
:トイトブルグ王国
ケイレイSS内で突如登場したトイトブルグ王国の機装甲は、ちぇいす!内に登場した、関税同盟諸国軍に準拠しているつもりです。
トイトブルグ王国が、帝國の緩衝戦争を受ける程度であることから、同盟大国ほどの力は無かったでしょう。
また、トイトブルグ王国自体も、周辺国からの支援があったはずです。
∴トイトブルグ王国の機装甲
::機神
トイトブルグ王国がトイトブルグ王国として成立したのは、街道のある地域に、機神という覇権の力が存在したからでしょう。
おそらく初期型機神だと思われます。十分に強力な機神であるなら、トイトブルグ王家勢力は西方に大きな力を示したはずです。おそらく運と力の両方が無かったのでしょう。
#するとガウェインだと強すぎる。ランスロットでも劇中の高機動のイメージが強いんだが・・・。
#あの運動性が無く、剣のみなら、ラバクスvsランスロットでも、ラバクスが勝ちそうな微妙なバランスもいいではないかw
#あのワイヤーガンであくどいことをするほうがルル山さんらしい気もするw
機神ランスロット
予定では高笑いとともにルル山さんに盗まれる予定。
人質をとるとか床が崩れるとか煙幕で気をひくとか壁とか塔を倒すとか口八丁手八丁とかハードル高いチャレンジだwww
非機神に対してはそれなりの威力を持つはずだが、アキリース(デコ助)の重魔道機バッシュ(仮)には負けそうw
あくまで属人的なのが機神
当代の国王ナナリアは、機神の乗り手としての能力を持っていません。このため、王家の権威は急速に低下しています。
<未来時系列>において、帝國軍マグヌス将軍が機神とともにトイトブルグに入るのは、王家と国王の後ろ盾になるためでしょう。
∴トイトブルグ王国機装甲
王国では機卒はまだ戦闘に投入されていました。
この慣習を打破して、機装甲による戦列で、帝國との戦いを行ったのがオレンジ卿(仮)と藤堂(仮)であったようです。
しかし彼らの渾身の策も、トイトブルグ事件にてすりつぶされてしまいました。まさに戦術では戦略を覆せないのです。
::サザーランド(仮)
トイトブルグ王国、事件においての王国軍主力機です。片手盾と片手槍を持ちます。帝國軍の青の三には劣るものの、それ以前の諸侯機とは互角に戦いえるようです。しかし全滅丘で壊滅的な被害を受けました。
::グロースター(仮)
トイトブルグ事件の教訓より作られた機装甲です。性能的劣勢を補うべく努力されたようです。ただし、トイトブルグ王国の国力低下により、ごくわずかしか作ることができなかったでしょう。
::グラスゴー(仮)
旧式機装甲です。トイトブルグ王の許しがあれば、諸侯によっても製造を許されているようです。クライン軍の現在の主力であり、アシュッツブルグ伯領も所有しています。
∴トイトブルグ東方機装甲
トイトブルグ東方諸侯は、王国とは違う型の機装甲を自製する能力があります。しかしながらそれらは、工作のばらつきが大きく可動率は他国や王国軍より低いようです。また謎カスタム機も多いようです。状態の良い機体ならば、グラスゴーと十分に戦闘が行えるようです。
東方諸侯全体で五十程度の機装甲があると見られています。
::ハフヌッツェン庄の機装甲
当主伝来の機と、新生の機の二機があります。
∴クライン領の機装甲
クライン家は王国東部神殿本山守護役として中央より派遣されました、このため王国型機装甲グラスゴーの製造と保有を許されています。
神聖騎士団、クライン軍、あわせて三十から五十程度の機装甲をもつと思われます。
このほかに魔道機を持ちますが、正式には東方神殿本社聖騎士団のものです。おそらくグアベロ皇国から所有を許されたものでしょう。
皇国魔道機装甲「ベルタ・ソライア」ほどの力はないでしょう、皇国重機装甲「ベルターニ・ルーチェ」に魔道機能を与えるチューンを行ったものでしょう。
十五機程度を持つと思われます
∴トイトブルグ王国機卒
王国軍の機装甲が全滅丘で消耗した結果、機卒は再びトイトブルグ王国の戦列に戻ることとなりました。
::ガニメデ(仮)
トイトブルグ王国工房で作られていた機卒です。このためある程度統制型としての側面を持っています。むしろ急造向け統制といってよく、帝國軍の機卒機装甲のような部品の交換、共用、整備手順と所要の統合には至ってません。現在のトイトブルグ王国軍の数の上の主力です。
::無頼(仮)
ガニメデの機卒フレームをベースに機装甲化したものです。魔道的中枢が機装甲レベルのものとなったため、バランス、操縦追従性などは向上しているますが、物理的機能はそれほど高くなく、対帝國を考えたとき存在そのものに疑問がもたれる物体に過ぎません。
::無頼改(仮)
無頼の物理的フレームを機装甲的に改善したものです。生産性と機能の狭間でどこまでも回って落ちてゆくのです。
∴トイトブルグに投入された外国製機装甲
::バッシュ(仮)
アキリース(デコ助)に、エル・コルキス女王から与えられた重魔道機 魔導認識を持てない森族の手になる最良の作りのものでしょう。
::ガウェイン(仮)
脅威のハドロン砲。しかし風魔道に基づくブツ
::アパッチ(仮)
かなりの旧式機。とある傭兵の持ち物と言われます。
:トルメクンブルグ王国
帝國西方にある国家のひとつです。神殿系の国ですが、西方辺境の影響も受けてきました。ヴ(仮)王の簒奪を受け、聖グアベロ皇国はそれを支持したようです。
∴機神
不明です。
ヴ王を乗り手とするのか、それとも違うものが乗り手なのか不明です。
∴機装甲/機卒
不明です。
:メクレンブルグ王国
帝國西方にある国家のひとつです。帝國より干渉戦争をしかけられ、滅びました。
その戦争の中では機神は出撃せず、当代王家に乗り手がいなかったものと思われます。機神はおそらく帝國に没収されたでしょう。
∴機装甲/機卒
魔道機を含む当代としては充実した戦力を持っていましたが、帝國軍の諸兵科連合運用の前に敗北しました。
沿岸国家であるため、海軍にも一定の拠出が必要なため、内陸国家に比べて、陸軍の率は少ないかもしれません。
:エル・コルキス王国
エル・コルキス女王は、半森族であり、森族とのつながりがあるといわれています(世界で公然と知られている情報かどうかはともかく)
おそらく、森族系の機装甲は存在するでしょう。
その度合い、森族への依存度、それ以外については不明です。
:アル・カルナイ王国
帝國先々帝ユスティニアヌス皇妹アルトリアの嫁先です。
アルトリアは降嫁にあたって、近衛騎士と手勢を伴いました。
また、アル・カルナイ緩衝戦争に対しては、ディエゴ元帥率いる帝國軍が救援に訪れました。
王妃アルトリアが卓越した軍事指揮官であることから、統一行動のとれる部隊編成を望んだとしてもおかしくはありません。この点で実践改善を経てきた帝國軍の軍備を望み、その供与が行われていても不思議ではないでしょう。
ただし、実際の詳細は不明です。
:ハ・サール王国
帝國SS内では、中原の遊牧民族的国家と認識されています。
前身となった「げっと!」ワールド内では、西方諸国軍の中核としてその名が出ています。機卒機装甲を有力に備え、かつ歩兵を備えた統合運用に至っている描写がなされています。
時系列<現在>とのつながりの深さは不明ですが、帝國南方政策の最大の難題であることこからして、有力な軍事力を持っているのは間違いないでしょう。
機卒機装甲の詳細は不明です。
:アル・カディア王国
時系列<現在>、皇女アリアの降嫁先として真剣な検討がなされています。
機卒機装甲を持っていることは間違いないようですが、帝國のような決戦思想にはいたっていないようです。
機卒機装甲の詳細は不明です。
:アル・ディオラシス王国
アル・カディア王国の西に隣接する国家。
∴機神 不明
∴重魔道機:ゾイア・ベリッタ・アル・ディオラシス
神聖騎士らの登場する乗機 アルファルデスら双性神聖騎士らの手によって魔法攻撃から近接戦まで十分な能力を見せた。
∴機装甲 その他戦列重機装甲、軽機装甲あり。
∴機卒 戦列方陣のための機卒多数を装備
アル・ディオラシス国王親征軍は、アル・カディアより領地奪還のために侵攻、迎撃するアル・カディア軍を撃破したものの、帝國第21旅団により撃破される。
最終更新:2012年07月18日 20:53