• 卒試問題集・産科婦人科のページです。
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産科婦人科 2008年度



p.24 問題Ⅰ-3
①のhMG療法は、PCOSに用いる代表的な 排卵誘発目的の治療法 です。今回は、症例が 未婚女性で続発性無月経が主訴 なのでhMG療法は不適切です。排卵誘発はあくまでも不妊症の治療であり、無月経の治療ではありません。PCOSには、まず経口投与で済むクロミフェンを試しますが、挙児希望がない場合は必ずしも排卵を誘発する必要はありません。
④のカウフマン療法は、挙児を希望しない女性に適応となります。カウフマン療法自体には排卵誘発作用はありません(投与周期中の排卵は抑制される)が、3ヶ月~6ヶ月間治療後、リバウンド現象を利用して、その後の自然排卵周期を期待することができます。挙児希望のないPCOS患者に対するカウフマン療法の目的は排卵誘発ではなく、正常なホルモン環境を作ることです。カウフマン療法と言えば原理的には第2度無月経に対する治療法ですが、臨床の現場では第1度無月経の際もカウフマン療法は行われるようです。第1度無月経といってもエストロゲンがきっちりと分泌されていないことも多いので、しっかりとホルモンを補充する目的でカウフマン療法が行われます。もちろん、本症例のような第1度無月経に対して、プロゲステロンのみの周期的投与(ホルムストルム療法)も治療として挙げられます。
多嚢胞性卵巣症候群の治療
昨年の解説授業では、さっくり流されていましたが、正解は②④でした。
ご意見のある方、解答作成者まで、どしどしご連絡ください。

P28 問題Ⅴ-2
問題文の選択肢がb,c,d,e,fとなっておりますが、a,b,c,d,eの間違いです。
解答はそのまま、b,dです。

P33 問題C-2
5→4では?
卵巣癌国債進行期分類(病気が見える婦人科第2版 P164参照)によると、肝実質への転移はⅣ期ですが、肝表面への転移はⅢ期となっています。
横隔膜と肝表面への転移は腹膜播種と考え、傍大動脈リンパ節転移(+)なので、Ⅲcではないでしょうか?

同様に、問題C-3も
5→3
では?


―解説の音声復元のプリントについて訂正―

  • 産科 

問題B-3 解は4.胎児鏡下胎盤吻合レーザー凝固術、ではなくて、2.子宮収縮抑制剤点滴、です。解説の画像にも答えは2.と出てますし、シケタイの担当者も2.にしてくださってます!

問題C-2 選択肢4.はラトバチルス(ーテルライン)→ラトバチルス(ーテルライン)です!耳悪いですね、私(爆)ごめんなさい!

問題C-5 解説文中の「出生後」が「出征後」になってました・・・言い訳させてもらうと脳外前日で校正する余裕がなかったと(*_*)あいや、本当にごめんなさい!!!

問題D-2 先生の説明と解説のスライドには「産道(頸管、膣壁)裂傷」も記載されていますが、画像をよーく見ると、頸管裂傷のところに赤い×が手書きで記入されてます。
問題文には3つ挙げよ、となってますので、念のため、弛緩出血・子宮内反症・子宮破裂の3つを覚えておくといいと思います。

  • 生殖不妊

問題Ⅵ-4 OHSSの正式名称は卵巣過剰刺激症候群、だと思います。

  • 婦人科

問題C-5 選択肢5.Ⅲ期は予後が悪い、は、先生の解説によると○です。(これだけ○×がついていませんでした・・・ごめんなさい。)

問題E-4 選択肢5.8割くらいが扁平上皮癌、という文章はあってますが、横にナゼか×、と書いてあります・・・○、の間違いです!

問題G-3 選択肢の番号が、3⇔5と入れ替わってます。画像やシケタイでのご確認をお願いします。ちなみに、文章とそれに対する○×は間違ってないと思います。

他にも何かありましたら、訂正よろしくお願いします。


2008年度ビデオ解説のフォローお疲れ様です。産科2008年B問題シケタイ担当者です。

問題B-3の補足です。この問題のビデオ解説はスライドの順もごちゃごちゃしていて音声も聞き取れなかったので以下の解説については私個人の見解になるのですが、おそらくこの時点ではTTTSの診断がついていないので2.子宮収縮抑制剤点滴が答になると思います。次のスライドの羊水量の測定でTTTSの診断確定後は 4の胎児鏡下胎盤吻合レーザー凝固術も答えに入るのではと思っています(26週未満TTTS適応 病気が見える産科p86参照)。

他にご意見あればお待ちしています。


産科婦人科 2007年度

  • 産科

P1問題A-6
解答は緊急帝王切開。ではないでしょうか?
アンチトロンビン製剤を使うのはDICですが、本症例は凝固系因子は記載されていないものの、DICスコアが7点以下で、その時点でDICといえません。2006年産科Dの問題文にもあるように、HELLP症候群の治療はターミネーション。本症例はA-3で基線細変動の消失もみられるので。(文責者さんとあいにく連絡とれません(><)

P4問題D-1 胚胞形成→胎胞形成


産科婦人科 2006年度

  • 婦人科
問題A-3
巻末訂正の
「過去二年分にも同じような問題が出ているので参考になさってください。」
これのことだと思います。
2005D2004B.pdf

産科婦人科 過去問情報


最終更新:2009年09月08日 10:21