国試への気構え(テコムの先生のお話)


【TUについて】
  • 昨年度のTUは、模試の各科目で平均点を下回っていた。模試の成績と国試合格率は、やはりある程度相関する。

☆前回のメックの先生は「おだててその気にさせる」感じだったが、今回の先生は「現実を見せつけて危機感をあおる」感じだった。


【国試過去問】
  • 「過去問と実習が大事」と決まって言われる。実習はもう終わったので、過去問のやり方について。

  • 5年分の過去問:99回~102回(前回のガイドライン対応)、および103回(新ガイドライン準拠)を、少なくとも2回やる。1回目は「調べて終わってしまう」。

 ちなみに。テコム予備校生には9年分(95回~)を3回はやってもらっている。

  • 現役受験生で「内科、外科は終わったけど、他の科目の過去問が終わらなかったよ」という場合がある。内科+外科で全問題の50%、しかしそれ以外の分野からも50%出題される。

  • 「失敗する例」で多いのは、1位:必修 2位:一般 3位:臨床 の順。

必修:難しい問題でつまづくと、その次の「3秒で解けるやさしい問題」を深読みしてしまう。過去問や模試を活用して「必修問題を解くセンス」を養ってほしい。

一般:やれば正解できるが、やらないと点を取れない分野。長時間勉強するのが苦痛な科目でもある。臨床とセットにして勉強を。


【模試】
  • 「正答率60%以上の問題」の正答率
  =「過去問の知識で解ける問題」の正答率
  = 過去問の消化率  である。

これが80%を越えることを目標にする。模試の成績表を参考にするとよい。

  • 模試を真剣に受ける。
a) よい例:決められた場所、時間で真剣に解く。間違えた問題は、解説をよく読む。痛い思いをした経験が、知識として定着する。

b) 悪い例:夜コーヒーを飲みながら、のんびりだらだら解く。正答率は意外とよいのだけれど・・・。


【失敗するパターン】
  • 出席率が低い(予備校受講生の話だが、今後のビデオ講座などにも言えるのかも。)
  • 1人で勉強する。(やはり勉強会をするのがよい、らしい・・・(汗)。)
  • 模試を真剣に受けない
  • 考えすぎる(必修は考えすぎずに、みんなが選びそうなものを選ぶセンスを身につける。)
  • 過去問をやらない(「ハリソンだけ、朝倉だけを読んで国試を受ける受験生はいません。」)


最終更新:2009年05月16日 21:11