よいとまけ



北海道苫小牧市に本社のある、株式会社三星が製造する菓子。

苫小牧の土産菓子として知られる。
1953年発売。


概要

苫小牧らしいお菓子をと、株式会社三星の初代社長、小林正俊氏が考案した。
名称は、王子製紙苫小牧工場で、紙の原料である丸太を上げ下ろしする際の掛け声に由来する。
形状も丸太をあらわしている。
発売当時、勇払原野に自生していたハスカップのジャムが使われている。
ロールケーキに巻かれ、外側にも塗られている。外側にはグラニュー糖がまぶされ、べたつかないようにオブラートが巻かれている。

しかし切り分けるためにはオブラートが邪魔をし、かといってオブラートを取り外せば結局手がベタ付いてしまう。
自称「日本一食べにくいお菓子」。

このため、発売当初から食べにくいという客の声がよく届いたが、考案者の小林正俊は、苫小牧の象徴の丸太であると根気よく説明し、形を守ったという。

2009年に7等分に切れているタイプが発売され、翌2010年には元のタイプが発売中止となった。
2012年1月には『あの食べづらさが懐かしい』というファンの希望に応え、そのままの形の「復刻版」が発売されている。



2017-03-16





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最終更新:2018年09月02日 20:46