ダークブルース

【名前】 ダークブルース
【読み方】 だーくぶるーす
【分類】 ネットナビ
【オペレーター】 なし
【属性】 無属性、悪
【所属】 ネビュラ
【登場作品】 『4』『5』
【基本装備】 ソード
【アニメ版CV】 松風雅也

【詳細】

ブルースネビュラの手によって闇の力を植え付けられた姿。

『4』ではダークチップを使ってしまった炎山のもとからブルースが離れ、ウラインターネットにてダークチップの影響が浸透するまで拘束されている間に、ネビュラのネットナビから「ダークブルース」という名前を与えられていた。

『5』では作中で、ブルースがメディをかばいクラウドマンの攻撃を受けてしまう。
そのままブルースの姿が消えたため、当初はデリートされてしまったと思われたが、実はネビュラが回収しダークロイドへの改造を施していた。
そして、ウラインターネットでのリベレートに乗り込んできたチームオブブルースのナビたちの前に姿を現す。

戦闘の際は、通常のブルースの技の他に「シャドースラッシュ」と「ダークエッジ」という二つの専用技を使ってくる。
どちらもブルースの影を呼び出す技で、「シャドースラッシュ」は影で射撃系の攻撃を防いだ後、影が反撃に斬り付けてくる。
「ダークエッジ」は、自エリア後方に現れた影がダークソードで攻撃すると同時に移動不可状態にし、直後に本体も前からチップ破壊効果付きのダークソードを放ってくる技。
どちらも厄介な技な上に、リベレートミッション中なのもあって対策もしづらい。
アーマー持ちで優秀なマグネットマンが、このミッションでは参加していないのがさらに厄介さに拍車をかける。チームメンバー全員の数の暴力で押し切った人もいるのではなかろうか。

リベレートミッションで敗れた後は、復活したコスモマンの力もあり逃走。
その後、ウラインターネット4のネビュラの最終作戦で使われたサーバーを破壊しに来たロックマンの前に現れる。
実験に問題がなく終了し、不要になったサーバーを一刀のもとに破壊し、そのままロックマンにも刃を向ける。
しかし、その凶刃は寸前に現れたメディカーネルによって止められ、そのままメディの癒しの力により闇の力は消滅。
ブルースは無事に救出され、その際にロックマンにブルースソウルの力を与えた。

また、ダークブルースだった時のアクセス記録からネビュラの本拠地の所在が判明。
物語はここから最終局面へと向かう事となる。

ちなみに、ロックマンエグゼ本編の時系列としては『4ブルームーン』と『5チームオブカーネル』が正史線上であるため、
ダークブルースとロックマンが実際に対峙したのは『4』側の方であり、『5』側はIFという形と思われる。

アニメ版

AXESS 第27話「決戦!ネビュラ基地」で炎山がダークチップを使用した事によりダークロイド化したという設定。
このとき使用したダークチップは、第26話「青き炎の記憶」でアネッタがネビュラから「使えばどんなネットナビもダークソウルに取り込まれる」と吹き込まれ、炎山のチップホルダーに忍び込ませて使わせようとしていた。
アネッタと和解した後に熱斗がそのダークチップを所有しており、リーガルの居るタンカーでのシェードマンとの戦いで生き残るため、熱斗がやむなくロックマンに使用しようとした瞬間に炎山が奪い取り、アネッタの制止を振り切り、

「許せ!ブルース! ダークチップ、スロット・イン!!」

ダークチップの力を得たブルースが通常攻撃の効かないシェードマンを圧倒していく。
それでも引けを取らないシェードマンに苦戦する中、ブルースは自らの力をロックマンに託し、シェードマンを撃退した後に暗黒城へ逃亡してしまう。

そして、同時期にネビュラに忠誠を誓った他のダークロイド達から抜擢されて幹部へ昇進する。
その後、第29話「炎山VSブルース」にて炎山が使ったダークチップはネットナビをダークロイド化させるダークロイド因子が内蔵された強化型であることがレーザーマンから明かされると同時に効果が発動し、ブルースは完全にダークロイド化してしまった。

アニメ版の容姿は、ゲーム版に比べて元のブルースのデザインから大きくアレンジされている。
全体的に装備の色合いが暗くなったデザイン。ヘルメットとブーツの白かった部分が紫になり、バイザーの色は赤く変化している。
束ねた長い後ろ髪はくすんだ色合いと肩幅以上に横に大きく広がった髪型に変化している。
性格も変わり、「死ね」、「くたばれ」、「死にぞこない」等といった暴言を多用する冷酷非道な悪役となっている。
さらに、過去を嫌って自分が炎山のナビであったことをも否定し、熱斗たちの説得にも断固として応じない。

第48話「まりことゆりこ」では、リーガルが命令した実姉大園まりこの殺害に反意した大園ゆりこに「貴様…裏切り者ぉ!!」と怒りの罵声と共に重症を負わせた挙げ句、それを庇った岬刑事諸共橋の上から海中へ転落された。(実際には岬刑事に助けられて二人とも生存している)

続く第49話「さらばブルース」では、名人が世界中に送信した「科学省がディメンショナルコンバーターを完成させ、間もなく実験が始まる」というメールを察知し、廃墟となったホテルに出現してディメンショナルコンバーターを破壊するが、それは自身をおびき出すための偽物のコンバーターであり、本物のコンバーターはホテルの外から起動し、サイバーワールドへの逃げ道もロールたちに破壊されてCFロックマンとの戦闘に移る。
一度は計算以上の破壊力を持つダークオーラの暗黒弾を2発撃ってディメンショナルコンバーターの出力を25%まで低下させ、ダークネオバリアブルでCFロックマンを殺害しようとしたが、逆にダークオーラを捨て身で吸収(第47話「宇宙からのメッセージ」で偶然判明)されてしまい、その隙に背後からワクチンチップを注入されてダークチップも破壊され、元の姿に戻った……と思いきや、

「残念だったな。俺のダークチップは自ら学習し、進化する自立型チップ。同じ手は二度と通用しない」

破壊されたダークチップが自己再生してしまい、まさかの失敗。
なんと、ダークブルースのダークチップは人工知能のように自己学習して進化する自立型チップであり、一度 破壊されたりすると、その時のデータを学習して耐性がついてしまうという厄介なものだった。

「小賢しい作戦など立てた報い、貴様の命で償ってもらう!!」とダークオーラを纏ってCFロックマンに襲いかかろうとした際、炎山がスロットインした2枚目のワクチンチップを打ち込まれるも、「無駄だ。例え元の姿に戻ってもそれは一時のこと、俺はダークロイドだ!」と一蹴し、炎山に襲いかかる。
さらにクロスフュージョンで炎山と合体した際には、炎山の体を乗っ取って怪物のような顔つきに変化し、奇怪な咆哮をしながらCFロックマンをダークオーラの気弾で吹き飛ばし、絞め殺す寸前まで追い詰める。

精神世界での対決では、炎山の幼少期のビジョンを見ても「くだらん!こんなものを見せて俺の心が揺らぐとでも思うのか? 馬鹿な奴め!」と一蹴し、ダークネオバリアブルの斬撃や暗黒弾の連射で始末しようとするもとどめをさせず、逆に自身が追い詰められた末にCFブルースの姿と化した炎山に「どんな姿になろうとも…どんなに心が汚れても…ブルース、お前は、俺のナビだ。」と抱かれて放心状態になり、最後はCFロックマンにナビマークを掴まれる形でダークオーラを根こそぎ吸収し尽くされて「ダークオーラガァァ!ヤメロ!ヤメロォォォォ!!」と断末魔を叫びながら敗北。同時にダークチップも石化して砕け散る形で今度こそ完全に破壊され、精神世界の自身も砂と化して消滅した。
しかし、元のブルースの意識は心の奥底(炎山が生まれ育った家の像の中)に封印されており、エピローグで自我を取り戻し、元に戻った。

悪役に徹したブルースがAXESSで描かれていたが、後の「BEAST+」第22話「実体化する幽霊」で似たような人格のブルースが登場しライカ&サーチマンと戦っている。
正確には、キャッシュによりキャッシュデータから生成されたファントムナビのブルースなのだが、言動はダークブルースそのもので「くたばれ」などの言葉も用いている。
さらに、相方としてファントムナビのロックマンと組んでおり、こちらは「Stream」に登場したダークロックマンの口調そのもの。
ダークロックマンとダークブルースがタッグを組んでいるような感じの構図になっていた。

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最終更新:2023年11月10日 09:25