ゆっくりいじめ系1219 ゆっくりとにとり

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侵入者を知らせるブザーの音。 合金製の壁を反響し、喧しく鳴り響くそれを、ポケットから出したリモコンを操作して切ると、 河城にとりは原因を確かめるためにリモコンのモニターに表示されている侵入者の位置のある部屋へと向かった。 始めは慎重に歩いていたが、しばらく進んだところで小さな爆発音が聞こえたので、意識は一気に警戒モードへ移行。 愛用のコート状の作業服下に隠されたホルダーからリボルバー拳銃を取り出すと、光学迷彩のスイッチを入れ、 問題の部屋のドアをそっとあけて室内に銃口を向ける。  彼女の家は仲間の河童達からも異常だと思われるほどセキュリティでガチガチに固めてあった。 別に用心深いわけでもなく、気まぐれで発明した物騒な類の代物を折角だからと設置しているうちにそうなってしまっただけ。 だから部屋ごとの監視カメラとかは無い。とはいえ、結果として自分の家は簡単な要塞と化し、 それを知る親しい者は正規の手段で玄関から招かれる以外の方法で入ろうとはしない。 モラル云々を取り払っても冗談抜きで命が危険だ。  つまり侵入者は、その事を知らないで強行しようとした何か。目的は分からないが、もし産業スパイとかだったら少し嬉しいかも知れない。 とか考えながら室内を見渡すが、人影らしき物は見当たらず、代わりに風通しを良くする為に半開きにした窓の近くで 小規模な爆発の跡と、原因と思しき破裂した高価な機械、それに口を向けるメーサー砲が見つかった。  侵入者に反応したメーサー砲が、近くにおいてあった機械も巻き添えに撃ってしまったって所か。 C4爆弾でも傷の付かない壁は無事だったが、吹き飛ばしてしまった機械に関してはやってしまったなと思い、 改善の余地を検討しながら一応侵入者を探す。 窓の開き方からして、小動物の類が窓から侵入し、それに反応してしまったんだろう。 「ゆっ…ゆ…」 「…ん?」  長靴越しの感覚からふと見下ろすと足元で何やら蠢いている。 コートの下に隠れて足元はよく見えなかったが、少し下がってみると、全体の三分の一が吹き飛んだゆっくりと呼ばれる生物がもがいていた。  小動物の類なら同情もしたが、こいつは別。にとりはこの生物が大嫌いだ。 なまじ言語を話すくせに知能は赤ん坊以下で自分勝手、モラルもクソも無く、人間達の畑を荒らしたり、 人家に侵入しては散々荒らして自分の家と言い張る。 今足元にいるのはゆっくり魔理沙と呼ばれる知り合いの魔法使いに髪型や何故か被っている帽子がそっくりな種だったが、 盟友の人間の中でも親しい間柄の彼女の真似をされているのが、さらに不愉快極まりない。  放って置いても息絶えるだろうが、こいつが原因で壊してしまった高価な機械の事もある。  どう落とし前付けてくれようかと思案していると 『ゆっくりしていってね!』  窓の外に大きな霊夢種一匹と小さな魔理沙種、霊夢種三匹ずつの群れがいた。この魔理沙の家族だろう。 先陣を切って魔理沙が侵入し、後からこいつらが侵入するつもりだったか。 「おねえさんいまからここをれいむとまりさのゆっくりプレイズにするからゆっくりでていってね!」  母霊夢がクソ勝手な事をほざく。この時点で全員クビリ殺してやろうかと思ったが、それでは面白みにかける、折角だしゆっくり遊んでやろうかしら。  というわけでなるべく笑顔を浮かべたまま、足元を人差し指でさし、釣られて見た親子。 『う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!ま゛り゛ざあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!』  心地よい悲鳴を上げながらまだ息のある母魔理沙に近寄っていく親子。 「ゆっ!おねえさんが魔理沙に酷い事したんだね!」 「そうだーそうだー!」 「ゆっくりちね!」 「ゆっくり出来ないから出て行ってちんでね!」  口々に非難の声を上げる親子の姿はとても滑稽で溜まらない。 人間と違ってどんな状況でも強請る事しかせず、か弱いクセに他者から奪う事でしか生きていけないおおよそ生物としては間違った自然界から見ても歪な究極被虐生物。 「いいのかなぁ、私にそんな事言って。」 「ゆっ、どういうことなの?!」  非難の声を制して母霊夢が聞いてきた。 「確かにこいつがこうなっているのは私の作った物によるもの、だから責任ぐらいは取ってあげようかなって思っているんだけど…、まあいっか私はゆっくりいなくなるとするよ。」  背を向けてその場から立ち去るように見せかければ案の定。 「じゃあゆっくり助けてね!またゆっくり動けるようにしてね!」 「おーけー、また動けるようにしてあげるよ。」  歓喜の声をあげるゆっくり達を尻目に、私は瀕死の母魔理沙を抱えて作業室へと向かった。  この時の私の顔を見た者がいれば、恐らく二度と私に近づかないだろうな、と思いながら…。  数時間後、部屋に戻ってきた私の腕には、吹き飛んだ部分を金属部品で補い、メタルチックになったサイボーグゆっくり魔理沙がいた。 「元通りってワケにはいかなかったけど。どうだい、かっこいいだろう?」 『ゆっくりしていってね!』 「ゆっくりしていってね!」  家族の輪に戻っていくサイボーグ魔理沙。 「まりさかっこいいよ!  ゆっくりほれなおしちゃうね!」 『かっこいいよー!』 「おう、ゆっくりほれなおすといいんだぜ!」  見た所特にこれと言った拒否反応も見られず、脳?への障害も見受けられない得意げなサイボーグ魔理沙。 「じゃあおねえさんはようずみだからゆっくりでていってね!」 「でていってね!」 「おかちくれたらいてもいいよ!」  感謝の言葉も無しに即出てけか。やっぱこいつらクズだな。盟友達と似た顔しているだけにホント虫唾が走るよ。 これで第二段階への移行も微塵の躊躇も無くやれるって物だ。 「いいだろう、それじゃ私は今度こそ出て行くことにするよ。」  部屋を出てドアに鍵をかける。 「…さてと。」  作業室に戻った私は机に置いてあったモニター付きの、レバーやキーの沢山付いた端末を起動させる。 ヴン…という鈍い音と共にモニターに表示されるのはサイボーグ魔理沙の視点だった。 「ノイズも感度も良好。イッツァ、ショーゥタァーイム!」  かすかに光を反射するモニターには、表示されている物と重ねて自身の今までに見た事も無い様な、恍惚で凶悪な笑みが映っていた。  部屋では住居を手に入れた一家が思い思いにはしゃぎ回っている。 ここでずっとみんなでゆっくりしよう、魔理沙はさっきまで大変だったけど帰ってきてみればずっと格好良くなっていた。 あの妖怪のお姉さんはいい仕事をしてくれた。  機械を遊具にして遊ぶ魔理沙と子供達をぼうっと眺めながら母霊夢はこれからの幸せを考えて口元を緩ませていた。 『あーっ、その機械は作るのに苦労したんだぞ。  死ぬ前に少しはいい思いさせてやろうと思ったけど付け上がるな!そ~れ、のび~ろ~』  一方サイボーグ魔理沙の視点でモニターを見るにとりはそんな姿に憤慨し、手元のレバーとキーを操作した。 「ゆっ…?」  突然サイボーグ魔理沙の機械部分を開け、伸びてくるアームが、機械で遊ぶ子供を弾き落としていく。 「ゆぎゃ!」 「ゆう~ん!」 「げぶべ!」 etc  各々に滑稽な悲鳴を上げながら床に落ちていく子供達。高さが高さなので大した怪我も無いが、突然の出来事に場が凍った。 「ゆっ、まりさなにするの、あかちゃんにらんぼうしちゃだめだよ!? ゆっくりやめてね!」 「ち、ちがうよ! まりさそんなことしようとしていないのに、このてがかってにうごくんだよ!」  戸惑うのは母霊夢もそうだがサイボーグ魔理沙も同じ。自分から伸びた手が子供に勝手に乱暴する。 しかもその手の感触はしっかり自身の物としてフィードバックされていた。 『クククッ…楽しいのはこれからだよっと。』  一方にとりは薄ら笑みを浮かべたまま次の操作を実行。アームは蛇の様にのたうち回りながら二匹の目の前で六匹の子供を弾き飛ばし、 打ち据える。その感触の全ては魔理沙自身に鮮明に、無いはずの自分の腕という器官として伝わってくる。 「や"め"でえ"え"え"え"え"!!! ま"り"ざの"でや"め"で"え"え"え"え"え"!!!!」 「ゆっー!まりさやめて!」 半狂乱になって叫ぶ魔理沙に母霊夢は何とか止めようと体当たりを試みるが、アームは向きを変え、先端から三本の爪を出すと、 母霊夢の頬に喰らい付き、その肉を荒々しく引き千切った。 「うぎゃああああああ!!!!! れいむの、れいむのほっぺがあ"あ"あ"あ"!!!」  一方自分は近づいていた為に眼前でその様を見せ付けられ、柔らかい頬の肉を引き千切り、 人間で言えば指から伝わってくる中に進入させて餅皮を引き千切る感触と、同時に身体には愛する者の生暖かい餡子が掛かる。 「いだいいいい!!」 「まりさなんでこんなことするのお"お"!!」  少し離れた所には傷ついた子供達が泣き叫んでいる。霊夢も傷付いている今、自分が介抱しなきゃいけない。そう思って近づく。 「い"や"あ"あ"あ"あ"あ"!!!」 「や"だ"あ"あ"こ"な"い"でえ"え"え"え"え"!!!」 「ゆっくりできないよ"お"お"お"お"!」  向けられたのは自分に対する恐怖の叫び。 「こどもに…近寄らないで…ね!」  さらに愛するものからの拒絶の言葉。 『やっぽ~♪聞こえるかなあ?  みんなして自分の親に酷いやつらだ、これは思い知らせてやら無いといけないね!』  にとりは魔理沙の中に仕込まれた以前人形遣いから貰った技術で作った通信機を通して語りかける。 この声は他には聞こえない上に、身体の中から直接響くので不快極まりない。 「ゆっ…!おねえさんどこ?!」 『そんな事はどうでもいいだろう?んじゃ先ず子供から~♪』  空中で静止したアームが再び動き出し、ちび霊夢の一匹を爪で捕らえる。 「いやあああはなちてええええ!!」 『さあ~ピッチャー振りかぶってぇ~…』  アームが仰け反り魔理沙の頭の後ろまで来る。 「い"や"あ"あ"あ"や"め"でえ"え"え"え"え"な"げな"い"でえ"え"え"え"え"!!!」  爪の中のちび霊夢の柔らかい餅皮を引き裂き、もがきながら泣き叫んでいる我が子の振動、アームが勢いよく風を切る感触。 魔理沙はそれらの全てを鮮明に受け取っている。 『投げましたぁ~!』 「い"や"め"でえ"え"え"え"!!!!」 「ま"り"ざや"め"でえ"え"え"え"え"!!!!」 「ゆきゃあああー!」  再び風を切る感触と共にアームは鞭の様にしなり、爪からちび霊夢を放す。 その際に爪の尖端に引っかかった子供の肉の感触もはっきり伝え、剛速球と化した我が子は合金製の壁へと向かい、ベチャリ。 餡子の花を咲かせていた。 「う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"がち"ゃ"ん"ん"ん"ん"!!!!」  母霊夢の叫びを見ながら野球の審判よろしく手をかざしてはしゃいでいた。 『ストラーイク!ばったーあうとー!』 「う"あ"あ"あ"…まりさなんでこんなこどずるのおおお!!!」 「ち、ちがうよ、まりさだけどまりさじゃないよ!」 『あ~壁が汚れちゃったなぁ。  ちゃんと後片付けしなきゃいけないね!』 「ゆっ?!」  唐突に身体が動かなくなった。いや、動いているが今度はアームの様に自分の意思じゃなく勝手に壁のちび霊夢の成れの果てである餡子の花に跳ねながら向かっている。 (ゆっゆっ?!とまってね、まりさのからだゆっくりとまってね!)  口も動かないが喋ろうとした言葉はにとりの前の端末のスピーカーから発せられていた。 『んじゃ清掃開始。』  壁の目の前まで来たところで魔理沙は餡子を美味しそうに舐め始めた。 「うっめこれめっちゃうめえ!!」 (い"や"だあ"あ"あ"あ"お"い"じぐな"んでい"い"い"!!!)  叫ぶ事も許されず、意思とは無関係に口は動く。我が子の残骸を美味しそうに舐める魔理沙。 「まりざやめでええええええ!!!!」  それを見ることしか出来ない母霊夢はの叫びは魔理沙は勝手に動く身体の中で聞くことしか出来ない。 (食べだぐない食べだぐないよおおまりさのおくぢゆっぐりやめでええええ!!!!!)  舌には金属にへばりついた我が子を舐める感触、口の中にはその甘い味。決して知ってはならない同属の味を無理矢理知らされる。  壁の餡子を綺麗に片付けたのを確認したにとりはスピーカーに口を向けた。 『美味しかっただろ、もっと食べたいよね?』 (いやだああああ!!!もうだべだぐないいいい!!!!) 『遠慮するなって。』  突然金属音と共に魔理沙の身体から四本の昆虫の様な足が生えると、リグr…ゴキブリのような速度で生き残り、母親に身を摺り寄せている子供の所に迫る。 「いやああああ!!!どっがいっでね!ゆっくりごっちにごないでね!」 「いやだああゆっくりちね!」 「ゆっくりできなくなったまりさはどっかいってね!」 『あーあ酷い事言うやつらだよね~許せないよね~?』 (ゆっぐりゆるすよ!ゆるすからまりさのからだとめてね!とまってえええええ!!!)  再びアームが伸び、子供に向い、爪の尖端で子供の頭を小突きながら品定め。 『ど~れ~に~し~よ~う~か~な♪ …どれがいい?』 (やめでえええええ!!!どれもいやだあああ!!!) 『じゃあ私の独断と偏見でこの二匹にしよっと。』  爪にちび霊夢、魔理沙の二匹を引っ掛けて魔理沙の口へ運ぶ。 「ゆっくりたべられてね!」 「いやあああああ!!!、まりさあがぢゃんだべないでええええ!!!」 「まりさゆっくりもどちてね!ゆっくりやめてね!」  二匹の悲痛な叫びは魔理沙の口内へと放り込まれる。 『ゆっくりあじわうんだぞ。』 (いやあああああ、まりざのおぐぢはぎだじでええええええ!!!)  心の叫びも空しく二匹は親の口内で噛み潰され、息絶えた。  勿論、魔理沙には我が子を噛み潰し、口の中で動く饅頭の中から潰れた餡子が、 口内から聞こえる断末魔が全て聞こえ、感じる事を強要させられている。 「うっめめっちゃうめえ!」  魔理沙の心とは正反対に口から出る歓喜の言葉とくっちゃくっちゃという租借する音。 『む、胃袋のそろそろ容量がいっぱいだな。残りはお母さんに食べてもらおっか。夫婦なんだから幸せは分かち合わなきゃね!』  今度は残ったちび霊夢2、魔理沙1の3匹まとめて掴むと、絶望し、大口をあけながら 「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"…」 と言い続ける母霊夢の口に放り込み、間髪入れず爪で口を塞ぐ。  そのままさっき生えてきた金属製の足を使って跳ねると母霊夢の上に飛び乗った。 (うああああああああ!!!!!あがぢゃんがあああ!!!!)  アームを通して母霊夢の口の中で自らの重さで噛み潰されてグニュリと潰れる我が子の感触を感じ取ったのだろう。 魔理沙の絶望の声がスピーカーから響いた。  一方母霊夢はせめて吐き出そうとしても吐き出せない、しかしこのままでは窒息してしまう。 我が子か自分の命か、洗濯を迫られた母霊夢は結局三匹を飲み込んだ。 『アハハハハハ…、自分の子を残らず食べちゃうなんて酷い親だな。  あ、そっかぁまた増やせばいいんだよね。』  魔理沙を母霊夢の上からどけると、金属の足を仕舞った。母霊夢はと言えば、呆然と空を見たまま動かない。 そんな母霊夢をよそに、魔理沙は突然身体の自由が戻るのを感じると同時に前進に振動が走った。  ゆっくりは前進を揺さぶられると性感する。魔理沙の身体の機械部分に仕込まれたバイブは身体全体をゆすり、耐え難い性感を与えていた。  (すっきりしたい)  頭の中を欲求が支配し始める。 『ところで自分のそれを見てくれ、どう思う?』 「ゆっ?うあああああああまりさのペニペニがああああ!!!」  両性共有のゆっくりは前と後ろに生殖器を持っている。個体差とサイズによるが、普通は人間の小指の先ほどしかない前の生殖器。 性感すると姿を見せるのだが、それが、なんというか…  ドリルになっていた。 『ペニペニ(笑)とかはいいんだ、このままは収まりが付かないだろう?  そこの霊夢とすっきりしたらどうだい?』  生殖器の変わりに生えてきたドリルは凶悪な音を立てて回転している。 「いやだあああ!!!こんなのですっきりしたられいむじんじゃうよおおお!!!!で、でもずっぎりじだいいい!!!!」 『だからすっきりしたらいいじゃないか、そのままじゃすっきりできないぞ~。  ほれ!』  バイブの威力を上げてやった。 『ほれほれ我慢する事ないぞ、YOUヤっちゃいなヨ!』  にとりはモニターの前で親指を立ててをバイブを最大にした。 「うあああ!!でででで、でいむうううう!!!!  ずっずっぎり"い"い"い"い"い"!!!!!」  それまで放心していた母霊夢は股間にドリルを構えて突進してくるサイボーグ魔理沙に驚き、 動かない身体を無理矢理動かして逃げようとする。 「いやだよ!まりさとはもうゆっくりできないしすっきりしたくないよ!」  しかし、タダでさえ怪我をしている母霊夢に本能に支配されたサイボーグ魔理沙は振り払えるはずも無く、 取り押さえられて後ろに憑かれてしまった。  そして、発情したアリス種以上の勢いで母霊夢を後ろからドリルで突き刺す。異常に高められた性欲はすっきりする事しか頭に無い。 「うぎゃあああああ!!いっいだいいい!!ゆっゆっぐりやめでねえええええ!!!」 「ずっぎりずっぎりいいいい!!!」  何度も何度も、母霊夢が動かなくなっても魔理沙は後頭部にドリルを突き立て 、餅皮や餡子を飛び散らせながら苦悶の表情で息絶えるが、 それでも魔理沙は止めずに全ての餡子が飛び散って皮だけになった母霊夢をドリルで削っていた。 『んじゃそろそろかな?』  にとりが端末を操作すると、バイブは止まり、身体の冷却装置で急に性感は引いていき 、落ち着きを取り戻した魔理沙は辺りを見回して自分のやった事を思い出す。  一メートル四方に飛び散った愛する者の餡子とズタズタになったその成れの果てとその上にいる放心した自分。 食べたのはともかくとしても、最後のは自分のやった事だった。 「う、ああああ…ゆっく…ああああれい…あかちゃ…あああ…」 『アハハハハ、傑作傑作、自らの家族を食い散らかして、最後は死姦。  まりさはうれしくなるとついヤっちゃうんだ!って所かな?  ちょっとした怪奇事件だね。文さんに売ったら喜びそうな映像が取れたよ。』  魔理沙に母霊夢の残骸も綺麗に食べさせた後、部屋に来たにとりは魔理沙の前にしゃがんだ。 「死んじゃいたい?」  コクコクと頷く魔理沙。 「だーめ、貴方は私の作品なんだから勿体無くて殺すわけないだろう?  ちなみに今までのは全部記録してあるから何度でも追体験させてあげるよ。」  手元に持ってきた端末を操作してやると全身を震わせて口から餡子を吐き出した。 今魔理沙の目にはさっきまでの体験の映像が、口には子供の味が、全身には自らの愛する母霊夢を自らの判断で殺した感触が、 全て同じように反復されていた。  いくら物忘れの激しいゆっくりでもこれでは絶対に忘れられず、そのショックをいつでも何度も追体験する。 「ゆぎゃっ!」  唐突に魔理沙の全身に電気が走った。 「精神を閉じようとしてもダーメ。中の制御チップが感知してショックで起こすから無理な話さ。」  その後しばらく元気ショックを受け続ける魔理沙を後に、にとりは部屋を出て久しぶりに晴れた気分で、 注文されていた機械の組み立て作業を再開した。  あれからにとりに楽しみが増えた。  ストレスが溜まったときはゆっくりの群れの近くにサイボーグ魔理沙を放して後は遠隔操作で遊ぶ。  制御チップの所為で気を狂わす事も出来ない魔理沙はその度にその体験をさせられて、記録のストックを増やしては、たまにバリエーションを付けて追体験させられた。  死ぬ事も精神を閉ざす事も気を狂わすことも出来ない、そんな無限地獄は終わらない。
侵入者を知らせるブザーの音。 合金製の壁を反響し、喧しく鳴り響くそれを、ポケットから出したリモコンを操作して切ると、 河城にとりは原因を確かめるためにリモコンのモニターに表示されている侵入者の位置のある部屋へと向かった。 始めは慎重に歩いていたが、しばらく進んだところで小さな爆発音が聞こえたので、意識は一気に警戒モードへ移行。 愛用のコート状の作業服下に隠されたホルダーからリボルバー拳銃を取り出すと、光学迷彩のスイッチを入れ、 問題の部屋のドアをそっとあけて室内に銃口を向ける。  彼女の家は仲間の河童達からも異常だと思われるほどセキュリティでガチガチに固めてあった。 別に用心深いわけでもなく、気まぐれで発明した物騒な類の代物を折角だからと設置しているうちにそうなってしまっただけ。 だから部屋ごとの監視カメラとかは無い。とはいえ、結果として自分の家は簡単な要塞と化し、 それを知る親しい者は正規の手段で玄関から招かれる以外の方法で入ろうとはしない。 モラル云々を取り払っても冗談抜きで命が危険だ。  つまり侵入者は、その事を知らないで強行しようとした何か。目的は分からないが、もし産業スパイとかだったら少し嬉しいかも知れない。 とか考えながら室内を見渡すが、人影らしき物は見当たらず、代わりに風通しを良くする為に半開きにした窓の近くで 小規模な爆発の跡と、原因と思しき破裂した高価な機械、それに口を向けるメーサー砲が見つかった。  侵入者に反応したメーサー砲が、近くにおいてあった機械も巻き添えに撃ってしまったって所か。 C4爆弾でも傷の付かない壁は無事だったが、吹き飛ばしてしまった機械に関してはやってしまったなと思い、 改善の余地を検討しながら一応侵入者を探す。 窓の開き方からして、小動物の類が窓から侵入し、それに反応してしまったんだろう。 「ゆっ…ゆ…」 「…ん?」  長靴越しの感覚からふと見下ろすと足元で何やら蠢いている。 コートの下に隠れて足元はよく見えなかったが、少し下がってみると、全体の三分の一が吹き飛んだゆっくりと呼ばれる生物がもがいていた。  小動物の類なら同情もしたが、こいつは別。にとりはこの生物が大嫌いだ。 なまじ言語を話すくせに知能は赤ん坊以下で自分勝手、モラルもクソも無く、人間達の畑を荒らしたり、 人家に侵入しては散々荒らして自分の家と言い張る。 今足元にいるのはゆっくり魔理沙と呼ばれる知り合いの魔法使いに髪型や何故か被っている帽子がそっくりな種だったが、 盟友の人間の中でも親しい間柄の彼女の真似をされているのが、さらに不愉快極まりない。  放って置いても息絶えるだろうが、こいつが原因で壊してしまった高価な機械の事もある。  どう落とし前付けてくれようかと思案していると 『ゆっくりしていってね!』  窓の外に大きな霊夢種一匹と小さな魔理沙種、霊夢種三匹ずつの群れがいた。この魔理沙の家族だろう。 先陣を切って魔理沙が侵入し、後からこいつらが侵入するつもりだったか。 「おねえさんいまからここをれいむとまりさのゆっくりプレイズにするからゆっくりでていってね!」  母霊夢がクソ勝手な事をほざく。この時点で全員クビリ殺してやろうかと思ったが、それでは面白みにかける、折角だしゆっくり遊んでやろうかしら。  というわけでなるべく笑顔を浮かべたまま、足元を人差し指でさし、釣られて見た親子。 『う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!ま゛り゛ざあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!』  心地よい悲鳴を上げながらまだ息のある母魔理沙に近寄っていく親子。 「ゆっ!おねえさんが魔理沙に酷い事したんだね!」 「そうだーそうだー!」 「ゆっくりちね!」 「ゆっくり出来ないから出て行ってちんでね!」  口々に非難の声を上げる親子の姿はとても滑稽で溜まらない。 人間と違ってどんな状況でも強請る事しかせず、か弱いクセに他者から奪う事でしか生きていけないおおよそ生物としては間違った自然界から見ても歪な究極被虐生物。 「いいのかなぁ、私にそんな事言って。」 「ゆっ、どういうことなの?!」  非難の声を制して母霊夢が聞いてきた。 「確かにこいつがこうなっているのは私の作った物によるもの、だから責任ぐらいは取ってあげようかなって思っているんだけど…、まあいっか私はゆっくりいなくなるとするよ。」  背を向けてその場から立ち去るように見せかければ案の定。 「じゃあゆっくり助けてね!またゆっくり動けるようにしてね!」 「おーけー、また動けるようにしてあげるよ。」  歓喜の声をあげるゆっくり達を尻目に、私は瀕死の母魔理沙を抱えて作業室へと向かった。  この時の私の顔を見た者がいれば、恐らく二度と私に近づかないだろうな、と思いながら…。  数時間後、部屋に戻ってきた私の腕には、吹き飛んだ部分を金属部品で補い、メタルチックになったサイボーグゆっくり魔理沙がいた。 「元通りってワケにはいかなかったけど。どうだい、かっこいいだろう?」 『ゆっくりしていってね!』 「ゆっくりしていってね!」  家族の輪に戻っていくサイボーグ魔理沙。 「まりさかっこいいよ!  ゆっくりほれなおしちゃうね!」 『かっこいいよー!』 「おう、ゆっくりほれなおすといいんだぜ!」  見た所特にこれと言った拒否反応も見られず、脳?への障害も見受けられない得意げなサイボーグ魔理沙。 「じゃあおねえさんはようずみだからゆっくりでていってね!」 「でていってね!」 「おかちくれたらいてもいいよ!」  感謝の言葉も無しに即出てけか。やっぱこいつらクズだな。盟友達と似た顔しているだけにホント虫唾が走るよ。 これで第二段階への移行も微塵の躊躇も無くやれるって物だ。 「いいだろう、それじゃ私は今度こそ出て行くことにするよ。」  部屋を出てドアに鍵をかける。 「…さてと。」  作業室に戻った私は机に置いてあったモニター付きの、レバーやキーの沢山付いた端末を起動させる。 ヴン…という鈍い音と共にモニターに表示されるのはサイボーグ魔理沙の視点だった。 「ノイズも感度も良好。イッツァ、ショーゥタァーイム!」  かすかに光を反射するモニターには、表示されている物と重ねて自身の今までに見た事も無い様な、恍惚で凶悪な笑みが映っていた。  部屋では住居を手に入れた一家が思い思いにはしゃぎ回っている。 ここでずっとみんなでゆっくりしよう、魔理沙はさっきまで大変だったけど帰ってきてみればずっと格好良くなっていた。 あの妖怪のお姉さんはいい仕事をしてくれた。  機械を遊具にして遊ぶ魔理沙と子供達をぼうっと眺めながら母霊夢はこれからの幸せを考えて口元を緩ませていた。 『あーっ、その機械は作るのに苦労したんだぞ。  死ぬ前に少しはいい思いさせてやろうと思ったけど付け上がるな!そ~れ、のび~ろ~』  一方サイボーグ魔理沙の視点でモニターを見るにとりはそんな姿に憤慨し、手元のレバーとキーを操作した。 「ゆっ…?」  突然サイボーグ魔理沙の機械部分を開け、伸びてくるアームが、機械で遊ぶ子供を弾き落としていく。 「ゆぎゃ!」 「ゆう~ん!」 「げぶべ!」 etc  各々に滑稽な悲鳴を上げながら床に落ちていく子供達。高さが高さなので大した怪我も無いが、突然の出来事に場が凍った。 「ゆっ、まりさなにするの、あかちゃんにらんぼうしちゃだめだよ!? ゆっくりやめてね!」 「ち、ちがうよ! まりさそんなことしようとしていないのに、このてがかってにうごくんだよ!」  戸惑うのは母霊夢もそうだがサイボーグ魔理沙も同じ。自分から伸びた手が子供に勝手に乱暴する。 しかもその手の感触はしっかり自身の物としてフィードバックされていた。 『クククッ…楽しいのはこれからだよっと。』  一方にとりは薄ら笑みを浮かべたまま次の操作を実行。アームは蛇の様にのたうち回りながら二匹の目の前で六匹の子供を弾き飛ばし、 打ち据える。その感触の全ては魔理沙自身に鮮明に、無いはずの自分の腕という器官として伝わってくる。 「や"め"でえ"え"え"え"え"!!! ま"り"ざの"でや"め"で"え"え"え"え"え"!!!!」 「ゆっー!まりさやめて!」 半狂乱になって叫ぶ魔理沙に母霊夢は何とか止めようと体当たりを試みるが、アームは向きを変え、先端から三本の爪を出すと、 母霊夢の頬に喰らい付き、その肉を荒々しく引き千切った。 「うぎゃああああああ!!!!! れいむの、れいむのほっぺがあ"あ"あ"あ"!!!」  一方自分は近づいていた為に眼前でその様を見せ付けられ、柔らかい頬の肉を引き千切り、 人間で言えば指から伝わってくる中に進入させて餅皮を引き千切る感触と、同時に身体には愛する者の生暖かい餡子が掛かる。 「いだいいいい!!」 「まりさなんでこんなことするのお"お"!!」  少し離れた所には傷ついた子供達が泣き叫んでいる。霊夢も傷付いている今、自分が介抱しなきゃいけない。そう思って近づく。 「い"や"あ"あ"あ"あ"あ"!!!」 「や"だ"あ"あ"こ"な"い"でえ"え"え"え"え"!!!」 「ゆっくりできないよ"お"お"お"お"!」  向けられたのは自分に対する恐怖の叫び。 「こどもに…近寄らないで…ね!」  さらに愛するものからの拒絶の言葉。 『やっぽ~♪聞こえるかなあ?  みんなして自分の親に酷いやつらだ、これは思い知らせてやら無いといけないね!』  にとりは魔理沙の中に仕込まれた以前人形遣いから貰った技術で作った通信機を通して語りかける。 この声は他には聞こえない上に、身体の中から直接響くので不快極まりない。 「ゆっ…!おねえさんどこ?!」 『そんな事はどうでもいいだろう?んじゃ先ず子供から~♪』  空中で静止したアームが再び動き出し、ちび霊夢の一匹を爪で捕らえる。 「いやあああはなちてええええ!!」 『さあ~ピッチャー振りかぶってぇ~…』  アームが仰け反り魔理沙の頭の後ろまで来る。 「い"や"あ"あ"あ"や"め"でえ"え"え"え"え"な"げな"い"でえ"え"え"え"え"!!!」  爪の中のちび霊夢の柔らかい餅皮を引き裂き、もがきながら泣き叫んでいる我が子の振動、アームが勢いよく風を切る感触。 魔理沙はそれらの全てを鮮明に受け取っている。 『投げましたぁ~!』 「い"や"め"でえ"え"え"え"!!!!」 「ま"り"ざや"め"でえ"え"え"え"え"!!!!」 「ゆきゃあああー!」  再び風を切る感触と共にアームは鞭の様にしなり、爪からちび霊夢を放す。 その際に爪の尖端に引っかかった子供の肉の感触もはっきり伝え、剛速球と化した我が子は合金製の壁へと向かい、ベチャリ。 餡子の花を咲かせていた。 「う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"がち"ゃ"ん"ん"ん"ん"!!!!」  母霊夢の叫びを見ながら野球の審判よろしく手をかざしてはしゃいでいた。 『ストラーイク!ばったーあうとー!』 「う"あ"あ"あ"…まりさなんでこんなこどずるのおおお!!!」 「ち、ちがうよ、まりさだけどまりさじゃないよ!」 『あ~壁が汚れちゃったなぁ。  ちゃんと後片付けしなきゃいけないね!』 「ゆっ?!」  唐突に身体が動かなくなった。いや、動いているが今度はアームの様に自分の意思じゃなく勝手に壁のちび霊夢の成れの果てである餡子の花に跳ねながら向かっている。 (ゆっゆっ?!とまってね、まりさのからだゆっくりとまってね!)  口も動かないが喋ろうとした言葉はにとりの前の端末のスピーカーから発せられていた。 『んじゃ清掃開始。』  壁の目の前まで来たところで魔理沙は餡子を美味しそうに舐め始めた。 「うっめこれめっちゃうめえ!!」 (い"や"だあ"あ"あ"あ"お"い"じぐな"んでい"い"い"!!!)  叫ぶ事も許されず、意思とは無関係に口は動く。我が子の残骸を美味しそうに舐める魔理沙。 「まりざやめでええええええ!!!!」  それを見ることしか出来ない母霊夢はの叫びは魔理沙は勝手に動く身体の中で聞くことしか出来ない。 (食べだぐない食べだぐないよおおまりさのおくぢゆっぐりやめでええええ!!!!!)  舌には金属にへばりついた我が子を舐める感触、口の中にはその甘い味。決して知ってはならない同属の味を無理矢理知らされる。  壁の餡子を綺麗に片付けたのを確認したにとりはスピーカーに口を向けた。 『美味しかっただろ、もっと食べたいよね?』 (いやだああああ!!!もうだべだぐないいいい!!!!) 『遠慮するなって。』  突然金属音と共に魔理沙の身体から四本の昆虫の様な足が生えると、リグr…ゴキブリのような速度で生き残り、母親に身を摺り寄せている子供の所に迫る。 「いやああああ!!!どっがいっでね!ゆっくりごっちにごないでね!」 「いやだああゆっくりちね!」 「ゆっくりできなくなったまりさはどっかいってね!」 『あーあ酷い事言うやつらだよね~許せないよね~?』 (ゆっぐりゆるすよ!ゆるすからまりさのからだとめてね!とまってえええええ!!!)  再びアームが伸び、子供に向い、爪の尖端で子供の頭を小突きながら品定め。 『ど~れ~に~し~よ~う~か~な♪ …どれがいい?』 (やめでえええええ!!!どれもいやだあああ!!!) 『じゃあ私の独断と偏見でこの二匹にしよっと。』  爪にちび霊夢、魔理沙の二匹を引っ掛けて魔理沙の口へ運ぶ。 「ゆっくりたべられてね!」 「いやあああああ!!!、まりさあがぢゃんだべないでええええ!!!」 「まりさゆっくりもどちてね!ゆっくりやめてね!」  二匹の悲痛な叫びは魔理沙の口内へと放り込まれる。 『ゆっくりあじわうんだぞ。』 (いやあああああ、まりざのおぐぢはぎだじでええええええ!!!)  心の叫びも空しく二匹は親の口内で噛み潰され、息絶えた。  勿論、魔理沙には我が子を噛み潰し、口の中で動く饅頭の中から潰れた餡子が、 口内から聞こえる断末魔が全て聞こえ、感じる事を強要させられている。 「うっめめっちゃうめえ!」  魔理沙の心とは正反対に口から出る歓喜の言葉とくっちゃくっちゃという租借する音。 『む、胃袋のそろそろ容量がいっぱいだな。残りはお母さんに食べてもらおっか。夫婦なんだから幸せは分かち合わなきゃね!』  今度は残ったちび霊夢2、魔理沙1の3匹まとめて掴むと、絶望し、大口をあけながら 「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"…」 と言い続ける母霊夢の口に放り込み、間髪入れず爪で口を塞ぐ。  そのままさっき生えてきた金属製の足を使って跳ねると母霊夢の上に飛び乗った。 (うああああああああ!!!!!あがぢゃんがあああ!!!!)  アームを通して母霊夢の口の中で自らの重さで噛み潰されてグニュリと潰れる我が子の感触を感じ取ったのだろう。 魔理沙の絶望の声がスピーカーから響いた。  一方母霊夢はせめて吐き出そうとしても吐き出せない、しかしこのままでは窒息してしまう。 我が子か自分の命か、洗濯を迫られた母霊夢は結局三匹を飲み込んだ。 『アハハハハハ…、自分の子を残らず食べちゃうなんて酷い親だな。  あ、そっかぁまた増やせばいいんだよね。』  魔理沙を母霊夢の上からどけると、金属の足を仕舞った。母霊夢はと言えば、呆然と空を見たまま動かない。 そんな母霊夢をよそに、魔理沙は突然身体の自由が戻るのを感じると同時に前進に振動が走った。  ゆっくりは前進を揺さぶられると性感する。魔理沙の身体の機械部分に仕込まれたバイブは身体全体をゆすり、耐え難い性感を与えていた。  (すっきりしたい)  頭の中を欲求が支配し始める。 『ところで自分のそれを見てくれ、どう思う?』 「ゆっ?うあああああああまりさのペニペニがああああ!!!」  両性共有のゆっくりは前と後ろに生殖器を持っている。個体差とサイズによるが、普通は人間の小指の先ほどしかない前の生殖器。 性感すると姿を見せるのだが、それが、なんというか…  ドリルになっていた。 『ペニペニ(笑)とかはいいんだ、このままは収まりが付かないだろう?  そこの霊夢とすっきりしたらどうだい?』  生殖器の変わりに生えてきたドリルは凶悪な音を立てて回転している。 「いやだあああ!!!こんなのですっきりしたられいむじんじゃうよおおお!!!!で、でもずっぎりじだいいい!!!!」 『だからすっきりしたらいいじゃないか、そのままじゃすっきりできないぞ~。  ほれ!』  バイブの威力を上げてやった。 『ほれほれ我慢する事ないぞ、YOUヤっちゃいなヨ!』  にとりはモニターの前で親指を立ててをバイブを最大にした。 「うあああ!!でででで、でいむうううう!!!!  ずっずっぎり"い"い"い"い"い"!!!!!」  それまで放心していた母霊夢は股間にドリルを構えて突進してくるサイボーグ魔理沙に驚き、 動かない身体を無理矢理動かして逃げようとする。 「いやだよ!まりさとはもうゆっくりできないしすっきりしたくないよ!」  しかし、タダでさえ怪我をしている母霊夢に本能に支配されたサイボーグ魔理沙は振り払えるはずも無く、 取り押さえられて後ろに憑かれてしまった。  そして、発情したアリス種以上の勢いで母霊夢を後ろからドリルで突き刺す。異常に高められた性欲はすっきりする事しか頭に無い。 「うぎゃあああああ!!いっいだいいい!!ゆっゆっぐりやめでねえええええ!!!」 「ずっぎりずっぎりいいいい!!!」  何度も何度も、母霊夢が動かなくなっても魔理沙は後頭部にドリルを突き立て 、餅皮や餡子を飛び散らせながら苦悶の表情で息絶えるが、 それでも魔理沙は止めずに全ての餡子が飛び散って皮だけになった母霊夢をドリルで削っていた。 『んじゃそろそろかな?』  にとりが端末を操作すると、バイブは止まり、身体の冷却装置で急に性感は引いていき 、落ち着きを取り戻した魔理沙は辺りを見回して自分のやった事を思い出す。  一メートル四方に飛び散った愛する者の餡子とズタズタになったその成れの果てとその上にいる放心した自分。 食べたのはともかくとしても、最後のは自分のやった事だった。 「う、ああああ…ゆっく…ああああれい…あかちゃ…あああ…」 『アハハハハ、傑作傑作、自らの家族を食い散らかして、最後は死姦。  まりさはうれしくなるとついヤっちゃうんだ!って所かな?  ちょっとした怪奇事件だね。文さんに売ったら喜びそうな映像が取れたよ。』  魔理沙に母霊夢の残骸も綺麗に食べさせた後、部屋に来たにとりは魔理沙の前にしゃがんだ。 「死んじゃいたい?」  コクコクと頷く魔理沙。 「だーめ、貴方は私の作品なんだから勿体無くて殺すわけないだろう?  ちなみに今までのは全部記録してあるから何度でも追体験させてあげるよ。」  手元に持ってきた端末を操作してやると全身を震わせて口から餡子を吐き出した。 今魔理沙の目にはさっきまでの体験の映像が、口には子供の味が、全身には自らの愛する母霊夢を自らの判断で殺した感触が、 全て同じように反復されていた。  いくら物忘れの激しいゆっくりでもこれでは絶対に忘れられず、そのショックをいつでも何度も追体験する。 「ゆぎゃっ!」  唐突に魔理沙の全身に電気が走った。 「精神を閉じようとしてもダーメ。中の制御チップが感知してショックで起こすから無理な話さ。」  その後しばらく元気ショックを受け続ける魔理沙を後に、にとりは部屋を出て久しぶりに晴れた気分で、 注文されていた機械の組み立て作業を再開した。  あれからにとりに楽しみが増えた。  ストレスが溜まったときはゆっくりの群れの近くにサイボーグ魔理沙を放して後は遠隔操作で遊ぶ。  制御チップの所為で気を狂わす事も出来ない魔理沙はその度にその体験をさせられて、記録のストックを増やしては、たまにバリエーションを付けて追体験させられた。  死ぬ事も精神を閉ざす事も気を狂わすことも出来ない、そんな無限地獄は終わらない。

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