Piano Roll (MAM) モード

MAMモード

これがMusic Animation Machine の基本になる表示モードです。左右方向は時間軸(中央から左が過去、中央から右が未来)、上下方向は音程(上にいくほど高くなる)を表わしています。MAMモードでは様々なカスタマイズが可能です。

 

  • note(音の棒)の横幅-------上下キーで変更
  • noteの色-------パートごと(楽器やトラックにそれぞれの色を設定)か、ピッチクラスごとか(ドの色、レの色など。詳しくはwww.musanim.com/mam/pfifth.htmを参照)。
    【関連項目 →メニュー項目
  • パートごとの色設定-------noteを右クリックして “adjust color” を選択。
  • “pitch class(ピッチクラス)ごとの色分け”のときにどの音をtonic(home key)にするかを設定-------noteを右クリックして“Set as tonic”を選択。→そのnoteが青くなる。
  • 背景色-------「メニュー > View > Invert light/dark」を選択。(白い紙にプリントアウトしたい時には便利です)
    【補足:背景を右クリックで色設定メニューが出ます。】
  • noteの開始位置を表示-------「メニュー> View > Note start lines」を選択。

 


 【色変更に関する補足】

  • 「色分け方法」の選択にしたがって同一色に設定されているnote(音の棒)がすべて変更される。(“partごとの色分け”なら同一パートの色を一斉変更、“pitch classごとの色分け”なら同一ピッチクラスのnoteを一斉変更。)
  • 各noteには「普段の色」と「鳴っているときの色」があるので注意。
  • たまに選択したnoteとは別のnoteが選択されているときがあるので注意。
  • 音がかさなっている場合、長さが違えば縞模様で両方の色が表示されるけれど、だいたいはどちらか一方の音の色だけが表示されることになる。MIDIアニメなどで色そのものを見せたいときには調整が必要。
  • “partごとの色分け”モードで変更された色は、その曲の色設定としてmamxファイルに保存される。
  • “pitch classごとの色分け”モードで変更された色は、discard(=保存せずに廃棄)してもMAMplayer内部の色が変更されてしまうので注意が必要。変更したらずっとその色。
  • “pitch classごと”というのは簡単にいうと「ドレミファソラシド+各黒鍵」ごとという意味です。この色を変更するときには、1オクターブ分の全音階を入力したMIDIデータを用意すると設定が楽。ついでに、「tonic」に指定というのは「どれをドの音にするか」というようなことです(おおざっぱな説明ですみません)。
  • このpianoroll(MAMモード)で設定された色が、その他すべての表示モードでも適用される。
  • 背景色を変更するとたまにnoteの色設定がおかしくなったりすることがあるので注意(通常色と鳴っている時の色が入れ替わったり)。原因判明。背景色がdarkのとき→鳴っているときの色、背景色がlightのとき→普段の色になるらしい。
  • 背景色変更後の dark / ligh tは背景色として選んだ色の「濃い/薄い」になるもよう。赤&緑など、全く別系統の色を指定することはできない。

 

 【どーでもいい補足というかトリビア】
このソフト開発の直接のきっかけになったのは、30年以上前に作者さんが
「手描き」したピアノロール譜面だそうです。作者さんは幅約9cm、長さ約6mのそれを床にひろげて、歩きながら現在位置を指さしていったそうです。

 

最終更新:2007年12月04日 05:26
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